ツヤのある濃いグリーンの葉がインテリアグリーンとしても人気のコーヒーの木。
幼木であれば耐陰性があるため、室内でも育てられます。
順調に育っていたはずのコーヒーの木。「葉が落ちるようになってしまった」ということもあるかもしれません。
そこで今回は、コーヒーの木の葉が落ちる主な原因と対処法をくわしくご紹介します。
コーヒーの木の葉が落ちる原因は?対処法も

それでは、コーヒーの木の葉が落ちる主な原因と対処法をみていきましょう。
コーヒーの木の葉が落ちる主な原因①寒さ
コーヒーの木がもっとも苦手とするのが冬の寒さです。
特に10度以下の寒さに当てることで、徐々に葉の色ツヤが悪くなり、葉が落ちることも増えてきます。
コーヒーの木を丈夫に冬越しさせたいのであれば、できれば15度程度は保ちたいところです。
また、コーヒーの木は日光を好むため冬でもできるだけ日当たりの良い場所に置きます。ただし、窓際の冷え込みには要注意。
窓際は朝晩に急激に冷え込むため、夜になったら窓から1~2mほど離してあげます。できればお部屋の中心近くに置いて寒さを防ぎます。
あわせて読みたい「コーヒーの木 冬の管理方法【冬越し3つのコツ!】」はこちら

コーヒーの木が寒さで葉が落ちる場合の対処法
・できれば15度ほど保ち寒さに当てない
・室内であっても窓際の冷え込みに気を付ける
・水やりは控え目にして耐寒性を高める
コーヒーの木の葉が落ちる主な原因②水のやり過ぎ
コーヒーの木は水のやり過ぎによる根腐れで葉を落とすこともあります。
コーヒーの木の水やりは「土が乾いてから」が基本です。
しかし、生長が緩慢になる冬場はやや控えめに水やりすることで耐寒性を高め、根腐れや根の冷えによるダメージを防ぐことができます。
コーヒーの木 水やりの目安 ・春から秋(最高気温15度以上) ⇒土が乾いてからたっぷりと与える ・冬(最高気温15度以下) ⇒土が乾いて2、3日してから土全体が湿る程度に与える あわせて読みたい「観葉植物 冬の水やりの方法!【管理のコツ3つと失敗例も】」はこちら
水やりのタイミングを教えてくれるアイテムも
「できれば枯らしたくない」「水やりのタイミングがいまいち分からない」
水やりのタイミングが分かりにくく、根の冷えや根腐れによって植物を枯らしやすくなるのが冬場です。
そのようなときに活躍するのが水やりチェッカー。土中のPF値を測定し、最適な水やりのタイミングを色で教えてくれる便利アイテムです。

コーヒーの木の葉が落ちる主な原因③根詰まり

コーヒーの木は春から秋にかけての暖かい時期によく育ちます。そのため、2年以上植え替えないままでいると鉢内が根でいっぱいになる「根詰まり」を起こしやすいです。
根詰まりしたコーヒーの木は、根からうまく水分や養分を吸収できず、葉を落したり、株自体が弱ったりします。
少なくとも2年に一回、生長期初期にあたる5月・6月頃の植え替えが望ましいです。
コーヒーの木 植え替えのサイン【目安】
・鉢底から根がはみ出ている
・水やり後、水分がなかなか土に浸み込んでいかない
・葉が落ちる、葉が変形する、葉の色つやがよくない等
・土表面から根が見える

あわせて読みたい「コーヒーの木 ダイソー100円の植物を大きくする方法!」はこちら
まとめ
今回は、コーヒーの木の葉が落ちる原因と対処法をご紹介しました。
コーヒーの木は暖かく日当たりの良い場所を好みます。そのため、寒さには十分に気を付けなければなりませんね。
水やりは土が乾いてからが基本です。
どれにも当てはまらないという場合は、直射日光が当たっていないかも確認してみてください。
コーヒーの木は葉焼けしやすいため、夏場の強光は避けて半日陰で管理するのがおすすめです。
今回の記事をご参考に、ぜひ、コーヒーの木の管理方法を見直してみてくださいね。
あわせて読みたい「コーヒーの木が枯れる主な原因と育て方のコツ3つ!」はこちら
コーヒーの木の葉が落ちる主な原因と対処法
・寒さ
⇒元気な状態で冬越しさせるためには15度以上は保つのが理想的
(5度~10度ほどでも越冬するが葉が落ちることが多い)
・水のやり過ぎ
⇒春から秋にかけては土が乾いたらたっぷりと。冬場は土が乾いて2~3日ほどしてから与える。
・根詰まり
⇒最低でも2年に1回は植え替え根詰まりを防ぐ(冬場の植え替えは避ける)
※その他、高温期の直射日光で葉焼けを起こしやすいため注意が必要である
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