
カポックがひょろひょろして弱々しい姿になってしまった…。ボリュームのある姿に仕立て直したいけどやり方が分からない…。
こういったお悩みにお答えします。

この記事を読めば、
- カポックがひょろひょろになってしまう理由
- ひょろひょろのカポックの仕立て直し方
が分かるよ!
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カポックがひょろひょろになる理由とは?
それでは、カポックがひょろひょろになる主な理由と対処法までみていきましょう。
カポックがひょろひょろになる理由①生育期の日光不足
カポックは丈夫な観葉植物ですが、枯れないことと丈夫に育つことは別です。
日光不足が続くことで茎ばかりが日光を求めてひょろひょろと間延びします。これを「徒長(とちょう)」といいます。

徒長したカポックは見た目がひょろひょろと弱々しくなるだけじゃない。株自体の体力が低下することで、ちょっとしたストレスにも弱くなりダメージを受けやすくもなるんだ。
日光不足でひょろひょろになったカポックはどうすべき?
徒長によってひょろひょろになった部分を元に戻すことは出来ません。
ただし、適期にカットすることで形を整えることができます。
また、カットした茎を使って発根させ育て直すこともできますよ。これを「挿し木(さしき)」といいます。
あわせて読みたい「カポックを挿し木で増やす方法を分かりやすく解説します!」
カポックがひょろひょろになる理由②根詰まりにより下葉が落ちている
カポックはメジャーな観葉植物の中でもかなり根詰まりを起こしやすいです。
2年以上植え替えていないという場合は鉢底を覗いてみましょう。もし、鉢底から根っこがはみ出ていたら根詰まりしているサインです。

根詰まりすると、下葉が落ちたり葉が変色して見た目が悪くなってきます。
葉が落ちることで、茎が目立つようになってひょろひょろな見た目に見えることもあります。
また、「水やりしても水分がなかなか土に浸透していかなくなった」という場合も、根詰まりしている可能性が高いです。

カポックの鉢底から根っこがはみ出ていたらどうすべき?
カポックの鉢底から根っこがはみ出ている場合、そのままだと株が弱ってしまいます。
春から秋にかけての暖かい時期にひとまわり大きな鉢に植え替えましょう。

ただ、冬場の植え替えは避けて。寒さで株が弱ってしまう恐れがあるからだよ。本来、カポックは暖かい地域に自生する植物なんだ。
あわせて読みたい「日光なしでも観葉植物は育つ?日光がなくても枯れずに長持ちするグリーンも」
カポックがひょろひょろになった時の対処法は?
カポックがひょろひょろになった場合、適期に切り戻すことで樹形を整えることができます。
カポックがひょろひょろになったら適期に切り戻して樹形を整える
カポックがひょろひょろになって樹形が乱れた場合、適期に切り戻すことで樹形を整えられます。

カポックを切り戻すのに適しているのは春~秋の暖かい時期。ただし、大胆に切り戻すなら生育がさかんな夏までには済ませておくのが良いよ。
5月~6月頃、ひょろひょろに伸びてしまった茎をカットします
ひょろひょろに伸びてしまった茎や枝を清潔な剪定はさみでカットしましょう。
適期に切り戻せばカットした枝を挿し木で増やすのも簡単です。
葉が大幅に減った場合は水のやり過ぎに注意する
葉を大幅に減らした場合はカット前よりも土が乾きにくくなります。
水やりは「〇日に1回」などと決めず、土が乾いているのを確認してからおこなってください。
約1か月ほどで新しい葉が出てきます
カット後は直射日光を避けた明るく風通しの良い場所で管理します。
1ヶ月ほどで新芽がでてくるはずです。半年もすれば再びボリュームのある姿に生長するでしょう。

カポックがひょろひょろに伸びてしまう主な原因は日光不足。室内なら南~東向きの窓際に飾ると日当たり、風通しが確保できるよ。気温が許す限りは屋外で管理するのも◎。カポックは暑さ・寒さともに強い!
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ひょろひょろのカポックを整えるなら、適期は生育がさかんになり始める春
カット後、新芽が出ずにそのまま弱ってしまうのでは…と不安に思われる方も多いのではないでしょうか?
切り戻し剪定による失敗を防ぐ最大のポイントは「適期におこなう」こと。これに尽きます。
大胆にカットするのは5月~6月頃までに済ませるのがベスト
カポックのカット適期は春から秋の暖かい時期ですね。
しかし、さらに失敗を防ぎスムーズな経過を望むなら、生長がさかんになり始める春がベストです。
気温が暖かくなり始める春先にカットすることで、秋までの間により多くの生育期間を確保することができます。
特に、カットしたカポックの枝を挿し木で育て直す場合、秋までの間により多くの根を張らせることで冬越しに備えることができるのですね。
冬場のカットは基本NG。大胆に形を整えるなら秋も避けた方がベター
逆に、秋から冬にかけての思い切ったカットは避けた方が無難です。理由は寒さにより生育が緩慢になっているから。
カット後、そのまま株が弱ってしまうことを防ぐためにも、カポックの思い切ったカットは春~夏(真夏になる前まで)に済ませましょう。
あわせて読みたい「カポックを冬越しさせる3つのポイントとは?【徹底解説】」
カット後は水のやり過ぎに要注意
カット後は葉数が大幅に減ります。そのため、葉からの蒸散も減るため水のやり過ぎによる根腐れに気を付けましょう。
カット前よりも気持ち乾かし気味に管理することで水のやり過ぎによる失敗を防ぐことができます。

土がしっかり乾いたのを確認してから水やりしてね。土が7日以上湿ったままだと根腐れを起こしやすくなるよ。土は水はけの良いものを。
あわせて読みたい「カポックが大きくなりすぎた時の対処方法とは?」
まとめ

今回は、カポックがひょろひょろになる理由と対処法をくわしくご紹介しました。
カポックがひょろひょろになる理由と対処法
・生育期の日光不足
…特に、春から秋にかけて日光が不足すると茎が縦ばかりに伸びて間延びしやすい
・根詰まりによって下葉が落ちて茎が目立っている可能性もある
…2年以上植え替えいていない場合は根詰まりしている可能性が高い
カポックを育てている人におすすめの便利アイテム
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