モンステラの葉が割れない?原因と割れた葉を出すコツを徹底解説

割れていないモンステラの葉 トラブル・不調・復活

【まず確認】あなたのモンステラ、割れなくて普通?

✔ 葉の幅が20cm以下 → 正常(まだ幼葉)
✔ 最近出た新葉が小さい → 日光不足が原因のことが多い
✔ 冬に出た葉 → 割れにくい
✔ 品種がスタンデリアナ → そもそも割れない

→ 1つでも当てはまれば異常ではありません。「割れない=失敗」ではなく、むしろ普通なケースがほとんど

モンステラを長く育てていると、いつのまにか割れた葉が出なくなる症状に遭遇することが多いです。

以前は割れていた葉が葉が割れなくなった場合、放置していると徐々に弱って枯れてしまうこともあります。

そこで今回は、モンステラの葉が割れない原因と綺麗な葉を出すためのコツを紹介します。

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
・観葉植物栽培のコツを研究&発信

工藤こまめをフォローする
  1. モンステラの葉が割れない=育て方の失敗ではない
    1. 幼葉・小さい株なら割れないのが普通
    2. 冬や生育が鈍る時期は割れにくい
    3. 室内環境によっては割れないこともある
  2. 【重要】割れていない葉が、後から割れることはない
    1. 割れた葉を出すには「次の葉」が重要
    2. 5〜7枚目あたりから割れ始めることが多い
    3. 幅20cm以下の葉は「幼葉」のサイン
    4. 割れない=失敗ではない
  3. モンステラの葉が割れないときによくある原因
    1. 葉が小さい、幼い葉
    2. 株が弱っている
    3. 日照不足
    4. 支えが無くなった
    5. 葉が割れない品種
  4. モンステラの葉が割れない?割れた葉を出すコツ
    1. 室内なら南~東向きの窓際に置く
    2. 水やりは土の表面が乾いてからが基本
    3. 春~秋は肥料を与える
    4. 15度以下の寒さに当てない
  5. モンステラの葉が割れている理由
    1. モンステラは貴重な日光をより多く獲得するために葉を巨大化させた
    2. 葉が大きいことによるデメリット
    3. モンステラは葉の大きさによる弊害をカバーするため、葉に切れ込みを入れた
  6. 割れない時期もあった…筆者のモンステラ実体験
    1. セール品のモンステラをお迎え【2020/12/24】
    2. なんとか冬を越したモンステラ【2021/2/5】
    3. 新しい葉が展開したモンステラ【2021/4/20】
    4. 剪定後、挿し木を実施【2021/6/10】
    5. 剪定から3か月経過したモンステラ【2021/9/8】
    6. 剪定から約一年経過したモンステラ【2022/5/11】
    7. 実体験から分かったこと
  7. モンステラの葉が割れないときによくある質問
    1. Q1. モンステラの葉は何枚目から割れるの?
    2. Q2. モンステラに葉が割れない種類もある?
    3. Q3. 葉水だけでも育つ?
    4. Q4. 一度割れた葉が閉じることはある?
    5. Q5. 室内LEDライトでも葉は割れる?
    6. Q6. ハイドロカルチャーでも葉は割れる?
    7. Q7. 冬に出た葉は割れにくい?
    8. Q8. 気根がないと葉が割れない?
    9. Q9. 葉が割れすぎて見た目が悪い場合はどうすればいい?
    10. Q10. 一度育てたモンステラの割れた葉を復活させることはできる?
  8. まとめ
    1. モンステラの葉が割れない原因
    2. モンステラの葉っぱが割れないときの対処法

モンステラの葉が割れない=育て方の失敗ではない

モンステラの葉が割れなくても異常ではない

結論から言うと、モンステラの葉が割れないからといって、すぐに異常とは限りません。

割れない葉が出るのは、成長段階や環境によってはごく自然な状態です。

幼葉・小さい株なら割れないのが普通

モンステラの葉が割れないときは葉のサイズ感を確認

モンステラは、株が若いうちは切れ込みのない葉を出します。

まだ成長途中の場合、葉が割れないのは異常ではなく、これからの成長段階と考えてOKです。

▶モンステラの葉を大きくするたった2つのポイントとは?

