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ベンジャミンが大きくならない理由とは?大きくならない時の対処法

大きくならないベンジャミン 観葉植物

ベンジャミンがなかなか大きくならない…。大きく育てて室内のシンボルツリーにしたいと思って育てているけど、どうしたら大きく育つの?

今回はベンジャミンに関するこういった疑問にお答えします。

この記事を読めば、

  • ベンジャミンが大きくならない理由
  • ベンジャミンが大きくならない時の対処法
  • 室内でも清潔。大きなベンジャミンが欲しいなら人工観葉もおすすめな理由

が分かるよ!

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ベンジャミンが大きくならない理由

ベンジャミンを室内で育てている場合、大きく育たない理由には以下のようなものが挙げられます。

ベンジャミンが大きくならない理由①温度不足

くるくるしたベンジャミンバロック

ベンジャミンの生育適温は一般的に20度~25度程度。暖かい場所を好む熱帯性の植物です。

そのため、気温が低いと代謝活動が鈍化し成長に必要なエネルギーや栄養が不足します。

温度が低いと光合成速度が遅くなって栄養合成が制約される。結果、なかなか大きくならないんだね。

ベンジャミンが大きくならない理由②日光不足

ベンジャミン(スタンダード仕立て)

室内で育てられるとはいえ、あまりにも日当たりの悪い場所に置き続けていると十分な光が得られません。

植物は光エネルギーを利用して炭水化物を生成し、根や茎、葉などの成長に必要なエネルギー源となる物質を合成します。

日光不足の場合、光合成が制限されてこれらの物質が不足して成長が遅くなるか停滞します。

日光不足では植物はエネルギーを節約しようとする。その結果、新しい葉や枝を展開することが難しくなってなかなか大きくならないんだね。

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ベンジャミンが大きくならない理由③根詰まり、土の劣化

ベンジャミンの植え替え

鉢の中が根っこでいっぱいになる「根詰まり」。根詰まりを放置していると根同士が絡み合い、酸素の供給が制限されます。

根は酸素を必要としているため、十分な酸素がないと根の健康が損なわれます。

健康な根が確保できないと栄養吸収や水の取り込みがうまくいかず、その分成長が遅くなるのです。

根詰まりの状態では新しい根の成長が制約される。新しい根が発生しにくいと植物全体の成長にも悪影響を及ぼすよ。

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ベンジャミンが大きくならない理由④斑入り品種である

ベタベタするベンジャミン

ベンジャミンには葉に白い模様の入った斑入り品種があります。斑入り品種の葉は通常の緑葉に比べて葉緑素が少ないです。

斑入り品種は白い模様の部分の葉緑素が少ないため、光合成が制約されて成長が遅くなる傾向にあります。

白い模様入りの「スターライト」はベンジャミンの中でも生長がかなりゆっくり。植物にとって斑入り種とは葉緑素の一部が失わている状態。一般的な緑葉の品種に比べると光合成能力が低く成長が遅い傾向。

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ベンジャミンが大きくならない時の対処法は?

大きくならないベンジャミン

ベンジャミンが大きくならない場合、成長を促進するためのいくつかの対処法があります。

ベンジャミンが大きくならない時の対処法①置き場所の見直し

  • 室内なら南~東向きの明るく風通しの良い窓際に置く

ベンジャミンは明るい間接光の下で最も適切に成長します。

直射日光を避けながら、明るい場所に置くことで光合成が活発になり成長が促進されます。

十分な光が届かない場合は「植物育成ledライト」を活用するのもおすすめ。太陽光に似た光を照射することで日光不足をサポートするよ。

育成ライトを当てた多肉植物

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ベンジャミンが大きくならない時の対処法②水やり方法の見直し

  • 水やりは土が乾いてからたっぷりと。ただし、生育が鈍る冬は土が乾いてさらに3日程してから与える

大きくならないからといって、土が乾かないうちに次から次へと水やりしていると根腐れの原因になります。

春から秋の生育期であれば土が乾いたタイミングでたっぷりと。生育が鈍る冬は土が乾いてさらに3日ほど経ってから常温の水を与えます。

水やりチェッカーを使うと管理が楽になるよ。スティック状のチェッカーが最適な水やりのタイミングを色でお知らせしてくれるんだ。

サスティー

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ベンジャミンが大きくならない時の対処法③根詰まりしているなら植え替え

  • 「鉢底から根がはみ出ている」「土に水が浸透するまで時間を要するようになった」「2年以上植え替えていない」等の場合、春~秋の暖かい時期にひとまわり大きめの鉢に植え替える

