【この記事を要約】
- カビ除去: 屋外で漂白剤や消毒用エタノールを使い、水を使わずに拭き取った後、しっかり乾燥させる。
- カビの原因: 素焼き鉢の高い吸水性、微細な穴、残った有機物、そして蒸れがカビの主な原因。
- 適切な水やり: 過度な水やりを避け、特に冬は水やりチェッカーなどで湿度管理を徹底する。
- 空気の循環: サーキュレーターなどで風通しを良くし、湿気がこもるのを防ぐ。
- 日当たりと肥料: 日当たりの良い場所に置き、植物の種類に合わせた適切な量の肥料を与える。
「室内で育てている植物の素焼き鉢にカビが生えた…」
室内で管理している素焼き鉢にカビが生えたらいい気持ちはしませんよね。
カビの胞子が飛散することで喘息・アレルギーなどの健康トラブルを招く恐れもあります。

カビは放っておくとどんどん増殖する。被害を最小限に抑えるためには早目の対処が必要
ということで、今回は素焼き鉢にカビが生えた時の対処方法とカビの予防法を紹介します。
素焼き鉢にカビが生えた時の対処方法とは?
素焼き鉢に生えたカビは見た目だけの問題ではありません。被害を拡大させないためにも、なるべく早めに対処するのが望ましいです。
素焼き鉢のカビ対処法 手順1「一旦、屋外に出す」

カビの胞子は目に見えない程小さく、知らないうちに室内に飛散します。
カビ胞子が室内に飛散するのを避けるため、まずはカビの生えた素焼き鉢を屋外に移動します。
素焼き鉢は水分を吸い込む性質を持つ
素焼き鉢は鉢全体に目に見えない小さな穴が開いています。そのため、鉢自体が水分を吸い込むのです。
そのため、特に暖かい室内で管理している場合は蒸れやすく、カビが繁殖するための好条件となります。

カビの胞子が人の体内に入り、アレルギーや喘息などの健康被害を引き起こす恐れもあるよ。
素焼き鉢のカビ対処法 手順2「漂白剤or消毒用エタノールを用意」

素焼き鉢には「目に見えない穴」がたくさん開いています。
表面だけカビを落としても、鉢内部にまでカビの根が入り込んでいることも少なくありません。
カビを取り除いて乾燥させるだけではなく、漂白剤や消毒用エタノールを使ってしっかり除菌する必要があります。
漂白剤(カビ取り洗剤)でカビをとる場合
カビ取り剤を吹きかけてしばらく置きます。汚れが落ちたら乾燥させて、消毒用エタノールをスプレーしましょう。
消毒用エタノールでカビをとる場合

消毒用エタノールを直接カビに吹きかけます。
植物にかからないように気を付けましょう。事前にアルミホイルや紙でくるんでおくと安心です。
素焼き鉢のカビ対処法 手順3「ふき取るorこすり落とす」
そのあと、ティッシュやキッチンペーパーなどで汚れをふき取りましょう。
取り切れない場合は使用済みの歯ブラシを使用して軽くこすります。

水で洗い流したり、水を含ませたティッシュでカビをふき取るのは避けてください。
理由は、カビの好む水分(湿気)を与えることになるからです。
使い捨てのメラミンスポンジで擦るのもおすすめ
なかなか取り切れない場合、使い捨てのメラミンスポンジで擦ると落ちやすいです。
その際、水ではなくアルコール消毒液を噴射してから擦ります。
素焼き鉢のカビ対処法 手順4「乾燥させる」

表面のカビがおちても、目に見えない奥にカビの胞子が残っています。そのまましばらく風通しのよい場所で乾燥させましょう。
※消毒関連製品の説明をよく読み使用してくださいね。
素焼き鉢のカビ取りをしてからさらに3日経ちました。(下写真)

カビ取りした箇所としていない箇所がくっきり分かります。
カビは植物の置き場所を見直すきっかけにも…
風通しのよくない場所に置き続けることでカビが繁殖しやすくなります。
「カビが生える⇒風通しがよくない⇒植物にも悪影響」

