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観葉植物を窓際に置けないときは?ハンギングなど5つの解決策

窓際に吊るしたウスネオイデス 観葉植物の育て方・基本

観葉植物は明るい窓際に置くのが理想といわれても、「家具があって置けない」「窓際に棚を置くスペースがない」ということもありますよね。

観葉植物を窓際に置けない場合は、ハンギングで窓付近の空間を活用したり、植物育成ライトで光を補ったりする方法があります。

特におすすめなのが、軽くて吊るしやすいエアプランツや、水苔で育てた観葉植物です。

窓際に鉢を置くスペースがなくても、工夫次第で植物に必要な明るさを確保できます。

この記事では、観葉植物を窓際に置けないときに私が実践している方法も含め、5つの対策を紹介します。

日光なしでも観葉植物は育つ?日光がなくても枯れずに長持ちするグリーンも

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
・観葉植物栽培のコツを研究&発信

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観葉植物を窓際に置けなくても育てられる?

観葉植物を窓際に置けないからといって、必ずしも育てられないわけではありません。

大切なのは、植物に必要な光をどのように確保するかです。

窓から離れるほど一般的に光は弱くなるため、部屋の奥にそのまま置くよりも、ハンギングで窓に近づけたり、植物育成ライトを使ったりする方法があります。

育成ライトを当てた多肉植物

また、比較的少ない光にも耐えられる種類を選ぶのもひとつの方法です。

ただし「耐陰性がある=暗い場所でも光なしで育つ」という意味ではありません。

どんな観葉植物にも生育するための光は必要なので、窓際に置けない場合は、置き方や種類を工夫してみましょう。

観葉植物を窓際に置けないときの5つの対策

ハンギング

観葉植物を窓際に置けないときは、次のような方法があります。

  • ハンギングで窓付近に吊るす
  • 植物育成ライトを使う
  • 耐陰性のある観葉植物を選ぶ
  • ときどき明るい場所へ移動する
  • 水やりの頻度を調整する

