ポトスがしなしなの時に確認すべきこと3つとは?原因と対処方法

見栄えが悪くなったポトス ポトス

「水をあげてもポトスの葉がしなしなのまま…」

ポトスを育てている方の中には、上記のようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

水を与えても葉がしなしなのままでなかなか張りが戻らない…という場合、確認すべき点が3つあります。

今回は、ポトスの葉がしなしなになった時に確認すべき3つのポイントと、ポトスの葉がしなしなになる主な原因と対処法までをご紹介しましょう。

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ポトスがしなしなの時に確認すべきこと3つとは?原因と対処方法

ツルが伸びたポトス

ポトスの葉がしなしなになっていたら、まずは土の状態を確認してみてください。土がしっかりと乾いているならたっぷりと水を与えて様子をみましょう。

ただ、こちらの記事にたどり着いた方のほとんどは、「水を与えても葉がしなしなのままでなかなか葉にハリが戻らない…」という方が多いのではないでしょうか?

水やり後もポトスの葉がしなしなになっている…という場合に確認すべきことは3つあります。

ポトスがしなしなの時に確認すべきこと①鉢内が蒸れていないか?

前回の水やりから土が7日以上濡れたまま…という場合、鉢内が蒸れて根が傷んでいる恐れがあります。

ポトスの水やりは「土が乾いたタイミングでたっぷりと」が基本です。ただ、気温が下がり始める秋~冬は「土が乾いてさらに2~3日ほどしてからの水やり」が必要になります。

また、2年以上植え替えていないという場合も鉢内が蒸れやすいです。その理由が「根詰まり」と「土の劣化」にあります。

根詰まりは、鉢の中が根っこでいっぱいになるトラブルですね。鉢の中が根っこでぎゅうぎゅう詰めになると水はけが悪くなり、根腐れを引き起こしやすくなります。

根詰まり

そして、1~2年以上植え替えていない場合に考えられるのが「土の劣化」です。経年によって粒が崩れることで、土が団子状に固まり水はけが悪くなります。

粒が崩れた古い土

水やりの時に「前よりも水分が土に浸透するまで時間がかかるようになってきたな…」と感じたら、土が劣化してきたサイン。

春~秋の暖かい時期に植え替えるのがおすすめ。植え替えは根詰まりを解消するためだけでなく、土を更新するためにも必要なんだね。

考えられる原因

古い土に植えたままのポトス

  • 水のやり過ぎによる鉢内の蒸れ⇒根が傷む⇒水分がスムーズに吸い上げられない⇒葉がしなしな…
  • 根詰まりによる鉢内の蒸れ⇒根が傷む⇒水分がスムーズに吸い上げられない⇒葉がしなしな…
  • 土の劣化による排水性の低下⇒鉢内の蒸れ⇒根が傷む⇒水分がスムーズに吸い上げられない⇒葉がしなしな…

対処法

  1. 土が濡れている場合は風通しのよい場所に置いて様子をみる。肥料や活力剤は基本、不要。
  2. 天気予報をチェック。最低気温が15度以上なら植え替えで根詰まりや土の劣化を解消することを検討⇒15度以下なら暖かくなるまで待つ。寒さに当たらないようにして乾かし気味に管理
  3. 根詰まりしている(根っこがぎゅうぎゅう詰め)ならひとまわり大きめの鉢に植え替え。鉢を大きくしたくないなら株分けしてもok。根詰まりしている様子がないなら同じサイズの鉢に植えてもok。土は水はけのよい清潔なもの。鉢底石はちゃんと入れる。
  4. 植え替え後はたっぷりと水を与える。水気をしっかりと切り、受け皿に溜まった水はこまめに捨てる。
  5. 風通しのよい半日陰へ。直射日光は×。室内なら明るい窓際へ。窓を閉め切りがちなら扇風機やサーキュレーターを使って空気を動かすことが大事。
  6. 土がしっかりと乾いたタイミングで水やり。天気予報をチェックして15度以下になってきたら乾かし気味に。具体的には、土が乾いてさらに2~3日ほどしてからの水やり。

ポトスの植え替え

あわせて読みたい「ポトス 植え替えの方法を徹底解説!【タイミングも】」はこちら

ポトスがしなしなの時に確認すべきこと②寒さに当たっていないか?

寒さに強く丈夫で育てやすいといわれるポトスではありますが、本来は暖かい場所を好む熱帯性の植物です。

耐えられるのは5度程度とはいえ、それは枯れないための最低温度ともいえます。ポトスの美しい葉を保つなら最低でも10度、できれば15度は欲しいところ。

15度を下回ると生長が緩慢になり、それと同時に根が水分を吸い上げる力も弱くなるのです。

ポトス

そのため、気温が低い時期に水をやり過ぎていると、鉢内が常に湿った状態となって根が呼吸できずに傷みます。

また、注意すべきなのが水やり後。土に水分が残っている状態で寒さに当たると根が冷えてしまいます。

根が冷えることで根が傷み、結果、寒さが原因で根腐れを起こすこともあるんだね。

あわせて読みたい「ポトス 冬場のお手入れ方法と管理のコツは?」はこちら

考えられる原因

  • 10度以下の寒さに当たった
  • 冬の窓際の冷気で冷えた(特に暖房を消した後の夜から朝にかけて)
  • 床に直接置いていた(冷気は下に溜まる性質を持つため)

