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ウンベラータを冬越しさせる!押さえておくべき3つのポイント

冬のウンベラータ 観葉植物

しなやかな幹から伸びる大きなハート型の葉が印象的なウンベラータ。

ひと鉢置くだけで室内を明るい雰囲気に変えてくれる、存在感のあるインテリアグリーンです。

耐陰性があり室内でも育てやすいウンベラータですが、寒い冬を越すためには抑えておくべきポイントがあります。

そこで今回は、フィカスウンベラータの冬場の育て方のポイントを3つに分けてくわしくご紹介します。

この記事を読めば、

  • ウンベラータの冬越しで押さえておくべき3つのポイント
  • ウンベラータが冬に弱りやすい理由とは?
  • 冬のウンベラータに肥料は必要なのか?

が分かるよ!

☆★観葉植物を取り入れたいけど「すぐ枯らしてしまう…」「虫が嫌い過ぎて勇気が出ない…」という方におすすめの記事↓↓

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ウンベラータを冬越しさせる!押さえておくべき3つのポイント

挿し木で増やしたウンベラータ

それではウンベラータの冬のお手入れで抑えておくべきポイント3つをみていきましょう。

ちょっとしたコツでウンベラータの美しい葉を保ちつつ、冬越しさせることができますよ。

ウンベラータ 冬越しのポイント①最低でも10度は保つ

熱帯アフリカの低地が主な原産地のウンベラータは暑さには強い反面、寒さにはあまり強くありません。

ウンベラータの生育適温は25度~30度ほどで、5度以下の寒さに当たると徐々に弱って枯れてしまいます。

冬越ししたウンベラータ

5度程度までは耐えられるとはいえ、それは枯れないための最低温度です。

ウンベラータの美しい葉や幹を保ちたいなら最低でも10度、できれば15度は欲しいところです。

ただ、万が一、冬場の寒さに当たって葉がすべて落ちてしまったとしても、諦めずにしばらくは管理を続けましょう。

ウンベラータの剪定

葉がすべて落ちてしまっても諦めずに最低10度は保ち管理を続けよう。ウンベラータはとっても丈夫。暖かくなれば新しい葉を展開してくれることも多いよ。

あわせて読みたい「ウンベラータ 葉が落ちる原因と対処方法【徹底解説!】」

夜間の水やりは控えるのが無難!

ウンベラータの水やりは暖かい時間帯に済ませましょう。たとえ、土がしっかりと乾いていても夜間の水やりは避けた方が無難です。

その理由は夜間の冷え込みです。

冬場のウンベラータは寒さによって根が水分を吸う速度が落ちています。吸いきれずに残った水分は鉢内に停滞することになりますね。

すると、鉢内に残った水分が朝晩の冷え込みで一気に冷やされ、根を傷めてしまう恐れがあります。

やむを得ず夜間に水やりする場合は水やり後、しっかりと水気を切ろうね。

下写真のように、折りたたんだキッチンペーパーを鉢底に敷いて余分な水気をしっかりと抜いてやるのも冷え対策になります。

受け皿に上に敷いたキッチンペーパー

1~2時間ほどしてキッチンペーパーがびしょびしょになったら、そのまま放置せずに取り除いておこう。

ウンベラータ 冬越しのポイント②土が乾いて3,4日してから水やり

冬場のウンベラータは生育が緩慢になる休眠期に入っています。

ウンベラータは気温が15度を下回ると徐々に生長が止まり、根が水分を吸う力も弱まるのですね。

サスティーを使用中のウンベラータ

この状態で暖かい時期と同じように水やりしていると根腐れを招く恐れがあります。

冬場の水やりは土が乾いてさらに3~4日してからおこないましょう。

「鉢を持ち上げて軽い」「鉢底から見える土が乾いている」「土に指を3cmほど差して水気を感じない」などが土が乾いたサイン!

家庭用の水分計を活用して水やりの管理を楽にする!

