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ハナキリンの剪定方法【タイミングと手順を解説します】

ハナキリン 観葉植物

上に向かって真っ赤な花を咲かせてくれる鉢花「ハナキリン(花麒麟)」。暖かな温度が保たれていれば、冬でも可愛らしい花で楽しませてくれる観葉植物です。

ただ、ハナキリンを長く育てていると、「伸びすぎてどうしたらいいのか分からない…」ということも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ハナキリンの剪定方法について詳しくご紹介します。

ハナキリンの花

ハナキリンに剪定が必要なのはなぜ?

剪定前のハナキリン

まず、ハナキリンに剪定が必要な理由をご紹介します。そもそも、剪定する必要はあるのでしょうか?剪定しなければいけない理由とは?

ハナキリンに剪定が必要な理由①「樹形を整える」

ハナキリンは伸びすぎると茎の重みで倒れやすくなります。そのため、株姿を整えるための剪定が必要です。
また、適切に剪定することで、花付きをよくする効果もあります。
枝や葉が必要以上に伸びていると、そちらに栄養がより多く送られて、花付きが悪くなる場合があるからです。
不要な枝葉を剪定することで、新しい芽も出やすくなります。

ハナキリンに剪定が必要な理由②「風通しをよくして病害虫を予防する」

ハナキリンが生長し、枝葉が混みあってくると風通しが悪くなります。
風通しが良くないことで懸念されるのが病害虫です。
病害虫による被害を防ぐためにも、混みあってきた株は、剪定で風通し良くしておく必要があります。

ハナキリンに剪定が必要な理由③「日当たりをよくする」

株が葉や花で混みあってくると、どうしても株全体にまんべんなく日が当たりにくくなってきます。
株全体を健康に保つためにも混みあっている株には剪定が必要です。

ハナキリンの剪定方法【手順】

それでは、ハナキリンの剪定方法をくわしくご紹介します

ハナキリンの剪定 手順①「剪定の適期は5月~6月頃」

ハナキリンの剪定に適しているのは5月~6月頃の暖かい時期です。
剪定は適期におこなうことで、親株へのダメージを最小限に抑えられます。

ハナキリンの剪定 手順②「伸びすぎた茎を切る」

ハナキリンの茎

ハナキリンの「縦に伸びすぎている茎」や「左右に伸びすぎて見栄えの悪い茎」などを、清潔なハサミを使い切り詰めましょう。
剪定作業の際にはくれぐれもトゲに気を付けてください。伸びすぎた茎を切り詰めることで、新しい茎の生長を促す効果があります。

ナキリンの白い液に注意

ハナキリンを剪定すると、切り口から白い液が出てきます。これは、傷口を塞ぐためにハナキリンからにじみ出てくる樹液です。

剪定すると滲み出てくるハナキリンの樹液

ハナキリンの白い樹液には、「ホルボールエステル」という有毒成分が含まれます。直接手で触れるとかぶれる恐れがあるため、注意が必要です。
上写真の筆者は素手ですが、手袋を装着した方が安心です。

ハナキリンの剪定 手順③「風通しの良い半日陰で管理」

剪定後のハナキリン

剪定後は風通しのよい半日陰で株を休ませます。一週間程して大丈夫そうなら、様子を見て徐々に元の管理に戻しましょう。

剪定したハナキリンの茎は挿し木で増やせる!

剪定した枝葉は挿し木として利用することもできます。

ハナキリンの剪定した茎

剪定したハナキリンの茎は、切り口を数日乾燥させ、土に挿すと株を増やすこともできます。

あわせて読みたい「ハナキリン 挿し木のやり方をくわしく解説します【花麒麟】」はこちら

ハナキリンの剪定【ビフォーアフター】

ここで、筆者が育てているハナキリンの剪定事例をご紹介します。ご参考までに。

剪定前のハナキリン(8月上旬)

ハナキリン(8月)
ハナキリン(8月頃)

