アルテシマの元気がない時の主な原因と対処方法とは?

徒長気味のアルテシマ アルテシマ

光沢のある美しい葉と明るい色味の幹がおしゃれなフィカス・アルテシマ。ゴムの木の中でも高い人気を誇るのがアルテシマ・ベンガレンシス・ウンベラータの3つです。

観葉植物の中でも比較的寒さに強く、丈夫なアルテシマは初心者でも育てやすいため、ホームセンターや園芸店などで見かけることも多いでしょう。

そんなアルテシマの元気がない様子にお困りではありませんか?

そこで今回は、アルテシマの元気がない時に考えられる主な原因と、その対処方法をくわしくご紹介します。

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アルテシマの元気がない時の主な原因と対処方法とは?

ひとことに元気がないと言っても、その症状はさまざまです。そこで今回は、アルテシマの元気がない時によく見られる症状別で見ていきましょう。

アルテシマの元気がない ケース①葉が落ちる

アルテシマの葉が落ちる場合に考えられる主な原因には、「寒さ」「根腐れ」「日光不足」「過度の乾燥」「病害虫」などがあります。

葉が落ちるのが冬の場合、寒さによって葉が落ちている可能性があります。室内であっても暖房を切った後の朝晩は急激に冷え込みます。

10度以下になると葉を落としやすいので、温度計を設置して再度、寒さに当たっていなかったか確認してみましょう。

温度計▲アルテシマの近くに置いて、ときどきチェックする習慣をつけよう

暖かい春から秋(15度以上)にかけて葉が落ちる場合、まずは土の状態を確認します。

濡れている場合は水をやり過ぎていなかったか思い出してみてください。暖かい時期のアルテシマの水やりは「土が乾いてからたっぷりと」が基本です。

土がカラカラの場合は水を与えて様子をみます。

さらにくわしく「アルテシマ 葉が落ちる原因と対処法を徹底解説します」はこちら

全ての葉が落ちてしまったら処分すべき?

アルテシマの葉がすべて落ち、幹だけになってしまっても諦めずに管理を続けてみましょう。

葉が落ちたのが冬の場合、春になって気温が上がってくると下写真のように、新芽を吹いてくれることが多いからです。

ゴムの木の新芽▲春になって気温が上がってくると新芽を吹くことが多い

あわせて読みたい「アルテシマ 冬のお手入れ方法!抑えておきたいポイント3つ」はこちら

アルテシマの元気がない ケース②斑入り部分が薄くなった

色が濃くなったアルテシマ▲全体的に緑色が濃くなったアルテシマ

アルテシマの特徴といえば葉のまわりに出現した黄色~ライムグリーンの斑ですね。

購入当初はツートンカラーであったはずの葉が、いつのまにか全体的に緑色になっている場合、

「光線不足」「風通しの悪さ」「新陳代謝によるもの」などが影響している可能性が高いです。

本来は暖かく日当たりのよい場所を好む常緑高木

本来のアルテシマは、暖かく日当たりのよい場所を好む常緑高木です。しかし、冬場は日照時間も減るため、光線不足に陥りやすくなります。

光線不足が続くことで葉緑素が増え、斑が薄くなって葉が全体的に濃い緑色になると考えられます。

一度、濃い緑色になった部分を明るい色味に戻すことはできません。新しい斑入りの濃い葉を出すためには、置き場所を見直した上で新芽が出るのを待つ必要があります。

ただし、冬場は生長自体が緩慢になっているため新芽が出にくいです。暖かくなるまでは焦らず、冬越しに焦点を当てた管理を続けます。

アルテシマの濃い色の葉と明るい色の葉▲暖かくなると明るい色味の葉が出やすい

さらにくわしく「アルテシマの緑色が濃くなる理由は?綺麗なツートンカラーにするコツ」はこちら

アルテシマの元気がない ケース③葉が茶色い

アルテシマの葉が茶色い場合、直射日光による葉焼けを起こしている可能性があります。

特にアルテシマのような斑入り植物は、色素の薄い斑入り部分が強光に当たることで、葉の組織が破壊され茶色く焼け焦げたように傷みやすいです。(下写真)