「できるだけ枯らしたくない」「水やりのタイミングがいまいち分からない」

このような場合に便利なのが家庭用の水分計です。スティック状のチェッカーを土に差しておくだけで、最適な水やりのタイミングを色でお知らせしてくれます。

サスティー▲土が濡れているので「青」

特に、冬場は水やりのタイミングが分かりにくく難しいです。また、水のやり過ぎによって根腐れを起こしやすい時期でもあります。

サスティー▲見た目もおしゃれ!濡れていないときは「白」

水やりの失敗を防ぐためにも、1本は持っておきたい便利アイテムです。

ウンベラータ 冬越しのポイント③こまめな葉水(はみず)

ウンベラータは葉が薄く、乾燥によって葉が傷みやすいという特徴もあります。(下写真)

乾燥により傷んだウンベラータの葉▲乾燥により葉が傷んだウンベラータ

特に、冬場は窓を閉め切り暖房をつけっぱなしにすることが多く、どうしても室内が乾燥しやすいですね。

ウンベラータは熱帯地方が原産の植物です。最低でも湿度50%は欲しいところですが、なかなか管理が難しいことも多いでしょう。

ウンベラータは高温多湿を好む。特に、冬場は根腐れに気を付けるあまり、空気中の水分が足りなくなっていることに気付かず、過度の乾燥で葉を傷めてしまうことも多いんだ。

1日に数回の葉水で葉の傷みを防ぐ!

冬場の乾燥しがちな室内管理で必要になるのが葉水です。(下写真)

オリヅルランに葉水

霧吹きで葉の表や裏、茎や枝などまんべんなく水分を吹きかけましょう。また、プラスで加湿器も使用するのがおすすめです。

ただ、メインの保湿はあくまで葉水にしてください。葉水することで、保湿だけでなく病害虫を防いだり、大きな葉の上に溜まった埃を洗い流すこともできます。

ただ、葉水をすると床が濡れてしまうので、新聞紙を敷くかお風呂場に鉢を移動させておこなうのがおすすめです。

ちょっと面倒だけど、ウンベラータの美しい葉を保つには葉水が効果的だよ。床が濡れるほどがっつり水分を吹きかけなくても、1日数回のこまめな葉水でもok。やらないよりはやった方がいい!

あわせて読みたい「虫の心配不要!ウンベラータを楽しむならフェイクグリーンもアリな理由」

 

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ウンベラータが冬に弱りやすい理由とは?

ウンベラータが冬に弱りやすい理由は以下の通りです。

ウンベラータが冬に弱りがちな理由①15度以下の寒さに当たる

植え替え後のウンベラータ

ウンベラータは熱帯地域に自生する植物で、本来は暖かく湿った空気を好む熱帯性の植物です。

冷たい冬の寒さに対する耐性が限られており、寒さに晒されることで葉や根が傷みダメージを受けてしまいます。

美しい状態を保ちつつ冬越しさせるなら最低でも10度、できれば15度はキープしたい!窓際に置いている場合は夜だけ窓から1~2m離してね。

ウンベラータが冬に弱りがちな理由②日照量、日照時間が足りない

フィカス・ウンベラータ

冬はどうしても日照時間が短くなります。

ウンベラータが光不足に陥ると茎ばかりが伸びて間延びしがちです。

冬でもできるだけ明るい場所に置くことで、ウンベラータ本来のしなやかで美しい樹形を保つことができます。

日当たりの良い場所がなかなか確保しにくい冬場。そんな時は植物育成LEDライトを活用してみるのもおすすめ。日照不足をサポートしてくれるよ。

あわせて読みたい「観葉植物の育成をサポート!失敗しない植物育成ライトの選び方とは?」

ウンベラータが冬に弱りがちな理由③エアコンの温風に直接当たる

室内のエアコン

窓を閉め切りがちになる冬。暖房で室温を暖かく保つことはウンベラータにとっても良いことです。

ただし、気を付けたいのが暖房の温風が直接ウンベラータに当たってしまうこと。

暖房の温風は非常に乾燥しています。さらにウンベラータの葉は薄く繊細。

冬に空気の乾燥で傷んだウンベラータの葉

エアコンの温風が直接ウンベラータに当たることで株全体を傷めてしまう原因になるのです。

ウンベラータを冬の寒さから守るためには「寒さに当てない(10度以下に注意)」「控え目な水やり」「風通しを確保」の3つを意識してお手入れしてみてね。

あわせて読みたい「冬に根詰まりしたウンベラータを植え替えます【大丈夫?】」

 

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冬のウンベラータに肥料は必要なのか?

