ピレアの葉が垂れる原因は?水やり方法、置き場所、根詰まりを再確認!

アルミニウムプランツ 観葉植物

個性豊かな美しい葉をもつインドアグリーン「ピレア」。丈夫で比較的コンパクトな株姿のため、室内でも育てやすく、園芸初心者にも人気のグリーンです。

今回は、そんなピレアの葉が下向きに垂れる場合の原因と対処法をご紹介します。

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ピレアの葉が垂れるのはなぜ?

今回は、時期別で主な原因と対処法を見ていきましょう。

ピレアの葉が垂れているのが20度以上の春~秋の場合

葉が垂れ気味のピレア

気温20度以上の春から秋は、ピレアの生育に適した暖かい時期です。この時期は、根が水分を吸い上げる速度も速く、どんどん葉数を増やして生長します。

考えられる原因①暑さによる蒸れ

暑さに強いピレアですが、コンクリートやベランダの床面に直接鉢を置いていると、床面の熱が鉢に伝わり内部が蒸れて根が傷んでしまうこともあります。

植え替え後のピレアグラウカ  ▲真夏は床面に直接鉢を置いていると鉢内が高温になり根が傷みやすい

鉢内が蒸れて根がスムーズに水分を吸い上げられず、葉が下向きに垂れていると考えられます。

また、水やり後、強烈な直射日光に当たったりすると、葉が垂れてバテたようにぐったりとすることも。

真夏は葉焼けを防ぐためにも直射日光は避け、半日陰に置くのがおすすめです。その際、鉢を直接床面に置かず、鉢スタンドを使って風通しよくします。

室内の場合は南向きの窓際でok。葉が茶色く焼けるようならレースカーテンで調整をします。

ただし、窓を閉め切る時期は風とおしが悪くなるためサーキュレーターや扇風機を回して空気の流れを作ります。

真夏の水やりは涼しい時間帯におこない、水気をしっかりと切って受け皿に溜まった水は捨てましょう。

考えられる原因②過度の乾燥

この時期、ピレアはどんどん生長します。そのため、土が乾く速度も速いでしょう。

乾燥状態が長く続くと葉が垂れることがあります。土がしっかり乾いている場合、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与えて、風通しのよい半日陰に置いて様子を見ましょう。

真夏の場合は日陰へ。室内なら風通しのよい南向きの窓際に置きます。

株元近くの下葉が垂れて落ちる場合は主に新陳代謝によるものです。暖かい時期にカットし、挿し木にすると簡単にボリュームを出すことができますよ。(下写真)

ピレアの切り戻し剪定【ビフォーアフター】

考えられる原因③根詰まり

ピレアは多くの観葉植物の中でも生育旺盛。

2年どころか、1年以上植え替えていないと、鉢の中が根でいっぱいになる「根詰まり」を起こしていることも多いです。

根詰まりを放置していると鉢内の水はけが悪くなり、根がスムーズに水分を吸い上げられなくなります。

その結果、葉が垂れたり落ちたり、葉先が枯れたりといった症状が出ることが多いのです。

ピレアは寒さに弱いため、植え替えは春から秋の暖かい時期に済ませます。下葉が落ちている場合は切り戻して樹形を整えます。

カットした茎は水差しにして発根させ、元株の鉢の空きスペースに植え付けると株にボリュームができますよ。

ピレアの挿し木

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ピレアの葉が垂れているのが20度以下の秋~冬の場合

考えられる原因①寒すぎる

ピレアが耐えられるのは5度程度までといわれます。しかし、本来は暖かい場所を好む熱帯植物です。

栽培環境や株の状態によっては、7度~8度以下になると徐々に葉が落ちることもあります。

ピレアの特徴である美しい葉を保つなら最低でも10度、できれば15度は欲しいところです。

ピレア  ▲冬場の窓際は冷え込むため、夜になったら窓から離すとよい

あわせて読みたい「ピレアを冬越しさせる3つのポイントを徹底解説します!」はこちら

考えられる原因②水のやり過ぎ

ピレア

ピレアは暖かい環境を好む熱帯地方が原産のグリーンです。そのため、20度を下回ると徐々に生長が鈍り始め、15度以下になると生長がほぼ止まる休眠期に入ります。

それと同時に弱まるのが、根が水分を吸う力です。暖かい時期に比べ、土が乾くまで時間を要するようになります。

そのため、20度以下になったら徐々に水やりの間隔を空けて、土を乾かし気味に管理することで根腐れを防ぎ、寒さに備えます。

  • 20度以下➡土が乾いてさらに1~2日ほどしてから水やり
  • 15度以下➡土が乾いてさらに3~4日してからの水やり

とはいえ、冬場の水やりはなかなか難しいです。そんな時は水やりチェッカーを使うのもおススメ。

スティック状のチェッカーを土に差しておくだけで土の乾き具合を測定し、最適な水やりのタイミングを色で教えてくれますよ。

サスティー  ▲15度以下なら「白」になってさらに3日程してから水やりしよう

考えられる原因③害虫

害虫は一年を通して湧く可能性はありますが、中でも「暖かく乾燥した風通しの悪い場所」での発生リスクが高いです。

つまり、冬の室内がこれに当たります。冬は暖房を付けているため窓を閉め切ることが多いですね。

風通しが悪くなる上、空気も乾燥しがちです。これはカイガラムシやハダニなどの害虫が繁殖しやすい条件といえます。

ピレアの葉が垂れたり、色が悪くなったり、なんとなく元気がない…と感じる場合、株全体をよく観察して虫がついていないか確認しましょう。

下写真はアイビーに付いた「コナカイガラムシ」です。

カイガラムシ

白い粉のような見た目が特徴で、放置していると吸汁によって葉が変色します。さらに放置することで株自体を弱らされることも。

他にも、茶色い粒々としたものや、蜘蛛の巣のようなものを発生させる害虫もいます。見つけたら早目に取り除きましょう。

カイガラムシ  ▲虫とはいえ、足が退化しほとんど動かないことが多い

ちなみに、葉がベタベタする場合はカイガラムシが付いている可能性が高いです。ベタベタの原因はカイガラムシの排泄物で糖分を含んでいるためべたつきます。

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まとめ

ピレア

今回は、ピレアの葉が垂れる主な原因とその対処法をご紹介しました。

暖かい時期と寒い時期では、原因も対処法も異なります。まずはしっかりと観察しましょう。

そして、これまでの管理方法を思い出し、考えられる原因を導き出します。その後、原因に応じた対処法を試して様子をみましょう。

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この記事を書いた人
komame083

農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほどの植物を管理。他人は変えられない。しかし、植物は手をかけた分だけ答えてくれると信じている。

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