金のなる木に花が咲くと不吉って聞いたことがあるけど本当…？あと、花が咲いた後はそのまま放置で大丈夫？
今回はこういった疑問にお答えします。
この記事を読めば、
- 金のなる木に花が咲くと不吉といわれる理由
- 金のなる木に花が咲いたらそのまま放置しても大丈夫なのか
- 金のなる木に花が咲かない理由
が分るよ！
金のなる木に花が咲くと不吉？➡いいえ、株が充実すると11月～2月頃に花を咲かせます
「金のなる木に花が咲くと不吉…。」
このような噂を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか？
金のなる木に花が咲いたからと言って不幸になるということはない
まずはじめに。
金のなる木に花が咲いたからといって不幸になったり、不吉なことが起こったりすることはありません。
まずは安心してね。
金のなる木の花は小さな星が集まったような姿をしており、とっても可憐でキュートです。
金のなる木の開花時期は11月～2月頃と寒さの厳しい時期。力強く咲く花は冷えた心を元気づけてくれるよ。
じゃあ、なんで金のなる木の花が咲くと不吉という噂があるの？
植物にとって花を咲かせることは非常に多くのエネルギーを要することです。
さらに、花をそのままにしていると種子を作るためさらに多くのエネルギーを消耗し、結果、元株が弱ってしまうこともあるようです。
「金のなる木が花を咲かせる➡元株の栄養が種子を作るために奪われる➡元株が弱ってしまうこともある」
このことから、「金のなる木の花が咲く=不吉」という噂が広まったのではないかと考えられます。
金のなる木に花が咲いたからと言って不幸になるということはない。でも、開花後に元株が弱るようなら花芽はカットしておいた方が安心かも。特に株が小さかったり、弱っていたりする場合は注意して。
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金のなる木の花はそのまま放置しておいて大丈夫？
金のなる木は花が咲いた状態でそのままにしておいても一般的には大丈夫。ただし、いくつかの注意点があります。
しおれた花は取り除く
金のなる木の花は通常、比較的短い期間で咲きます。
花が開花してからしばらくすると、花はしぼんでくるでしょう。
花がしぼんできたら美しさや観賞価値が低下するため、必要に応じて花を摘み取ります。
葉が落ちたりしおれたり…弱ってくるようなら花を摘み取っておく
花の成長や維持には多くのエネルギーを必要とします。
花が咲いている間、金のなる木は一部のエネルギーを花の状態の維持に割り当てなければなりません。
葉がしおれたり落ちたりして、株が弱ってくるようなら花を摘み取っておくのがおすすめです。
基本的には金のなる木の花はそのままにしておいて大丈夫。ただし、株が弱ってくるようなら摘み取っておいた方が安心。金のなる木は花を咲かせること自体が比較的稀。問題なければせっかくの花を楽しんでね。
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金のなる木に花が咲かない理由は？
金のなる木が花を咲かせない主な原因は以下の通りです。
金のなる木に花が咲かない理由①環境が整っていない
金のなる木が花を咲かせるためには適切な環境条件が必要です。
充分な明るさ、風通し、適切な温度と湿度。これらを維持することで株が充実し、花芽の形成につながります。
金のなる木は日光が大好き。一年中、室内に置いたままだとどうしても弱々しい姿になりがちなんだ。
金のなる木に花が咲かない理由②株が未熟である(樹高30cm未満)
金のなる木は若い段階では花を咲かせることが少ない傾向があります。
金のなる木は花を付けるまでに少なくとも5年はかかることが多いです。
花を楽しみたいなら最初から花の付いた株を選んで育てるのがおすすめ。
株が成熟してくると花芽の形成が促されるよ。若い株は花の形成が遅い場合が多い。金のなる木の場合、株を充実させたいなら日光が不可欠。
金のなる木に花が咲かない理由③剪定のタイミング
花芽が形成される時期に剪定を行うと、花の形成が妨げられる可能性があります。
花芽の形が行われるのが主に春～夏。金のなる木に花を咲かせたい場合、春～夏の剪定は避けた方が無難です。
金のなる木の剪定は一般的に冬が適期といわれるよ。ただ、長すぎる枝は部分的に剪定しておくことで、全体のバランスを整えると同時に花の形成を促すこともできるんだ。
金のなる木に花が咲かない理由④そもそも、花が付きにくい品種である
黄色い模様の入った「黄金花月」は花が付きにくい品種として知られます。
クリーム色の斑入り模様が可愛い「黄金花月」は花が咲きにくい品種として知られる
現在育てている金のなる木が、花が付きやすいのか、付きにくいのかを改めて確認してみるのもひとつの方法でしょう。
花を楽しみたいのであれば、花が咲きやすい品種を育ててみるのがおすすめです。
- 花が咲きやすい品種…華花月・満点の星・桜花月など
- 花が咲きにくい品種…黄金花月・花月(樹高30cm以上の大株にならないと開花は難しい)など
小型種の「桜花月」は小さくても花が咲きやすい品種だよ。通常の「花月」は樹高30cm以上にならないと花が咲きにくいんだ。
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まとめ
- 金のなる木の花が咲くと不吉、不幸になるなどというのは単なる噂である
- ただし、花が咲くことで栄養が花芽に持っていかれることも。株が弱るようなら花芽はカットしておくのがよい
- 金のなる木の花は11月～2月頃に咲く。星を散りばめたような可愛い花は観賞価値が高い
- 花後はしおれたものを取り除く。葉がしおれたり落ちたりして株が弱ってくるようなら早めに摘み取っておくとよい
- 金のなる木の花を楽しみたいなら花が付きやすい品種を選ぶのがおすすめ
- 通常の「花月」の場合、花が咲くまでは樹高30cm以上になるまで、つまり5～6年程度かかることが多い
金のなる木の花は寒い時期に咲くよ。寒い時期の花は心を癒してくれる。ぷっくりした葉が可愛い金のなる木。ぜひ、花も楽しんでみてね。
