「長く育てているのに金のなる木がなかなか大きくならない…」
「小さい金のなる木を大きく育てたい!」
多肉植物の中でも丈夫で育てやすく、馴染み深いと感じる方も多いのが金のなる木(花月)ですね。
ぷっくりとした肉厚の葉が可愛く、冬には紅葉して華やかな花を咲かせてくれることもある金のなる木。
ただ、なかなか大きくならない…とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、金のなる木を大きくしたいときに必ず押さえておくべき2つのポイントを分かりやすくご紹介します。
金のなる木を大きくしたい時に押さえておくべき2つのポイントとは?
金のなる木を大きくしたい場合、必ず抑えておきたいポイントは2つです。
金のなる木を大きくしたい時に抑えておくべきポイント①基本は屋外に置く

金のなる木の生長がさかんなのは春から秋にかけての過ごしやすい時期です。そのため、この時期に室内に置きっぱなしだと、どうしても生育がスムーズにいきません。
植物が育つ上で欠かせないのが「日光」「水」そして「風」です。室内だとどうしても風通しの面では屋外に比べると劣る場合が多いですね。
植物は風を受けることで葉にある気孔の開閉が活発になり、光合成がさかんになるといわれます。光合成がさかんになるということは、それだけ生長も旺盛になるということです。

金のなる木を大きくしたい場合、できるだけ風通しのよい屋外に置いて十分な日光を確保することが必要になります。
また、十分に日光を当てて管理することで冬場の紅葉も鮮やかになりますよ。
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金のなる木を大きくしたい時に抑えておくべきポイント②水はやり忘れるくらいでok!
金のなる木はその多肉質な葉の内に多くの水分を蓄えています。そのため、多湿を嫌うのが金のなる木の特徴です。
必要以上の水やりは根が呼吸できずに傷んで腐る「根腐れ」を招く原因となります。

金のなる木を大きく長く育てたい場合、水のやり過ぎは厳禁です。水やりの基本は「土がしっかりと乾いてからたっぷりと与える」ことです。
ただし、生育が緩慢になる真夏と真冬は土が乾いてさらに3~4日してから水を与えるのがよいでしょう。
金のなる木を大きく育てていきたい場合、水のやり忘れよりも水のやり過ぎに気を付ける方がリスクが少なく済みます。
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まとめ

今回は、金のなる木を大きくしたい時に抑えておくべき2つのポイントをくわしくご紹介しました。
金のなる木の生育適温は15度~30度程度ですが、寒さにも非常に強く、3度くらいでも冬越しできます。
さらに乾燥気味に管理することで耐寒性を高め、0度くらいまででも耐え抜くことができますよ。
金のなる木を大きくしたい場合、できるだけ屋外に置いて乾燥気味に管理することが大切です。室内だと光線不足により茎ばかりが伸びてひょろひょろとした姿になる「徒長(とちょう)」も招きやすいです。
今回の記事を参考に、金のなる木を大きく育ててみてくださいね。
金のなる木を大きくしたい時に抑えておくべきポイント2つ
1.できるだけ屋外で管理することで株を丈夫に保つ(十分な日光と風通しを確保!)
2.水やりは忘れるくらいの方がよい!(水のやり過ぎによるリスクの方が高い)
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