ベンジャミンにカイガラムシが付いているかもしれない…。もし、カイガラムシだったらどう対処すべき…?カイガラムシかどうかの確認方法は?
今回はベンジャミンとカイガラムシに関するこういった疑問にお答えします。
原因不明の不調にお困りなら下記事も参考にしてみてね。
あわせて読みたい「ベンジャミン 枯れる原因3つとは?【枯らせないためのコツも】
ベンジャミンにカイガラムシがついた時の症状は?
ベンジャミンにカイガラムシがついた場合、以下のような症状が見られます。
ベンジャミンにカイガラムシがついた時の症状①ベタベタする
カイガラムシは蜜露を分泌するため、感染した植物の葉や葉の付け根、枝などにベタベタとした物質を付着させます。
ベタベタとした蜜露を放置していると「すす病」と呼ばれる黒いカビの発生を引き起こす恐れもあります。
あわせて読みたい「ベンジャミンがベタベタする原因は主に2つ!ベタつく時に確認すべきこと」
ベンジャミンにカイガラムシがついた時の症状②葉が変色する
カイガラムシがベンジャミンに付くと吸汁により葉をまばらに変色させます。
カイガラムシによって吸汁被害を受けた葉は黄色や褐色に変色し、枯れて落葉することもあります。
カイガラムシの被害を受けた葉は見栄えが悪くなるだけでなく、光合成ができなくなることで株が弱ってしまう恐れもあるのです。
ベンジャミンにカイガラムシがついた時の症状③白い粉状ものもがわく
ベンジャミンにカイガラムシがつくと、葉や葉の付け根、枝などに白い粉のようなものがわくことがあります。
これは「コナカイガラムシ」という害虫でカイガラムシの一種です。カイガラムシと同じく吸汁によって葉を変色させます。
あわせて読みたい「虫が付きにくい・付かない観葉植物はこれ!虫を付きにくくする方法や土も紹介」
ベンジャミンにカイガラムシがついた時の対処法
ベンジャミンにカイガラムシがついた場合、以下の対処法を試してみてください。
カイガラムシが付いた植物の近くにほかの鉢植えがある場合、まずはそれらの植物への二次被害を防ぐため、カイガラムシのついた鉢を隔離してね。
ベンジャミンにカイガラムシが付いたときの対処法①綿棒やピンセットで取り除く
「気持ち悪いからできるだけ触らずに取り除きたい…」
虫が苦手な人はこのように思われるかもしれません。しかし、カイガラムシは葉や枝に張り付くように寄生しています。
残念ながら、霧吹きで水を吹きかけたくらいでは取り切れないことが多いです。
数が少ないようであれば、綿棒やピンセットなどを使って確実に取り除こう!
あわせて読みたい「ベンジャミン 葉が落ちる原因と対処法を解説します!」
ベンジャミンにカイガラムシが付いたときの対処法②殺虫剤を使う
軽度の感染であれば、①のように綿棒やピンセットなどを使い物理的に取ることができます。
しかし、カイガラムシの数が多い場合やすでに広範囲に感染が広がっている場合はカイガラムシ専用の殺虫剤を使うのがおすすめです。
☆★スプレー後、成分が枝に浸透して殺虫効果が約1か月持続。散布後に付いたカイガラムシも手軽に退治↓↓
あわせて読みたい「観葉植物に虫がわかない方法は?虫が苦手な方におすすめの選択肢も」
ベンジャミンを害虫から守るための予防策は?
ベンジャミンをカイガラムシから守るための予防策は以下の通りです。
ベンジャミンをカイガラムシから守るための予防策①明るさと風通しを確保
基本は日当たりと風通しです。薄暗く風通しの悪い場所ではどうしても害虫の発生リスクが高くなります。
特に冬の室内は要注意。暖かく風通しの悪い場所はカイガラムシやハダニなどが繁殖しやすい条件です。
窓を閉め切りがちになる夏や冬はサーキュレーターを活用し、室内の空気を意識的に動かすことが重要です。
風が吹くことにより害虫が植物にとどまることが難しくなる。被害を最小限に抑えるためには風通しの良さが重要だよ!
