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ウンベラータ ひょろひょろになる原因と対処法

ウンベラータ 観葉植物
この記事は約5分で読めます。

一鉢置くだけで室内をおしゃれな雰囲気にしてくれるインテリアグリーン・ウンベラータ。ハート型の葉が縁起が良いことで贈り物としても人気の観葉植物です。

ただ、育てているうちに何故か「ひょろひょろ」の姿になってはいませんか?

今回は、フィカス・ウンベラータがひょろひょろになる原因と対処法をくわしくご紹介します。

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ボタニカルライター。農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。現在は熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を育成中。主に観葉植物に関するお役立ち情報を発信中!

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ウンベラータ ひょろひょろになる主な原因

まずは、ウンベラータがひょろひょろになる主な原因をご紹介します。

ウンベラータがひょろひょろになる原因①「日光不足」

ウンベラータがひょろひょろに伸びるもっとも大きな原因が日光不足です。実は、ウンベラータはゴムの木の仲間。ゴムの木は非常に日光を好みます。

そのため、ウンベラータも日当たりの良い場所を好みます。日当たりの良くない場所に置き続けることで、幹が縦に細長く伸びる「徒長(とちょう)」を引き起こします。

徒長したウンベラータは日光を求めて、上へ上へと幹を細く伸ばして弱々しい見た目になりがちです。徒長しているウンベラータは葉の色が悪く、垂れ下がってツヤや張りがないのが特徴です。

また、徒長は見た目を劣らせるだけではありません。病害虫やちょっとした環境の変化によるダメージを受けやすくなります。

ウンベラータがひょろひょろになる原因②「根詰まり」

ウンベラータの葉が落ちて、枝だけがひょろひょろとしている場合、根詰まりも考えられる原因の一つです。

ウンベラータは暖かい時期によく根を張り生長します。そのため、植え替えは2~3年に1回程度は行う必要があります。

何年も植え替えないままだと、鉢内が根っこでいっぱいになる「根詰まり」に発展やすいです。

根詰まりを起こしたウンベラータは、うまく水分や養分を吸収できず、徐々に葉を落したり、変色させたりして生長が鈍くなり枝ばかりが目立つひょろひょろとした姿になることも。

また、植え替えは根詰まりを防ぐためだけにおこなうものではありません。

土が劣化して排水性が低下していたり、土内の養分不足により、ウンベラータの生育が鈍くなっている可能性もあります。

根詰まり

「ウンベラータを育て始めてから数年間、一度も植え替えていない」という場合、鉢底をのぞいてみてください。

もし、鉢底から根っこがはみだしていたら、根詰まりによりうまく生長できなくなっている可能性もあります。

上写真くらい根詰まりしている場合、株の下葉が徐々に黄色っぽく変色し、落ちてくるはずです。


ひょろひょろになったウンベラータの対処法

それでは、すでにひょろひょろになったウンベラータの対処法です。

ひょろひょろになったウンベラータの対処法①「日当たりの良い場所に移動」

ウンベラータがひょろひょろになる一番の原因は、日光不足による「徒長」です。そのため、ひょろひょろ状態を改善するには、まず、生育環境を見直す必要があります。

もしも、室内に置きっぱなしであれば、今よりも明るい場所に移動させましょう。

葉焼けに注意!
葉焼け

ただし、室内からいきなり屋外の日当たりの良い場所に移動させるのは避けます。理由は、葉が焼けて茶色く変色する「葉焼け」を起こす可能性があるからです。

ウンベラータを移動させる場合は、

「室内⇒室内の窓際⇒屋外の日陰⇒屋外の半日陰」というように、数日かけて移動します。

葉焼けは見た目を劣らせるだけではなく、株自体をも弱らせかねません。いきなり強光の下に移動させるのは避けましょう。

ひょろひょろになったウンベラータの対処法②「根詰まりしているなら植え替え」

鉢底から根がはみ出ているのは根詰まりのサインです。一回り大きめの鉢に植え替えます。

ウンベラータの植え替え【手順】
  1. 植え替えの適期は春~秋にかけて
  2. 一回り大きな鉢と観葉植物用の土を用意
  3. 株を鉢から取り出す
  4. 古い土と傷んだ根っこを取り除く
  5. 新しい鉢に植えつける
マグアンプkを混ぜ込む

土にはあらかじめ緩効性肥料を混ぜ込んでおくと管理が楽です。規定量を土に混ぜ込み植え付けることで、一年程効果が持続します。また、置き肥に比べてコバエが沸きにくいのでおすすめ。

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ひょろひょろになったウンベラータの対処法③「丸坊主(剪定)」

すでにひょろひょろの株姿になり、「どうにも改善のしようがない…」という場合、すべての枝葉をカットし仕立て直す「丸坊主」という選択肢もあります。

丸坊主とは、その名の通り、すべての枝と葉を切り落とし幹だけにする方法です。

ウンベラータの丸坊主【手順】
  1. 適期は5月~6月頃
  2. 清潔な剪定ハサミですべての枝葉をカット
  3. 風通しの良い半日陰で管理(水やりは土が乾いてから)

あわせて読みたい「虫の心配不要!ウンベラータを楽しむならフェイクグリーンもアリな理由」はこちら

 

まとめ

今回は、ウンベラータがひょろひょろになる原因と対処法についてご紹介しましたがいかがでしたか。

ウンベラータがひょろひょろになる主な原因は「日光不足」ということが分かりました。ひょろひょろになっている場合、置き場所の見直しが必要です。

ただ、すでに徒長によってひょろひょろになった姿を元に戻すということはできません。その場合は、丸坊主によって株姿を仕立て直すこともできます。ただし、丸坊主するには、「株が弱っていない」「適期に行う」ということが前提です。

現状をよく観察し、最適な対処法をみつけてくださいね。

ウンベラータがひょろひょろになる原因
  1. 日光不足←これがもっとも多い原因!
  2. 根詰まり
ひょろひょろになったウンベラータの対処法
  1. 日当たりの良い場所に移動
  2. 根詰まりなら植え替え
  3. 丸坊主で仕立て直し
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この記事を書いた人

ボタニカルライター。農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。現在は熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を育成中。主に観葉植物に関するお役立ち情報を発信中!

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