ガジュマルの育て方を初心者でも分かりやすく解説します!

こんもり育てたガジュマル ガジュマル

ユニークな幹が可愛いガジュマル。見た目の面白さと育てやすさから、初心者の方でも育てやすい人気の観葉植物です。

今回はそんなガジュマルの育て方を初心者の方でも分かりやすく解説します。

沖縄では「精霊が宿る木」として愛されているガジュマル。幸せをもたらす「多幸の木」としても知られ、贈り物としても人気だよ。

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ガジュマルの育て方を初心者でも分かりやすく解説します!

観葉植物として人気のガジュマルですが、本来は沖縄や奄美大島、東南アジア、台湾などに自生する熱帯性の植物です。

沖縄のガジュマル樹齢300年といわれるガジュマル(沖縄県・名護市)

そのため、ガジュマルは一年を通して暖かく湿った風通しのよい環境を好みます。

ガジュマルの育て方・水やり

ガジュマル受け皿に溜まった水を放置していると、コバエや根腐れの原因になることも。こまめに捨てよう!

ガジュマルの水やりは「土が乾いてからたっぷりと」が基本です。ですが、寒さによって生育が緩慢になる冬は、土を乾かし気味にする必要があります。

湿った空気を好むガジュマルですが、根が蒸れるのは苦手です。

ガジュマルの水やり(春~秋)

  • 土が乾いたタイミングで鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷりと与える
  • 受け皿に溜まった水はこまめに捨てる
  • ときどき葉水(はみず)をして空中湿度を保つ

※葉水(はみず)とは?…霧吹きで葉の表や裏に水分を吹きかけるお手入れ。熱帯性の植物は葉からも水分を吸収する能力が高いといわれる。

ガジュマルの水やり(冬)

  • 土が乾いてさらに3~4日してから、30度程度の常温の水を土全体が湿る程度に与える。できるだけ暖かい午前中までに済ませる。
  • 水やり後は風通しのよい場所に置き、極端な寒さに当たらないよう注意する。
  • 空気が乾燥しやすいためこまめな葉水で空中湿度を保つ。ただし、夜間の葉水は葉を冷やす恐れがあるため避ける(念のため)。

土が乾かないうちに次から次へと水を与えていると、根が呼吸できずに傷んで腐る「根腐れ」を起こすんだね。

あわせて読みたい「ガジュマルの幹がぶよぶよになる原因は?復活は難しい?」

ガジュマルの育て方・置き場所

室内に置いたガジュマル

寒さに強く育てやすいガジュマルですが、本来は日当たりの良い暖かな場所を好みます。生育適温は20度以上です。

ガジュマルは暖かく風通しのよい場所を好みます。20度以上なら屋外の半日陰に置くと生育がよくなりますよ。

ただし、屋外の場合は直射日光により葉焼けを起こすこともあるので注意してください。真夏は日陰へ移動しておくと安心です。

ガジュマル

暑さには強いガジュマルですが、寒さにはあまり強くありません。耐えられるのは5度程度まで。とはいえ、室内管理であれば問題はないでしょう。

冬は朝晩の窓際の冷え込みに気を付けます。夜になったら窓から最低1~2m離してやると寒さ対策になります。

ガジュマルの置き場所(春~秋)

  • 室内なら南向きの窓際、風通しのよい場所が最適
  • 天気予報をチェックして最低気温が15度以上なら屋外の日陰~半日陰に置くと生育がよくなる
  • 真夏は葉焼けに注意。屋外の場合は直射日光を避けた半日陰~日陰へ移動

ガジュマルの置き場所(冬)

  • 真冬は窓際の冷え込みに注意。特に高さ30cm以下の小さな個体は急激な冷え込みに注意。夜になったら窓から1~2m離す。朝になったら元の場所へ。

もちろん、ガジュマルをインテリアとして購入したなら置きたい場所に置くのもいい。でも、ガジュマルは植物だから生きているよ。長く育てていきたいなら南向きの窓際に置くのがおすすめ。