カビが生える時は置き場所の見直しをしてみて。風通しが悪いならサーキュレーターを使うのが◎。

素焼き鉢にカビが生える原因は?
素焼き鉢にカビが生える主な原因は以下です。

素材の性質上、一定条件が揃うとカビが生えやすいよ。
素焼き鉢にカビが生える原因①吸水性が高い
素焼き鉢は通気性が良く吸水性が高い素材です。
そのため、水遣りをすると土だけでなく鉢内部まで水分を吸収します。
湿度が高い環境ではどうしてもカビが発生しやすくなるのです。
素焼き鉢にカビが生える原因②微細な穴がある
素焼き鉢の表面には微細な穴や凹凸があります。
これらの小さな隙間には水分や栄養分がたまりやすく、これがカビにとって好条件となることもあるのです。
素焼き鉢にカビが生える原因③有機物が残りやすい
素焼き鉢で植物を育てている場合、必ず使用するのが土や肥料など栄養分です。
植物を育てる過程で、土や土に含まれる有機物、肥料分などが鉢内に残ります。
これがカビの栄養源となり、一定条件が揃うことでカビが繁殖しやすくなります。
素焼き鉢にカビが生える原因④蒸れ
素焼き鉢は多孔質なため水分を含みます。
通気性が良いのが特長ではありますが、その分、風通しの悪さや蒸れが続くと鉢自体にカビが生えやすくもなります。

「暖かい空気」「風通しの悪さ」「高湿度」。これらの条件が揃うと素焼き鉢がカビが生えやすくなるよ。

素焼き鉢に付いた白い粉は、カビ…?
ブラシで素焼き鉢を強くこすっても白いものが取れないという場合、「白華現象」の可能性が高いです。
強くこすっても白いものが落ちない場合は「白華現象」の可能性が高い
白華(はっか)現象とは、
コンクリートやモルタルの中に元々ある「水酸化カルシウム」が、水分や霜に溶け出して二酸化炭素に反応し、「炭酸カルシウム」となって白い粉となる現象のこと。
そして、白華現象は素焼き鉢でも起こります。
素焼き鉢に含まれる水酸化カルシウムが水やりの際の水分に溶け出し、鉢の表面ににじみ出て空気中の二酸化炭素に反応すると考えられます。
特に、素焼き鉢は多孔質のため、他の鉢よりも白華現象が起きやすい傾向です。

白華現象が起こりやすいのは、湿気が高くなる梅雨時期や気温の下がる冬場だよ。
そのままでも無害。見た目が気になるなら定期的にこすり落とす
白華現象によって生じた炭酸カルシウムは、そのままにしておいても無害です。ただ、見た目が気になるという方もいるでしょう。
白華現象を完全に阻止するのは困難ですが、素焼き鉢に白っぽいものが現れていたら、早目に取り除くことで美観を保つことができます。

水道水に含まれるミネラル分が結晶化したもの=水垢の可能性も
素焼き鉢の表面に現れる白い粉のような物質。
実は、水道水が蒸発する際に結晶化したミネラル分(主にカルシウム)である可能性が高いです。

台所のシンクまわりが白っぽくなるのを見たことある?いわゆる「水垢」。
白くふわふわしているならカビの可能性が高い
カビか水道水のミネラル分かを見分けるポイントは、「ふわふわしているかどうか?」ということです。
- 白くてふわふわしている⇒カビの可能性が高い
- 白くて粉のような物質、ふわふわしていない⇒水道水に含まれるミネラル分が結晶化してものである可能性が高い
カビの場合はカビの胞子が室内に飛散することで健康被害を招く恐れもあります。
異臭を放つことも多いカビには早めの対処が必要です。

カビ・藻?白華現象?見分け方を解説
素焼き鉢につきやすいカビや藻、そして白華現象や水道水のミネラル分による白い物質。
これらの見分け方をご紹介します。
素焼き鉢に黒っぽい斑点が現れている場合、藻・カビの可能性が高い
素焼き鉢に緑色の物質が付着しているなら、藻やカビである可能性が高いです。
カビは通気性の悪い場所に置き続けていると発生しやすくなります。