冬や生育が鈍る時期は割れにくい

割れていないモンステラの葉

気温が低い冬場は、モンステラの成長スピードが落ちます。

この時期に出る新芽は、切れ込みのない葉になりやすい傾向があります。

室内環境によっては割れないこともある

日照や風通しなどの環境が穏やかな場合、葉が大きくならず、結果として割れないこともあります。

これも必ずしも失敗とは限りません。

大切なのは「割れていない」事実だけで判断しないこと。株の大きさ・季節・育てている環境を踏まえて、本当に見直すべき状態なのかを確認することが第一歩!

▶モンステラの成長点がない?成長点はどこにあるか画像で解説

 

【重要】割れていない葉が、後から割れることはない

割れていないモンステラの葉が今後割れることはない

モンステラの葉は「展開時」に形が決まります。今割れていない葉は、今後どれだけ育てても割れません。

割れた葉を出すには「次の葉」が重要

モンステラの葉が割れるための条件

モンステラの切れ込みは、新しく展開する葉でしか増えません。

環境を整え、次に出てくる葉を大きく育てることが唯一の近道です。

5〜7枚目あたりから割れ始めることが多い

葉が割れていないモンステラ

筆者の経験では、5〜7枚目あたりから切れ込みが入るケースが多く見られます。

ただし、日照や株の強さによっては、さらに遅れることもあります。

幅20cm以下の葉は「幼葉」のサイン

割れ目の少ないモンステラの葉っぱ

割れていない葉に共通しているのが、葉が小さいこと。

葉幅20cm以下の葉は、まだ幼葉である可能性が高く、割れなくても正常です。

割れない=失敗ではない

葉が割れないのは、育て方の失敗ではありません。

株がまだ成熟していないだけ、というケースがほとんどです。

 

モンステラの葉が割れないときによくある原因

徒長気味のモンステラ

葉が小さい、幼い葉

葉が割れていないモンステラ

モンステラの株がまだ小さい場合は割れ目のない葉が出ます。

まだ小さく若い葉っぱは、切れ込みのないハート型をしています。

100均で見かけるモンステラはまだ幼株であることがほとんど。そのため葉が割れていない状態で販売されているんだね。

モンステラの幼葉は割れていない

割れていないモンステラの葉

モンステラは最初から葉に割れ目があるわけではありません。

株が生長し、葉が大きくなることで徐々に割れ目が入った葉が出てきます。

ここで注意したいのが、「割れていない葉は、基本的には今後も割れない」ということなんだ。

株が大きくなるにつれて、独特の割れ目が入った葉が出てきます。5~6枚目で割れた葉が出始める方が多いようです。

ベランダに置いたままのモンステラ

僕のモンステラは7枚目でやっと割れた葉が出てきた。この頃の葉っぱは、切れ込みが浅かったり片方だけ割れていたりしてることが多いよ。

株が弱っている

「結構長く育てているのにいつまで経っても割れた葉が出てこない…」
「今までは葉が割れていたのに、割れていない葉が出てくるようになった…」

このような場合に考えられる原因が「株が強くない(弱っている)」ということです。

株が強くないと、厚みのある大きな葉っぱ(横幅20cm以上)は出にくいです。

株が充実していない=葉に割れ目が入らない(入る必要がない)

