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ハイドロカルチャーの植物が枯れる原因は?育て方のコツ3つ

ハイドロカルチャーで育てている植物のしおれた葉っぱ ハイドロカルチャー
この記事は約6分で読めます。

室内でも衛星的に植物を育てられる素材「ハイドロカルチャー」。水耕栽培のひとつといわれるハイドロカルチャーに植え付けた植物の管理って、いまいち分かりにくいですよね。

「ハイドロカルチャーの観葉植物を何度か育ててみたけどいつも枯れる…」

「結局、ハイドロカルチャーって土なの?水なの?よく分からない!」

そこで今回は、ハイドロカルチャーで育てた観葉植物が枯れる主な原因をご紹介。また、後半では、ハイドロカルチャーに植え付けた植物の育て方のコツ3つも合わせて解説いたします。

「ハイドロカルチャーで観葉植物を育てたいけどいつも失敗してしまう」という方は、ぜひ、今回の記事をご参考にされてください。

ハイドロカルチャー
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ボタニカルライター。農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。現在は熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を育成中。主に観葉植物に関するお役立ち情報を発信中!

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ハイドロカルチャーに植えた植物が枯れる原因とは?

ハイドロカルチャーに植えた植物
しおれた葉っぱ

まずは、ハイドロカルチャーに植え付けた観葉植物が枯れる主な原因をみていきましょう。

ハイドロカルチャーに植えた植物が枯れる原因①水のやり過ぎ

ハイドロカルチャーで植物を育てている場合、必要以上に根が水に浸かっていたり、多湿状態が長く続くと水のやり過ぎによる根腐れを起こします。

ハイドロカルチャーで植物を育てるときの基本は、「容器の1/4まで水を入れ、無くなったら継ぎ足す」という方法です。

ハイドロカルチャーに植えた植物が枯れる原因②直射日光

ハイドロカルチャーは容器に水を入れて育てます。そのため、直射日光が当たると容器内の水温が上がり、根腐れに発展するおそれがあります。

また、容器内の温度が高まることでカビや藻が繁殖することも。

ハイドロカルチャーに植えた植物が枯れる原因③ハイドロカルチャーに向かない植物

ハイドロカルチャーで植物を枯らす原因のひとつに、「そもそもハイドロカルチャーで育てるのに向かない(難しい)植物である」ということもあります。

ハイドロカルチャーで枯らしやすい植物の特徴は、「多くの日光を必要とする」「水のやり過ぎによる根腐れを起こしやすい」。つまり、室内で育てるのが難しい植物です。

この特徴に該当する植物としては、多くの多肉植物が挙げられます。

ハイドロコーンに植え替え中

逆に、ハイドロカルチャーで初心者が枯らしにくい植物は、「直射日光をほぼ必要としない」「根腐れしにくい(少しくらい水をやりすぎても枯れにくい)」「水差しで発根しやすい」という条件を満たした植物ということになります。

あわせて読みたい「挿し木と水差し どっちが大きく育つ?【メリットデメリット】」はこちら

 

ハイドロカルチャーで植物を枯らさないコツ3つは?

次に、観葉植物をハイドロカルチャーで育てる際に気を付けるべきポイントを3つご紹介します。3つのコツをつかんでいれば、室内でも長く清潔に植物を楽しむことができますよ。

ハイドロカルチャーで枯らさないコツ①水を足すのは容器の水位が底をついてから

ハイドロボールは水を吸い上げるスポンジのような性質をもちます。そのため、土での管理よりも水やりの手間が省けるのが特徴です。

そのため、頻繁に水やりする必要はありません。容器の水が無くなってから水を足します。容器の1/4程度の水を足します。

ハイドロカルチャーに使用中のガラス瓶
水やりのタイミングを知るためにも透明の容器で育てるのが基本
ハイドロカルチャー 水やりのタイミング春から秋の暖かい時期⇒容器の水が底をついたら水を足す(容器の1/5~1/4程度)

