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ポインセチアを赤くする方法を分かりやすくご紹介します

真っ赤なポインセチア 観葉植物

クリスマスフラワーともよばれるポインセチア。真っ赤なお花が魅力的な植物です。

しかし、クリスマスシーズンに購入したポインセチア。そのまま普通に育てていても、次の年のクリスマスシーズンに赤くなることはほぼありません。

それは、ポインセチアが「短日植物」だからなのです。

「短日植物?なにそれ?」

「赤くするのと何か関係があるの?」

そんな方のために、今回はポインセチアを赤くする方法を分かりやすくご紹介します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ポインセチアを赤くする方法を分かりやすく解説します!

では、さっそくポインセチアを赤くする手順をみていきましょう。

まずはじめに、12月に赤くしたい場合は9月中旬頃から作業を始めなければなりません。

ポインセチアを赤くする方法 手順①9月中頃から約1か月半、日照時間を短くする

9月中旬から10月上旬頃に、ポインセチアに光が当たる時間を短く調整します。

ポインセチアは短日植物。短日植物は光が当たる時間が短くなることで特殊なホルモンを出し、花芽を付け始めるのです。

もちろん、そのまま育てていても、日が短くなる1月~2月頃に花をつけることもありますが、クリスマスシーズンに合わせてポインセチアを赤くする場合、早めに日照時間を短く調整する必要があるのです。

これを「短日処理」といいます。

ポインセチアを赤くするための短日処理は9月中旬頃から約1か月半もの間、毎日おこなわなければなりません。

ポインセチアを赤くする方法 手順②17時頃になったら光を遮断する(蛍光灯の光も×)

9月中旬から始める場合、11月頃まで毎日17時になったら光を遮断します。1日でも忘れたらやり直しです。

ポインセチアの鉢がすっぽり隠れる大きさの段ボールを用意し、さらにその上から光が入り込まないよう黒い布を被せます。

蛍光灯の光や街灯の明かりも許しません。

「真っ暗」な状態になるようにしてください。

黒いビニール袋を使う場合は何枚か重ね、完全に暗くなるようしっかりと確認したうえで使用します。

※ポインセチアは寒さが苦手です。5度以下だと徐々に葉が落ちて枯れてしまいます。10度は確保できる場所に置きましょう。

ポインセチアを赤くする方法 手順③朝7時になったら段ボールを外す

翌日、朝7時頃になったら遮光用に被せている段ボールを外します。その後は明るく風通しの良い暖かい場所(できれば10度以上)で管理します。

ポインセチアをクリスマス頃に赤くするには、とても単純なこの作業を約1か月半のあいだ繰り返し続ける必要があるのです。

ポインセチアを赤くする方法 手順④約1か月半ほど経過したら通常の管理に戻す

無事、約1か月半の作業を終えられたら通常の管理に戻します。直射日光を避けた暖かく明るく、できるだけ風通しの良い場所に置いて花芽がつくのを待ちましょう。

水やりはできるだけ暖かい時間帯におこないます。土が乾いたら水やりしましょう。

ポインセチアの赤い部分は花を守るための葉っぱの一種「苞葉(ほうよう)」といいます。つまり、花芽をつけなければポインセチアの特徴である真っ赤な苞葉を見られないということです。(下写真)

ポインセチアの花
花と思われがちな部分は、実は葉っぱである

ポインセチアは短日処理中に少しずつ赤くなる?

6月のポインセチア▲6月頃の青々としてポインセチア

ちなみに、「ポインセチアは短日処理している最中に徐々に赤くなってくる」と思われる方も多いでしょう。

しかし、実際には短日処理を終えて約1か月経ってから花芽がつき、赤い苞葉が展開し始めることが多いです。

ちなみに、短日処理している最中に葉の色が薄くなったり、黄色っぽくなるのは寒さによるダメージを受けている場合が多いです。

水やりによる根腐れを防いでくれる便利アイテムも!

「できるだけ枯らしたくない」「水やりのタイミングがいまいちわからない」

このような方におすすめなのが、土の乾き具合を色でお知らせしてくれるアイテムです。

スティック状のチェッカーを土に挿しておくだけで、水やりのタイミングを教えてくれます。

サスティー
土が乾いたら「白」、湿っていたら「青」!

 

 

 

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まとめ

今回はポインセチアを赤くする方法をご紹介しました。

ポインセチアを赤くするためには約2か月もの間、同じ時間に段ボールを被せ・外すという単純作業を繰り返さなければなりません。

しかし、自分自身で短日処理したポインセチアが赤く花開いた時、すでに赤いポインセチアを購入した時とは比べ物にならない程の喜びと達成感を得られるでしょう。

今回の記事をご参考に、ぜひ、ポインセチアの短日処理に挑戦してみてください。

※ちなみに、ポインセチアの短日処理中は、スマホのタイマーを17時と7時に設定しておくことをおすすめします。

鉢植えのポインセチア
クリスマスの雰囲気を盛り上げてくれるポインセチア。実は、寒さが大の苦手!
ポインセチアを赤くする方法【手順】

①9月中旬から11月中旬頃にかけて日照時間を短く調整する

②17時頃に段ボールを被せて光を完全に遮る(蛍光灯や街灯も×!)

③翌朝7時になったら段ボールを外す

④約60日繰り返したら完了し、通常の管理に戻す(寒さに注意)
→うまくいけば短日処理完了から1か月程すると花芽が出現し、赤い苞葉が現れる

あわせて読みたい「ポインセチアが赤くならない理由と赤くする方法を徹底解説!」はこちら

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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