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鉢底石はいらない?鉢底石を入れるか入れないかの判断基準とは

陶器鉢の中の鉢底石 観葉植物

観葉植物には鉢底石が必要なの?鉢底石はいらないっていう意見もあるみたいだけど…いるの?いらないの?どっち??

こういった疑問にお答えします。

この記事を読めば、

  • 鉢底石を入れるか入れないかの判断基準
  • 鉢底石のいらない鉢
  • 鉢底石の代用品

が分かるよ。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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鉢底石はいるの?いらないの?どっち?

鉢底石

鉢底石の使用に関しては意見が分かれることがあります。

一部の園芸家や専門家は鉢底石の使用を推奨していますが、必要性に疑問を持つ専門家もいるのが現状です。

そこで今回は、観葉植物を長年育ててきた筆者の「鉢底石を入れるか入れないかの判断基準」を解説するよ。

鉢底石がいるかいらないかの判断基準【目安】

鉢底石がいるかいらないか迷った場合は、以下項目をチェックしてみてください。

鉢底石がいらないケース

  • 排水性・通気性に優れる鉢(スリット鉢など)を使っている場合
  • 通気性・排水性が抜群の土(赤玉土や鹿沼土、パーライトやバーミキュライト、川砂など)のみを使っている場合
  • 鉢の大きさと株の大きさが丁度よく、鉢底石を入れると鉢が狭くなってしまう場合

ただし、鉢底石が不要とされる場合でも、栽培環境や植物の特性によっては鉢底石を使用した方が良い場合もあるよ。鉢底石の使用は個別の状況によって異なる。植物の特性と栽培環境を考慮しながら判断することが大切なんだね。

鉢底石がいるケース

  • 株の大きさに対して鉢が深いと感じる場合(根鉢の下に約7~8cm以上スペースがある)
  • 鉢底穴が十分でない(穴が小さい、穴が少ない)と感じる場合
  • 比較的水を好む観葉植物(ポトスやスパティフィラムなどサトイモ科の観葉植物)を育てる場合

鉢底石を入れた鉢植え

ここまで読んでも「判断基準がイマイチ分からない」という方。個人的には、迷ったら鉢底石をいれることをおすすめするよ。

なんで?

どんなに水はけの良い土も、水やりとともに徐々に粒が崩れて固まっていくんだ。団子状に固まった土は水はけが悪くなる。鉢底石を入れておけば最低限の水はけは確保できるってわけだ。

 

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鉢底石がいらない!水はけ、通気性抜群の根腐れしにくい鉢も

鉢底石のいらない代表的な鉢が、側面に切れ込みの入った「スリット鉢」です。

スリット鉢   鉢のサイドにスリットの入ったプラスチック製スリット鉢

でも、スリット鉢は見た目がイマイチなんだよな…。かといって、鉢カバーに入れると蒸れそうだし…。

そんな方におすすめなのが、三次元メッシュ構造の「Gyropot(ジャイロポット)」 です。

ジャイロポットは3Dメッシュ構造の特殊な鉢。根腐れしにくいから観葉植物や多肉植物に最適

bachiの「Gyropot」

Gyropot(ジャイロポット)は立体メッシュ構造の特殊な鉢。通気性に優れ、根腐れしにくいのが特徴です。

ジャイロイド構造のジャイロポットは、鉢底だけでなく側面も通気性抜群。鉢底石をいれずにそのまま土を入れて使えるよ。

※ジャイロイド構造とは、3方向に無限に連結した三次元の周期極小局面のことです。

シンプルだけどモダンな見た目。どんなインテリアともすんなり馴染む

太郎丸(2号鉢) ¥800

底面は格子状になっているため排水性抜群です。

「ついつい水をやり過ぎて根腐れさせてしまう…」。そんな方にもおすすめの鉢です。

通気性・排水性が抜群なGyropot(ジャイロポット)。シンプルだけどモダンなデザインの鉢は、どんなインテリアともすんなりと馴染みます。

通気性抜群なので、水やり頻度を増やして育てたいという場合にも最適です。

Gyropot(ジャイロポット)は3Dプリンターでひとつひとつ丁寧に製作されている。ただ、伸びた根っこが側面のメッシュ内に絡みつくこともあるよ。植え替えの際は根を傷めないよう気を付けてね。

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鉢底石の代用品はある?

鉢底石の代用品としては以下のようなものがあります。

鉢底石の代用品①砂利や小石

小石

園芸店や建築資材店で入手できる砂利や小石を、鉢底石の代用品として使用できます。

これらは水をよく通し、鉢底石と同様に排水性を向上させる効果がありますよ。

ただ、小石や川砂は市販の鉢底石に比べると重いです。鉢を重くしたくない方にはあまり向きません

鉢底石の代用品②パーライトまたはバーミキュライト

パーライト

パーライトやバーミキュライトは、鉢底石と同様に排水性を向上させることができる軽量な材料です。

これらは園芸店で入手可能であり、土壌の保水性を改善する効果もあります。ただ、粒が小さいので鉢穴から漏れやすいです。

その場合は、鉢底ネットや排水口ネットをカットしたものを鉢穴に敷くと、粒が漏れにくくなります。

鉢底ネット

鉢底石の代用品③ハイドロボール

ハイドロボール、小粒と中粒

ハイドロボールは粘土を丸めて高温で焼き上げたものです。瓦やレンガと同じですね。

そのため、ハイドロボールは経年によって崩れにくいという特徴を持ちます。鉢底石の代用品として使用するのにおすすめです。

粒が小さい場合は鉢底ネットを使うと、鉢穴から粒が漏れるのを防げます。鉢底石として使うなら粒が大きいものがおすすめです。

ハイドロボールとハイドロコーン(小粒)

あわせて読みたい「100均のハイドロカルチャーってどうなの?使い方のコツも」

 

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まとめ

ということで、今回は鉢底石を入れるか入れないかで迷った場合の判断基準についてご紹介しました。

鉢底石を入れるか入れないかにはさまざまな意見があります。

植物の種類や栽培環境などによっても異なるけど、個人的には「鉢穴が少ない(小さい)」「株に対して鉢が深すぎる」のような場合は鉢底石は必須と感じてる。

鉢底石はいらない?鉢底石を入れるか入れないかの判断基準【要約】

  • 鉢底石がいるかいらないかは専門家の間でも意見が割れている
  • 鉢底石を入れるか入れないか迷った場合、今回ご紹介した方法で決断することをおすすめする
  • 鉢底石のいらない鉢も存在する(スリット鉢や3Dジャイロイド構造の特殊な鉢など)
  • 鉢底石が無い場合はハイドロボールや小石などを代用してもよい

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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