PR
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

広がるモンステラを幹立ちに仕立てる方法を徹底解説します!

伸びすぎたモンステラの仕立て直し モンステラ

切れ目の入った個性的な葉が魅力のモンステラ。

丈夫で育てやすいのが人気の秘密でもありますが、長く育てているうちに横へ横へと広がってはいませんか?

モンステラはつる性植物の特徴をもつため、そのまま育てているとどうしても這うように広がるのが特徴です。

横に広がるモンステラ

でも、鉢植えで育てていると広がった姿はあまり見栄えが良くないですよね。

そこで今回は、広がるモンステラを「幹立ち」に仕立てる方法を徹底解説します。

 

幹立ちとは、横に広がるモンステラを自立させ、上へ向かって生長するように仕立てることだよ。「幹上がり」「根上がり」とも呼ばれる。

モンステラを幹立ちさせる
スポンサーリンク

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

こまめめをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク

広がるモンステラを幹立ちさせる方法を分かりやすく解説します

それでは、広がるモンステラを幹立ちさせる方法を詳しく見ていきましょう。

広がるモンステラを幹立ちさせる 手順①「適期は4月~9月頃」

モンステラを幹立ちさせるということは、横向きの株を縦向きに育つように仕立て直す必要があるということです。

 

横向きに育っている株を縦向きにするには長い時間と手間が必要になる。剪定、植え替えなどが必要な場合もあるよ。

既存モンステラの根元

支柱や植え替え、剪定などを駆使して縦方向に生長するよう調整する

モンステラを幹立ちさせたい場合、株の状態によっては植え替えが必要になることもあります。

本来はつる性の植物を縦方向に自立させるのは容易ではありません。プロであっても長い時間と手間暇のかかる作業なのです。

観葉植物/モンステラ:根上がり 7号

 

手間暇かけて作られる幹立ちモンステラ。通常のモンステラよりも希少で流通量が少ないのが特徴だよ。

 あわせて読みたい 「超絶ワイルド。お洒落で格好いい幹上がりモンステラのおすすめ通販」

広がるモンステラを幹立ちさせる 手順②「縦向きに植え替える」

では、既存のモンステラを縦向きに植え替えます。

横向きのモンステラを縦向きに植え替えるのはなかなか大変ですが、支柱やワイヤーをうまく使いながらなんとか縦に仕立てます。

 

生長期初期にあたる5月~6月頃に植え替えるのがもっとも失敗しにくいよ。生長期初期に植え替えることで、冬越しまでの期間をより長く確保できる。結果、冬に備えて根を張らせられるんだね。

手順

  1. 鉢からモンステラを取り出す。
  2. 既存の鉢に新しい鉢底石を入れ、用土を鉢の1/3程入れる
  3. 根鉢を軽く崩したモンステラを鉢植えの中に配置する。茎が縦になるよう支柱と園芸用ワイヤーを駆使して植え付ける
  4. その際、茎が長すぎる場合は好みの長さに剪定。頂点の葉を2枚ほど残してそれ以外の下葉はカットしておくとよい
  5. 株と鉢の隙間に残りの用土を入れる。根と土に隙間ができるとうまく生長できないので、割りばしや棒状のものを使いながら土を軽くつついて用土を詰める
  6. 最後に水やりして、しばらくは風通しの良い半日陰で管理する

モンステラを新しい鉢に配置

 

横向きの株を無理やり縦にしているため、植え替え直後は葉の向きが不格好にみえるよ。ただ、ある程度の日に当たることでモンステラ自身が葉の向きを変えてくれる。無理に曲げたりせず、時間をかけて様子を見守ってね。

モンステラを幹立ちに仕立てる

支柱は一般的な緑色のものがおすすめ。モンステラと自然に馴染むよ。100均のものでok!伸縮できるタイプの支柱なら不要時でも邪魔になりにくいよ。

広がるモンステラを幹立ちさせる 手順③「自立するまで支柱とソフトワイヤーで支える」

植え替え後のモンステラ

モンステラが自立できるようになるまでは、少々不格好ですが支柱とワイヤーで支えておきます。うまくいけば、茎から気根(きこん)が出てきて株自体を支えてくれます。

支柱を立てたモンステラの株元

自立できれば支柱とワイヤーは卒業です。

 