なかでも、窓際に棚や鉢を置くスペースがない場合におすすめなのがハンギングです。

ハンギングで窓付近の空間を活用する

「窓際に置く場所がない」という場合は、床や棚ではなく、窓付近の上部空間を使う方法があります。

ハンギングなら、窓の前に棚を置かなくても植物を光の入る場所に近づけられます。

私自身も、窓付近に植物を吊るして育てています。

窓際に吊るしたウスネオイデス

特にハンギングと相性がよいのが、軽量な植物です。

重い鉢を無理に吊るすのではなく、エアプランツや小型の観葉植物などを選ぶと取り入れやすくなります。

スパニッシュモスなら軽くて吊るしやすい

ウスネオイデスの水やり中

ハンギングにおすすめなのが、エアプランツの一種であるスパニッシュモス(ウスネオイデス)です。

土を入れた鉢を必要とせず、そのまま吊るして育てられるため、一般的な鉢植えと比べてかなり軽量です。

100均ワイヤーで作ったハンガーに吊るして一年後のウスネオイデス

窓際に植物を置くスペースがない場合でも、吊るす場所さえ確保できれば光の入る場所を活用できます。

また、土を使わないため、万が一落下してしまった場合でも培養土が床に散らばる心配がありません。

「窓際に植物を置きたいけれど、鉢を置く場所がない」という家庭では取り入れやすい選択肢です。

水苔で育てると鉢を軽量化しやすい

もうひとつ私がおすすめしたいのが、観葉植物を水苔で育ててハンギングする方法です。

水苔に植え替えて半年ほどたったリプサリス

培養土をたっぷり入れた大きな鉢に比べると、小さな容器と水苔を使った仕立てなら軽量にしやすくなります。

さらに、万が一容器が落下した場合も、細かな培養土が広範囲に飛び散りにくいのがメリットです。

小型の観葉植物なら、窓付近に吊るして育てる方法も検討してみてください。

ただし、水を含んだ水苔は乾燥時より重くなります。吊るす場所やフックなどの耐荷重を確認し、安全に固定することが重要です。

カーテンレールに吊るす場合は耐荷重に注意

カーテンレールを利用して植物を吊るす方法もありますが、カーテンレールは本来、植物を吊るすための設備ではありません。

製品や取り付け方によって耐えられる重さが異なるため、重い鉢を吊るすのは避けましょう。

利用する場合は耐荷重や固定状態を確認し、スパニッシュモスなどのできるだけ軽いものに限定するのがおすすめです。

また、人がよく通る場所や子ども・ペットがいる場所では、落下したときのことも考えて設置場所を選びましょう。

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植物育成ライトで光を補う

植物育成ライトを照射中

ハンギングできる場所もない場合は、植物育成ライトで不足する光を補う方法があります。

窓から離れた棚や部屋の奥でも、植物の近くに育成ライトを設置すれば、自然光だけに頼らず光を確保できます。

特に「インテリアの都合でどうしてもこの場所に植物を置きたい」という場合に便利です。

ただし、育成ライトは設置すればどこに置いてもよいわけではありません。

植物との距離や照射時間は製品によって異なるため、使用するライトの説明に従って設置しましょう。

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耐陰性のある観葉植物を選ぶ

窓際に置けない場合は、比較的少ない光でも育てやすい観葉植物を選ぶ方法もあります。

観葉植物には種類によって必要とする光の量に違いがあり、耐陰性のある種類なら、窓から少し離れた場所でも育てやすいです。

たとえば、ポトスやテーブルヤシ、サンスベリアなどは比較的耐陰性のある観葉植物として知られています。

こんもり茂ったポトス

ただし、耐陰性があるからといって「暗い場所を好む」という意味ではありません。

光がほとんど入らない場所で長期間育てていると、葉や茎が間延びしたり、新しい葉が小さくなったりすることがあります。

植物の様子を観察しながら、必要に応じて明るい場所へ移動したり、植物育成ライトを利用したりしましょう。

ときどき明るい場所へ移動する

普段は窓際に置けなくても、移動できる小さな鉢なら、ときどき明るい場所へ移動させる方法もあります。

ただし、暗い場所で管理していた植物を急に強い直射日光に当てるのは避けましょう。

強い光に慣れていない葉は、葉焼けを起こすことがあります。

葉焼けで傷んだポトス

レースカーテン越しなどの明るい場所から徐々に慣らすと安心です。

また、大きな鉢を毎回移動するのは大変なので、この方法は小型の観葉植物に向いています。

頻繁な移動が難しい場合は、育成ライトなどを利用した方が管理しやすいでしょう。

窓から離れた場所では水やりを控えめにする

窓から離れた場所では、日当たりのよい窓際に比べて土が乾くまで時間がかかることがあります。

そのため、窓際で育てていたときと同じペースで水を与えていると、土が長時間湿った状態になり、根を傷める原因になることがあります。

「○日に1回」と決めて水やりするのではなく、土の乾き具合を確認してから与えましょう。

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特に冬は気温が下がり、植物の生育も緩やかになるため、水の与えすぎに注意が必要です。

観葉植物は窓からどのくらい離れても大丈夫?

「窓から何mまでなら観葉植物を置ける?」と気になるかもしれませんが、一律に○mまで大丈夫とはいえません。

室内の明るさは、窓の大きさや向き、季節、カーテン、周囲の建物などによって大きく変わるためです。

同じ「窓から2m」の場所でも、大きな南向きの窓がある部屋と、小さな北向きの窓がある部屋では明るさが異なります。

距離だけで判断するのではなく、実際の植物の状態を観察することが大切です。

新芽が小さくなる、茎が細長く伸びる、葉色が悪くなるといった変化が見られる場合は、光が不足している可能性があります。

その場合は窓に近づける、ハンギングを利用する、植物育成ライトを追加するなどの対策を検討しましょう。

観葉植物を窓際に置けないとどうなる?

