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冬の金のなる木にはビニール袋が必須?冬の置き場所はどこが良い?

置き場所を移動中の金のなる木 観葉植物

ぷっくり膨らむ肉厚の葉が可愛い金のなる木(花月)。寒い冬を乗り切るためには、置き場所の選定が超重要です。

金のなる木は寒さに弱く、適切な環境を提供しないと葉がぶよぶよに傷んでしまうこともあります。(下写真)

寒さで葉がふにゃふにゃになった金のなる木マイナス5度の寒さで葉が傷んだ金のなる木…

そこで今回は、金のなる木の冬の置き場所について解説します。

金のなる木を丈夫に育てるなら屋外管理が基本。とはいえ、冬は寒さで傷んでしまうことも…。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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冬の金のなる木にはビニール袋が必須?防寒になる?

紅葉した金のなる木

金のなる木を屋外で育てている場合、心配なのが朝晩の冷え込みです。

ビニール袋をかけて防寒…とお考えの方も多いかもしれませんが、0度以下になりそうなら、やはり屋外へ移動しておくのが安心です。

一時的な防風、保温はできるものの万全ではない

ビニール袋は一時的な防風や保温効果を期待できるかもしれません。

ただ、夜間の急激な冷え込みを防ぎきるのは難しく、植物にストレスを与える可能性があります。

ビニールのかけっぱなしは避ける

クリーム色の模様が可愛い黄金花月

また、ビニール袋は通気性が悪く、内部に湿気がこもりやすくなります。

これにより、金のなる木が蒸れて腐るリスクがも高まります。

防寒ならビニール袋よりも不織布がおすすめ

不織布や園芸用フリースは、通気性がありながら保温効果も期待できます。

防寒として使用するなら、ビニール袋よりも不織布をかけておくのがおすすめです。

とはいえ、万全ではないので0度以下になりそうなら前晩までに玄関などへ避難させておきましょう。

 

金のなる木、冬の置き場所はどこが最適?押さえておくべきポイント3つ

2度目の夏を迎えた金のなる木

冬の金のなる木に適した置き場所は、以下3つのポイントを押さえているか確認して選びましょう。

冬の金のなる木 置き場所のポイント①0度以下なら室内へ移動

ぶよぶよになった金のなる木の葉っぱ

一度ぶよぶよになった部分は元に戻らない…

金のなる木が耐えられる寒さは0度程度まで。

屋外に置いている場合、0度以下になりそうな時間帯は室内に移動しておきましょう。

室内の場合は、南~東向きの窓際に置きます。霜にあたると葉がぶよぶよに傷むため注意してください。

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水やりチェッカーを使えば水やりのタイミングが簡単に把握できる

冬の金のなる木は寒さによって生育が鈍ります。それと同時に弱まるのが根が水分を吸収する力です。

そのため、冬の金のなる木は乾かし気味に管理しなければなりません。具体的には、土が乾いてさらに3~4日してから

とはいえ、土の乾き具合は目で確認できないのでなかなか難しいです。そんな時にあると便利なのが水やりチェッカー。

水やりチェッカー「サスティー」

スティック状のチェッカーを土に挿しておくだけで、最適な水やりのタイミングを色で知ることができちゃいます。

※以下表は、水やりチェッカーを使用した時の水やりのタイミングの目安です。

春・秋 チェッカーが白になったタイミングでたっぷりと水やり
梅雨・夏・冬 チェッカーが白になってさらに3~4日してから土の約1/3が湿る程度に水やり

冬の金のなる木 置き場所のポイント②日当たりの良い場所

徒長した金のなる木

金のなる木はなんといっても日光が大好きです。

寒さをしのぐためとはいえ、室内に置きっぱなしだとどうしても日光不足に陥ります。
日光が不足することで光合成量が減り、土が乾きにくくなることで根腐れを起こしやすくなります。
冬は日照時間が短いです。光を求めて徒長しやすいのも冬によくあるトラブルです。

日照不足に陥りやすい冬は「植物育成ライト」を活用するのがおすすめ

育成ライトを当てた多肉植物

日照不足に陥りやすい冬場は、日光に近い光を発する「植物育成ライト」を使うのがおすすめです。
植物は光合成によって光エネルギーを利用して栄養を合成します。
植物育成ライトは、光合成に必要な特定のスペクトルの光を発するアイテムです。
育成ライトを使うことで冬場の日照不足をサポートします。
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冬の金のなる木 置き場所のポイント③風通しのよい場所

ダイソーで購入した金のなる木

金のなる木はその肉厚な葉に沢山の水分を蓄えています。

そのため、置き場所には過剰な水分を蒸発させるための高い通気性が必要です。

風通しの良い環境に置くことで、適切な水分バランスを維持することができます。

また、風通しが悪いとカビや害虫、根腐れのリスクも高まります。

冬は寒さ対策ばかりに目が行きがちですが、風通しの良い環境を用意することで、湿気を排出し、カビや病気の発生を予防します。

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窓を閉め切りがちな冬の室内は根腐れ、病害虫が発生しやすい。サーキュレーターを使うのが基本

金のなる木

とはいえ、冬の室内は暖房を効かせているため窓を閉め切りがちになりますね。

風通しを確保するためとはいえ、頻繁に窓を開け閉めするのは現実的ではありません。

そんな時に活躍するのが、空気を効率的に拡散してくれるサーキュレーターです。

観葉植物と並べて置いたサーキュレーター

観葉植物は光合成によって二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。しかし、密閉された室内環境では二酸化炭素が溜まりやすくなるのですね。

サーキュレーターを使うことで空気を循環し、新鮮な空気を供給して二酸化炭素の濃度を適切に保つことができます。

また、空気の循環により、湿気や病原菌・害虫などが滞留しにくくなり病害虫の発生を防ぐ効果もあるのです。

https://www.oretanyamabokori.com/post-sakyureta-sennpuuki/

 

冬の金のなる木にはビニール袋が必須?冬の置き場所はどこが良い?【まとめ】

ということで、今回は金のなる木の冬の置き場所について解説しました。 ちなみに筆者は、気温が許す限り金のなる木を屋外(軒下)に置いています。

日光、風通しの面で室内は屋外に敵いません。 ただし、うっかりしていると寒さで葉を傷めてしまうことも。

その場合は、今回ご紹介したポイントを意識して最適な場所をみつけましょう。

金のなる木 冬の置き場所で押さえておくべきポイント3つ

  1. 0度以下なら室内へ移動することを検討➡断水気味に管理することで耐寒性を高める
  2. 十分な日当たりを確保できる場所➡冬場の日光不足は育成ライトを使ってサポート
  3. 風通しのよい場所➡室内ならサーキュレーターを使って空気を循環させる

☆★水のやり過ぎによる根腐れを防いでくれる「サスティー」↓↓

☆★冬の日光不足をサポートしてくれる「育成ライト」↓↓

★☆窓を閉め切りがちな冬に必須のサーキュレーターは静音タイプがおすすめ↓↓

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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