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オリヅルランが枯れる主な原因3つとは?お手入れのポイントを徹底解説!

オリヅルランの子株 トラブル・不調・復活

ふわっとした株から垂れ下がる可愛い子株が魅力の植物「オリヅルラン」。ぷかぷかと浮かぶ子株はまるで折り鶴のようですね。

丈夫で育てやすいといわれるオリヅルランですが、枯れてしまう理由は一体何なのでしょうか。

今回は、オリヅルランが枯れる理由と育て方のポイント3つをまとめてご紹介します。

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オリヅルランが枯れる主な原因3つとは?

ハイドロカルチャーのオリヅルラン
子株で簡単に増やせるのもオリヅルランの魅力!

まずは、オリヅルランが枯れる主な原因からみていきましょう。

5度以下の寒さ

冬の寒さで傷んだオリヅルラン

オリヅルランの原産地は熱帯アフリカやインドなどです。そのため、寒さに耐えらえるのは5度~6度程度まで。

それ以下になると徐々に葉の色が悪くなり枯れてしまいます。

15度を下回るようになると徐々に生育が緩慢になり、水やりしても土が乾きにくくなってきます。

オリヅルランの耐寒性を高めるためには、低温期の水やりを控え目にするのがポイント!

オリヅルランに葉水

あわせて読みたい「オリヅルラン 冬の管理方法のコツ3つ!【冬越しの方法】」

根詰まり

オリヅルラン

オリヅルランは他の多くの観葉植物の中でも特に根詰まりを起こしやすいという特徴をもちます。

春先に植え替えたとしても、秋には鉢が根でいっぱいになることも少なくありません。

根詰まりしたオリヅルランは水分や養分をスムーズに吸収できず、徐々に弱って枯れることもあるんだ。

特に、オリヅルランの根っこは芋のように太いため、鉢底からなかなか出てこず根詰まりに気付きにくいです。

太い根の中に多くの水分を貯蓄できるようになっているため、乾燥に強いのもオリヅルランの特徴です。

水分を蓄えるための太い根っこ
オリヅルランの根っこはまるで芋のよう

直射日光による葉焼け

オリヅルランは直射日光を当てると葉焼けを起こしやすいです。特に、葉焼けリスクが高いのが夏場の高温期です。

葉焼けした部分は茶色く変色して元には戻らない。葉焼けは見た目を悪くさせるだけでなく、ダメージが広がることで枯れる原因にもなるよ。

葉焼けした箇所は葉緑素が破壊されて光合成ができなくなるため、株自体を弱らせる原因になります。

葉焼けしたオリヅルランの葉
葉焼けしたオリヅルラン

オリヅルランの場合、白い斑の部分が葉焼けにより茶色く焦げやすいです。

とはいえ、日光不足が続くとオリヅルランの魅力である子株がなかなか出てきません。

オリヅルランの好む置き場所は半日陰程度の柔らかい日差しの当たる場所。室内なら南~東向きの窓際がベスト。

あわせて読みたい「枯れない観葉植物が欲しい人へ!絶対枯れない&消臭効果を持つ優秀グリーン」

 