ベンジャミンを大きくしたいなら、成長に適した鉢と水はけの良い土を選ぶことも重要です。

鉢が小さいと根詰まりが起こりやすくなり、成長が制約されます。適切な大きさの鉢と水はけの良い土を用意してください。

室内向けの土

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ベンジャミンが大きくならない時の対処法④思い切って大きなサイズの株を購入してみる

  • 小さな個体はストレスに弱く初心者には管理が難しい面もある。大きなベンジャミンが欲しいなら思い切って大きめの個体を購入するのもアリ

大きな個体は長い間成長してきたため、根や茎に十分な栄養や水分を蓄えています。

そのため、小さな個体に比べると寒さや環境の変化に比較的強いのが特徴です。

小さな個体はまだ若い段階。成長が進むにつれて根や葉が敏感に反応します。

枯れたベンジャミン

小さな個体は成長段階で大きな個体に比べると脆弱。病害虫に対する抵抗力や耐寒性が低い傾向。大きなベンジャミンが欲しいなら思い切って大きめサイズを購入することも検討してみて。

 

室内でも虫が湧かずに清潔。大きなベンジャミンが欲しいなら人工観葉もおすすめ

大きな観葉植物は金額も張るしすぐ枯らしてしまわないか不安。お手入れも大変だし、なかなか手が出せない…。

室内にシンボルツリーとして大きめのベンジャミンを置きたい。でも、枯れたり虫が湧いたりするのは耐えられない…!

このような方におすすめなのが土も水も使わない「人工観葉(フェイクグリーン)」です。

本物そっくり、超リアルな人工観葉が欲しいなら造花専門店で探してみるのがおすすめ

でも人工観葉って所詮は造花でしょ?安っぽく見えそうで不安…。

このように思われている方も多いかもしれません。が、最近の人工観葉植物は超リアル。

本物そっくりで超リアルな人工観葉が欲しいなら造花専門店で探してみるのがおすすめです。

プレゼントでいただいたフェイクグリーンの花束

造花専門店の人工観葉はその多くが職人の手でひとつひとつ丁寧に仕上げられているよ。色の濃淡や形、サイズが個々に微妙に異なるのが特徴。

光触媒グリーンなら「消臭」「抗菌」などの空気清浄効果を発揮してくれる

さらに、光触媒コーティングが施されているものだと「空気清浄」「消臭」「除菌」などの効果も発揮してくれます。

緑色の濃淡がリアルな人口観葉植物

緑色の濃淡がリアルなこちらの人工観葉。葉の葉脈まで繊細に表現されています。

近くで見ても本物と見間違えてしまうほどリアル。しかも葉の数も多くボリューミー。

緑色の濃淡がリアルな人口観葉植物(枝先の葉)

さらに光触媒加工が施された人工観葉植物であれば、日光や照明光が当たるとことで「抗菌」「有害物質除去」「脱臭」などの効果を発揮します。

見た目も超リアルな上、空気清浄効果も発揮してくれる人工観葉なら一人暮らしの人や虫嫌いの人でも安心だね。

 

ベンジャミンが大きくならない理由とは?大きくならない時の対処法【まとめ】

  • ベンジャミンが大きくならない主な原因は「温度不足」「日光不足」「根詰まり」「斑入り品種」などがある
  • ベンジャミンが大きくならない場合、「置き場所の見直し」「水やり方法の見直し」「根詰まりの解消&土の更新」「思い切っておおきめサイズの個体を購入」などの対処法がある
  • 虫が苦手な人や一人暮らしの場合は土も水も使わない人工観葉もおすすめ
  • 人工観葉の中には空気清浄効果のある「光触媒コーティング済み」のものもある

光を必要としない「無光触媒コーティング済み」の人工観葉もあるよ。窓の無い玄関やトイレなどでも空気清浄効果が得られるのが特徴!

ベンジャミンを育てている方におすすめの便利アイテム

☆★土に挿しておくだけで土の乾き具合を測定。最適な水やりのタイミングを色でお知らせしてくれる「水やりチェッカー」↓↓

☆★土の上に置くだけて超手軽。効果は約2か月。錠剤タイプの肥料↓↓

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☆★日当たりが確保できない場合、太陽光と似た光を発する「植物育成ledライト」を活用するのがおすすめ↓↓

☆★コバエの原因となる堆肥を含まないから室内でも清潔にベンジャミンが育てられる「室内向けの土」↓↓

☆★土に混ぜ込むor撒くだけでベンジャミンに付きやすい害虫を予防↓↓

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☆★鉢底の通気性を確保し根腐れを防ぐ。蒸れを嫌うベンジャミンにおすすめの鉢を浮かせるアイテム「ポットフィート」↓↓

ポットフィート

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