モンステラを丸坊主にして整えたいけど、失敗しそうで怖いな。。
モンステラの樹形が乱れた時に有効な剪定方法が、すべての葉をカットし茎だけにする「丸坊主」という方法です。
とはいえ、すべての葉を切ってしまうのはなかなか勇気が要りますよね。。
そこで今回は、筆者が実際にモンステラを丸坊主にしてみた際の経過と、失敗を防ぐコツをまとめて紹介します。
樹形が乱れたモンステラにお悩みの方は、ぜひご参考にされてくださいね。
モンステラを丸坊主にして約2か月後の様子は?
では、まずは実際に筆者がモンステラを丸坊主にした様子を時系列でご覧ください。
傷んだ葉を切り落とし、丸坊主に剪定【2024年7月9日】
冬の間、空気の乾燥と葉焼けなどで、すっかり葉が傷んでしまいました。
新しい葉を出すと同時に、乱れた樹形も整えたいので思い切って丸坊主にします。
株元の茎を3~4節ほど残し、それより上の部分に付いている葉を茎から切り落とします。
モンステラの茎はとても太く硬いので、切れ味の良い剪定はさみを使用します。
茎だけになりました。
そして、切り落とした茎はもったいないので、水に差して発根させ育てていきます。↓↓
新芽が2つ出てきました【2024年8月8日】
丸坊主にして約1か月後、節のあいだから新芽が2つ出てきました。
複数の新芽を出したいなら、5月~6月、遅くても7月には剪定を済ませておくと出やすいです。
新しい葉が開きました【2024年8月22日】
丸坊主にして約2か月後、ついに新しい葉が開きました。
モンステラは葉が大きくなると同時に、徐々に葉に切れ込みや穴が入っていきます。
モンステラの丸坊主を失敗させないためのコツは?
丸坊主は全ての葉を落として幹や茎だけにする剪定方法です。そのため、株に大きな負担を与えることになります。
だからこそ、丸坊主を実施する時期が超重要です。
時期は5月~6月ころがベスト
モンステラを丸坊主にするなら、回復力のもっとも高い5月~6月頃に済ませておきましょう。
真夏や秋に丸坊主にした場合、高温や寒さで十分に回復する前に弱ってしまうことが多いです。
丸坊主後は水のやりすぎに注意
葉をすべて切り落とすため、丸坊主後は土が乾く速度が落ちます。
そのため、丸坊主前と同じ頻度で水を与えていると、高確率で根が蒸れてしまいます。
丸坊主後の水やりも「土が乾いてから与える」が基本です。
モンステラの「丸坊主」とは?丸坊主が必要なタイミング
丸坊主剪定とは?
丸坊主剪定とは、植物の茎や幹をほぼ根元から切り戻す剪定方法です。
モンステラの場合、成長が乱れた際や、葉が古くなった際に行うことが多いです。
モンステラに丸坊主剪定が必要なタイミング
- 大きくなりすぎた場合: モンステラが大きくなりすぎて、スペースを取り過ぎている場合。
- 葉が傷んでしまった場合: 葉が黄色くなったり、黒い斑点が現れたりした場合。
- 樹形が乱れてしまった場合: 植物の形が崩れてしまい、美観を損ねている場合。
モンステラの丸坊主の手順
適切な高さを決める
剪定する高さを決定します。一般的には、地面から15〜30センチメートルの高さが推奨されます。これにより、根が十分に力を蓄え、新しい芽を出す準備が整います。
茎を切る
鋭い剪定ばさみを使用して、選んだ高さで茎を切り落とします。切り口は斜めにすることで、水が溜まりにくくなり、病気の予防になります。
不要な葉や茎を取り除く
剪定後、残った葉や茎で病気や害虫の温床になる可能性のある部分を取り除きます。
モンステラの丸坊主後に気を付けるポイント
丸坊主後は、以下のポイントを押さえて管理を続けましょう。
適切な水やり
剪定後は新しい根が成長するために水分が必要です。ただし、過度な水やりは根腐れの原因となるため、土が乾いたら水を与える程度にしましょう。
適切な光環境
明るい間接光を提供することで、モンステラの新芽がしっかりと成長するのをサポートします。直射日光は避け、適度な明るさを保つことが重要です。
湿度管理
モンステラは高湿度を好むため、空気の湿度を50%〜60%に保つようにしましょう。加湿器の使用や葉に霧吹きで水をかけることも効果的です。
通気性の確保
モンステラの周りの空気の流れを良くすることで、病気の予防になります。風通しの良い場所に置き、過度な密集を避けましょう。
モンステラを丸坊主にして2か月経過!失敗を防ぐコツは?【まとめ】
モンステラの丸坊主剪定は、美しい葉を取り戻すために有効な方法です。
ただし、すべての葉を切り落とすことで株に大きなストレスを与えます。だからこそ、剪定する時期や剪定後のケアが重要です。
丸坊主剪定のタイミング、方法、そして剪定後のケアをしっかりと把握し、健康なモンステラを育てましょう。