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アロマティカスの切り戻し方法を画像付きで解説します

アロマティカスの剪定 多肉植物

多肉質な葉が放つ甘い香りとその可愛らしい見た目で人気急上昇中のアロマティカス。

その繊細な見た目とは裏腹に、非常に生育旺盛で生長のスピードも速いのが特徴です。

「葉がもさもさと増えすぎて、だらしのない姿になってしまった…」と悩まれている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、アロマティカスを「切り戻し」で整える方法を画像付きで分かりやすく解説します。

もさもさになったアロマティカスにお困りなら、今回の記事を参考にして切り戻しに挑戦してみてね。失敗を防ぐ最大のポイントは「適期におこなうこと」だよ。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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アロマティカスの切り戻し方法を画像付きで解説します

寒さに耐えるアロマティカス

暑さと乾燥に強く生育旺盛なアロマティカスですが、反対に寒さと蒸れにはめっぽう弱いのが特徴です。

そのため、アロマティカスを切り戻しで整えるなら、春から秋の暖かい時期が適しています。

できれば気温が上昇し始める春に切り戻すのがおすすめ。生長がさかんになる時期に切り戻すことで、その後の回復もスムーズに進みやすいですよ。

秋に切り戻した場合、寒さによって生育が鈍るので、しばらくはスカスカの見た目になってしまいます。

アロマティカスの切り戻し 手順①土は乾かし気味にしておく

今回は、下写真のもさもさに茂ったアロマティカスを切り戻してみましょう。

もさもさに茂った切り戻し前のアロマティカス

切り戻し前は水やりを5日ほど控え、土を乾かし気味にしておくのがおすすめです。理由は以下の通り。

何といっても「蒸れ」に弱いのがアロマティカス

アロマティカスは何といっても「蒸れ」に弱い植物です。

土がびしょびしょに濡れたまま切り戻した場合、葉が減ったことで蒸散による葉からの水分放出量が減り、土が長い期間湿ったままになる可能性があるのです。

すると、鉢内の高湿状態が長く続くことで根が蒸れて傷む恐れがあります。なので、切り戻し前は念のため、土は乾かし気味にしておくのがおすすめです。

少し形を整えるくらいの切り戻しならそこまで気にする必要はないけど、今回のように大胆に切り戻す場合は念のため…って感じだよ。

さらにくわしく「アロマティカスがひょろひょろになる理由と対処法!」はこちら

アロマティカスの切り戻し 手順②伸びすぎている茎をカット

切れ味のよい清潔なハサミを使い、伸びすぎている茎を中心にカットしましょう。

ポイントは「新しい脇芽の少し上で切ること」です。(下写真)

アロマティカスの切り戻し

このようにカットすることで、切り戻し後、この新しい脇芽の生長が見込めます。

※ちなみに、脇芽が見当たらない場合は根元の葉を数枚残し、そこから上をカットします。

カットした茎は挿し芽で簡単に増やせる

収穫したアロマティカス

アロマティカスは挿し芽で簡単に増やすことができますよ。

また、香りがいいのでポプリや水差しにして楽しむのもおすすめです。水差しにしておけば発根することもあります。

アロマティカス

水差しで発根したら、そのまま土に差せば大きく育つよ。

さらにくわしく「アロマティカスの増やし方【多肉質な癒しハーブを増やそう!】」はこちら

アロマティカスの切り戻し 手順③水のやり過ぎに注意し管理

切り戻し後のアロマティカスは葉数がガクンと減っている状態です。

切り戻し直後のアロマティカス

つまり、光合成によって葉から放出される水分量もガクンと減っています(そもそも葉が減ったので)。

この状態で以前と同じように水やりをしていると、根が吸収しきれなかった水分が長く鉢内に停滞することとなります。

そうなると起こしやすくなるのが、蒸れによる「根腐れ」です。

切り戻し後は土が乾く速度も以前より遅くなるはずです。水やりは「〇日に1回」などと決めず、「土がしっかりと乾いてからたっぷりと」与えましょう。

また、できるだけ風通しよく明るい場所に置くことで、葉と葉の間隔が締まってこんもりした姿に育ちますよ。

※ただし、夏場は水やり後の蒸れに注意。30度以上なら水やり後は日陰か半日陰に移動。熱くなったコンクリートに直接鉢を置くのも避ける(鉢内が煮えて根が傷むため)。

水やりチェッカーがあると便利!

アロマティカスを育てる上で、もっとも気を付けたいのが「水のやり過ぎ」です。

水やりの基本は「土がしっかりと乾いてから」。ただ、慣れるまでは水やりのタイミングが難しいでしょう。

そんなときにあると便利なのが「水やりチェッカー」です。

水やりチェッカー「サスティー」

スティック状のチェッカーを土に差しておくだけで、土の乾き具合を測定。最適な水やりのタイミングを色でお知らせしてくれるよ。

春~秋(最低気温が15度以上) チェッカーが「白」になったタイミングでたっぷりと水やり。
秋~冬(最低気温が15度以下) チェッカーが「白」になってさらに3~4日してから土全体が湿る程度に水やり(常温の水を暖かい時間帯に与える)。水やり後はしっかりと水気を切り、受け皿に溜まった水はこまめに捨てること。
おまけ:切り戻しから約3か月後のアロマティカスがこちらです

今回、この記事を書くにあたって7月末に切り戻しました。約3か月後、11月上旬の姿が下写真になります。

切り戻しから約3か月後のアロマティカス

葉数が増えてこんもりとした姿が戻ってきましたね。ただ、こちらの株は1年以上植え替えていないため、鉢内が根でいっぱいになっていると思われます。

理想的には春先に一度、ひとまわり大きめの鉢に植え替えられたらベストでした。

アロマティカスは生長が早いので、その分、根が張るのも早く根詰まりを起こしやすいです。

根詰まりを起こすと鉢内の水はけが悪くなるので、結果、蒸れを起こして根が傷み、弱ってしまうことも多いです。(下写真)

元気がないアロマティカス

さらにくわしく「アロマティカスの葉が落ちるときに確認すべきこと4つ」はこちら

 

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まとめ

アロマティカス

ということで、今回はアロマティカスの切り戻し方法について詳しくご紹介しました。

ちなみに、アロマティカスは株が充実してくると同時に株元が「木質化(もくしつか)」してきます。

木質化したアロマティカス

木質化とはその名のとおり、根元が茶色くなって木のようになってくることです。木質化すると、香りが薄くなったり見栄えが悪くなったりすることもあるんですね。

アロマティカスの木質化についてはこちらの記事も参考にしてみてね。

ということで今回はここまで。最後まで読んでくれてありがとう。

アロマティカスの切り戻し【手順】

  1. 土は乾かし気味にしておく
  2. 伸びすぎた茎をカット
  3. 水のやり過ぎに注意しつつ管理を続ける

アロマティカスのその他topics

「アロマティカスにおすすめの土とは?アロマティカスに適した土の条件3つも」はこちら

「アロマティカス 冬の育て方 管理のコツ4つと失敗例も」はこちら

「アロマティカスが枯れる原因と元気がないときの対処法を徹底解説」はこちら

「アロマティカスがゴキブリに強い理由【癒しの多肉質ハーブ】」はこちら

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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