私が実際にオリヅルランを枯らした原因は「根詰まり」と「寒さ」でした

株分け前のオリヅルラン

オリヅルランは丈夫で育てやすい植物ですが、私自身これまでに2回枯らしてしまった経験があります。

どちらも初心者がやりがちな失敗でしたが、実際に育ててみたからこそ分かったこともたくさんありました。

ここでは、私がオリヅルランを枯らしてしまった原因と、その経験から学んだことをご紹介します。

根詰まりを放置して夏場に弱らせてしまった

巨大化したオリヅルラン

1回目にオリヅルランを枯らした原因は根詰まりでした。

当時育てていたオリヅルランは非常に生育旺盛で、植え替えを少し先延ばしにしていたところ、鉢の中が根でぎっしりになってしまったのです。

オリヅルランは根が太く丈夫なため、一見すると問題なさそうに見えても、鉢の中では根がパンパンに詰まっていることがあります。

その状態のまま夏を迎え、水やりを続けていたところ、鉢の中が高温になり蒸れやすい状態になりました。

すると徐々に葉がしなしなになり、元気がなくなっていきました。

最終的には根腐れのような状態になってしまい、そのまま枯らしてしまいました。

冬にベランダへ出しっぱなしにして寒さで傷ませた

寒さで葉がしなしなになったオリヅルラン

2回目に枯らした原因は冬の寒さです。

オリヅルランは比較的丈夫な植物ですが、寒さにはそれほど強くありません。

当時はベランダで管理していたのですが、冬になってもそのまま屋外に置き続けていました。

すると株元から冷え込み、葉が徐々にしなしなになってきたのです。

最初は「少し元気がないだけかな」と思っていましたが、その後も回復せず、葉全体が傷んでしまいました。

最終的には復活できず、そのまま枯れてしまいました。

実際に育てて分かったオリヅルランの特徴

寒さで傷んだオリヅルラン

オリヅルランを育てていて強く感じたのは、とにかく成長が早いということです。

環境が合うと子株がどんどん増え、根も勢いよく伸びていきます。

我が家では成長の早い株だと、1年に2〜3回植え替えたこともありました。

そのくらい生育旺盛な植物です。

一方で、生長が早い分だけ根詰まりも起こしやすくなります。

実際、私が育てた観葉植物の中でも、オリヅルランは特に根詰まりしやすい植物だと感じています。

長く元気に育てたい場合は、最低でも1年に1回は植え替えを検討し、鉢の中の状態を確認してあげるのがおすすめです。

 

オリヅルランを長持ちさせるために私が意識していること

株分け後、小さくなったオリヅルラン

失敗を経験してからは、植え替え頻度と冬場の管理を見直しました。

その結果、以前より長く元気な状態を維持できるようになっています。

最低でも1年に1回は植え替える

3つに分けたオリヅルラン

オリヅルランを長持ちさせるために、私が最も意識しているのが植え替えです。

環境が合うと驚くほど成長が早く、根があっという間に鉢いっぱいになります。

我が家では1年に2~3回植え替えたこともありました。

葉先が茶色くなったり、水切れしていないのに元気がない場合は、まず根詰まりを疑っています。

冬は5度以下にならない場所で管理する

オリヅルランの子株

過去に冬の寒さでオリヅルランを枯らしてしまった経験から、寒波が来る前には必ず室内へ取り込むようになりました。

特に注意したいのは窓際の冷気です。

冬は水やりも控えめにして乾燥気味に管理すると、寒さに強くなり冬越ししやすくなります。

葉先が茶色くなったらまず根を確認する

オリヅルランの根詰まり

以前は葉先が茶色くなると水不足を疑っていました。しかし実際には、根詰まりが原因だったことが何度もあります。

オリヅルランは根が太く成長も早いため、鉢の中で根がパンパンになりやすい植物です。

葉先が枯れてきたら、鉢から抜いて根の状態を確認するのが確実です。

 

オリヅルランが枯れる人がやりがちな間違ったお手入れとは?

凍傷で傷んだオリヅルラン

「なぜかオリヅルランがすぐ枯れる…」。そんな人がやってしまいがちなポイントは以下3つです。

窓を閉め切る

窓際に置いたアルテシマ

オリヅルランをすぐ枯らしがちな人に多いのが「窓を閉め切りがちにしている」です。

ただでさえ風通しが悪くなりがちな室内。窓を閉め切っていると室内の空気は停止し、湿気や冷気が一か所に停滞します。

オリヅルランは蒸れを嫌う植物。風通しの悪い状態が長く続くと根腐れやカビ、病害虫などのリスクが高まるよ。

植物にとって風は不可欠なもの

ハンギングにしたワイヤープランツ&オリヅルラン

植物は光合成によって二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。

そして、酸素の放出や二酸化炭素の吸収を助けるためには風が必要なのです。

風によって新鮮な空気が供給され、光合成が効率的に行えます。

植物は風にさらされることで茎や枝が太くなり、植物全体の強度が向上する。ただし、乾燥した風(エアコンの風)は逆効果。過度の乾燥によって葉が傷んでしまうんだ。

毎日水やり

オリヅルランの子株

初心者がやってしまいがちなのが「毎日の水やり」です。

植物の根は呼吸しています。土が常に湿った状態では、根が呼吸できずに腐ってしまうのです。

特にオリヅルランは蒸れを嫌う植物。水を与えるのは「土が乾いてからたっぷりと」が基本です。

「○日に1回」などと決めるのは×

水を与える頻度を「3日に1回」のように決めていませんか?

オリヅルランの水やりは「土が乾いてから」が基本です。土が乾く速度は気温・日当たり・風通しなどの環境条件によって異なります。

たとえば、春~秋の暖かい時期は生長がさかんになる。土が乾く速度も比較的早いから「土が乾いたタイミングでたっぷりと」与えるのが◎。ただし、寒さで生長が鈍る冬は「土が乾いてさらに3~4日してから」。断水気味に管理することで寒さに備えられるよ。

 あわせて読みたい 「観葉植物 冬の水やりの方法!【管理のコツ3つと失敗例も】」

購入後すぐ植え替える

観葉植物を買うと同時に欲しくなるのがお洒落な鉢植えではないでしょうか?

ホームセンターや100円ショップで購入できる観葉植物の場合、その多くがビニールポットに植えられています。

オリヅルラン

少しでも早くおしゃれな鉢に植え替えたい!