真ん中の一番太く高い茎を剪定します。

白い樹液がにじみ出る茎の断面
白い樹液がにじみ出る茎の断面

白い樹液に触れないよう気を付けましょう。風通しのよい半日陰で乾燥気味に管理を続けます。

剪定後のハナキリン(10月中旬)

剪定から2か月程経過しました。以前よりも花が多くつき始め、株姿も横にボリュームが出ましたね。

ハナキリン(10月)
そこまで手をかけずともどんどん花を咲かせてくれるハナキリン

ただ、6月頃に剪定すればより旺盛に枝分かれしてくれるはずですよ。株姿を整えることはもちろん、花付きをよくしたり、風通しをよくして病害虫を予防するためにも、剪定は必要なお手入れといえます。

ハナキリンの育て方のコツ3つ

最後に、ハナキリンの育て方のコツを3つご紹介します。

ハナキリン 育て方のコツ①「日当たりの良い場所で育てる」

ハナキリンは日当たりの良い場所でよく生長します。
ただし、夏場の直射日光や西日は葉が焼けて傷む「葉焼け」を起こす場合も。
葉焼けを起こす場合は、遮光ネットを利用するか、場所を移動させてあげましょう。

ハナキリン 育て方のコツ②「5度以下の寒さは避ける」

ハナキリンは寒さにはとても弱いです。
ハナキリンを育てるためには最低でも5度は必要です。生育適温は15度~30度程の暖かい場所になります。
ハナキリンは、温度が10度以上あれば一年中花を咲かせてくれるとても丈夫な植物です。

ハナキリン 育て方のコツ③「水をあげすぎない」

ハナキリンは乾燥を好む植物です。
そのため、水の与えすぎによる蒸れは根腐れを引き起こす原因となります。多湿による痛みを防ぐためにも、土が乾いたのを確認してから水やりしましょう。

ハナキリンの水やり【目安】

・暖かい時期(春~秋口)⇒3日に1回程度、土が乾いているのを確認してからたっぷりと
・寒い時期(秋~冬)⇒月に1~2回程度、土が乾いたのを確認してからやや控えめに

あわせて読みたい「ハナキリンの育て方を解説します【水やりのタイミングなど】」はこちら

なぜ、「キリン(麒麟)」?

ところで、なぜ「ハナ”キリン”」なのでしょうか。ちょっと気になったので、調べてみました。
その結果、残念ながら、はっきりとした理由は見つけられませんでした。
ただ、「キリン」になった説がいくつか見つかりましたので、今回はそちらをご紹介します。

ハナキリンが「キリン」な理由①「キリンみたいな茎」

ハナキリンにそっくり?なキリンの首

ハナキリンの茎は生長するにつれどんどんと縦に伸びます。
その姿はまるで麒麟の首のよう。
このことから、「キリン」と呼ばれるようになったそう。トゲ付きのキリンですね…。

ハナキリンが「キリン」な理由②「杢麒麟(モクキリン)に似ている」

「モクキリン」というサボテンがあります。モクキリンは、淡い黄色の可愛らしい花をつける多肉植物です。モクキリンもハナキリンと同じく、環境が合えば一年中花を咲かせてくれるそう。
モクキリンに似ていることから、ハナ「キリン」と呼ばれるようになったとか。

まとめ

今回は、ハナキリンの剪定方法についてくわしくご紹介しました。
ハナキリンの剪定は、株姿を綺麗に保つためだけではなく、株を健康に保つためにも必要です。今回の記事を参考に、ぜひ、ハナキリンを可愛く仕立ててみてくださいね(^^♪

ハナキリンの剪定が必要な理由

①樹形を整える
②風通しをよくして病害虫を予防する
③日当たりをよくする

ハナキリンの剪定方法【3ステップ】

①剪定の適期は5月~6月頃
②伸びすぎた茎を切る
③風通しのよい半日陰で休ませる

ハナキリンの管理方法【コツ3つ】

①日当たりの良い場所で育てる
②5度以下の寒さは避ける
③水はあげ過ぎない

ハナキリンが「キリン」な理由【仮説】

・キリンの首に似ているから
・モクキリンの性質に似ているから etc…

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