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ルビーネックレス 増やし方を写真で初心者向けに解説します【多肉】

ルビーネックレス 多肉植物

赤紫色に紅葉する姿が魅力的なネックレス系多肉植物「ルビーネックレス」。

今回は、初心者でも簡単にできるルビーネックレスの増やし方を分かりやすく解説します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ルビーネックレス 増やし方を分かりやすく解説【多肉】

それでは、ルビーネックレスの増やし方をご紹介します。

今回は、もっとも手軽に・簡単に挑戦できる「挿し木(さしき)」という方法でルビーネックレスを増やしましょう。

ルビーネックレスの増やし方 手順1「適期は春・秋」

寄せ植えのルビーネックレス

ルビーネックレスの挿し木に適しているのは、春か秋の生育が旺盛な時期です。中でも、挿し木にお勧めなのは春先。理由は、生育が特に旺盛で根を張るスピードも速いからです。

また、生長期初期の春先にルビーネックレスを挿し木にすることで、冬越しまでに少しでも多くの根を張らせることができます。(冬越しに備えられる)

梅雨挿しがおすすめ

「梅雨挿し」という言葉をご存じですか?

植物を挿し木で増やす場合、暖かく湿気が一定に保たれた環境が成功のコツです。つまり、梅雨時期は挿し木にピッタリな時期といえます。そのため、「梅雨挿し」とよばれているのです。

 

ルビーネックレスの増やし方 手順2「茎を10cm程度カット」

ルビーネックレスの挿し穂

葉の付いた丈夫そうなルビーネックレスの茎を10cm程度カットします。これを、「挿し穂」とよびます。

ルビーネックレスは茎から根っこを出しているため、根っこが付いている茎だとなお良いです。

「元の株もこんもりとさせたい」という場合、根本の葉をいくつかは残しておきましょう。葉を残しておいた方が元株のルビーネックレスも早く復活しやすいからです。

 

ルビーネックレスの増やし方 手順3「土と鉢を用意」

挿し床

挿し穂を挿すための鉢植えを用意しましょう。(上写真)

ルビーネックレスの挿し木に適した鉢とは?

挿し穂が2~3本程度の場合、2号鉢(直径6cm)くらいの小さめの鉢を利用します。ポット鉢でもプラ鉢でもokです。

挿し穂の本数に合わない大きすぎる鉢は、水の管理がしにくく、挿し穂を腐らせる原因になるため避けます。

ルビーネックレスの挿し木に適した土とは?

ルビーネックレスは多湿を嫌うため、水はけのよい土がよいでしょう。「多肉植物用の土」で構いませんが、無い場合は赤玉土(小粒)やバーミキュライトなどを活用します。

多肉植物の土

ただ、粒が大きすぎる土だと根が張りにくいかもしれません。小粒や細粒の用土がおすすめです。ルビーネックレスの挿し木に適した土は、「清潔である」「水はけが良い」「肥料分が含まれていない」の3条件をクリアしたものになります。

赤玉土(小粒)

 

ルビーネックレスの増やし方 手順4「挿し穂を土に挿す」

カットしたルビーネックレスの茎から出た根っこ

先ほどカットしたルビーネックレスの挿し穂を土に挿します。挿し穂から根っこがすでに伸びている場合は、根っこが土に被るようにします。

土に寝かせたルビーネックレスの挿し穂

「挿す」というよりは、「寝かせる」という感じに近い感じかもです。

軽く土をかぶせたルビーネックレスの挿し穂

10日程は水を与えずそのまま発根を待ちましょう。すぐに水やりすると、切り口や葉が水分で腐る可能性があるからです。

「挿すor寝かせる」の判断基準【目安】

・根っこがあまり出ていない場合⇒「寝かせる⇒軽く土をかぶせる」
・根っこが長めの場合⇒「割りばしやピンセットを使用し土に根・茎を入れ込む(挿す)」

あわせて読みたい「挿し木と水差し どっちが大きく育つ?【メリットデメリット】」はこちら

 

ルビーネックレスの増やし方 手順5「水を与えず半日陰に置く」

挿し木後のルビーネックレスは、水を与えずに直射日光を避けた場所に

挿し木後のルビーネックレスは、直射日光を避け、風通しのよい半日陰に置きます。発根が確認できるまでは、このまま養生させます。

挿し木から10日以上経過したら、土が軽く湿る程度に水を与えます。発根が確認できたら、通常の管理に戻しましょう。

発根のサイン

・挿し穂に触れて抵抗を感じる
・新しい葉が展開している etc…

 

