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コーヒーの木に葉水が必要なのはなぜ?葉水する時間帯、頻度は?

コーヒーの木に葉水 観葉植物

光沢のある濃いグリーンの葉が生命力溢れるコーヒーの木。その美しい葉を保つには湿度が欠かせません。

とはいえ、どうしても乾燥しがちになるのが秋から冬にかけての室内です。そして、乾燥による葉の傷みを防ぐために欠かせないお手入れとなるのが「葉水(はみず)」。

でも、コーヒーの木の葉水って本当に必要なの?葉水するのに適した時間帯や頻度もよく分からない。気づいたときにシュッとしとけばいいわけ?

そこで今回は、コーヒーの木に葉水が必要な理由と、葉水をする際の時間帯や頻度までをご紹介します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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コーヒーの木に葉水が必要なのはなぜ?葉水する時間帯、頻度は?

まずはじめに、葉水とは霧吹きで植物に水分を吹きかけるお手入れのことです。

とはいえ、土にたっぷりと水を与えているのにも関わらず、なぜ葉水が必要といわれるのでしょうか?

コーヒーの木が好む湿度は少なくとも50%以上、理想は60%~70%

つやつやの葉が美しいコーヒーの木

コーヒーの木の原産地のひとつエチオピアの湿度は、10月~5月で60%前後、6月~9月で70~80%前後となります。

コーヒーの木は一年を通して、暖かく風通しのよい湿った空気を好むのですね。

とはいえ、日本の一般家庭内でこれだけの高湿状態・風通しをキープするのは難しいです。また、人にとって快適な湿度の目安は40%~60%といわれます。

そんな時に必要となるのが葉水です。

葉水をすることで植物周辺の湿度が高まり、過度の乾燥を防ぐことができます。また、植物は葉からも水分を吸収する力が備わっています。

特に、観葉植物のように熱帯地方が原産の植物は、葉からも水分を吸う力が高いといわれているよ。加湿器を使う場合はあくまでサポート役として。メインの保湿は葉水にしよう。

コーヒーの木に葉水する理由3つ

  1. 空中湿度を高めることで美しい葉を保つ
  2. 葉に蓄積した埃や汚れを洗い流せる
  3. ハダニやカイガラムシなどの害虫を予防する効果も

あわせて読みたい「コーヒーの木 葉が落ちる原因と対処法を徹底解説」はこちら

夏なら涼しい時間帯に、冬なら午前中までに済ませる

ただし、葉水はいつしてもよいというわけではありません。葉水する時間帯に気を付けたいのが真夏と真冬です。

真夏はできるだけ涼しい時間帯におこなうのが理想的です。真冬はできるだけ暖かい時間帯におこないます。

  • 真夏・・・涼しい時間帯(朝か夕方以降)に済ませるのがよい
  • 真冬・・・暖かい時間帯(できれば午前中まで)に済ませるのがよい

冬場は夜間に葉水すると、葉に残った水滴が朝晩のうちに冷え、葉を傷ませてしまう恐れがあるんだ。

株が大きく生長したら浴室ないで思いっきり葉水するのがおすすめ

とはいえ、株が大きく生長すると、室内で葉水していると床が濡れてしまいます。

そんな時は、浴室に移動して思いっきり葉水をしてやりましょう。葉の表だけでなく、裏面まで吹きかけるのがコツです。

浴室でコーヒーの木に葉水

鉢が重くて移動が大変な場合は、キャスター付きの鉢スタンドがあると便利ですよ。

葉水の際は、葉の表面に蓄積したホコリも丁寧に洗い流してやります。害虫がついていないかもチェックしましょう。

霧吹きは100均のものでも構いませんが、微細ミストが連続噴射できる容器があると便利ですよ。

アイビルエアリーミストスプレー

霧状のミストなら水滴が細かく、葉に付着した水分が床にボタボタと落ちにくいという特徴があります。

アイビル・エアリーミストスプレーで葉水中

また、少ないトリガー回数で連続噴射できるので、手が疲れにくくなりますよ。観葉植物を多く育てている方は、持っていきたいアイテムのひとつです。

ちなみに、筆者はブラックを使っていますが白もありますよ。

あわせて読みたい「コーヒーの木が元気ない…原因は?元気がないときの対処法も」はこちら

温湿度計を設置、空気が乾燥する時期は1日数回、こまめに葉水

まずは空気の乾燥具合を可視化することからはじめましょう。室内に温湿度計が無いという方は用意してください。

温度計

温湿度計はデジタルのものが見やすくておすすめです。コーヒーの木のように暖かい地域が原産の植物を育てる場合、室内の温湿度管理が重要になります。

温湿度計は、コーヒーの木を置いている場所の近くに設置しましょう。ときどき確認し、寒くなり過ぎていないか、乾燥しすぎていないかチェックする習慣をつけます。

温湿度計をチェックする際は、目安として以下表を参考にしてみてね。

温度 湿度
人間が快適と感じる環境の目安 18度~27度くらい 40%~60%くらい
コーヒーの木が好む環境の目安 20度~25度くらい  60%以上(理想は。葉水でサポートする)

寒さの厳しい冬は水やりチェッカーを使って水やりの失敗を防ぐ

天気予報をチェックし、最低気温が15度以下になったらコーヒーの木の水やりを控え目にシフトしましょう。

理由は、寒さによって生長が緩慢になるためです。生長が鈍ると同時に弱まるのが、根が水分を吸い上げる力です。

寒い時期にもかかわらず、暖かい時期と同じ間隔で水やりを続けていると、根が吸いきれずに残った水分が鉢内に長時間停滞します。

すると、根が呼吸できずに傷んで腐る「根腐れ」や、水温低下により根がダメージを受けやすくなるのです。

最低気温が15度以下になったら「土が乾いてさらに3~4日してからの水やり」が必要になるよ。

とはいえ、慣れるまでは難しいのが冬の水やり。そんな時に便利なのが水やりチェッカーです。

サスティー

スティック状のチェッカーを土に差しておくだけで土の乾き具合を測定し、最適な水やりのタイミングを色でお知らせしてくれますよ。

サスティー

春~秋(15度以上) チェッカーが「白」になったタイミングで、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与える。
秋~冬(15度以下) チェッカーが「白」になって、さらに3~4日してから常温の水を暖かい時間帯に与える。

寒さの厳しい時期は乾かし気味に管理することで樹液の濃度を高め、寒さに備えることができるんだね。

あわせて読みたい「コーヒーの木 冬の管理方法【冬越し3つのコツ!】」はこちら

 

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まとめ

ということで、今回はコーヒーの木に葉水が必要な理由と、葉水に適した時間帯や頻度までをご紹介しました。

多くの観葉植物の中でも、特に寒さに弱いのがコーヒーの木です。その上、空気が乾燥すると一気に葉が傷んでしまうことも。

カラカラになったコーヒーの木の葉

コーヒーの木の美しい葉を保つコツは3つです。

  1. 寒さに当てない(理想は15度以上)
  2. 直射日光を避ける(室内なら南向きの窓際がベスト、屋外なら日陰~半日陰)
  3. 空気の乾燥を避け、風通しのよい環境に整える

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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