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素焼き鉢のカビ!対処法とカビ対策について解説
※2021年2月3日 記事公開
こんにちは。komame083です。

「室内で育てている植物の素焼き鉢にカビが生えた…!どうすればいいの?」
「素焼き鉢のカビを予防するための対策を知りたい!」
今回は、このような方のために素焼き鉢にカビが生えた時の対処方法と、カビの予防法をご紹介します!
素焼き鉢にカビが生えた時の対処方法とは?
素焼き鉢に生えたカビは見た目だけの問題ではありません。
なるべく早めに対処することが望まれます。
素焼き鉢のカビ対処方法 手順1「一旦、屋外に出す」
カビの胞子は目に見えない程小さく、知らないうちに飛散します。
そのため、胞子が室内に飛散する可能性があるため、作業は室内ではなく屋外でしましょう。
カビの胞子が人の体内に入り、アレルギーや喘息などの健康被害を引き起こすことも十分に考えられます。
素焼き鉢のカビ対処法 手順2「漂白剤or消毒用エタノールを用意」
素焼き鉢は目に見えない穴がたくさんあいています。
そのため、表面だけカビを落としても内部にまでカビの根が入り込んでいることも少なくありません。
水で洗って乾燥するだけではなく、漂白剤や消毒用エタノールを使用し、しっかりと除菌するのがおすすめです。
漂白剤(カビ取り洗剤)でカビをとる場合
カビ取り剤を吹きかけてしばらく置きます。
汚れが落ちたら、乾燥させて、消毒用エタノールをスプレーしましょう。
消毒用エタノールでカビをとる場合
消毒用エタノールを直接カビに吹き付けます。
そのあと、ティッシュやキッチンペーパーなどで汚れをふき取りましょう。
※使用する製品の説明をよく読み使用しましょう!
水で洗い流したり、水を含ませたティッシュでカビをふき取るのは避けてください。
理由は、カビの好む水分(湿気)を与えることになるからです。
素焼き鉢のカビ予防方法とは?
素焼き鉢は鉢自体が水分を吸い込みます。
そのため、特に暖かい室内で管理している場合は蒸れやすく、カビが繁殖するための好条件となります。
カビは、「70%以上の湿度」「25度~28度の温度」「栄養分(植物の肥料)」の3点が揃うと増殖します。
つまり、素焼き鉢のカビを予防するには、この3点をなるべく避けることが必要です。
素焼き鉢のカビ予防方法①「過度な水やりをしない」
カビにとって水分は必須です。
そのため、植物が吸収しきれない程の水やりは、素焼き鉢に長く水分を滞らせます。
特に、冬場は要注意。
春~夏の生育期と比べ、植物の吸水力が弱まっているからです。
さらに、暖房で室内が暖まっていると一気にカビが増殖します。
植物への水やりは、鉢内がしっかり乾燥し水気がなくなってからがよいでしょう。
また、受け皿に溜まった水はその都度捨てるようにします。
素焼き鉢のカビ予防方法②「空気を動かす」
カビが好む湿気は動かない空気に溜まります。
そのため、風通しの悪い室内はカビにとって好条件です。
特に、窓を閉め切った冬場の室内は、暖房も効いて暖かくなっており、カビにとってはこちらも好条件。
そこで、サーキュレーターや扇風機をうまく活用し、室内の空気を動かしてあげることがカビ予防につながります。
水やりした後に、サーキュレーターでふんわりと風を当ててあげるとよいでしょう。
(なるべく直接風が植物に当たらないように気を付ける)
素焼き鉢のカビ予防方法③「肥料を与えすぎない」
植物への肥料は、実はカビにとっても栄養となります。
その他にも、ホコリ・食べかす・人の垢などの汚れもカビにとっての餌になりえます。
その植物に合ったタイミングで適切な量の肥料を与えましょう。
特に、冬場は植物の生長が緩慢になります。
冬場の肥料は必要のない場合が多いので、再度、肥料の与え方を見直すのもカビ予防につながるでしょう。
まとめ
・素焼き鉢にカビが生えたら洗浄プラス消毒!
・素焼き鉢のカビを予防するには、「過度な水やりをしない」「風通しをよくする(空気を動かす)」「栄養を与えすぎない」ことが必要!