茎から土に向かって伸びている茶色いものが「気根」。気根がモンステラを支えるようにして自立すれば幹立ち成功だよ。

広がるモンステラを幹立ちさせる 手順④「風通しの良い半日陰で管理」

肥料を与えて育てたモンステラ

植え替え後のモンステラは大きなストレスがかかった状態です。いきなり強い日差しの下に置くととたんに弱ってしまうこともあります。

しばらくは風通しの良い半日陰で休ませましょう。株に触れて抵抗を感じるようになったら根が活着したサインです。

 

モンステラは直射日光が苦手。室内なら南~東向きの窓際がベスト。屋外なら半日陰に置こう。ただし真夏は日陰に移動するのが安心。肥料を使うと生育がよくなるよ(春~秋のみ)。

あわせて読みたい「モンステラにおすすめの肥料を厳選して3つご紹介します!」

 

スポンサーリンク

モンステラが広がる理由とは?【徹底調査】

そもそも、なぜモンステラは横に広がるのでしょうか。調査してみました。

モンステラは大木に絡みつきながら生長する 「半つる性」の植物

沖縄の民家前に植えられたモンステラ

モンステラの主な原産地は熱帯アメリカです。サトイモ科の植物でモンステラは「モンスター」が語源となっています。

そんなモンステラ、実は、つる性植物の特徴をもつ「半つる性」の植物です。そのため、何かに絡みつきながら這うように育つという性質をもっています。

植え替え前のモンステラ

ときにはバランスを崩し、鉢ごと倒れてしまうこともあるでしょう。

 

モンステラを鉢植えで育てていると、生長とともにどうしても横へ横へと這うように広がりがちになるんだ。

モンステラが広がるのは、元気に育っているから

巨木に絡みつくモンステラ
巨木に絡みつくモンステラ

つまり、「モンステラが広がってしまう」のではなく、モンステラは元々つる性の性質を持つ植物のため、「広がるように育つのは自然なこと」といえるでしょう。

むしろ、「モンステラが広がるのは元気に育っている証拠」といってもいいかもしれません。

ただ、室内で育てていると、葉の大きなモンステラを自然な形で育てるのはなかなか難しいですよね(室内がジャングルになる…)。

 

幹立ちに仕立てることで、モンステラの株姿を整え見栄えをよくするだけではなく、風通しを良くすることで病害虫の予防にもつながるんだ。

あわせて読みたい「モンステラの剪定の方法【倒れそうな株の対処法!】」

 

スポンサーリンク

まとめ

幹立ちに仕立て中のモンステラ

今回は、広がるモンステラを幹立ちさせる方法についてくわしくご紹介しました。

ホームセンターや園芸店で見かけるモンステラはほとんどが自然な形の横向きですよね。

 

ただ、生長するにつれて横に広がる性質をもつのがモンステラ。

途中で剪定するのもひとつの選択肢ではありますが、あえて「幹立ち」に仕立てることで、よりすっきりとしたおしゃれな佇まいに演出することもできます。

何より、幹立ちのモンステラはなかなか入手しにくく、通常のモンステラよりも高価である場合も多いです。

 

自分で幹立ちさせたモンステラは愛情もひとしお!

今回の記事をご参考に、広がるモンステラの幹立ちに挑戦してみてはいかがでしょうか。

広がるモンステラを幹立ちにする方法【手順】

  1. 適期は4月~9月頃の生長が旺盛な時期
  2. 横向きの株を縦向きに植え替える
  3. 自立するまでは支柱とワイヤーで支える
  4. 風通しの良い半日陰で管理

モンステラが広がる理由【そもそもなぜ広がる?】

  • モンステラは何かに絡みつきながら這うように育つ「半ツル性」の植物であるため
  • 広がるように育つのは、むしろモンステラが元気に育っている証拠ともいえる
関連記事

「枯れずに長持ち!モンステラを楽しむならフェイクグリーンもアリな理由」

「モンステラの増やし方【初心者でも簡単にできる方法!】」

「伸びすぎたモンステラの対処方法 分かりやすく解説します!」

「モンステラ 冬の管理のコツ3つ!【冬のお手入れ方法】」

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
モンステラ観葉植物
スポンサーリンク
この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

こまめめをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
こまめめをフォローする
観葉植物ラボ
タイトルとURLをコピーしました