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根詰まりしたモンステラを植え替えしないとどうなる?

植え替えしないまま放置したモンステラの鉢底 モンステラ

切れ込みの入った個性的な葉がインパクト抜群のモンステラ。ひと鉢置くだけでその場をエキゾチックな雰囲気に包んでくれる存在感のある観葉植物です。

そんなモンステラは生育も旺盛。春~秋にかけてはどんどん根を張り新しい葉を展開させてくれます。

地上部がよく育つ分、根が張るスピードも抜群に早い。一年もすれば鉢の中が根でいっぱいになり、鉢底から太い根がはみ出てしまうことも多いです。

とはいえ、モンステラは株が大きいこともあり植え替え作業もひと苦労。

植え替え面倒だな…。植え替えしないとどうなるんだろう?

そこで今回は、根詰まりしたモンステラを植え替えしないまま放置した場合どうなるかをお伝えしましょう。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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根詰まりしたモンステラを植え替えしないとどうなる?

根詰まりしたモンステラ鉢底からはみ出たモンステラの根っこ…

根詰まりしたモンステラを植え替えしないと根腐れリスクが高まる

根詰まりしたモンステラを植え替えしないまま放置した場合、鉢の中が根っこでいっぱいになってぎゅうぎゅう詰めになります。

その結果、鉢内の排水性が低下し根が蒸れやすくなるのです。根が蒸れると根腐れのリスクが一気に高まります。

もちろん、一度腐った根は元に戻りません。根腐れが進行すると根が水分を吸い上げられなくなるため、そのまま弱って枯れてしまいます。

水は比較的に好むが、水はけのよい環境を好むのがモンステラ

モンステラの根鉢

モンステラはポトスやスパティフィラムなどと同じサトイモ科の植物です。

サトイモ科の観葉植物の特徴は「比較的に水を好む」ということ。ただし、水はけがよい状態が確保されていなければなりません。

なぜなら、葉と同じように根も呼吸しているから。水はけが悪いと根が常に湿った状態となり、呼吸ができずに傷んでしまいます。

あわせて読みたい「モンステラが根詰まりした時の症状と対処方法とは?」はこちら

根詰まりにより水分がスムーズに吸収できないと生育に悪影響を及ぼす

根詰まりした状態を放置し続けていると、鉢内の排水性が低下することで生育にも悪影響を及ぼし始めます。

具体的には、新芽が出ない・葉が変色する・葉がしおれる等です。

また、水やりをしても根がスムーズに水分を吸い上げられなくなるため、葉になかなかハリが戻らず、下写真のように「ふにゃっ…」としていることもあります。

葉の色が何となく悪いモンステラ

あわせて読みたい「モンステラの葉っぱが割れない!【原因は?割れるコツも】」はこちら

モンステラの水やり管理を楽にして根腐れを防ぐ便利アイテムも

モンステラの水やり管理を楽にし、同時に根腐れを防いでいでくれる便利なアイテムもあります。それが、キャビノチェ Cabinotier サスティー です。

サスティーシンプルな見た目で植物の邪魔をしない

使い方は簡単で、スティック状のチェッカーを土に差しておくだけ。土の乾き具合を測定し、最適な水やりのタイミングを色でお知らせしてくれます。

サスティー

春~秋(最低気温が15度以上) チェッカーが「白」になったタイミングで鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やり
秋~冬(最低気温が15度以下) チェッカーが「白」になってさらに3日程してから、土全体が湿る程度に常温の水を与える

ちなみに、内部のリフィルは半年~9か月に1回(目安)の交換が必要です。「水を与えても色が変わらなくなったら交換」と覚えておきましょう。

スティック部分は繰り返し使えます。

サスティーのレフィル交換

とはいえ「これ以上鉢を大きくしたくない…」。そんな時は挿し木で育て直すのがおすすめ

根詰まりによる根腐れを防ぐたったひとつの方法はもちろん「植え替え」です。

ただ、「これ以上鉢を大きくしたくない…」という方も多いのではないでしょうか?

そんな方におすすめなのが「挿し木で育て直す」という方法です。

モンステラ

挿し木の適期はモンステラの生長がさかんになる春。もちろん夏以降でも構いませんが、冬に備えてしっかりと根を張らせておくなら断然春に挿し木するのがおすすめです。

モンステラ

モンステラの挿し木方法はこちらの記事をご覧ください。ちなみに、元株も1か月ほどすると脇芽が出てきます。(下写真)

モンステラ

この脇芽が生長すると元のボリュームのある姿に戻ります。(下写真)

剪定から一年経過したモンステラ

これまでと同じサイズの鉢に植え替えるなら傷んだ根を多めにカット、その後、葉数を調整

もちろん、理想的にはひとまわり大きめの鉢に植え替えるのがよいでしょう。とはいえ、モンステラの場合はかなり大きくなります。

そんな時は、傷んだ根を1/3ほどカットし根鉢を少し小さくします。その後、これまでと同じ鉢に植えて葉数を減らしておくのがおすすめです。

モンステラ

葉数を減らす理由は、根を切り詰めたことでこれまでよりも水分の供給量が減るためです。葉がある限り、植物は光合成をして葉から水分を放出します。

株への負担を減らすためにも、根を多めに切り詰めた場合は葉数を減らしておくのがおすすめです。

また、植え替えをする理由は「根詰まりの解消」だけではありません。鉢内の土は経年とともに粒が崩れて団子状に固まります。

すると、水はけが悪くなって根が傷みやすくなるのです。鉢内の排水性を確保するためにも、古くなった土は定期的に交換する必要があります。

最低でも2年に1回は植え替えて内部の土を更新してやりましょう。

モンステラを植え付け

あわせて読みたい「大きくしたくない!モンステラをコンパクトに楽しむ方法」はこちら

 

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結論:根詰まりしたモンステラを植え替えしないまま放置すると少しずつ弱る⇒春~秋に植え替えるか、挿し木で育て直すのがよい。

室内に置いたモンステラ

ということで、今回は根詰まりしたモンステラを植え替えしないまま放置するとどうなるかをご紹介しました。

また、根詰まりしたモンステラの対処方法もお届けしましたがいかがでしたか?

大きく育ったモンステラを目の当たりにして、「そろそろ植え替えないとな…でも、腰が重いな…」となっている方も多いでしょう…。

そんな時は今回ご紹介した方法も試してみてください。とはいえ、定期的な植え替えはモンステラを元気に育てるために欠かせない作業です。

また、モンステラは寒さが大の苦手です。寒い時期の植え替えは控え、できるだけ春から秋の暖かい時期に植え替えましょう。

あわせて読みたい「モンステラを植え替える方法を画像付きで分かりやすく解説!」はこちら

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モンステラ観葉植物
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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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