
金のなる木の元気がない。。もしかして貧乏になるってこと?枯れたらどうなっちゃうの?金のなる木が枯れるとか縁起悪くて怖い。。
まずはじめに、金のなる木が枯れてしまったからといって直接的に貧乏になるということはありません。
ただ、金のなる木の元気がない場合は適切な対処が必要になります。

ということで今回は、
- 金のなる木が弱ったからといって、直接的に貧乏になることはない理由
- 金のなる木を育てているからといって、直接的にお金持ちになるということはない理由
- 金のなる木の元気がない時に確認すべきこと、対処法
金のなる木が弱ったり枯れたりしたからといって貧乏になるということはない
まずはじめに、金のなる木が枯れたからといって直接的に貧乏になるということはありません。

まずは安心してね。
初心者でも育てやすい金のなる木。でも、室内に置きっぱなしだとどうしても徒長しやすい
多肉植物の中でも金のなる木は比較的に丈夫で育てやすい植物です。
ただし、「大切に育てていきたい」「可愛い姿をできるだけ近くで楽しみたい」などという理由で室内に置いたままにするのは△。
屋外で育てた金のなる木
金のなる木は日光が大好きな植物です。日光不足が続くことで茎ばかりが日光を求めてひょろひょろと間延びします。
いわゆる徒長(とちょう)です。
徒長した金のなる木は弱々しい見た目になる
室内の壁際で育てた金のなる木

日光不足が続くと茎ばかりが縦方向に伸びやすい。徒長は見た目を損ねるだけじゃない。株自体が弱ることで、ちょっとした環境の変化にも弱くなるんだ。
あわせて読みたい「金のなる木がひょろひょろになる原因と対処法は?」
金のなる木を育てるとお金持ちになる?
残念ながら、金のなる木を育てること自体が直接的にお金持ちになるということはありません。

知ってたけど残念。。
葉の形が硬貨に似ていることから「金のなる木」と名付けられた
金のなる木は丸みのある葉が硬貨に似ていることからそう名付けられました。
金のなる木が持つ丸みのある葉は「調和」を意味します。

風水では「金運(主に貯蓄運)」や「人運(主に恋愛運)」を高めてくれる植物としても人気だよ。
金運アップ効果を高めたいなら西、北西の窓際に置くのがおすすめ

金のなる木の風水効果を高めたいなら、財運を司る西~北西の方角に置くと良いでしょう。
さらに効果を高めたいなら明るく風通しの良い場所、人や物の動きが多い場所がおすすめです。

金のなる木を室内に置くならキッチンやリビングの窓際がおすすめ。日の光が沢山入る場所に置くことで風水効果、生育環境の両方が高められるよ。
あわせて読みたい「金のなる木を丈夫に育てるためのおすすめの置き場所【時期別】」
元気のない金のなる木はどうすべき?
この記事を読んでいる方の多くが、元気のない金のなる木に不安を抱かれているのではないでしょうか?

金のなる木が弱った場合、まずは以下ポイントを確認してみてね。 ちなみに、元気がないときに肥料を与えるのはおすすめしない。さらに根を傷めてしまう恐れがあるよ。
金のなる木の元気がない時に確認するポイント①根の状態

金のなる木の元気がない場合、まず疑うべきが「根腐れ」です。
万が一、根腐れに発展している場合は復活がかなり難しい状態といえます。
根が腐っていないかのチェック方法
- 土がしっかりと乾ききる前の水やりを繰り返していた
- 株元が柔らかくなり触れるとぐらぐらして安定感がない、腐敗臭がある
- 分からない場合はそっと鉢から取り出して根を観察➡健康な根は白く、弾力があります。腐った根は茶色や黒くなっており、柔らかく崩れやすい

あわせて読みたい「金のなる木がふにゃふにゃ…原因は?対処法も」
金のなる木の元気がない時に確認するポイント②土の乾き具合

金のなる木はその多肉質な葉に沢山の水分を蓄えています。そのため、乾燥には非常に強いです。
その反面、必要以上の水やりは蒸れを起こし根腐れの原因となります。
水やりの際は土の乾き具合を確認し、しっかりと土が乾いていることを確認してから水を与えましょう。
2年以上植え替えていない場合、土が団子状に固まり水はけが悪くなっていることも
金のなる木を長く育ていくためには、水はけの良い土を使っていることも重要なポイントです。また、2年以上植え替えていない場合は土の粒が崩れて表面がカチコチに固まり、鉢内の水はけが悪くなっていることも根腐れの原因になります。