観葉植物を窓際に置けないこと自体が問題なのではなく、その結果として必要な光を確保できなくなることが問題です。

光が不足した状態が続くと、次のような変化が現れることがあります。

  • 茎が細長く伸びる
  • 葉と葉の間隔が広くなる
  • 新しい葉が小さくなる
  • 葉色が悪くなる
  • 生育が鈍くなる
  • 土がなかなか乾かなくなる

特に、光を求めて茎が細長く伸びる「徒長」が見られた場合は、置き場所を見直すサインのひとつです。

植物が元気そうに見えても、以前より葉が小さくなっていないか、新芽が正常に育っているかなども確認してみましょう。

窓際に置けない場所で育てやすい観葉植物は?

窓際に置けない場合は、比較的耐陰性のある観葉植物を選ぶと管理しやすくなります。

候補としては、ポトス、テーブルヤシ、サンスベリアなどがあります。

ダイソーで購入したテーブルヤシ

また、「置く」のではなく「吊るす」という選択肢なら、スパニッシュモスなどのエアプランツもおすすめです。

ただし、どの植物でもまったく光が必要ないわけではありません。

暗い場所で育て続けるのではなく、植物の状態を見ながら明るさを補ってあげましょう。

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観葉植物を窓際に置けないときによくある質問

部屋の奥でも観葉植物は育つ?

部屋の奥でも育てられる場合はありますが、窓から離れるほど光が不足しやすくなります。

耐陰性のある植物を選ぶだけでなく、明るさが足りない場合は植物育成ライトを利用するのがおすすめです。

「部屋が明るく見える」ことと「植物に十分な光が届いている」ことは必ずしも同じではないため、植物の生育状態も確認しましょう。

部屋の照明だけでも観葉植物は育つ?

一般的な室内照明だけでは、植物に必要な光量を十分確保できない場合があります。

窓から自然光がほとんど入らない場所で長期間育てる場合は、植物育成用として設計されたライトを利用する方が安心です。

植物育成ライトは何時間つければいい?

必要な照射時間は、使用するライトの明るさや植物の種類、自然光がどの程度入るかによって異なります。

そのため、一律に「○時間なら大丈夫」と考えるのではなく、使用する育成ライトの説明を確認して調整しましょう。

タイマー付きのライトを使えば、毎日同じ時間帯に照射しやすくなります。

観葉植物をたまに日光浴させれば大丈夫?

普段暗い場所に置いている植物を、ときどき明るい場所へ移動させる方法はあります。

ただし、光不足を数時間の強い直射日光で補おうとするのはおすすめできません。

暗い環境に慣れた葉を急に強い日差しに当てると、葉焼けを起こすことがあります。

明るい場所へ移動する場合は、レースカーテン越しなどのやわらかい光から慣らしましょう。

カーテンレールに観葉植物を吊るしても大丈夫?

カーテンレールは植物を吊るすことを前提に作られていない場合があるため、注意が必要です。

使用する場合はレールや取り付け部分の耐荷重を確認し、重い鉢を吊るすのは避けましょう。

スパニッシュモスのような土を必要としない軽い植物や、軽量な容器を利用する方法があります。

まとめ|観葉植物を窓際に置けないなら「吊るす」のも選択肢

観葉植物を窓際に置けない場合でも、ハンギングで窓付近の空間を利用したり、植物育成ライトで光を補ったりすることで育てられる可能性があります。

特に「窓際に棚を置くスペースがない」という場合は、置き場所を無理につくるのではなく、植物を吊るす方法も検討してみてください。

スパニッシュモスのようなエアプランツなら土が必要なく軽量です。また、小型の観葉植物を水苔で育てれば、一般的な培養土を使った鉢植えより軽量化しやすく、万が一落下した場合にも土が広範囲に散らばりにくいというメリットがあります。

窓際に置けないからといって観葉植物を諦める必要はありません。

「置く場所がないなら吊るす」「光が足りないなら育成ライトで補う」など、部屋の環境に合わせた方法を選んでみてください。

観葉植物の育て方・基本
この記事を書いた人

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
・観葉植物栽培のコツを研究&発信

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