日照不足で起こる「徒長(とちょう)」

モンステラの葉柄

モンステラは他の観葉植物に比べて、寒さにも比較的強く非常に育てやすいです。

また、耐陰性も強いため、室内でも枯れることなく育ちます。

しかし、あまりにも日光が不足すると起こるのが「徒長(とちょう)」です。

ひょろひょろと茎が縦に伸びて株姿が乱れ茎がどんどん倒れてくる」

これは、徒長したモンステラによくみられる症状のひとつです。

徒長すると株自体が弱って病害虫や環境の変化によるダメージを受けやすくもなるよ。

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日照不足

植え替え後のモンステラ

「葉が小さすぎる」ということも、モンステラの葉が割れない原因の一つと考えられます。

野生のモンステラの葉は幅が約1mにもなるため、幅20cmの葉でもまだまだ幼葉です。

また、「なかなか葉が大きくならない」ということは、「株が強くない(充実していない)」ということでもあります。

葉が小さくなる原因として考えられるのは日照不足

横に広がるモンステラ

葉が小さくなる原因として考えられるのはやはり「日照不足」です。

「茎はひょろひょろと長く伸びるのに葉が小さい」という場合は、日光不足による徒長(とちょう)を起こしている可能性が高いでしょう。

モンステラの生長がさかんになる春~秋にかけて日光不足が続くと徒長しいやすいよ。室内なら南~東向きの窓際に置くのがベスト。

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支えが無くなった

モンステラの葉が割れない原因と解決策

モンステラは生長すると、どんどん葉が大きくなって重くなり倒れやすくなります。

重みで倒れたモンステラは、徐々に葉が小さくなることがあるようです。

葉が小さくなることで割れ目のない葉が出てくるようになります。

モンステラは「つる性」の植物

モンステラの気根
モンステラは大量の気根を絡ませながら上へ上るつる性の植物

本来のモンステラは横に這うように生長し、気根を巨木に絡ませ生長する「つる性」植物です。

現地では、日光を求めて約20mもの高さまで伸びるというモンステラ。

気根を絡ませながら、巨木の頂上まで達したモンステラは、よじ登る場所がなくなると垂れ下がり、徐々に葉が小さくなる傾向です。

「葉が小さくなる=割れる必要性がなくなる」ってことだね。

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葉が割れない品種

元気になったマドカズラ

葉に穴が開く「マドカズラ」。

モンステラというと葉が割れた姿が思い浮かびますが、中には葉が割れない品種も存在します。

あらかじめ、自分が育てているモンステラがどの品種なのかを確認しておくことも必要です。

葉が割れないモンステラ

  • モンステラ・スタンデリアナ…光沢のある細長い葉を持つ。株が成熟しても葉が割れない
  • モンステラ・ジェイドシャトルコック…凸凹とした葉脈と肉厚の葉が特徴の非常に珍しいモンステラ。こちらも成長しても葉は割れない
  • マドカズラ…モンステラの仲間で葉に穴が開いているユニークな植物。葉は割れるというより穴だらけ

 

モンステラの葉が割れない?割れた葉を出すコツ

モンステラの葉が割れない原因と解決策

割れた葉を出すためにやることは、以下の流れです。

① 置き場所を見直す(南〜東窓)
② 支柱を立てる
③ 水やりを適正化
④ 生育期に肥料
⑤ 温度管理

室内なら南~東向きの窓際に置く

猫とモンステラ

室内なら南~東向きの窓際に置くのが理想です。

モンステラは直射日光に当たると、葉焼けを起こすことが多いですが、室内ならその心配は殆ど不要です。

窓から遠く離れた壁際や部屋の隅に置いていると、徐々に弱って割れない葉が出てきます。

ときどき、濡らした布で葉の表面を拭いてあげよう

モンステラの葉は大きいです。そのため、思っている以上にホコリが溜まります。

蓄積したホコリは日光の妨げとなるため、週に一回程度はやさしく拭いてあげましょう。

濡らしたティッシュでもok。

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水やりは土の表面が乾いてからが基本

モンステラの水やり

水の遣りすぎもモンステラを徒長させる原因になります。水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与えましょう。

ただし、気温の下がる冬場は鉢底から水が流れ出ない程度にするのが無難です。寒い時期は根が水を吸い上げる力自体が低くなっています。

吸いきれなかった水分が長時間鉢内に停滞すると「根腐れ」を起こしやすくなる。7日以上土が湿り続けている場合は要注意。

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モンステラの水やりタイミング【目安】

モンステラの土が乾かない

  • 春~秋(気温20度以上)…土の表面が乾いていたらたっぷり水やり
  • 冬(気温20度以下)…土の表面が乾ききってから少し控え目に水やり

土は水はけのよいものを好みます。

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水やりチェッカーを活用すると管理が楽に!
サスティー

土に挿すだけで水やりのタイミングを可視化してくれる土壌水分計を活用すると、水やりの失敗を防ぐことができます。

「いちいち土の乾き具合を調べるのは面倒」「枯れるとストレス」「できれば枯らしたくない」

このような場合、水やりチェッカーを使うのも一つの選択肢です。

サスティー
白になったら水やりするだけ!
  • 青⇒湿っている
  • 白⇒乾燥している

春~秋は肥料を与える

モンステラは肥料を与えることでさらに元気よく育ってくれます。

春から秋にかけての生育期には、肥料を活用するのがおすすめです。

モンステラの肥料の与え方【目安】

  • 春~秋にかけての生育期→2か月に1回緩効性固形肥料を置き肥する、2週間に1回程度液肥を規定量に薄めて与える
  • 冬→基本、肥料は与えない
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15度以下の寒さに当てない