対処法

  • 土が7日以上濡れている場合⇒水やりを控えて寒さに当てないよう注意。できるだけ暖かく風通しのよい場所に置いて様子をみる。その後の水やりは土が乾いてさらに2~3日ほどしてから。
  • 窓際に置いている場合⇒夜になったら窓から1~2mほど離して冷え込みを防ぐ。朝になって気温が上がってきたら元の場所へ
  • 床に直接鉢を置いている場合⇒下に溜まった冷気によって弱ってしまう。冬場は寒さで弱りやすいため、鉢スタンドや吊り鉢などにして冷え込みを防ぐ

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ポトスがしなしなの時に確認すべきこと③高温と強光に晒されていないか?

ポトスの葉がしなしなになっているのが真夏の場合、高温と直射日光により鉢内が蒸れ、根が傷んでいる可能性もあります。

特に気を付けたいのが、屋外でポトスを育てている場合です。水やり後、熱くなった床面に直接鉢を置くと、鉢内に残った水分が煮えて根が傷んでしまうことがあるからです。

床に直接置いたポトスの鉢植え通気性、排水性を確保するためにも、鉢は少し浮かせるのがよい

根が傷んだ結果、水分や養分をスムーズに吸い上げられずに葉になかなかハリが戻りません。

また、元気がないからといって闇雲に肥料を与えるのも危険です。

根が弱っている状態で吸収しきれないほどの肥料を与えると、逆に根を傷めてしまう原因にもなる。僕の場合は、肥料を与えるのは株が弱っていない時。生長が鈍る秋から冬は基本的に肥料や活力剤はあげていない。

考えられる原因

  • 水やり後、暑くなった床面に直接鉢を置いていた(水温の上昇により根が煮えた)
  • 直射日光によって鉢内の水温が上昇し根が傷んだ
  • 必要以上の肥料を与えたことで根が傷んだ

対処法

  • 夏場は特に高温、直射日光を避ける
  • 水やり後はしっかりと水気を切り、屋外なら日陰へ。その際、鉢は直接床に置かない。鉢スタンドを利用するのがよい(床から浮かせる)。
  • 肥料は基本、弱っている状態のときには与えてない

キャスター付き鉢スタンド

あわせて読みたい「肥料と活力剤の違いとは?観葉植物に適した使い方を徹底解説!」はこちら

 

水のやり過ぎ、やり忘れによる失敗を防ぐ「水やりチェッカー」があると便利

こんもりポトス

ポトスを育てる上で基本となるのが「水やり」です。ポトスの場合、比較的に水を好むとはいえ、与えすぎていると根腐れを招いてしまいます。

土が乾いたかどうかのタイミング…。慣れるまではなかなか難しいもの。そんな時にあると便利なのが水やりチェッカー「キャビノチェ|Cabinotier サスティー」 です。

スティック状のチェッカーを土に差しておくだけで、土の乾き具合を測定してくれる

サスティー

スティック状のチェッカーを土に差しておくだけで、土の乾き具合を測定。最適な水やりのタイミングを色で教えてくれます。

育てている観葉植物の数が多い場合、ひとつひとつの鉢の土の乾き具合を確認するのはかなり面倒です。また、感覚頼りの確認方法では確実性にも欠けます。

「これだけは枯らしたくない!」というお気に入りの鉢のみに水やりチェッカーを差しておくのもおすすめです。

水やりのタイミング【目安】

サスティー

  • 最低気温が15度以上(春~秋)⇒チェッカーが「白」になったタイミングでたっぷりと水やりをする
  • 最低気温が15度以下(秋~冬)⇒チェッカーが「白」になってさらに2~3日ほどしてから常温の水を暖かい時間帯に与える
水やり後、10分ほどしても色が変わらなくなってきたら中芯を交換

サスティーの場合、中芯を交換すれば繰り返し使うことができます。

水やり後、10分ほどしても白から青に色が変わらなくなってきたら交換のタイミングです。

サスティーのレフィル交換中芯の交換は簡単、2ステップ

本体は繰り返し使えて、地球にもお財布にもやさしいのが特徴。中芯は植物由来の繊維を加工して作られているよ。交換の目安は6か月~9か月。水やり後、10分ほどしても色が変わらなくなったら「交換が必要」と覚えておこう。

あわせて読みたい「ポトスが枯れる原因と対処法【コツをつかんで長く楽しむ!】」はこちら

 

まとめ

陶器鉢のかわいいポトス

ということで、今回はポトスがしなしなになった時に確認すべきこと3つと、しなしなになる主な原因と対処方法までをご紹介しました。

ポトスがしなしなで土が濡れている場合、根が傷んでいる可能性が高いです。この場合、まずは風通しのよい場所に置いて様子をみましょう。

植え替えるにしても、土が乾いている方が作業がスムーズな上、根も傷めにくいですよ。

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この記事を書いた人
komame083

農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほどの植物を管理。他人は変えられない。しかし、植物は手をかけた分だけ答えてくれると信じている。

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