カポックの色が薄い理由は?原因と対処法

色が薄いカポック カポック(シェフレラ)

手のひらを広げたような鮮やかな緑色の葉が特徴的なカポック。よく葉が茂り、暑さにも寒さにも強く、園芸初心者でも非常に育てやすい丈夫な観葉植物ですね。

そんなカポックですが、近頃なんとなく緑色が薄い症状にお悩みではありませんか?

そこで今回は、カポックの色が薄いときの主な原因と対処法をくわしくご紹介します。

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カポックの色が薄い理由は?原因と対処法

根詰まりで葉色が薄くなったカポック
鉢の中が根でいっぱいになっていませんか?

それでは、カポックの葉の緑色が薄いときに考えられる原因と対処法をみていきましょう。

カポックの色が薄い理由①根詰まり

カポックは春から秋にかけて非常によく育ちます。そのため、2年以上植え替えていない場合はまず根詰まりしていないか確認してみましょう。

根詰まりしていると、根がスムーズに水分や養分を取り込むことが出来ません。その結果、葉の色が悪くなったり黄色っぽくなってきたりすることが多いです。

下写真は購入して一年以上植え替えないままでいたカポックの鉢底です。鉢穴からたくさんの根が苦しそうにはみ出ています。(下写真)

根詰まりしたカポック

このくらい根詰まりしていると、株の下あたりの葉が黄色っぽく変色したり、緑が薄くなる症状が現れているはずです。

また、新しい葉がうまく開かなかったり、茶色の点々模様が出てきたりと葉の色味や形が悪くなります。

下写真は、上写真の根詰まりを起こしたカポックの株です。下葉が薄くなって色味が悪くなっているのが分かりますね。

根詰まりによって葉の色が薄いカポック

このような症状が見られたら、まずは鉢底を確認して根がはみ出ていないか見てみましょう。また、鉢底から根がでていなくても根詰まりしていることもあります。

手っ取り早いのは、一度、鉢から株を取り出して見ることでしょう。鉢からなかなか株が取り出せないという場合は、根詰まりによって鉢内が根でびっしり詰まっている可能性が高いです。

カポックの植え替え

根詰まりしていない場合はそのまま鉢に株をそっと戻して他の原因も考えましょう。

カポックの植え替えに適しているのは春から秋の暖かい時期です。寒さの厳しい時期は株に大きなダメージを与えることになるため、できるだけ避けましょう。

あわせて読みたい「カポック 植え替え方法と管理のコツ3つ!」はこちら

カポックの色が薄い理由②寒さ

暑さにも寒さにも強くとっても丈夫なカポック。関東より以西では屋外に放置されているカポックもよく見かけます。

下写真は冬場、外に出したままになっているカポックの鉢植えです。色が薄いのが分かるかと思います。

冬場のカポック
最低気温が5度以下になる冬場に屋外に置かれたままのカポック

カポックが耐えられる寒さは5度程度までといわれますが、上写真の撮影時の気温は最高気温が10度前後、最低気温が0度前後の時期です。

水を控えることで樹液濃度が高まり、外で冬越ししているカポックも多いです。ただ、葉の色は緑から薄緑~黄色っぽくなっています。

寒くなると色が薄くなるのはなぜ?

気温が下がり日照時間も減ることで、光合成で生成する養分の量が減り、その結果、葉の色が薄くなるといわれています。

カポックは強いため、上写真のように枯れないギリギリの寒さで冬を越すこともできますが、葉の色を鮮やかな緑色に保ちたい場合は暖かい室内で冬越しするのがよいでしょう。

また、室内で管理している場合でも窓際は朝晩に急激に冷え込むことも多いです。特に、戸建ての場合は朝晩に冷え込みやすいので夜になったら窓から1~2m離してあげると寒さ対策になります。