剪定から約3か月後のウンベラータ

結論から申し上げると、冬のウンベラータに肥料は不要です。

冬のウンベラータに肥料が不要である理由は以下の通りです。

元気がないからと言って冬に肥料を与えるのは控えるべきなんだ。その理由を説明するよ。

冬のウンベラータは生育が鈍る「休眠期」➡肥料を必要としない状態

挿し木で増やしたウンベラータ

気温の低下や日照時間の不足により、冬のウンベラータは光合成が制限されます。

冬のウンベラータは光合成が活発に行われないため、肥料を与えたところで栄養素を吸収しにくい状態にあります。

冬のウンベラータは生長が緩慢になる「休眠期」に入っているよ。冬に肥料を与えるのは、運動をしていないのに無理やりご飯を食べさせるのと同じ。

不要な施肥は根を傷める原因になることもある

肥料焼け

冬に肥料を与えると未吸収の栄養素が土に蓄積しやすくなり、根に負担をかけてしまうこともあります。

その結果、「肥料焼け」や「根腐れ」を引き起こすこともあるのです。

肥料焼けとは、過剰な肥料を吸収しすぎて葉や根にダメージを受けるトラブル。天気予報をチェックして最低気温が15度以下になったら肥料を与えるのは一旦ストップしてね。暖かくなったら再開しよう。

あわせて読みたい「ウンベラータの幹を太くする方法を徹底解説します」

 

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まとめ

ウンベラータ

今回は、ウンベラータの冬越しのポイントを3つに分けてくわしくご紹介しました。

絶対に抑えておきたいのが「10度以下の寒さに当てない」「水やりは土が乾いて3~4日ほどしてから」の2点です。

温室のような環境でもない限り、一般的な家庭内では冬場の温度は春夏と比べて下がります。暖房を消した後の夜間は特に冷え込みますね。

生長が遅くなる分、水のやり過ぎには十分気を付けましょう。

また、忘れがちなのが葉水です。ついつい面倒でそのまま放置しがちですが、最低でも1日に1回は葉水してあげると乾燥による葉の傷みを防げますよ。

乾燥により傷んだウンベラータの葉

また、ウンベラータは葉が大きく面積が広いため、埃も蓄積しやすいです。また、ウンベラータの葉は厚みがあまりなく薄いため、埃を拭き取るにも神経を使いますね。

ときどきは浴室や日中の暖かい屋外などに出し、葉の上に溜まった埃を葉水で洗い流してやるのが理想的です。

今回の記事をご参考に、ウンベラータの冬の管理方法を見直してみてはいかがでしょうか。

ウンベラータを冬越しさせる時に抑えておくべき3つのポイント

  1. 10度以下の寒さに当てない。できれば15度欲しい。
  2. 水やりは土が乾いて3~4日してからたっぷりと。受け皿の水はこまめに捨てる。
  3. 葉水で過度の乾燥を防ぐ。

ウンベラータを冬越しに便利な園芸アイテムはこれ!

☆★土に挿しておくだけで土の乾き具合を測定。難しい冬の水やりをサポートしてくれる「水やりチェッカー」↓↓

サスティー

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あわせて読みたい「観葉植物の育成をサポート!失敗しない植物育成ライトの選び方とは?」

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室内向けの土

あわせて読みたい「虫がわかない土のおすすめは?清潔に観葉植物を楽しむなら土選びが超重要」

☆★土に混ぜ込むor撒くだけでウンベラータをはじめとする観葉植物に付きやすい害虫を防いでくれる↓↓

オルトラン散布

あわせて読みたい「観葉植物の害虫対策!虫を防ぐために押さえておくべきポイント3つ」

ウンベラータのその他topics

「ウンベラータを大きくしたいときの育て方のコツ3つ」

「ウンベラータ 剪定の方法を分かりやすく解説します!」

「ウンベラータが葉焼けする原因と予防する方法」

「ウンベラータ ひょろひょろになる原因と対処法」

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