あわせて読みたい「ガジュマルに直射日光を当てても大丈夫?最適な置き場所とは」

ガジュマルの育て方・植え替え

鉢から取り出したガジュマル

ガジュマルの植え替えは、春から秋にかけての暖かい時期におこないます。天気予報をチェックし、最低気温が20度以上の時期がよいでしょう。

2年以上植え替えていない場合や、鉢底から根がはみ出ている場合、ひとまわり大きめの鉢に植え替えましょう。

ただし、植え替えは植物にとって大きな負担となります。人にとっての手術のようなものですね。

最低気温が15度以下となる秋~冬は、植え替え後にそのまま弱ってしまうこともあるため植え替えは避けた方がよいでしょう。

ガジュマルの植え替え中

春~秋の場合(15度以上が目安)

  • ひとまわり大きめの鉢を用意。水はけのよい土に植え付ける
  • 根詰まりを起こしていない場合は同じサイズの鉢でok

秋~冬の場合(15度以下が目安)

  • 寒い時期の植え替えは原則おこなわない
  • やむを得ない場合(詰まりして株が明らかに弱っている等)は、根鉢を崩さずにひとまわり大きめの鉢に手早く植え替える

根鉢(ねばち)とは、土と根っこの塊のことだよ。春から秋の暖かい時期なら根鉢を崩し、古い土や傷んだ根っこを取り除こう。ただし、やむを得ず冬に植え替える場合は根鉢は崩さずそのままで。できるだけダメージを与えずに素早く作業を済ませよう。

あわせて読みたい「ガジュマルの植え替え後に気を付けるべき3つのこととは?」

ガジュマルの育て方・肥料

ガジュマルの肥料は、生育がさかんな春から秋にかけての暖かい時期に与えます。肥料を適切に与えることで、葉の色つやが良くなり株が丈夫に育ちます。

ただし、生長が緩慢になる冬場は肥料は基本不要です。必要以上に肥料を与えることで、逆に根が傷んで「肥料焼け」を起こすこともあります。

肥料焼け

※肥料焼けとは?…肥料の与えすぎや適期以外の施肥により、根が傷んで葉がしおれたり傷んで弱ってしまうトラブル

あわせて読みたい「ガジュマルの葉が増えないときにすべき3ステップ!」

春~秋の場合(15度以上が目安)

  • 10日に1回程度、水で薄めた液体肥料(ハイポネックス等)を水やりと同時に与える
  • 植え替え時に元肥(マグアンプk等)を土に混ぜ込んでおく
  • 土の表面に置くタイプの置き肥(プロミック等)を使用するのも手軽

水に薄めたハイポネックス

秋~冬の場合(15度以下が目安)