素焼き鉢に植えたカポック
床に直接置くと冷気で弱りやすいため鉢スタンドや小さな棚の上に置くのも寒さ対策になる

カポックの色が薄い理由③肥料不足

あくまで根詰まりしていないことが前提ですが、肥料不足もカポックの色が薄くなる原因の一つと考えられます。

根詰まりしている場合、鉢内が根でいっぱいになり、うまく水分や養分を吸収できない状態に陥っています。

この状態で肥料を与えた場合、吸いきれずに残った水分や養分によって根が傷み「根腐れ」を引き起こすこともあります。

そのため、肥料を与える場合は「鉢底から根がはみ出ていないか」「2年以上植え替えていない」などを再度、確認してください。

根詰まりしたカポックの植え替え
カポックの植え替えにおすすめなのは生育が旺盛になる少し前の春!

カポックに肥料を与えるのは春から秋の暖かい時期!

カポックが根詰まりしていないことを確認できたら、肥料を与えてみることも検討しましょう。カポックの肥料を与えるのは春から秋にかけての暖かい時期です。最高気温が15度以上になるくらいが目安でしょう。

筆者のおすすめはホームセンターで手軽に購入できるハイポネックスです。(下写真)

ハイポネックス

水で約500倍に薄めて2週間に1回程度、水やりとして与えます。効果がしっかりと実感できるのでおすすめですよ。

鉢花の場合は花付きがよくなったり、観葉植物の場合は葉の色つやがよくなったりと、目に見える効果が実感しやすいのがおススメの理由です。

薄めたハイポネックスを与える

カポックは春から秋の暖かい時期に生長します。冬場は生育が緩慢になるため肥料は不要です。

不要な肥料を与えていると、根が傷んで根腐れに発展したり、肥料焼けを起こして葉が傷んだりもしやすいので、それぞれの肥料に記載された用法・用量を守って使用しましょう。

 

 

まとめ

かわいいカポック

今回はカポックの色が薄い理由と対処法について詳しくご紹介しました。

カポックの色が薄いときにまず一番に確認すべきは「根詰まりしていないか」です。根詰まりしていると生育に影響を及ぼすだけでなく、水やりや肥料によって根が傷んでそのまま根腐れを引き起こす可能性もあるからです。

あくまで筆者の場合ですが、カポックはメジャーな観葉植物の中でもトップクラスで根詰まりを起こしやすいです。とにかく生長が早い!育て甲斐のある観葉植物です!

暖かいうちに植え替えを済ませ、あとはできるだけ風通しのよい明るい場所に置いて様子をみます。乾燥にも強いため、水やりは土が乾いてからで十分ですよ。

冬場は土が乾いてさらに3日ほどしてから水を与えると耐寒性を高めて根腐れを防ぐこともできます。

初心者でも簡単に育てられて見た目もかわいいカポック。色々と試して楽しみながら育ててみてくださいね。

クリーム色の斑入りカポック
クリーム色の模様がかわいい斑入りのカポックは夏場の直射日光に注意!

※ちなみに、黄色い斑入りのカポックは夏場の直射日光で葉焼けを起こしやすいのでご注意くださいね。(上写真)

カポックの色が薄い理由と対処法

・根詰まり
⇒春から秋の暖かい時期にひとまわり大きめの鉢に植え替える

・寒さ
⇒美しい緑色の葉を保ちたい場合は5度以下の寒さは避ける

・肥料不足
⇒根詰まりしていないことを確認した上で春から秋の生育期に適量与えるのもよい

※他にも、室内からいきなり屋外の直射日光に当てると葉色が薄くなって傷む「葉焼け」を起こしやすい。場所を移動する場合は少しずつ日光に慣らすことで葉焼けを防げる。
ただし、30度以上の高温期は葉焼けしやすいため、半日陰へ移動させるか遮光ネットを利用するなどして対策することも検討。

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この記事を書いた人
komame083

農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほどの植物を管理。他人は変えられない。しかし、植物は手をかけた分だけ答えてくれると信じている。

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