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虹の玉(ニジノタマ)の増やし方を画像で分かりやすく解説します

虹の玉 多肉植物

「多肉植物・虹の玉の簡単な増やし方を知りたい」

「できるだけ簡単で失敗しにくい虹の玉の増やし方は?」

ぷりっぷりの葉と気温によって色を変える葉が魅力的な多肉植物「虹の玉(ニジノタマ)」。今回は、そんな虹の玉の増やし方を分かりやすく解説します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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虹の玉の増やし方を分かりやすく解説します【簡単!】

では、虹の玉の簡単な増やし方を解説します。

まず、虹の玉を増やすのにもっとも簡単&早いのが「挿し木(さしき)」という方法です。

「茎をカットし土に挿す」

挿し木の作業は基本的にこれだけなので、非常に簡単で手軽に挑戦できますよ。

虹の玉は丈夫で発根しやすいから、初心者でも成功率がかなり高い!

虹の玉の増やし方 手順①「適期は春~秋頃」

虹の玉を挿し木で増やすのに適しているのは、生育が旺盛な春か秋です。

特に、4月~6月頃は生育期初期のため、根が張りやすく挿し木にお勧めの時期になります。

真夏と真冬は虹の玉の生育が不安定になる時期のため、避けた方が無難でしょう。

虹の玉の増やし方 手順②「5cm~7cm程度の茎をカット」

カットしたニジノタマの茎

虹の玉を挿し木で増やすためには、まず、元気な虹の玉から葉のついた茎を5~7cm程度カットします。

これが、「挿し穂(さしほ)」となります。

ニジノタマの増やし方 手順③「下葉はとっておく」

下葉を取り除いている最中のニジノタマの挿し穂

土に挿すときに邪魔になる茎の1/3~1/4分くらいの葉をとっておきます。

虹の玉の葉は、手で軽くひねるように触るとポロっととれますよ。

ニジノタマの葉挿し

取った虹の玉の葉は、捨てずに乾いた土に置いておくとうまくいけば発根し、そのまま増やすこともできます。これを葉挿しといいます。

ただ、葉挿しの場合は大きな株に生長するまで一年以上かかります。葉を無駄にせず、気長にたくさん増やしたいという方には葉挿しもおすすめですよ。

ニジノタマの増やし方 手順④「切り口を2~3日乾燥させる」

ニジノタマの挿し穂

カットしたニジノタマの挿し穂はすぐに土に植え付けず、2~3日程乾燥させます。

ニジノタマの場合、とても丈夫なので、すぐに土に挿しても発根することも多いです。
が、心配な場合は念のため乾燥させます。

切り口を乾燥させることで、菌の侵入による腐敗を防ぐよ。

ニジノタマの増やし方 手順⑤「乾いた土に挿す」

ニジノタマの挿し木直後

挿し穂を土に植え付けます。

割りばしやピンセットなどを利用して、穴をあけてから挿し穂を入れ込むと作業しやすいです。

また、下穴をあらかじめあけておくことで、挿し穂を傷めずに済みますよ。

ニジノタマの増やし方 手順⑥「一週間~10日程経ってから水やり」

一週間~10日程は水を与えずに様子をみます。適期であれば、土に挿して1週間くらいで発根するでしょう。

ニジノタマは乾燥した状態に置くことで、発根しやすくなる性質があります。水やりは10日ほど経ってから与えましょう。

 

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虹の玉を挿し木で増やす!【経過レポート】

次に、筆者が育てている虹の玉の生長記録も合わせてご紹介します。挿し木で増やした虹の玉の経過です。ぜひ、ご参考にされてくださいね。

挿し木で増やした虹の玉【2021/4/24】

挿し木後のニジノタマ

乾いた赤玉土小粒を小さめの素焼き鉢に入れ、そこに穴をあけて虹の玉の挿し穂を植え付けました。

このまま10日程は水やりせずに様子を見ます。

挿し木で増やした虹の玉【2021/7/23】

虹の玉

挿し木にしてから3か月ほど経過しました。少し徒長気味ですね。日光が足りなかったようです。

徒長した部分は元に戻りません。伸びすぎた部分はカットして、また土に差せばどんどん増やすこともできます。

元株もうまくいけば脇芽が出てそのまま育てることもできます。

あわせて読みたい「虹の玉の植え替え方法を解説【ポロポロ落ちた葉も使えます】」はこちら

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魅力あふれる多肉植物「虹の玉」

最後に、ニジノタマの特徴をまとめてご紹介します。

虹の玉は季節によって色が変化する!

春~秋頃にかけての虹の玉は青々とした姿です。

しかし、冬に近づき気温が低くなるにつれ、緑だった葉は少しずつ赤く染まってきます。
真冬になると葉は真っ赤に紅葉しとても可愛らしい姿を楽しめる多肉植物です。

夏場の虹の玉

緑色のニジノタマ

冬場の虹の玉

紅葉したニジノタマ

虹の玉は「乙女心」と「玉葉」の子供らしい!

恋心▲恋心

虹の玉は同じく多肉植物の「乙女心」と「玉葉」の交配によって生まれた交配種だそう。

昭和30年頃に日本にやってきたとされています。意外と昔からあるんですね。

虹の玉の斑入りは「オーロラ」

虹の玉の正式名称は「セダム・ルブロティンクツム」といいます。

「セダム」という名前が付いている通り、虹の玉はセダム(マンネングサ)属の多肉植物です。

虹の玉にピンクやイエローの斑が入ったタイプは「オーロラ(宇宙 錦)」という品種になります。

オーロラも虹の玉と同じく、寒さや日当たり、乾燥具合によって、葉の色を変化させるのが特徴です。

 

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まとめ

虹の玉

今回は、虹の玉の増やし方をくわしくご紹介しました。

虹の玉は想像以上に簡単に増やせることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

適期であればニジノタマの発根率はかなり高く増やしやすいですよ。ぜひ、ニジノタマを増やしてみてください。

ニジノタマの増やし方【手順】

①適期は春~秋頃【4月~6月頃がおすすめ】
②5cm~7cm程度の茎をカット
③下葉をとっておく
④切り口を2~3日乾燥させる
⑤乾いた土に挿す
⑥一週間~10日経ってから水やり

増やすシリーズ

「ドルフィンネックレスの増やし方を徹底解説!【多肉植物】」はこちら

「ポトスの増やし方 水差しと挿し木の方法【初心者でも簡単】」はこちら

「恋心の増やし方を分かりやすく解説します【多肉植物】」はこちら

「ワイヤープランツ 増やし方とコツ3つ【簡単】」はこちら

「アロマティカスの増やし方【多肉質な癒しハーブを増やそう!】」はこちら

「カネノナルキを挿し木で増やす方法を解説します!【花月】」はこちら

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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