寒いと割れた葉が出にくい理由と対処法

モンステラは観葉植物の中でも寒さに強いです。

5度以下にならなければすぐに枯れるということはありませんが、

切れ込みのある葉を展開させたいのであれば、冬場でも最低15度は保ってあげましょう。

適温は20度~30度くらいの暖かい環境です。

冬は夜になったら窓から1~2m離して冷え込みを防ごう

窓際に置いたモンステラ

モンステラを窓際に置いている場合、冬は夜になったら窓から離してやると冷えによるダメージを防ぐことができます。

モンステラの果実
モンステラの果実

ちなみに、自生地のモンステラはバナナのような細長い果実をつけます。

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モンステラの葉が割れている理由

切れ込みの入ったモンステラの葉

そもそも、なぜモンステラの葉は割れているのでしょうか。

モンステラの葉が割れている理由には諸説ありますが、ここではそのうちのいくつかをご紹介します。

モンステラは貴重な日光をより多く獲得するために葉を巨大化させた

そもそも、モンステラの葉ってなんでこんなに大きいの?

野生のモンステラはジャングルの下草的植物です(鬱蒼とした巨木に囲まれている)。

そのため、野生のモンステラが巨木に囲まれた環境の中で、日光を得るのは至難の業。巨木の影になるからです。

「貴重な日光を少しでも多く取り入れたい…」

光を少しでも多く取り込むには葉の面積を広くするのが有効です。

こうして、モンステラの葉は徐々に巨大化したと考えられています。

葉が大きいことによるデメリット

ただ、「葉が大きい(大きすぎる)」ことによるデメリットがありました。

  • 自分の葉が陰になって下葉(自分の)に日光が当たらない
  • 風通しが悪く光合成に支障が出る
  • 葉の重みで倒れる
  • 巨木からの雨粒が当たって葉にダメージを受けやすくなる

葉が大きすぎることによるこれらのデメリットをカバーするため、モンステラの葉はどうなったのかな?

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モンステラは葉の大きさによる弊害をカバーするため、葉に切れ込みを入れた

切れ込みの入ったモンステラの葉

  • 自分の葉が陰になって下葉(自分の)に日光が当たらない→葉に切れ込みが入ることで日光を下葉に届けられる
  • 風通しが悪く光合成に支障が出る→葉に切れ込みが入ることで風通しよくできる
  • 葉の重みで倒れる→葉に切れ込みや穴を空けることで軽量化できる
  • 巨木からの雨粒が当たって葉にダメージを受けやすくなる→葉に切れ込みが入ることで衝撃を分散させられる

モンステラは葉が大きいことによるデメリットを「葉に切れ込みや穴を空ける」ことで克服したと考えられているんだ。

モンステラは「葉が大きくて重いから」割れているということになります。

大木に絡みつくモンステラ
大量の気根を絡ませながら這いあがるモンステラ

ちなみに、野生のモンステラの葉は約1mにもなります。

 

割れない時期もあった…筆者のモンステラ実体験

剪定後のモンステラ

ここからは、実際に筆者が育てているモンステラの実例です。

最初から葉が割れていたわけではなく、割れない時期・割れ始めた時期を経て、現在は安定して切れ込みの入った葉を出すようになりました。

セール品のモンステラをお迎え【2020/12/24】

セール品のモンステラを購入

クリスマスの夜、セール品になっていたモンステラをお迎えしました。

株自体は元気そうでしたが、鉢底を確認すると根がびっしりと詰まっている状態。

このままでは春まで持たないかもしれないと判断し、冬場でしたが植え替えを決行。

根を極力傷つけないよう、短時間で慎重に作業しました。

水遣りは植え替え後にしてから1か月弱控えました。

葉水をメインにお手入れ。室内の明るい場所で養生させます。

なんとか冬を越したモンステラ【2021/2/5】

植え替えから約1か月。なんとか冬を越してくれそうなモンステラさんです。

管理方法

  • 室内の半日陰で管理
  • 葉水を1日1〜2回(表裏ともに)
  • 室温は20℃以下にならないよう注意
  • サーキュレーターで空気を循環
  • 水やりは土が完全に乾いてから数日後に控えめに