あわせて読みたい「サーキュレーターと扇風機の違い【植物に適しているのは?】」
ベンジャミンをカイガラムシから守るための予防策②虫がわきにくい土を使う
ベンジャミンを室内で育てている場合、虫が付きにくい成分で配合された「室内向け観葉・多肉の土」を使うのがおすすめです。
「プロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土」は堆肥を含まないため、虫やキノコ、カビが発生しにくいのが特徴です。室内でも清潔にサンスベリアを育てられます。
通気性・排水性に優れるため虫が付きにくいことはもちろん、観葉植物も育てやすいおすすめの土です。
ベースは鹿沼土と赤玉土。乾いている時は白っぽいけど濡れると色が濃くなる。濡れている時と乾いている時の土色の変化がはっきりしているから水やりのタイミングが分かりやすいのも特徴。
あわせて読みたい「虫がわかない土のおすすめは?清潔に観葉植物を楽しむなら土選びが超重要」
ベンジャミンをカイガラムシから守るための予防策③オルトランDXを使う
害虫予防として効果的なのが「オルトランDX」です。
使い方は非常に簡単で基本は土に混ぜるだけ。観葉植物1株に対して約1~2gのオルトランDXを混ぜ込みます。
植え替え時、根元があたる部分にオルトランDXを撒いておきます。
植え替え時期ではない秋~冬の場合、オルトランDXを土の表面に撒くだけでも構いません。
水やりの度に殺虫成分が水に溶けて根から吸収されるよ。一度の使用で約1か月効果が持続するんだ。ただ、オルトランDXはあくまで予防のためのもの。すでに害虫が付いているなら殺虫剤を。
あわせて読みたい「水やり不要、植え替えも不要。虫もわかない清潔な観葉植物が欲しい人へ」
まとめ
- カイガラムシがベンジャミンに付いたときの主な症状は「ベタベタする」「葉が変色する」「白い粉状のものがわく」などがある
- カイガラムシの数が少ないようであれば綿棒やピンセットなどを使い物理的に取り除く
- カイガラムシの数が多い・取っても取っても再発するようならカイガラムシ専用の殺虫剤を使うのが効果的である
- カイガラムシを予防するためには「日当たり・風通しの確保」「虫がわきにくい土の使用」「オルトランDXの使用」などが効果的である
ときどきは水をして葉の表、裏に水を吹きかけよう。葉水することで害虫予防になるだけでなく、万が一害虫がついた場合の早期発見にもつながるよ。
ベンジャミンを育てている人におすすめの便利アイテム
☆★コバエの原因となる堆肥を含まないから室内でも清潔にベンジャミンが育てられる「室内向けの土」↓↓
☆★スプレー後、成分が枝に浸透して殺虫効果が約1か月持続。散布後に付いたカイガラムシも手軽に退治↓↓
☆★スプレーするだけでベンジャミンに付いた害虫を素早く退治。アブラムシやハダニにも持続的な効果を発揮するおすすめ殺虫剤↓↓
☆★時期的に土の入れ替えが難しい場合におすすめ。土に挿しておくだけでコバエを捕獲してくれるアイテム↓↓
BotaNice 土からわいたコバエ退治 粘着剤タイプ(4個入)
☆★土に混ぜ込むor撒くだけでベンジャミンに付きやすい害虫を予防↓↓
☆★土も水も不要。虫が付かないから室内でも清潔に楽しめる。造花専門店のリアルで高品質な「人工観葉」↓↓
造花専門店の高品質なフェイクグリーン。職人の手でひとつひとつ丁寧に仕上げられているのが特徴で、本物と見間違えるほどリアルなんだ。
☆★フェイクグリーン専門店「PRIMA」でさらにリアルで高品質な人工観葉を探してみる!
あわせて読みたい 「本物そっくり!フェイクグリーンのおすすめメーカー【厳選3店】」
関連topicsはこちら
「造花の観葉植物に効果はある?造花植物を置くメリット、デメリット」
「超リアル!シンボルツリーにもおすすめの人工観葉植物【厳選8選】」
あわせて読みたい 「【口コミ】プリマオンラインの人工観葉植物って高いけど、実際どうなの?」
関連topicsはこちら
「ベンジャミンにおすすめの土!室内でも清潔に管理できるおすすめの土3選」
「ベンジャミンの新芽が出ないのはなぜ?新芽が出ない時の対処法も」