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テーブルヤシを大きくしたいときのお手入れ方法【失敗談付き】

テーブルヤシを一回り大きな鉢に植え替え中 その他

室内で手軽に育てられるテーブルヤシ。ちょこんと置くだけで涼し気な雰囲気を演出してくれる癒しのグリーンですね。

もちろん、小さいまま育てることもできますが、「せっかく育てるなら大きくしたい!」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、そこで今回は、テーブルヤシを大きく育てるためのお手入れ方法と、筆者の失敗談も交えてご紹介します。

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
・観葉植物栽培のコツを研究&発信

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テーブルヤシを大きくしたいときの基本ポイント

小ぶりな株が可愛いテーブルヤシ

観葉植物は育てる楽しみも魅力のひとつ。テーブルヤシを大きくしたい場合は、以下のポイントを意識しましょう。

2年に一度は植え替えが必要

テーブルヤシの植え替え

テーブルヤシは春から秋の暖かい時期によく育ちますが、他の観葉植物に比べて成長はゆっくり。

根詰まりしたままだと水分や養分を吸収しにくく、大きく育つことが難しくなります。
鉢底から根がはみ出ていたら、ひとまわり大きな鉢に植え替えましょう。

植え替えの目安

テーブルヤシ

  • 1〜2年に一度
  • 最高気温が15〜30℃の暖かい時期
  • 生長期初期(5〜6月)に行うのがおすすめ

根詰まりの確認ポイント

根詰まり
  • 鉢底から根がはみ出ている
  • 水やりの際、水がなかなか土に浸み込まない
  • 葉が茶色や黄色に変色している
  • 不安な場合は株を鉢から一旦取り出して確認

生育期(春〜秋)に肥料を与える

テーブルヤシを大きくしたい場合、春から秋にかけての時期に肥料を与えてみましょう。

固形肥料の場合

プロミック
  • 春〜秋に2か月に1回程度
  • 土の上に置くだけで溶け出す置き肥タイプがおすすめ

液体肥料の場合

ハイポネックス(液肥)
おすすめはハイポネックス!
  • ハイポネックスなどを水で約500倍に薄め、2週間に1回程度水やりと一緒に与える
  • 窒素、カルシウム、微量要素がバランスよく含まれているため安心

▶初心者でも使いやすくて効果的!観葉植物におすすめの肥料【厳選・3選】

室内なら南~東向きの窓際に置く

テーブルヤシは耐陰性がありますが、本来は日光を必要とする植物です。

ポイント

  • 半日陰や明るい日陰で育てる
  • 高温期の直射日光(西日も含む)は葉焼けの原因になるため避ける
  • 直射日光が当たる場合はレースカーテンや遮光ネットで調整

冬でも10度は保つ

テーブルヤシは寒さが苦手。冬場は生長がほぼ止まり、5℃を下回ると枯れることも。

冬の管理ポイント

  • 室内でも最低10℃は保つ
  • 水やりは控えめに、乾燥気味に管理
  • 寒さを乗り越えたら、春に植え替えや肥料を再開

あわせて読みたい「テーブルヤシが枯れる原因とは?育て方のポイントも」

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テーブルヤシが大きくならない原因と筆者の失敗談

実際に筆者がテーブルヤシを育てた際の失敗談を紹介します。

原因1:直射日光による葉焼け

小さい株は特に敏感です。強い光に当たると葉が茶色くなり、成長が止まることがあります。

原因2:水切れ

鉢が小さいと真夏はすぐ乾きます。乾燥が続くと成長ストップや枯れる原因に。

原因3:根詰まり

鉢いっぱいに根が張ると水や養分をうまく吸収できず、大きくなれません。

筆者の失敗談:小さい株を直射日光と水切れで枯らしてしまった

葉が黄色くなったテーブルヤシ(ハイドロカルチャー)

私もダイソーで購入した小さなテーブルヤシを半年ほど育てていました。

順調に育っていたのですが、直射日光に当ててしまったこと、さらに夏に水切れを起こしたことで枯れてしまいました。

この経験から、「小さい株ほど環境に敏感」「夏場の水切れは大敵」という教訓を学びました。

対策ポイント

  • 強い日差しを避ける
  • 夏は水切れに注意して、乾いたらたっぷり水やり

▶テーブルヤシがカサカサに!乾燥で弱る前にできるお手入れ方法

 

テーブルヤシを大きくしたくない!できるだけコンパクトに育てる方法

テーブルヤシ

テーブルヤシを大きくしたくない場合、以下の方法が考えられます。

大きくしたくないからといって、極端に日当たりが悪い場所に置いたり、2年以上植え替えないまま放置していると、大きくならないどころか株が弱ってしまう恐れがあるから注意して。

剪定を行う

テーブルヤシの成長を制御するために、不要な葉や新芽を剪定することができます。

ただし、過度な剪定は植物にストレスを与える可能性があるため注意が必要です。

適切な栄養と水分供給

適切な栄養分と水分を提供し、植物が健康な状態を維持できるようにします。

過剰な栄養や水分は逆に成長を促進する可能性がありますので、注意が必要です。

半日陰で育てる

テーブルヤシは半日陰が適しています。

強い直射日光を避け、部分的な遮光が成長を抑制するのに役立つことがあります。

☆★根詰まりでも鉢を大きくしたくない…そんな時の観葉植物の植え替え方法↓↓

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まとめ

今回は、テーブルヤシを大きくしたい場合のお手入れ方法をご紹介しました。

小さくてコンパクトなのが魅力ともいえるテーブルヤシですが、せっかくなら大きく育って欲しいですよね。

今回の記事をご参考に、ぜひ、テーブルヤシを大きく育ててみてください。

あわせて読みたい「ダイソーのテーブルヤシをこんもり育てる【生育記録】」はこちら

テーブルヤシを大きくしたい場合のお手入れのポイント

・2年に一度は植え替えを検討する、根詰まりしていないか確認

・春から秋の生育期に肥料を施す

・日当たりの良い場所に置く(直射日光、西日は×)

・冬でも10度は保つ

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