・冬場の寒い時期⇒容器の水が底をついて2日程してから水を足す、葉水をして葉の乾燥を予防

ハイドロカルチャーで枯らさないコツ②半日陰に置く

室内での管理に適したハイドロカルチャー

ハイドロカルチャーは、根腐れを防ぐためにも半日陰やあかるい日陰に置いて管理します。室内であれば、レースカーテン越しの柔らかい日光が適しています。

また、ハイドロカルチャー用の用土を入れる容器の底に、あらかじめ根腐れ防止剤を敷いておくのも根腐れ予防に効果的です。

根腐れ防止剤
根腐れ防止剤を使用する
ハイドロカルチャーに植えた植物を置くのに適した「半日陰」とは?

・レースカーテン越しの日光
・日向のすぐ隣の影
・こもれび、等

ハイドロカルチャーで枯らさないコツ③根腐れしにくい植物をチョイス

ヒポエステス【ハイドロカルチャー】

ハイドロカルチャー初心者が植物を枯らさずに育てるためには、最初の植物選びが重要でしょう。

先ほどお伝えしたように、ハイドロカルチャーで育てやすい植物の特徴としては、「直射日光を必要としない」「根腐れしにくい」「水差しで発根しやすい」などが挙げられます。

これらの特徴をもつハイドロカルチャーで育てやすい植物には以下のようなものがあります。

初心者が失敗しにくい!ハイドロカルチャーにおすすめの植物5つポトス⇒直射日光は苦手、水差しで発根しやすくハイドロカルチャーと相性抜群!

・ヘデラ(ハートカズラ、アイビー)⇒日光は好むのもの室内でも育つ。水差しで容易に発根する。とにかく丈夫で枯れにくい。

・フィロデンドロン⇒水のやり過ぎによる根腐れを起こしにくい。とはいえ、水のやり過ぎには気を付ける。直射日光と寒さに注意。

・ヒポエステス⇒ある程度の日光に当たることで葉の色味が鮮やかに出る。根腐れに気を付けながら水の管理をする。

・スパティフィラム⇒水をやり過ぎても根腐れに発展しにくい。ついつい水をあげすぎてしまう方にもおすすめ。直射日光は避ける。半日陰に置く。

これらの観葉植物は100円ショップでも購入可能です。小さめの株は室内に置くのにちょうどいいですよ。

ダイソーで購入したテーブルヤシ
100円の観葉植物はハイドロカルチャーにぴったり!

あわせて読みたい「ポトスの増やし方【初心者でも簡単に増やせる!】」はこちら

 

 

まとめ

炭のハイドロカルチャーに植えたカポック
室内でも清潔に楽しめるのがハイドロカルチャーの魅力!

今回は、ハイドロカルチャーで育てた植物が枯れる主な原因と、育て方のコツ3つをご紹介しました。

室内で清潔に楽しめるハイドロカルチャーは見た目にもおしゃれな栽培方法ですよね。ただ、水耕栽培のため、「植物を大きく丈夫に育てたい!」という方にはあまり向かないかもしれません。

とはいえ、育て方のコツをつかんでおけば、今までよりも長くハイドロカルチャーを楽しめるはずですよ。

今回の記事をご参考に、ぜひ、室内でのグリーンライフを楽しんでみてくださいね。

ハイドロカルチャー専用の肥料
春から秋にかけてはハイドロカルチャー専用の肥料も活用しよう
ハイドロカルチャーに植えた植物が枯れる主な原因3つ
  1. 水のやり過ぎによる根腐れ
  2. 直射日光
  3. ハイドロカルチャーで育てるのに向いていない(難しい)植物を選択している
植物をハイドロカルチャーで育てるコツ3つ
  1. 水を足すのは容器の水位が底をついてから
  2. 半日陰に置く(基本は室内管理)
  3. ハイドロカルチャーに適した植物をチョイスする
炭タイプのハイドロカルチャー
脱臭効果も期待できる炭タイプのハイドロカルチャーもある

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ハイドロカルチャー観葉植物
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