冬が近づくとホームセンターやお花屋さんなどに一気に出回るポインセチア。真っ赤な花と緑の葉のコントラストがまさにクリスマスフラワーとよぶにふさわしい植物です。
そんなポインセチアですが、実は意外な事実を抱えています。
今回は、ポインセチアが枯れる主な原因2つと、ポインセチアの意外な事実をまとめてご紹介します。
ポインセチアが枯れる主な原因2つとは?
それでは、ポインセチアが枯れる主な原因をご紹介します。
ポインセチアが枯れる主な原因①5度以下の寒さ
ポインセチアの生育適温は20度~30度程度の暖かい温度です。
10度以下になると徐々に葉が黄色っぽくなり落ちることもあります。さらに寒さが深まって5度以下になると枯れてしまいます。
ポインセチアが枯れる主な原因②多湿状態からの冷えダメージ
ポインセチアは寒さが苦手です。そのため、特に気を付けたいのが冬場の水やりになります。
土が乾いたタイミングでたっぷりと水やりするのが、ポインセチアの水やりの基本ですが、冬場の場合は注意が必要です。
その理由は、水やり後に鉢内に留まった水分によって根が冷える可能性が高いからです。

ポインセチアの根っこは細く繊細です(上写真)。
例えば夜間に水やりした場合、鉢に溜まった状態の水分が急激に冷えることで根がダメージを受け、その結果、枯れてしまうことが多くなります。
水分による根へのダメージを防ぐためには、冬場はできるだけ暖かい日中に水やりすることが大切です。
逆に、夏場は根腐れを防ぐためにも涼しい時間帯(早朝や日が暮れてから)に水やりを済ませるのが望ましいです。
水やりによる根の冷え、根腐れを防ぐコツ
1.受け皿にキッチンペーパーを3、4枚折りたたんで置く

2.水やり後の鉢植えをキッチンペーパーの上に置き、余分の水分を吸収させる

このようにすることで、余分な水分をできるだけ排出させ、水分の冷えによる根へのダメージを防ぐことができます。
ポインセチアの意外な事実【こたえ:寒いのは実は、苦手!】

ポインセチアはメキシコが原産の植物
ポインセチアの原産地はメキシコです。
日本は多くの地域が冬場に氷点下となることがありますが、メキシコは3度以下になることはあまりありません。
そのため、5度以下になることの多い冬場の管理には十分に気を付ける必要があります。
ポインセチアは暑さに強いが寒さに弱い
クリスマスフラワーともよばれるポインセチア。冬に出回ることがほとんどのため、てっきり「冬の寒さに強い植物」と思われがちです。
しかし、実際のポインセチアは暖かい気候を好む植物なのですね。
うっかり寒さに当てて弱らせてしまうことのないよう、ポインセチアの置き場所には十分に気を付けてあげなければなりません(特に冬場)。
まとめ
今回はポインセチアが枯れる主な原因2つと、ポインセチアの意外な事実をご紹介しました。
「冬を代表する花=寒さに強い」と思われがちなポインセチア。実は暖かい気候を好む植物なのですね。
ポインセチアを枯らさずに長く育てるには冬場の管理が大きなポイントになりそうです。
今回の記事をご参考に、ぜひ、ポインセチアの日々のお手入れを楽しんでみてくださいね。
あわせて読みたい「ポインセチアが赤くならない理由と赤くする方法を徹底解説!」はこちら

ポインセチアが枯れる主な原因2つ
①寒さ
②多湿状態からの冷えダメージ
ポインセチアの意外な事実
・本当は暖かい気候が大好き
・メキシコ原産の植物である
・クリスマスの花として知られているが寒いのは苦手!
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