冬は生育が鈍るため、葉の形に変化が出にくい時期です。

新しい葉が展開したモンステラ【2021/4/20】

葉が増えたモンステラ

暖かくなって、新しい葉が展開したモンステラです。大きな葉はくっきりと割れ目がついていました。ひとまず安心です。

ただ、根元の気根がかなり狭そうにしています。

何かに這いたくて仕方なさそう。直射日光を避け、室内の風通し良い場所で管理を続けるよ。

剪定後、挿し木を実施【2021/6/10】

順調に育っているモンステラですが、このままだとどんどん横に広がっていきそうです。

このタイミングで剪定することに。そして、カットした茎は挿し木で増やすことにします。

剪定前のモンステラ
すでに気根がとっ散らかり始めた

生長期初期にあたるこの時期は、モンステラの挿し木の成功率が高いのです。では、さっそく作業開始!

モンステラをカット!
思い切ってカット!

清潔な剪定ハサミで葉と葉の間を切ります。

気根から発根することが多いので、気根を挿し木用の茎に残せるとベストです。

剪定後のモンステラ   ▲剪定後のモンステラ

切り取った茎はしばらく水差しにして発根を待ちます。うまくいけば、2週間程で下写真のように新しい根が気根から出てきますよ。

「根っこから根っこが出る」って、なんか面白いですね。

気根から発根

もう少し根がしっかりと出たら土に植え付ける予定です。こちらは「幹立ち」に仕立てたいと思っています。

幹立ちとはモンステラを縦に植え付け、気根を出させて自立させる仕立て方のことだよ!

自分で立ってもらい、横ではなく縦に生長させる方法ですね。

うまくいくか分かりませんが、こちらは以下ブログで随時更新中。

↓そして、気になる元株の方はこんな感じ(下写真)。

剪定後のモンステラから脇芽が出現!

葉の付け根あたりから新しい葉になる芽が出てきます。これが新しい生長点です。

これがどんどん伸びてまたたくさんの葉を展開してくれるはず。次回は、3か月後にまた更新します。

剪定を成功させるコツはズバリ適期におこなうこと。これに尽きる。

剪定から3か月経過したモンステラ【2021/9/8】

ベランダに置いたままのモンステラ

剪定から3か月経ちました。ずっとベランダに置きっぱなしです。気になる剪定後1枚目の葉っぱは割れ目なしです。

👉 剪定直後に割れないのはよくあることで、失敗ではありません

でも、2枚目からは少しずつ割れ目が入ってきましたよ。

直射日光が当たってしまい、葉が若干変色している箇所もありますが、なんとか厳しい夏を超えられそうです。

モンステラの脇芽

こちらは根元部分。剪定後、ピョコっと出始めていた新芽はみるみるうちに生長し、新しい葉っぱを3枚展開させました。

そして、剪定した際に挿し木にしたモンステラはこんな感じ。↓

挿し木で増やしたモンステラ

こちらも若干、葉焼け気味ですがなんとか夏越しできそうです。

こちらは垂直になるよう植え付けて自立させ中!支柱を何本か立てているよ。

こちらの方は、新しい葉っぱが2枚程展開しましたが、どちらの葉っぱもしっかりと割れ目が入っていました。

次回は、また3か月後に更新予定です。お楽しみに。

今後の管理方法

  • 土が乾いたら水やり(2週間に一回はハイポネックスを薄めて与える)
  • 直射日光は避ける
  • 気づいたときに葉水で株を保湿
  • 最高気温が15度を下回ってきたら室内へ移動し乾燥気味に管理

剪定から約一年経過したモンステラ【2022/5/11】

伸びすぎた茎をカットしてから約一年経ちました。まずは、元株のモンステラからご覧ください。

剪定から一年経過したモンステラ

撮影のため壁際に置いていますが、普段は窓際のレースカーテン越しに置いていますよ。

取っ散らかっていた下葉をカットし、頂上から3枚目までの葉のみを残してすっきりとさせています。

かなり樹形が整ってカッコいい雰囲気になったね!

