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寒さに強い花の鉢植えは?初心者にポインセチアをおすすめしない理由

寒さに強い鉢花「ハナキリン」 観葉植物
冬のベランダや庭は彩りが足りなくて寂しい。せめて室内で楽しめる寒さに強い花が欲しいな。
冬の鉢花といえば「ポインセチア」。有名な花だし、寒さに強そうだし、初心者でも長く育てられるよね?

今回はこういったお悩みにお答えします。

 

この記事を読めば、
  • 寒さに強い花の鉢植え【おすすめ3選】
  • 初心者にポインセチアをおすすめしない理由
が分かるよ!
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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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寒さに強い花の鉢植えは?初心者でも育てやすい丈夫な鉢花を厳選して3つだけご紹介

寒さに強い鉢花を厳選してみました。どれも筆者自身が実際に育てている植物です。

「寒さに強い」「世話が楽」「室内でも比較的清潔に楽しめる」。以上3つのポイントを備えた最強メンバーだよ。

寒さに強い花の鉢花 おすすめ①ハナキリン

こぶりな花が可憐なマダガスカル原産の植物で、開花時期は6月~10月頃。

暖かい場所を好ますが案外寒さにも強く、筆者宅(関西地域)では冬でもずっと花を咲かせています。(下写真は2月頃)

室内に置いたハナキリン

水やりは必要最低限でok。忙しい方にもおすすめの手のかからない鉢植え

多肉植物の仲間なので、水やりは土が乾いてからでok。逆に、水のやり過ぎは根腐れを招きます。

冬はさらに水やりを控え目にしてください。具体的には、土が乾いてさらに3~4日してからでokです。

ハナキリンは環境さえ合えば一年中花を咲かせてくれる。個人的には一番おすすめ。茎が伸びすぎたら5月~6月頃にカットすれば、脇から新芽が出てくるよ。

ハナキリンの剪定中   伸びすぎたらカットして樹形を整えよう!

ちなみに、カットしたハナキリンの茎は乾いた土に挿しておくとそのまま発根して育てられるんだ。余裕があったら挑戦してみてね。

挿し木で増えた花麒麟   ハナキリンの増やし方はこちらの記事をどうぞ。

あわせて読みたい「ハナキリン 冬の管理方法のポイント3つとは?」

寒さに強い花の鉢花 おすすめ②アンスリウム

観葉植物では珍しく花を楽しむ植物「アンスリウム」。丈夫なので初心者でも失敗しにくいおしゃれな植物です。

開花時期は5月~10月ですが、とにかく花持ちが良いのがアンスリウム。秋頃に咲いた花でも2~3月頃まで持ってくれることも珍しくありません。

筆者宅(関西地域)では、毎年3月中旬ころになると株元から新しい花芽が出てきます(下写真)。

アンスリウムの花芽

我が家では一年を通して光沢のある美しい花を楽しめてるよ。

空気が乾燥しがちな冬はこまめな葉水(はみず)で保湿しよう

アンスリウムは熱帯アメリカ~西インド原産の植物です。本来は暖かく湿った風通しの良い場所を好みます。

葉水

ときどき、スプレーで水を吹きかける「葉水」をしてやると葉が生き生きとします。

室内の場合はエアコンの風が直接当たらないよう注意。サーキュレーターを使って風通し良く管理すると根腐れやカビ、害虫が発生しにくいです。

サーキュレーター

冬の室内で気を付けたいのが「空気の乾燥」と「風通しの悪さ」。この2つに注意していれば、そう簡単に枯れることのない丈夫な植物だよ。

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寒さに強い花の鉢花 おすすめ③花月(金のなる木)

金のなる木の花

縁起の良い多肉植物として知られる「金のなる木」。開花時期は11月~2月と寒さの厳しい冬場です。

晩秋から春にかけて可愛らしい桜花を咲かせてくれる金のなる木は、寒さに強いのも大きな特徴

寒さに強いから日当たりの良い窓際に置いたままでもok。水やりも少なく忙しい人でも育てやすい

金のなる木は寒さに強く、0度程度までなら耐えられます。

筆者が住む関西地域では屋外で冬越し出来ています。ただし、屋外に置く場合は土をかなり乾かし気味にしてください。

ダイソーで購入した金のなる木   赤く紅葉した冬場の金のなる木(ベランダにて)

