ピンクやホワイトの鮮やかな葉色が魅力のヒポエステス。
ヒポエステスをこんもりと育てて、楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。ただ、ヒポエステスは生育が旺盛です。だんだんと茎が伸びすぎて、株姿が乱れてきていませんか?
そこで今回は、人気のカラーリーフ「ヒポエステス」が伸びすぎた場合の、剪定のやり方を分かりやすく解説します。
実際の写真と合わせて解説しますので、ぜひ、ご参考にされてくださいね。

伸びすぎたヒポエステスの剪定方法をわかりやすく解説します
それでは、さっそく伸びすぎたヒポエステスを剪定していきましょう。ヒポエステスの剪定に適しているのは、生育が旺盛な5月~9月頃です。
伸びすぎたヒポエステスの剪定 手順①剪定後の姿をイメージ
まずは、伸びすぎたヒポエステスを用意します。そして、剪定後の姿をイメージします。切った場所から枝分かれして生長することが多いので、だいたいで構わないので、どのあたりを切るか簡単に決めましょう。

ヒポエステスはよく茂るため、そのままにしておくと姿が乱れるだけではなく、株の風通しの悪くなります。
病害虫を防ぐためにも、混みあってきたら剪定をして風通しを確保してあげましょう。
伸びすぎたヒポエステスの剪定 手順②伸びすぎた部分をカット
清潔なハサミを使い、伸びすぎている茎をカットします。おすすめは新芽が出てきている箇所の上あたりです。

伸びすぎている部分の少し下あたりから切ると、そこから枝分かれしてくれることが多いです。
伸びすぎたヒポエステスの剪定 手順③風通しの良い半日陰に置く
剪定後は、直射日光を避けた風通しの良い半日陰で休ませます。水やりは土が乾いたタイミングで与えます。

下写真は、今回の剪定で出た茎や葉です。この茎を利用し、ヒポエステスを挿し木で増やすこともできます。

剪定で出た茎を使って挿し木で増やすこともできる!
ヒポエステスを挿し木で増やすのは簡単です。まず、剪定ででた茎を用意します。
葉からの蒸散を防ぐため、あらかじめ茎の下部の葉を1/3程度取り除いておきましょう。葉がある限り植物は光合成します。光合成により葉から水分が蒸発します。
挿し木の乾燥による失敗を防ぐためにも、葉数は調整しておくのがおすすめです。

葉数を調整した挿し木は、水か土に挿して発根を待ちましょう。うまくいけば1週間~2週間ほどで発根します。

水差しで発根させた茎は、水はけのよい土に植え付けます。もちろん、そのまま水差しとして楽しんでも構いませんが、こんもり丈夫に育てたい場合は、土に植え替えるのが良いでしょう。
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まとめ

今回は、伸びすぎたヒポエステスの剪定の方法をくわしくご紹介しました。
生育旺盛なヒポエステスは放っておくと、伸びすぎて株姿が乱れがちです。暖かい時期であれは、気づいたときにハサミで飛び出た部分を切ってあげると、そこから枝分かれしてくれます。
そうしてヒポエステスの剪定を繰り返しているうちに、切った部分からどのように生長していくのかを、だんだんと予想できるようになるはずですよ。
今回の記事をご参考に、ぜひ、あなた好みの株姿に仕立ててみてくださいね。
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伸びすぎたヒポエステスの剪定方法【手順】
- 剪定後の姿をイメージ
- 伸びすぎた茎をカット
- 風通しの良い半日陰で休ませる
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