ただ、鉢底からは太い根っこがすでにはみ出ているんですよね…。撮影しようと思いましたが鉢が重すぎて無理でした。

そして、剪定の際にでた茎を挿し木で増やした方の株はこちらです。(下写真)

仕立て直しから1か月経過したモンステラ

こちらは4月末頃に植え替えました。どんどん育っていますね。葉もしっかりと割れていてカッコいいです。

実体験から分かったこと

  • 若い株・冬・剪定直後は割れないことが多い
  • 生育期に入ると、自然と割れ始める
  • 根詰まり解消と光環境は特に重要
モンステラの葉が割れないからといって、焦る必要はありません。まずは今の状態が「割れない時期」なのかを見極めることが大切です。

モンステラの成長速度はどれくらい?4年間育ててみた結果…

 

モンステラの葉が割れないときによくある質問

Q1. モンステラの葉は何枚目から割れるの?

A. 筆者の経験では、5~7枚目あたりから切れ込みが入ることが多いです。ただし、これは環境や品種、株の強さによって異なります。株が充実していなければ、何枚目でも割れずに終わることもあります。

Q2. モンステラに葉が割れない種類もある?

A. はい、あります。例えば、モンステラ・スタンデリアナモンステラ・ジェイドシャトルコックなどは、成熟しても割れない品種です。購入前に品種を確認しておくと安心です。

Q3. 葉水だけでも育つ?

A. 葉水は保湿やハダニ対策に有効ですが、水やりの代わりにはなりません。根からの吸水が基本なので、土の状態を見ながら水やりをしましょう。

Q4. 一度割れた葉が閉じることはある?

A. 基本的には一度割れた葉が閉じることはありません。ただし、環境ストレスで葉がしおれたり変形することはあります。

Q5. 室内LEDライトでも葉は割れる?

A. 十分な光量(植物育成用のフルスペクトラムLEDなど)があれば、割れた葉が出ることもあります。日照不足気味の環境では補助として使うのもおすすめです。

Q6. ハイドロカルチャーでも葉は割れる?

A. ハイドロカルチャーでも葉が割れることはありますが、根詰まりや日照不足が起きやすいため、環境をしっかり整える必要があります。

筆者の経験上、水耕栽培だと十分な日光を当てることができず、徐々に葉が割れなくなり、弱っていくことが多いです。

Q7. 冬に出た葉は割れにくい?

A. はい、冬は成長が鈍化するため、葉が小さくなりがちで割れにくくなります。割れた葉を出したいなら春~秋の生育期を中心にケアしましょう。

Q8. 気根がないと葉が割れない?

A. 気根が直接「割れ」に影響するわけではありませんが、気根が充実している=株が元気な証拠です。つまり、健康な株(気根が沢山)ほど割れた葉が出やすいと言えます。

Q9. 葉が割れすぎて見た目が悪い場合はどうすればいい?

A. 切れ込みが深すぎて気になる場合は、剪定して新しい葉に更新していくのも方法です。ただし、深い切れ込みは健康な証でもあるので、無理に抑える必要はありません。

Q10. 一度育てたモンステラの割れた葉を復活させることはできる?

A. いいえ、すでに割れていない葉が後から割れることはありません。新しく割れた葉を出すために、栽培環境を整えて次の葉に期待しましょう。

 

まとめ

モンステラの気根
モンステラの太い気根はまるで触手!
  • モンステラの葉が割れない原因は「株が未成熟」「葉が小さい」「日照不足」「株の弱り」「支柱がない」「品種による」などが考えられる
  • 葉が割れるのは、大きく厚みのある葉を展開したときだけ。今ある葉が後から割れることはない
  • モンステラ本来の生育環境に近づけることが、割れた葉を出す近道

モンステラの葉が割れない最大の理由は「株がまだ大人になっていない」ことです。

割れない=失敗ではありません。

葉が大きく育つ環境を整えた“次の一枚”を待つことが正解です。

モンステラの葉が割れない原因

  1. 葉が若い
  2. 株が強くない
  3. 葉が小さい
  4. 支えが無くなった
  5. そもそも葉が割れない品種である

モンステラの葉っぱが割れないときの対処法

  1. 日照を確保し株を強くする
  2. 土が乾いてから水やり
  3. 生育期は肥料を与える
  4. できるだけ暖かく(20度~30度程度が適温)

トラブル・不調・復活
この記事を書いた人

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
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