PR
スポンサーリンク
スポンサーリンク

ドルフィンネックレスの葉が開くのははぜ?イルカを取り戻す方法

スポンサーリンク
ひょろひょろなドルフィンネックレス 多肉植物

イルカ型の葉がネックレス状に連なる姿が愛らしいドルフィンネックレス。ドルフィンネックレスの魅力は何といってもイルカ型をした多肉質な葉ですね。

しかし、そんなイルカ型の葉がいつの間にかパッカリ開いて形が崩れてしまってはいませんか?

そこで今回は、ドルフィンネックレスの葉が開く理由と、可愛いイルカを取り戻す方法をご紹介します。

スポンサーリンク

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

こまめめをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク

ドルフィンネックレスの葉が開くのははぜ?イルカを取り戻す方法

ドルフィンネックレスの葉が開くのは「先祖返り」が原因

実は、ドルフィンネックレスは「グリーンネックレス」と「七宝樹」を掛け合わせて生まれた交配種です。

グリーンネックレス  ▲グリーンネックレス

七宝樹  ▲七宝樹(しっぽうじゅ)

このように交配や品種改良によって生まれた品種は、突然変異によって元の姿に戻ってしまうことがあります。これを「先祖返り」といいます。

先祖返りする原因は不明、でも…

ドルフィンネックレスの開いた葉をよくご覧ください。七宝樹の葉にそっくりですね。(下写真)

先祖返りしたドルフィンネックレスの葉は七宝樹の葉にそっくり

ドルフィンネックレスが先祖返りする原因は不明です。ただ、日光不足や根詰まりなど最適とはいえない生育環境が関わっているのではと考えられています。

また、先祖返りは1代交配種(F1)で起こることが多いようです。つまり、「グリーンネックレス+七宝樹=ドルフィンネックレス(F1)」がこれに当てはまります。

※F1…雑種第一代のこと

あわせて読みたい「ドルフィンネックレスの先祖返り【原因は?育て方のコツも】」はこちら

すでに開いた葉を元に戻すことはできない…

残念ながら、すでに葉が開いたものを元のイルカ型に戻すことは出来ません。

葉が開いたからといって慌てて肥料を与えたり、置き場所や管理方法を見直しても、すでに開いた葉はそのままです。

じゃあ、一度葉が開いたら諦めるしかないの?

下写真は葉が開いたドルフィンネックレスです。この株の場合、日光不足により葉が間延びしています。

ひょろひょろなドルフィンネックレス

この場合、ひと手間かかりますが簡単に仕立て直すことが可能です。うまくいけばまたイルカ型の葉が出てきますよ。

あわせて読みたい「ドルフィンネックレスが枯れる原因とは?ぷっくりイルカの中には沢山の水分が」はこちら

可愛いイルカを取り戻すには「切り戻し」と「置き場所の見直し」が必要

葉が開いて姿の乱れたドルフィンネックレスを仕立て直すには、切り戻しと置き場所の見直しが効果的です。

では、実際に葉が開いたドルフィンネックレスを仕立て直していく様子を見ていきましょう。下写真は葉が開いた状態のドルフィンネックレスです。

先祖返りと徒長を起こしているドルフィンネックレス

葉が開いているだけでなく、光線不足によって葉と葉の間隔が伸びて徒長(とちょう)していますね。

あわせて読みたい「ドルフィンネックレスがひょろひょろに間延びする原因と可愛く育てるコツ」はこちら

この場合、根元の葉を数枚残し、すでに葉が開いた部分はカットします。適期は春か秋です。

先祖返りしているドルフィンネックレスの枝  ▲カットした茎は挿し芽で増やすこともできます。増やし方はこちらから。

また、鉢底から根がはみ出ている場合は、ひとまわり大きな鉢に植え替えます。植え替えも春と秋が適期です。

剪定後のドルフィンネックレス

切り戻し後にすることは以下です。

  • 置き場所の見直し➡基本は屋外管理。夏以外は日向がベスト。ただし、25度以上なら半日陰か日陰、5度以下なら室内への移動を検討。(株が充実していればマイナス2度くらいまでなら耐えられるほど寒さに強い!)
  • 水やり方法の見直し➡基本は土がしっかり乾いてからたっぷりと。ただし、生長が緩慢になる夏と冬は断水気味に管理(目安は月1回、やっても2回)。

切り戻し後、置き場所を見直した上で管理を続けると新しいイルカが出てきます

切り戻しから約3か月後の姿が下写真です。

先祖返りしていたドルフィンネックレス

開いた葉はほとんど見当たりません。小さなイルカ型のがたくさん出てきました。さらに1か月ほど経過した様子が下写真です。

絶好調のドルフィンネックレス

ドルフィンネックレスは他の多肉植物と同じく蒸れを嫌います。可愛い姿を保つためには、十分な日光と風通しを必要とするのですね。

生育適温は10度~25度程度。実は、私たちと同じく極端な暑さや寒さを苦手とします。

あわせて読みたい「ドルフィンネックレス 冬越しのポイント3つ!断水気味に管理し霜に当てない」はこちら

 

スポンサーリンク

まとめ

もりもりに育ったドルフィンネックレス  ▲切り戻しから約1年半経過。こんもり茂ったイルカ達。

今回は、ドルフィンネックレスの葉が開く理由と、可愛いイルカを取り戻す方法をご紹介しました。

葉が開いていたら、まずは日光が不足していなかったか確認してみましょう。また、鉢底から根が出てきたら根詰まりのサインです。

観葉植物と違い、多肉植物の多くはたくさんの日光を必要とします。室内に置いたままではどうしても光線不足に陥ってしまうのです。

気温が許す限りは屋外に置くこと。これが、ドルフィンネックレスの可愛い姿の保つコツでしょう。

ドルフィンネックレスの葉が開く理由

  • 先祖返り。ただし、なぜ先祖返りするのがは明確に分かっていない。

可愛いイルカを取り戻す方法

  • 適期の切り戻し。その後、管理環境の見直し。気温が許す限りは屋外の日当たりのよい場所に置くのがベスト。

人気のtopics

「モンステラの葉っぱが割れない!【原因は?割れるコツも】」はこちら

「100均のハイドロカルチャーってどうなの?使い方のコツも」はこちら

「観葉植物のコバエ対策 効果的な方法とは?【徹底解説】」はこちら

「観葉植物のカビ対策!カビの原因と対処法までを徹底解説します」はこちら

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
多肉植物観葉植物
スポンサーリンク
この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

こまめめをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
こまめめをフォローする
観葉植物ラボ
タイトルとURLをコピーしました