斑入りポトスの葉焼け▲葉焼けした斑入りポトス

すでに葉焼けした部分は元に戻せない

すでに茶色く葉焼けを起こした部位を元通りにすることはできません。

そして、葉焼けした箇所は光合成ができなくなります。つまり、葉焼けが進行することで株自体をも弱らせることになるのですね。

特に夏場の高温期は葉焼けを起こしやすいです。屋外管理の場合、夏場は日陰に移動します。

室内の場合、夏場の強烈な西日に気を付けてください。レースカーテンで日当たりを調整します。

遮光ネットを設置▲遮光ネットを利用するのもよい

あわせて読みたい「アルテシマの葉が茶色になる理由は?原因と対処法」はこちら

アルテシマの元気がない ケース④ひょろひょろして弱々しい

アルテシマがひょろひょろとして弱々しい姿になっている場合、考えられる主な原因は日光不足です。

観葉植物として人気のアルテシマですが、本来は日光を好みます。特に、春から秋の暖かい時期はアルテシマにとって生育が盛んになる時期です。

そのため、春から秋にかけて日光不足が続くと、枝や幹が日光を求めて縦方向にばかり伸びやすくなります。

その結果、葉と葉の間隔が空いて間延びしたような姿になります。

徒長気味のアルテシマ

また、植物が光合成をする上で「日光」「水」と並んで欠かせないのが「風」です。

室内は、風通しの面でどうしても屋外には敵いません。20度~25度程度の時期であれば、屋外の日陰~半日陰に出してみるのがおすすめです。

曲げる前のアルテシマ▲ベランダに出したアルテシマ

すでに徒長した部分を元通りにすることはできない

すでに徒長した枝や幹を元通りにすることはできません。樹形を整えるには、まずは置き場所を見直しましょう。

その後、適期に剪定をすることで樹形を整えることができます。

アルテシマを切り戻し▲カットした枝は挿し木に使うこともできる

また、徒長した部分を曲げてみるのも面白いです。アルテシマやウンベラータなどのゴムの木の仲間は、幹や枝に柔軟性があります。

そのため、意外にも簡単に曲げることが可能です。くわしい方法はこちらからご覧くださいね。

大型のアルテシマ▲曲げ加工が施されたアルテシマ

あわせて読みたい「アルテシマがひょろひょろになる理由は?弱々しい姿をどうすべき?」はこちら

 

まとめ

今回は、アルテシマの元気がない時の主な原因と対処法をご紹介しました。

元気がないと感じたら、まずは株の状態をよく観察してみましょう。特に秋から冬にかけてぐったりとしている場合は寒さによってダメージを受けている可能性が高いです。

15度以下になったら水やりは控え目にしましょう。冬の水やりは、土がしっかりと乾いてさらに3~4日してから与えます。

水やり後はしっかりと水気を切り、風通しのよい場所に置きます。

アルテシマの元気がない時の主な原因と対処法

主な原因 対処法
葉が落ちる 寒さ、光線不足、病害虫、過度の乾燥、根詰まり、根腐れ等 まずはよく観察する。また、葉が落ちている時期から思い当たる原因を探りだす。15度以下であれば寒さや水のやり過ぎなど。15度以上であれば葉焼けや過度の乾燥も考えられる。葉の裏や付け根、幹に小さな虫が付着している場合は早めに駆除。
色が薄い 光線不足、肥料不足、根詰まり等 日当たりのよい場所へ少しずつ移動。肥料を与える場合は根詰まりしていないかを必ず確認。害虫がついていないかもチェック。
葉が茶色い 夏場の直射日光による葉焼け等 夏場は葉焼けを起こしやすいため直射日光は避ける。
ひょろひょろして弱々しい 主に光線不足、風通しの悪さ等 生育が盛んな20度前後の時期はできるだけ風通しと日当たりのよい場所に置く。ただし、移動する場合は葉焼けを防ぐためにも少しずつ日光に慣らすこと。

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この記事を書いた人
komame083

農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほどの植物を管理。他人は変えられない。しかし、植物は手をかけた分だけ答えてくれると信じている。

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