たとえば窓を閉め切った室内。
擦って落ちるなら藻やカビである可能性が高い。こすっても落ちにくいならミネラル分である可能性
強く擦って落ちるならカビや藻である可能性が高いです。
ただ、白い粉のようなものが強く擦ってもなかなか落ちない…という場合は、水道水や素焼き鉢に含まれるミネラル分と思われます。

ミネラル分である場合、沢山溜まるとパリパリと剥がれてくるよ。植物への悪影響はないけど見栄えが気になるなら定期的にこすり落とすのがいいかも。

素焼き鉢のカビを防ぐ!簡単にできるカビ対策とは?
カビは、
- 「70%以上の湿度」
- 「25度~28度の温度」
- 「栄養分(植物の肥料)」
の3点が揃うと増殖します。

つまり、素焼き鉢のカビを予防するには、この3点をなるべく避けることが必要なんだ。
素焼き鉢のカビ予防方法①過度な水やりをしない
カビにとって水分は必須です。
植物が吸収しきれない程の水やりは素焼き鉢に長く水分を滞らせ、カビの発生リスクを高めることになります。
冬は水の遣り過ぎに注意!
春~夏の生育期と比べ、冬場は植物の吸水力が弱まっています。そのため、必要以上の水やりは鉢内の高湿状態を持続させることに。
さらに、暖房で室内が暖まっていると一気にカビが増殖します。(高温多湿)
水やりチェッカーが便利!

水やりのタイミングが分かりにくくなるのが冬場。そのため、冬に水をやりすぎて植物を枯らしてしまう方が非常に多いです。
そのような場合に管理を楽にしてくれるのが水やりチェッカー。
土に挿すだけで水やりのタイミングを色で教えてくれます。
カビ対策と根腐れ対策の両方ができるのでおすすめですよ。

素焼き鉢のカビ予防方法②空気を動かす
カビが好む湿気は動かない空気に溜まります。そのため、風通しの悪い室内はカビにとって好条件です。
特に、窓を閉め切った冬場の室内は暖房も効いて暖かくなっており、カビにとってはこちらも好条件。
サーキュレーターで空気を動かすことでカビを予防する

サーキュレーターや扇風機をうまく活用し、室内の空気を動かしてあげることはカビ予防につながります。
サーキュレーターを使用する場合は壁に向けてサーキュレーターを回します。
直接風を当てるのではなく、間接的に柔らかい風が植物に当るようにするのがコツです。

素焼き鉢のカビ予防方法③肥料を与えすぎない
植物への肥料は、実はカビにとっても栄養となります。
その他にも、ホコリ・食べかす・人の垢などの汚れもカビにとっての餌になりえます
その植物に合ったタイミングで適切な量の肥料を与えましょう。
生育が緩慢になる冬の肥料は基本不要
特に、冬場は植物の生長が緩慢になります。
冬場の肥料は必要のない場合が多いので、再度、肥料の与え方を見直すのもカビ予防につながるでしょう。
素焼き鉢のカビ予防方法④比較的乾燥を好む植物を選ぶ
素焼き鉢にカビが生えるのを防ぐためには、水遣りを最低限に抑える必要があります。
そのためには、素焼き鉢に植え付ける植物の選択が重要です。
比較的に乾燥に強い植物をチョイスすることで水遣りを最低限に抑え、乾燥状態を保つことでカビが生えにくくなります。
おすすめはサンスベリア、多肉植物など
たとえばスパティフィラムやポトス、シダ植物などは比較的水を好みます。
素焼き鉢に植える場合、水を好む植物よりは乾燥に強い多肉植物やサンスベリアを選んだ方がカビが生えにくくなります。

素焼き鉢のカビ予防方法⑤日当たりの良い場所に置く
一般的に、カビは直射日光や明るい光を嫌います。
日光には紫外線が含まれており、これがカビの成長を抑制する役割があります。
室内なら南~東向きの窓際に置いて日当たり、風通しを確保
植物の種類にもよりますが素焼き鉢で植物を栽培している場合、室内であれば南~東向きの窓際に置くのがベストです。
十分な明るさと風通しを確保することでカビが生えにくくなります。