生育が鈍る夏と冬は、土が乾いてさらに3~4日程してから水やりしよう。葉にシワがよってからでも大丈夫。水のやり忘れよりもやり過ぎによるリスクの方が高いのが多肉植物なんだ。
金のなる木の元気がない時に確認するポイント③これまでの管理環境を思い返してみる
金のなる木は日光が大好きです。 一年中、室内に置いたままだとどうしても日光不足に陥りがちになります。日光不足が続くことで徒長を起こし、樹形が乱れて弱々しくなったり、葉が落ちたり小さくなったりもします。
ただし、屋外管理の場合は極端な暑さ・寒さに注意してください。

特に冬は凍傷に注意。0度以下になりそうなら念のため、屋内に避難させておくと安心です。
植物を育てる上で重要なのが「風」。特に蒸れを嫌う金のなる木は風通しが悪いと根腐れ、カビ、害虫リスクが高まる

金のなる木を育てる上で重要なのが「風通し」です。風通しの良いと、新鮮な空気が植物周囲に供給されますね。
これにより、二酸化炭素の排出や酸素の供給が促進され、光合成がスムーズに行われます。

風通しの良い場所に置くことで「光合成の活性」「病害虫の予防」「根腐れリスク軽減」「茎が丈夫に育つ」などが期待できるんだ。
あわせて読みたい「金のなる木を大きくしたい時に押さえておくべき2つのポイント」
金のなる木の元気がない時に確認するポイント④肥料の与え方が適切であったか
肥料を与えていた場合、適切なタイミングと使用方法で与えていたか確認してみましょう。過剰な肥料は植物に負担をかけることになり「肥料焼け」を起こす原因になります。

金のなる木の場合、生育がさかんになるのは春と秋。肥料を与える場合はこの2つの季節に限られます。
肥料を与える前には「弱っていないか」「根詰まりしていないか」「適期であるか」の3つを確認。全ての条件が揃ったら肥料を与えてOK
金のなる木に肥料を与える場合、以下3つの条件がすべて揃っていることを確認しましょう。
- 株が弱っていないこと
- 根詰まりしていないこと(2年以上植え替えていない場合は注意)
- 春または秋であること
2年以上植え替えていない場合は植え替えを検討しよう

株が弱った状態で肥料を与えると逆に根を傷めてしまう恐れがある。また、根詰まりしている状態で肥料を与えるのも根を傷める原因になりやすいから気を付けてね。
あわせて読みたい「肥料と活力剤の違いとは?観葉植物に適した使い方を徹底解説!」
金のなる木の元気がない時に確認するポイント⑤病害虫の有無
金のなる木は一般的に病害虫に強いですが、時折問題が発生することがあります。「なんとなく葉の色が悪いかも…」
そんな時は葉や茎に異常がないか、害虫の存在を確認しましょう。
葉がベタベタしたり、白い綿のようなものが付着していたら要注意
金のなる木の葉がベタベタしたり、白い綿状のものが付着している場合は要注意。カイガラムシが付いている可能性があります。
カイガラムシが金のなる木に付くと、吸汁によって葉を変色させます。
放置しているとそのまま枯らされたり、他の植物にまで被害が拡がったりする恐れも。

見つけたら早目に取り除くことが大切。その際、霧吹きで水を吹きかけたくらいでは取れないことが多い。 気持ち悪くても勇気を出して、綿棒やピンセットなどで確実に取り除こう。

あわせて読みたい「金のなる木の元気がない【原因と対処法を徹底解説!】」
まとめ
- 金のなる木が弱ったり枯れたりしたからといって貧乏になるということは無い
- 逆に、金のなる木を育てているからといってお金持ちになるということも残念ながら無い…
- ただし、風水的にみて金のなる木には「金運(主に貯蓄運)」「恋愛運」などを向上させてくれる効果が期待できる
- 金のなる木が弱って貧乏になるのでは…と不安になっている方が確認すべきポイントは主に4つ
- 「根の状態(根腐れしていないか)」「土の乾き具合(水やりが適切であったか)」「管理方法を思い出すこと」「肥料の与え方が適切であったか」「病害虫の有無」の4つ

金のなる木が弱っていたら「貧乏になるかも…」と不安になるより、まずはよく観察してみよう。土の状態や葉や茎の状態、これまでの管理方法を思い出して、考えられる原因が見つかったら対処してみてね。
あわせて読みたい 「金のなる木の育て方を初心者でも分かりやすく解説します!」