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ガジュマルの幹がぶよぶよになる原因は?復活は難しい?

ガジュマルの幹 ガジュマル

精霊が宿る「多幸の木」といわれるガジュマルは、その個性的な幹と丈夫さで贈り物としても高い人気を誇るグリーンです。

生育旺盛で初心者でも簡単に育てられることで知られるガジュマルですが、いつの間にか幹がぶよぶよと柔らかくなる症状にお困りではありませんか?

そこで今回は、ガジュマルの幹がぶよぶよになる原因と対処法をご紹介します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ガジュマルの幹がぶよぶよになる原因は?復活は難しい?

なんとなくガジュマルに元気がない…幹に触れると「あれ?ぶよぶよ…!」。

このような場合、すでに根腐れが進行し幹まで腐敗が進んでいます。

ガジュマルの幹がぶよぶよの場合、根腐れを起こしている可能性大

ガジュマルの個性的な幹

ガジュマルの幹がぶよぶよな場合、水のやり過ぎによる「根腐れ」が考えられます。

根腐れとは、鉢内の高湿状態が長くつづくことで根が呼吸できずに腐って傷むトラブルのことです。

根腐れを起こすと根が腐敗することで、水分を吸い上げることができず、そのまま枯れてしまうことが多いのですね。

幹がぶよぶよになっている場合、すでに根腐れが進行し幹まで腐敗が進んでいると考えられます。

根腐れに発展してからでは復活は難しく、そのほとんどが傷んで枯れてしまいます。

あわせて読みたい「ガジュマル 元気がないときの原因と対処方法【多幸の木】」はこちら

ガジュマルの水やりは土がしっかりと乾いてからが基本

幹だけになったガジュマル▲丸坊主後のガジュマル(6月)

ガジュマルの水やりは「土が乾いてからたっぷりと」が基本です。土が乾ききらないうちに水やりを続けていると高確率で根腐れに発展します。

また、ガジュマルは暖かい場所を好みます。そのため、気温が15度以下になる秋~冬にかけては生長が緩慢になり、それと同時に根が水分を吸う力も弱まります。

秋~冬にかけては「土が乾いてさらに3~4日してからの水やり」する必要があるのです。

寒い時期は水やりの間隔を空け乾燥気味に管理することで、樹液濃度を高め寒さに備えます。

あわせて読みたい「ガジュマルにコバエが湧く原因とコバエが湧いた時の対処方法!」はこちら

「ガジュマル 丸坊主の方法をわかりやすく解説します!」はこちら

まだ硬い部分がある場合は諦めずに育ててみる

植え替え後のガジュマル

とはいえ、非常に丈夫で生育旺盛なガジュマル。幹にまだ硬い部分が残っているのであれば諦めずに管理を続けてみてください。

しばらくは水やりを控え、土がしっかりと乾いてから水を与えます。

肥料や活力剤は必要ありません。根が傷んでいる状態で施肥をすると、さらに根を傷めてしまう可能性があるからです。

しばらく水やりを控え、できるだけ風通しのよい半日陰に置いて様子をみる

切り戻しから半年経過したガジュマル

置き場所はできるだけ風通しのよい場所です。気温が15度以上であれば屋外の半日陰に置くのがよいでしょう。

ただし、30度以上の真夏は日陰に置くのがおすすめです。弱っている状態の株を強光に晒すのはおすすめできません。

寒い時期であれば室内の明るい場所に置き、サーキュレーターを使用して風通しのよい環境を意識してください。

あわせて読みたい「ガジュマルに直射日光を当てても大丈夫?最適な置き場所とは」はこちら

硬い枝があればカットして挿し木で育て直すこともできる

ガジュマルの挿し木▲ガジュマルの挿し木

「幹のほとんどがぶよぶよになって腐ってしまった」

このような場合でもすぐに諦めずに株をよく観察してみましょう。

地上部にまだ硬い枝があれば「挿し木」で発根させ育て直すことができます。

挿し木とは、植物の一部をカットし水や土に差して発根させ同じ性質を持つ個体を増やす方法です。

あわせて読みたい「ガジュマルの簡単な増やし方を分かりやすく解説します!」はこちら

水やりのタイミングがイマイチ分からない…という場合

サスティー

「土が乾いた」の確認方法は、

  • 鉢を持ち上げて軽い(普段から水やり後の鉢の重さを把握しておくのがよい)
  • 鉢底から見える土が乾いている
  • 土に指を3cmほど差して水気を感じない

などです。

ただ、土の乾き具合をいちいち確認するのは面倒…という方も多いのではないでしょうか?また、感覚的な確認方法では確実性にも欠けます。

そのような場合に重宝するのが水やりチェッカーです。使い方は土に差しておくだけ。

土の乾き具合を測定し、水やりのタイミングを色で教えてくれる便利アイテムです。

サスティー

春から秋 チェッカーが「白」になったらたっぷりと水やり
秋から冬(15度以下) チェッカーが「白」になってさらに3~4日してからの水やり

あわせて読みたい「ガジュマル 冬の育て方のコツ5つを徹底解説します!」はこちら

 

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まとめ

ガジュマル

今回は、ガジュマルの幹がぶよぶよになる原因と対処法をご紹介しました。

ガジュマルが根腐れを起こしやすいのが気温が下がり始める秋~冬です。この時期は根が水分を吸う力が弱くなることで、土が乾くまで時間がかかります。

そのため、土が乾いたタイミングですぐに水やりをすると鉢内が常に湿った状態となって根腐れのリスクが高まるのです。

天気予報をチェックし、最低気温が15度以下になってきたら水やりの間隔を少しずつ空けて断水気味に管理します。

また、室内でも窓際は朝晩に急激に冷え込みます。夜になったら窓から最低でも1mは離し寒さを防ぎましょう。

ガジュマルの幹がぶよぶよになる原因と対処法

室内に置いたガジュマル

  • 主な原因は水のやり過ぎによる根腐れ⇒まだ硬い部分がある場合、しばらく水やりを控えて風通しのよい場所に置き様子をみる。根元がすべてぶよぶよなら復活は難しい。ただ、まだ硬い枝が残っていれば挿し木で育て直すこともできる。
  • 水やりのタイミングが分からない場合は水やりチェッカーを使ってみるのがおすすめ⇒根腐れを防ぐことはもちろん管理を楽にしてくれる便利アイテム

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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