冬は土を乾かし気味にすることで、樹液濃度を高めて寒さに備えることができます。

金のなる木は日当たりの良い場所を好むよ。4月~10月頃は屋外で管理してね。雨の当たらない軒下に置こう。真夏は直射日光で葉が傷みやすいから半日陰に移動して。

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あわせて読みたい「金のなる木の育て方を初心者でも分かりやすく解説します!」  

 

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寒さに強い花といえば「ポインセチア」だけど、初心者にはあまりおすすめしない理由

元気なポインセチア

寒さに強い花としてポインセチアをイメージされる方も多いのではないでしょうか?

ただ、当記事ではポインセチアをおすすめしません。

赤やピンクの華やかな色が美しいポインセチア。でも、個人的に初心者にはあまりおすすめしない。その理由を解説するよ。

「寒さに強い冬の花」のイメージが強いポインセチア。でも、実際はメキシコ原産の暖かい場所を好む植物

ポインセチアはメキシコや中南米が原産の植物で、一年を通して暖かい場所を好みます。

生育適温は20度~30度くらいです。冬は室内管理がメインとなります。

鉢植えのポインセチア   購入当初。11月頃。ひと鉢置くだけで室内をパッと華やかにしてくれる存在感!

冬に購入したポインセチアは寒さと水やりに気を付けていれば、1月~3月くらいまで花を楽しめます。

ただし、問題は花が終わった後です。そのまま放置していても翌年に同じように花を咲かせてくれることはほとんどありません

葉が落ちた春先のポインセチア   5月頃。花も葉も落ちた。

正確には、花は咲いても購入当初のような美しい姿には育ちにくいのです。

あわせて読みたい「ポインセチアの花が終わったらどうする?長く楽しむための方法」

ポインセチアの花を毎冬楽しむためには、適切な剪定と短日処理を施す必要がある

購入直後のポインセチア   購入当初のポインセチア(11月頃)

購入当初はこんもりボリューミーで美しいポインセチア。大事に育てていれば3月頃まで花を楽しめます。

葉が落ちた春先のポインセチア   落葉したポインセチア(5月頃)

すべての葉や花が落ちると枝先あたりに新芽が出てきます。すると、新しい葉が広がり青々とした姿になります。

6月のポインセチア   新芽が出て青々としたポインセチア(7月頃)

その後、そのまま育てていると2月か3月頃に花を咲かせます。12月頃に花を咲かせたい場合は「短日処理」が必要なのです。

ひょろひょろに伸びたポインセチア   翌年3月、やっと花が咲いたもののひょろひょろの姿

また、花は咲いても剪定せずに育てているとひょろひょろの見た目になりがちです。

購入後、翌年の冬も美しい姿を楽しみたいなら、適期の剪定と短日処理が必要になります。

※短日処理は花芽を付けさせるためのひと手間。具体的には、一定期間、毎日同じ時間に黒い布や段ボールを使って光を遮断する。最低でも1か月は毎日同じ時間に箱を被せ、翌朝同じ時間に箱を外すという作業。簡単だけどかなり手間がかかる。

手間のかかる短日処理は、初心者はもちろん多忙な方にもハードルが高い。「その冬のみ楽しむ」と割り切るならポインセチアもいいかも。

あわせて読みたい「冬のポインセチア!より長く楽しむための3つのコツとは?」 

 

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まとめ

  • 寒さに強くて手のかからない丈夫な鉢花をお探しなら「ハナキリン」「アンスリウム」「金のなる木」がおすすめ
  • ポインセチアは花後の処理が必要。美しい姿を保ちつつ、毎年花を楽しむためには適期の剪定や短日処理が必要なので、初心者には難しいかも

ライフスタイルに合わせてお好みのひと鉢を選んでみてね。個人的には「ハナキリン」が超おすすめ。とにかく丈夫で環境さえ合えば一年じゅう花を咲かせてくれるよ。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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