  • 基本、不要である

肥料と活力剤は似て非なるもの。肥料と活力剤違いについてはこちらの記事も読んでみてね。

あわせて読みたい「肥料と活力剤の違いとは?観葉植物に適した使い方を徹底解説!」

ガジュマルの育て方・病害虫

ガジュマルは病害虫が湧きにくい植物です。

ただ、風通しの悪い場所に置いていたり、空気が乾燥した暖かい場所に置いていると、カイガラムシやハダニなどの害虫が付くことがあります。

  • ガジュマルの葉や茎がベタベタする・白い粉が付着➡カイガラムシの可能性
  • ガジュマルの葉や茎に蜘蛛の巣のようなものが付着➡ハダニの可能性

あわせて読みたい「ガジュマルにコバエが湧く原因とコバエが湧いた時の対処方法!」

害虫を放置していると、株自体を枯らす原因になることも…

カイガラムシのついた葉

カイガラムシやハダニなどの害虫がガジュマルに付くと、吸汁によって葉の色がまばらになります。

変色した部分は光合成がおこなえなくなるため、害虫被害が拡がることで株自体をも枯らす原因になります。

ハダニが付いたクワズイモの葉

最悪、他の植物にまで被害が拡大したり、害虫がまき散らす排泄物によって病気を招くことも。

害虫は見つけ次第取り除くことが大切です。その際、触りたくないからといって、霧吹きで水を吹きかけたくらいでは取り除けないことが多いです。

あわせて読みたい「ガジュマルの葉が黄色くなる原因とは?黄色くなっている部位を確認」

コナカイガラムシ

特にカイガラムシは口針を植物に差し込み、葉や茎に張り付くようにして寄生しています。綿棒や歯ブラシなどで確実にこそげ落してください。

カイガラムシ

「多すぎて取り切れない」「取っても取っても再発する」などという場合、殺虫剤の使用も検討してみよう。効果が長く持続するものがおすすめ。

あわせて読みたい「ガジュマル 元気がないときの原因と対処方法【多幸の木】」

 

ガジュマルを育てる時にあると便利なアイテムはこれ

ガジュマルを長く育てていきたい方におすすめの便利アイテムがあります。それが、キャビノチェ|Cabinotier サスティーです。

サスティー

土に差しておくだけで土の乾き具合を測定、最適な水やりのタイミングを教えてくれる

ガジュマルを枯らしてしまう原因として初心者さんに多いのが「水のやり過ぎによる根腐れ」です。

葉と同じように根っこも呼吸しています。土が乾かないうちに、次から次へと水を与えていると、根が呼吸できずに傷み腐ってしまうのです。

とはいえ、土の乾き具合をいちいち確認するのは面倒。また、表面は乾いていても中はまだ湿っていることもあります。

そんなときにキャビノチェ|Cabinotier サスティー を土に差しておけば、最適な水やりのタイミングを色で知ることができます。

サスティー土の乾き具合が一目瞭然に!水のやり過ぎによる根腐れ、水のやり忘れによる枯死を防ぐことができます

水やりチェッカーを使用したガジュマルの水やり方法【目安】

  • 春~秋(最低気温が15度以上)…チェッカーが「白」になったタイミングでたっぷりと水を与える(鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと)
  • 秋~冬(最低気温が15度以下)…チェッカーが「白」になって、さらに3~4日してから30度程度の常温の水を与える。土全体が湿る程度。時間帯は午前中。できるだけ暖かい日・午前中までの暖かい時間帯に済ませるのがポイント。

中芯を交換すれば繰り返し使うことができます。交換の目安は半年。水やり後、10分ほどしても色が変わらなくなったら交換時期です。

サスティーのレフィル交換

あわせて読みたい「ガジュマル 冬の育て方のコツ5つを徹底解説します!」

 

まとめ

切り戻しから半年経過したガジュマル

ということで、今回はガジュマルの育て方を初心者の方でも分かりやすくご紹介しました。

暑さ、寒さに比較的強く丈夫なガジュマルは、丈夫で育てやすく初心者さんにもおすすめのインドアグリーンといえるでしょう。

ただ、初心者がしがちなのが「水のやり過ぎ」です。ガジュマルは湿った空気を好むものの、根が常に蒸れているととたんに弱ってしまうことも多いです。

また、日光が不足すると葉と葉の間隔が伸びてひょろひょろした姿になってしまうことも。

徒長したガジュマル

できるだけ自生地に近い環境を用意してあげることで、こんもりとしたフォルムの可愛らしい姿を保つことができますよ。

ガジュマルの仕立て直し

※ちなみに、ガジュマルがひょろひょろに伸びてしまった場合の対処法についてはこちらの記事もご覧ください。

ガジュマルのその他記事

「ガジュマルをこんもりさせる方法 スカスカの樹形はどうすべき?」

「ガジュマルが徒長(とちょう)する原因と対処方法を解説!」

「ガジュマルの簡単な増やし方を分かりやすく解説します!」

「ガジュマルを盆栽風にする簡単な方法を解説します!」

「ガジュマルの葉が垂れるのはなぜ?原因と対処法」

ガジュマル観葉植物
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この記事を書いた人
komame083

農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほどの植物を管理。他人は変えられない。しかし、植物は手をかけた分だけ答えてくれると信じている。

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