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アロマティカスがゴキブリに強い理由【癒しの多肉質ハーブ】

アロマティカス 観葉植物
この記事は約7分で読めます。

ふわふわの多肉質な葉に甘さのあるさわやかな香りが人気の多肉質ハーブ「アロマティカス」。触っても癒され、香りにも癒され、見た目にも癒される人気のグリーンですね。

そして、なんと、アロマティカスはゴキブリ除けとしても効果を発揮する最強の植物なのです。今回は、癒しの多肉質ハーブ・アロマティカスが、ゴキブリに強い理由を徹底解説いたします。

また後半では、初心者でも超簡単にできるアロマティカスの増やし方も合わせてご紹介します。ぜひ、ご参考にされてくださいね。

増やすのも簡単なアロマティカス
増やすのも簡単なアロマティカス
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ボタニカルライター。農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。現在は熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を育成中。主に観葉植物に関するお役立ち情報を発信中!

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アロマティカスがゴキブリ除けになる理由とは

まずは、なぜアロマティカスがゴキブリ除けになるかを見ていきましょう。

ふわふわの葉が魅力のアロマティカス
ふわふわの葉が魅力のアロマティカス

ゴキブリはハーブに含まれる「オイゲノール」「リモネン」「チモール」などの成分を嫌う

ゴキブリが嫌うというわれるハーブの香り。特に、ゴキブリはハーブに含まれるある成分が苦手といわれています。それが、多くのハーブ植物が含む「オイゲノール」「リモネン」「チモール」などの成分です。

実際に、害虫除けとして作られている製品の中には、チモールやオイゲノールがゴキブリ除けとして含まれていることが多いよう。

ただ、ハーブ成分はあくまで「ゴキブリを寄せ付けない」という効果が期待できるというもので、「ゴキブリを駆除できる」というわけではありません。「ゴキブリが寄り付きにくくなる」ということです。

アロマティカスはゴキブリが嫌う「チモール」や「オイゲノール」を含む

ゴキブリが苦手とする成分のうち、アロマティカスは「オイゲノール」と「チモール」を含むようです。ただ、成分量は個体によって差があるよう。

管理環境(温度や水やり、湿度等)によって含まれる成分量は異なるため、「必ずしも高い効果が期待できる」とは言い切れないのが現状のようです。

ただ、園芸店やホームセンターでは「ゴキブリ除けになるハーブ」として、人気急上昇中の植物がアロマティカスになります。

見た目も可愛く香りも良い、さらにはゴキブリ除けとしての効果も期待できる、というアロマティカスは非常に魅力的です。

ゴキブリが嫌うハーブ植物はアロマティカス以外にもこんなにある

ゴキブリが嫌うハーブ成分「オイゲノール」「チモール」「リモネン」などを含むハーブ植物には、アロマティカスの他にもこんなにあります。

  • スペアミント
  • ハッカ
  • タイム
  • レモングラス
  • シソ
  • ローズマリーetc…

効果を最大限に発揮させたい!アロマティカスのお手入れポイント3つ

ゴキブリを寄せ付けないというアロマティカス。しかし、管理の仕方によっては、逆にゴキブリを招いてしまうことにも。

その理由がゴキブリの好む条件です。ゴキブリが好むのは、「暖かい」「多湿」「薄暗い」などの条件が揃った場所。室内であれば、台所や洗面台、浴室まわりになります。

アロマティカスを育てる場合、必要以上に水やりをしたり、水はけの悪い土を使用していたり、受け皿の水をそのままにしていたり…といったことが続くと、逆にゴキブリの好む環境を用意することにもなりかねません。

アロマティカスは乾燥を好む植物です。水やりは土がしっかりと乾いてから与え、できるだけ風通しよく明るい場所に置きます。

アロマティカスのお手入れポイント3つ
  1. 水やりは土がしっかりと乾いてから
  2. 受け皿に溜まった水はその都度捨てる
  3. できるだけ明るく風通しの良い場所に置く

あわせて読みたい「アロマティカス 冬の育て方 管理のコツ4つと失敗例も」はこちら

アロマティカスの水差し

ちなみに、「できるだけ清潔にアロマティカスを育てたい」という方は、土を使用せずに水差しで管理する方法もありますよ。以下リンクをご参考にされてください。

あわせて読みたい「アロマティカス 水差しで育てる方法を解説します【超簡単!】」はこちら

 

 

アロマティカスの増やし方【初心者でも簡単!】

次に、アロマティカスの増やし方もご紹介します。アロマティカスは繁殖力が強く、初心者でも非常に簡単に増やせる植物です。今回は、もっとも失敗しにくく簡単な増やし方「挿し木」をご紹介します。

アロマティカスの水差し

アロマティカスの増やし方 手順①「適期は4月~9月頃」

アロマティカスを増やすのに適しているのは、生育が旺盛な暖かい4月~9月頃です。

特におすすめなのは、生長期初期の5月~6月頃。 この時期に挿し木することで失敗を防ぎ、アロマティカスが苦手な冬までにしっかりと根を張らせられます。

アロマティカスの増やし方 手順②「茎を5cm程カット」

元気なアロマティカスの株から、5cm程度の葉付きの茎を切り取ります。これを挿し穂といいます。挿し穂を発根させて増やす方法が「挿し木」です。

アロマティカスの増やし方 手順③「葉数を調整」

葉が多すぎると挿し穂が乾燥しやすくなり、発根する前に傷んでしまうこともあります。そのため、茎の下半分くらいの葉は取り除いておくのがおすすめです。

葉がある限り、植物は光合成により葉からも水分を蒸発させます。葉数を減らすことで、発根にエネルギーをまわしてあげるイメージです。

アロマティカスの挿し穂

アロマティカスの増やし方 手順④「土または水に差す」

葉数を調整したアロマティカスの挿し穂を水または乾いた土に挿します。

切り口から発根したアロマティカスの挿し穂
切り口から発根したアロマティカスの挿し穂

うまくいけば2週間程で発根します。くわしくは以下リンクからもご覧くださいね。

あわせて読みたい「アロマティカスの増やし方【多肉質な癒しハーブを増やそう!】」はこちら

 

 

まとめ

挿し木で増やしたアロマティカス
挿し木で増やしたアロマティカス

今回はアロマティカスがゴキブリに強い理由と、アロマティカスの簡単な増やし方をご紹介しました。

アロマティカスは見た目と香りの良さが人気の植物です。ただ、アロマティカスを育てる上で気を付けなければならないのが気温。アロマティカスは寒さに強くありません。

10度以下になると茶色くなって枯れるアロマティカス
10度以下になると茶色くなって枯れるアロマティカス

また、水のやり過ぎもアロマティカスを枯らす原因になります。「水やり」と「気温」。この2つのポイントさえつかんでおけば、アロマティカスは育てるのも増やすのも簡単です。

ぜひ、アロマティカスを増やして室内に置き、さらに、ゴキブリ除けとしても頑張ってもらいましょう。

アロマティカスがゴキブリに強い理由

  • アロマティカスはゴキブリが苦手とする「オイゲノール」「チモール」などの成分を含む
スチームアロマとしても楽しめるアロマティカスは使い方も豊富
スチームアロマとしても楽しめるアロマティカスは使い方も豊富

アロマティカスの増やし方

  1. 適期は4月~9月頃
  2. 茎を5cm程カット
  3. 葉数を調整
  4. 水か土に挿して発根させる

アロマティカスのその他topics

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ボタニカルライター。農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。現在は熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を育成中。主に観葉植物に関するお役立ち情報を発信中!

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