 

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ルビーネックレスを増やす!挿し木の経過【生育レポート】

次に、挿し木にしたルビーネックレスの経過記録です。ぜひ、ご参考にされてくださいね。

ルビーネックレスの挿し木を実施【2021/5/5】

ルビーネックレスの挿し木(5/5)

ルビーネックレスの挿し木を実施。このまま10日程、水やりせずに半日陰で管理します。

ルビーネックレスの挿し木【2021/12/19】

約半年が経過しました。挿し木で増やしたルビーネックレスは寄せ植えで元気に育っています。

挿し木にして半年ほど経ったルビーネックレスの挿し木

気温が低いのでルビー色に染まっていますね。先端には蕾もついています。(下写真)

ルビーネックレスの蕾

ルビーネックレスはキク科のため、マーガレットに似た黄色い可愛らしい花を咲かせてくれますよ。

ルビーネックレスの花

こんな感じで、切って土に挿すだけで簡単に増やすことが可能なのがルビーネックレスです。

 

 

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ルビーネックレスを育てるコツ【3つ】

最後に、発根後のルビーネックレスを育てるコツを3つにまとめてご紹介します。

 

ルビーネックレスを育てるコツ①「土が乾いてから水やり」

ルビーネックレスは他の多肉植物と同様に葉にたくさんの水分を蓄えているため、乾燥には強いものの、多湿には弱いです。

「水やりは土が乾いてから」が鉄則。根腐れを防ぐためにも水やり過ぎには気を付けましょう。

水やりの目安

・春と秋の生長期⇒土が乾いていたらたっぷりと与える
・夏と冬の休眠期⇒乾燥気味にする。土が乾いて数日してから控え目に水を与える【月1回~2回程度】

 

ルビーネックレスを育てるコツ②「日当たりのよい場所」

ルビーネックレスは日当たりのよい場所を好みます。

ずっと室内で管理していると、葉と葉の間隔が伸びてひょろひょろと間延びする「徒長(とちょう)」の原因になりやすいです。

徒長したルビーネックレスは見た目が劣るだけではなく、ちょっとしたストレスで弱りやすくなります。

色鮮やかな姿を保つためにも、基本は屋外の日当たりのよい場所に置いてあげましょう。

夏場の直射日光は避ける

ただし、真夏の直射日光(西日も)は避けた方が無難です。

葉が焼けて傷む「葉焼け」を起こしやすいため、夏場は半日陰に置くようにすると安心でしょう。

 

ルビーネックレスを育てるコツ③「風通しのよい場所」

多湿に弱いルビーネックレスは、風通しの悪い場所に置くことで根腐れするリスクが高まります。

特に注意したいのが冬場の管理

ルビーネックレスはの耐寒温度は2~3度程度といわれています。そのため、0度以下になりそうなときは室内に取り込むのが安心

ですが、室内での管理で懸念されるのが風通しの悪さです。そして、風通しのよくない環境で生じるのが「カビ」や「根腐れ」。

これらを防ぐためにも、こまめな寒気やサーキュレーターの活用がおすすめです。

あわせて読みたい  「サーキュレーターと扇風機の違い【植物に適しているのは?】」はこちら

 

 

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まとめ

ルビーネックレスの花

今回は、ルビーネックレスの挿し木の方法をくわしくご紹介しました。

ルビーネックレスは、「切って土に挿す」だけで、簡単に増やすことができる多肉植物です。たくさん増やして寄せ植えをするのも楽しそうですね。

ぜひ、今回のブログを参考に、ルビーネックレスの挿し木に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ルビーネックレスの増やし方【手順】

①適期は春と秋
②茎を10cm程度カット
③土と鉢を用意
④挿し穂を土に挿す
⑤水を与えず半日陰に置く

ルビーネックレスを育てるコツ【3つ】

①土が乾いてから水を与える
②日当たりのよい場所で育てる
③風通しのよい場所で育てる

多肉植物のその他topics

「ドルフィンネックレスの先祖返り【原因は?育て方のコツも】」はこちら

「ピーチネックレスの増やし方を分かりやすく解説します!」はこちら

「ピンクルビーの育て方のコツ3つを解説します!【多肉植物】」はこちら

「熊童子の増やし方を分かりやすく解説します!【熊の手】」はこちら

「虹の玉 増やし方を分かりやすく解説します【ニジノタマ】」はこちら

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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