素焼き鉢のメリット、デメリット
素焼き鉢は一定の条件が揃うとカビが生えやすいというデメリットを持ちますが、植物を育てる上ではメリットも多くあります。
素焼き鉢のメリット
- 通気性と排水性に優れる…素焼き鉢は通気性が高く水分を良く通します。そのため根腐れを起こしにくく根を傷めにくいです。
- 根がデリケートな植物に優しい…通気性に優れるため根が呼吸しやすくなります。根腐れを起こしやすい植物の栽培に向いています。
- 保温性がある…素焼き鉢は保温性があり、季節の変化や気温の変動から植物の根を保護してくれます。
- 自然な見た目…素焼き鉢は粘土を高温で焼き上げた鉢です。自然で温かみのある風合いが楽しめます。
- エコである…素焼き鉢は天然の素材であり、環境への影響が比較的少ないです。古くなった鉢は再利用やリサイクルが可能です。
素焼き鉢のデメリット
- カビや苔が生えやすい…多孔質のため適度な水分と空気を含むことでどうしてもカビ、苔、藻などが生えやすくなります。
- 重い…素焼き鉢はプラスチック鉢に比べると重いです。移動する際や植え替える際は注意が必要になります。
- 乾燥しやすい…通気性に優れるものの、土の中の水分が蒸発しやすく乾燥しやすいです。そのため、高湿状態を好む植物にはあまり適しません。
- 凍結に弱い…寒冷地域では素焼き鉢が水を吸収しやすく、凍結によって破裂する可能性が高まります。冬は保管方法に注意しなくてはなりません。
- 白華現象が起きやすい…長く使っているとどうしても表面に白い粉が蓄積します。室内の場合は剥がれたミネラル分が散乱して床を汚す恐れもあります。

カビが生えやすいというデメリットはあるものの、素焼き鉢には沢山のメリットがあるね。ちなみに使い込んだ風合いを楽しみたいなら「モスポット」もあるよ。
使い込むほどに表面が削れ、苔(=モス)が生え、独特の風合いになる素焼き鉢。
この「使い込んだ感、風合い」をリアルに表現したのがモスポットです。

