テーブルにちょこんと置ける、小ぶりで可愛らしい「テーブルヤシ」。
耐陰性があるため、観葉植物のなかでも室内で育てやすい人気種です。
今回は、ダイソーで購入したテーブルヤシを実際に育ててみた体験談をまとめました。
特に「ハイドロカルチャーに挑戦したい!」という方に参考になると思います。
ダイソーでテーブルヤシを購入【2021/9/25】
ある日ダイソーで100円のテーブルヤシを発見!小さな素焼き鉢にちょうど良いサイズ感です。
ただ、購入時に植えられていたのは水分を多く含むピートモスのような用土。
水はけが悪く、このままでは根腐れの心配があるため、まずは植え替えを行いました。
- 古い土を落とすと、根鉢は簡単に崩れる状態
- 根はまだ少なく、これから成長する段階
- ダイソーの素焼き鉢に植え替え
- 用土はコバエが湧きにくい「室内向けの土」を使用
この土は堆肥を含まず、室内で清潔に管理できるのが魅力です。
管理の基本ルール
- 気温15度以下になったら室内へ移動
- 水やりは土がしっかり乾いてから
- 日当たりの良い場所に置く
ハイドロカルチャーに植え替え【2021/10/24】
1ヶ月ほど経ち、問題なく育っていたのですが、急にハイドロカルチャーに植え替えてみたくなり敢行。
涼し気でいい感じ。ただ、時期的にはかなりギリギリかも…。
とはいえ、室内でも清潔に楽しめるのはハイドロカルチャーならでは…です。
☆★テーブルヤシをハイドロカルチャーで育てる方法を画像付きで解説↓↓

ハイドロボールが白っぽくなってきた…【2022/7/22】
ハイドロボールの表面が白っぽく汚れてきました。白カビのようにも見えますが、実は違います。
☆★白カビ?汚れ?ハイドロボールが白くなる原因と対処法↓↓

葉が黄色くなってきたテーブルヤシ【2022/10/22】
ハイドロカルチャーに植え替えて一年ほど経過。
徐々に葉が黄色く変色し始めました。やはり、ハイドロカルチャーだと長く育てるのは難しい…。
☆★ハイドロカルチャーはかわいそう?長く楽しむための解決策はこちら↓↓

去年の夏に枯れてしまいました…【2024/2/26】
その後、ハイドロカルチャーから再び土に植え直して復活を目指していましたが、屋外に置いたまますっかり忘れてしまい枯らしてしまいました…。
原因は夏場の水切れと直射日光による葉焼け。
またダイソーさんで見つけたら再挑戦してみたいと思います。

次はハイドロカルチャーでなく、ちゃんと土で育てるぞ!
実際にダイソー産テーブルヤシを育てて分かったこと
小さな株ほどデリケートでストレスに弱い
ダイソーなど100均で手に入るテーブルヤシは、比較的小さな株が多いです。
小さい株はまだ根や葉が十分に発達していないため、植え替えや寒さといったストレスに耐える力が弱いのが特徴。
特に真冬や真夏といった極端な時期の植え替えは避け、春や秋の穏やかな季節に行うのが安心です。
水切れが致命的ダメージになりやすい
株が小さい分、土に蓄えられる水分量も限られます。
そのため、数日の水やり忘れでも致命的なダメージになることがあります。
気温が高い季節は特に水分の消耗が早いため、こまめに土の乾きをチェックし、乾燥しすぎないよう注意が必要です。
大きく育つまでは「放置しすぎない」ことが大切
テーブルヤシは基本的に丈夫な植物で、ある程度のサイズに育てば環境変化にも強くなります。
しかし、小さな株のうちは「放置で勝手に育つだろう」と思ってしまうと、あっという間に弱ってしまうことも。
日々のちょっとした観察とケアが、元気に成長させるための大切なポイントです。
小さな株だからこそ丁寧なケアが長生きの秘訣
100均で気軽に購入できるのが魅力のテーブルヤシですが、「安いから大丈夫」と油断せず、小さな株だからこそ水やり・置き場所・植え替えのタイミングに気を配ることが重要。
丁寧に管理すれば、100均産でも長く元気に育ってくれると実感しました。
まとめ
ダイソーなど100均で手に入るテーブルヤシは、小ぶりで可愛らしく、室内でも育てやすい人気の観葉植物です。
ただし、小さな株だからこそデリケートで、植え替えや水切れなどのストレスに弱いことを実際に育ててみて強く感じました。
- 購入直後は必ず植え替えて清潔な土やハイドロボールに
- 小さな株は水切れに注意し、こまめな管理が必要
- 極端な時期の植え替えは避け、春や秋に行うのが安心
- ある程度大きく育てば丈夫になり、育てやすくなる
100均の植物は「安いから試しやすい」のが大きな魅力ですが、決して粗末に扱ってよいわけではありません。
小さな株ほど手をかけてあげることで、ぐんぐん成長してくれます。
気軽に挑戦できるテーブルヤシだからこそ、ちょっとした工夫と観察を忘れずに、長く元気に楽しんでみてくださいね。