このように思われる方も多いでしょう。しかし、購入してすぐに植え替えるのは避けた方が無難です。

購入後は5日~7日程度経ってから植え替えるのがおすすめ

オリヅルラン

観葉植物は新しい環境に慣れるための「適応期間」が必要です。

新しい環境に慣れる前に植え替えするとさらなるストレスが加わります。

そのため、最初の数日間は観葉植物が新しい環境に慣れるまで待ってやることが大事です。

寒さの厳しい秋~冬の植え替えは避けて。回復力が弱い時期に無理に植え替えるとそのまま弱ってしまうことが多い。特に小さな株は要注意。

 あわせて読みたい 「枯れない観葉植物が欲しい人へ!絶対枯れない&消臭効果を持つ優秀グリーン」

 

もう枯らさない!オリヅルラン お手入れのポイント3つ

次に、オリヅルランを枯らさずに長く育てるコツ3つをご紹介します。

オリヅルランの吊り鉢

5度以下の寒さを避ける

オリヅルランは5度以下になると枯れてしまう可能性が高まります。そのため、屋外で管理している場合は5度以下の寒さになりそうなら室内へ移動し寒さを避けるのが無難です。

生長が緩慢になる冬場は水やりを控え目にして、普段から耐寒性を高めておくことが冬越しのコツでしょう。

オリヅルランの水やり【目安】

・春から秋(最高気温15度以上)
⇒土が乾いたらたっぷりと与える

・冬場(最高気温15度以下)
⇒土が乾いてさらに3日ほどしてから与える 乾かし気味に管理することで樹液濃度を高め耐寒性を確保

あわせて読みたい「オリヅルランの育て方 水やり方法、置き場所などを解説!」

1~2年に一度の植え替え

オリヅルランは非常に根詰まりを起こしやすいです。

ここで、オリヅルランがどれだけ根詰まりしやすいかの一例をご紹介しましょう。下写真のオリヅルランは春先に植え替えたものです。

このとき、植え替えから5か月程経過し秋口を迎えていました。しかし、すでに葉が鉢いっぱいになり葉先が茶色く変色しています。

オリヅルランの葉先が枯れている

鉢底を見てみましょう。

オリヅルランの鉢底
一見、根詰まりしている様子はありませんが…

一見、鉢底穴から根が出ていません。しかし、葉先が茶色く枯れてくるのはオリヅルランが根詰まりした時によく見られる症状のひとつです。

株を鉢から取り出して確認してみましょう。

オリヅルランの根っこ
根詰まりしたオリヅルラン

鉢から取り出すと根がいっぱいに詰まった状態の根鉢が現れました。

このように、春先に植え替えても秋口にはここまで根詰まりするほど生育旺盛なのがオリヅルランです。

根詰まりすると同時に「根腐れ」も起こしやすくなります。葉先が枯れてなんとなく元気がないなという場合、まずは根詰まりを疑ってみます。

あわせて読みたい「オリヅルランの葉先が枯れる原因は?対処法も」

半日陰で管理

子株で育て直したオリヅルラン

オリヅルランは直射日光による葉焼けを起こしやすいです。

株を丈夫に保つためには半日陰やレースカーテン越しの日差しが適しています。

特に気を付けたいのが真夏の西日です。うっかり夕方の直射日光(西日)に当ててしまうと葉が茶色く焦げ、徐々に株自体が弱ってしまうこともあります。

葉の異変に気付いたら、強すぎる日光が当たっていないか再度確認してあげましょう。

あわせて読みたい「日光なしでも観葉植物は育つ?日光がなくても枯れずに長持ちするグリーンも」

 

まとめ

子株のついたオリヅルラン

今回は、オリヅルランが枯れる主な理由3つと育て方のポイントまでをご紹介しました。

春から秋にかけてのオリヅルランは本当によく育ちます。一年のうちに2回植え替えることも決して珍しくありません。

「コンパクトに育てたかったのに想像以上に大きくなってしまった」という方が多いのもうなづける。でも、大きく育つのはオリヅルランを上手に育てられている証拠!

オリヅルランはランナーから出た子株で簡単に増やすこともできます。

今回の記事をご参考に、ぜひ、オリヅルランを楽しみながら長く育ててみてくださいね。

あわせて読みたい「伸びすぎたオリヅルランの対処法と管理のコツを徹底解説!」

オリヅルランが枯れる理由

1.寒さ(5度以下)
2.根詰まり
3.直射日光によるダメージ
オリヅルランの育て方のポイント3つ

1.冬場は5度以下をできるだけ避け乾燥気味に管理し耐寒性を高める!
2.根詰まりを起こしやすいため1~2年に1回の植え替えを検討する!
3.半日陰やレース越の日光に当てて葉焼けを防ぎつつ生育を促す!

あわせて読みたい「オリヅルランの育て方 水やり方法、置き場所など」

トラブル・不調・復活
この記事を書いた人

・農業高校卒業
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