素焼き鉢のカビに関するよくある質問
Q1. 素焼き鉢のカビは植物に直接悪影響を与えますか?
A. 素焼き鉢に生えたカビ自体がすぐに植物に直接害を与えることは少ないですが、カビの原因となる環境(通気不良・蒸れ)が続くことが問題です。
湿気が多くなれば根腐れが起きやすくなり、植物が弱る原因になります。
見つけたら放置せず、早めに除去と環境改善を行いましょう。
Q2. カビが生えた素焼き鉢を再利用しても大丈夫?
A. はい、しっかりと洗浄・消毒・乾燥を行えば再利用可能です。
漂白剤や消毒用エタノールでカビをしっかり除去したうえで、最低1〜2日間は直射日光下で十分に乾燥させることがポイントです。
再利用時は、新しい清潔な土を使い、念のため植物の根の状態も確認してから植え替えると安心です。
Q3. 素焼き鉢のカビを防ぐためにコーティングする方法はありますか?
A. はい、素焼き鉢には鉢専用のコーティング剤を使って防カビ対策を行う方法があります。
たとえば「鉢の内側に撥水性のあるシーラーや防水スプレーを塗布」することで、水の染み込みを抑え、湿気によるカビの発生を抑制できます。
ただし、通気性が損なわれる場合もあるため、乾燥を好まない植物には適さない場合があります。
Q4. 素焼き鉢に塗料やニスを塗ってカビ予防しても問題ない?
A. 塗料やニスを塗ることで水分や汚れの吸収を防ぎ、カビを予防する効果はあります。
ただし、通気性が損なわれるため、鉢の内側に塗ることはおすすめしません。
Q5. 室内に置く場合、カビ防止に向いている鉢カバーの素材は?
A. 室内で使う鉢カバーには、通気性があり水が溜まりにくい素材がおすすめです。具体的には以下のような素材が向いています。
- ラタン製や竹製の通気性があるカバー
- ホーローやステンレス製(内側に水がたまらないよう穴があるもの)
- 木製(底が開いていて通気性の良いもの)
逆に、密閉性の高いプラスチックや陶器の鉢カバーで水が抜けない構造は、鉢内の湿度を高めてしまいカビの温床になりやすいので注意しましょう。
Q6. 素焼き鉢にカビが生えないよう内側に何か敷いた方がいい?
A. 可能であれば、鉢底に鉢底ネットや通気性の良い鉢底石を敷くとよいでしょう。
さらに、内側に通気性のある鉢用ライナー(ココヤシマットや麻布)を使うことで、土が直接鉢に触れにくくなり、有機物の残留や湿気の吸収を軽減できます。
ただし、完全に内側を密閉してしまうと鉢の特性が損なわれるため、布や紙などの吸水性の高いものは避けてください。
Q7. 素焼き鉢とプラ鉢、カビの発生率に違いはありますか?
A. 一般的に素焼き鉢の方がカビは生えやすいです。理由は以下の通り。
- 素焼き鉢は吸水性・通気性が高く、水を吸収しやすいため湿気が残りやすい
- 表面がざらざらしていて、有機物や汚れがたまりやすい
一方、プラ鉢は水を通さず、表面もツルツルしているためカビが生えにくいです。ただし、通気性が低い分、中の土が蒸れて根腐れするリスクはあります。
Q8. カビを吸い込んだかも…対処法は?
A. カビを吸い込んでしまった場合、多くは一時的なもので問題ありませんが、喉の違和感・咳・くしゃみ・目のかゆみなどの症状が出る場合は注意が必要です。
とくに、喘息・アレルギー体質の方は早めに換気をし、医療機関に相談してください。
カビ取り作業中は屋外で行い、マスクを着用しましょう。
Q9. カビの生えた素焼き鉢はベランダで使っても問題ない?
A. ベランダで使用する場合、風通しと日当たりが良ければ基本的に問題ありません。
ただし、ベランダが密閉気味だったり、雨ざらしになる場所では再びカビが生えやすくなる可能性があります。
また、集合住宅のベランダなどで、カビの胞子が他の住戸に飛散する可能性が気になる場合は、カビを除去してからの使用をおすすめします。
Q10. カビ対策として重曹やクエン酸は使える?
A. 重曹やクエン酸は軽度の汚れや臭いには有効ですが、素焼き鉢の奥深くに根を張ったカビには効果が弱いことが多いです。
消毒や除菌をしっかりしたい場合は、やはり漂白剤(カビ取り剤)やエタノールの方が効果的です。
ただし、日常の予防やお手入れとして、
- 重曹で表面をこすって軽く掃除
- クエン酸水でミネラル分を落とす
などの軽度なメンテナンスには使えます。
まとめ
- カビ除去: 屋外で漂白剤や消毒用エタノールを使い、水を使わずに拭き取った後、しっかり乾燥させる。
- カビの原因: 素焼き鉢の高い吸水性、微細な穴、残った有機物、そして蒸れがカビの主な原因。
- 適切な水やり: 過度な水やりを避け、特に冬は水やりチェッカーなどで湿度管理を徹底する。
- 空気の循環: サーキュレーターなどで風通しを良くし、湿気がこもるのを防ぐ。
- 日当たりと肥料: 日当たりの良い場所に置き、植物の種類に合わせた適切な量の肥料を与える。
今回は素焼き鉢にカビが生える原因と対処法、対策までご紹介しました。
鉢植えにカビが生えると、見た目以外にも、健康被害や植物へのダメージなどが懸念されます。
できるだけ早めに対処しカビが生えにくい環境に整えましょう。
素焼き鉢に生えたカビの取り方
- 素焼き鉢にカビが生えたら洗浄プラス消毒し、その後乾燥させる
- カビの餌となる水は使用しない
素焼き鉢のカビを予防する方法
- 過度な水やりは控える
- 風通しをよくする(空気を動かす)
- 栄養を与えすぎない
人気のtopics


