セロームを育てているのに、いつまで経っても葉に切れ込みが入らないと、「本当にセロームなの?」「育て方が悪いのかな?」と心配になりますよね。
セロームの葉に切れ込みがない主な理由は、株がまだ小さく幼いことです。幼株のうちは丸みのある葉が出ることがあり、株が成長するにつれてセロームらしい切れ込みのある葉が展開するようになります。
ただし、ある程度株が育っているにもかかわらず、新しい葉にも切れ込みがほとんど入らない場合は、日照不足などで十分に成長できていない可能性もあります。
私はセローム自体は育てていませんが、同じサトイモ科のモンステラを10年ほど育てています。
モンステラも日照不足が続くと、切れ込みの少ない葉が出ることがあります。
特に我が家では、室内の窓から離れた壁際より、南向きの明るい窓際で育てた方が、切れ込みのあるしっかりした葉が展開しやすいと感じています。
この記事では、セロームの葉に切れ込みがない原因や、切れ込みのある葉を出すために見直したいポイントについて解説します。
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セロームの葉に切れ込みがない主な原因

セロームに切れ込みがないときは、まず株の大きさと新しく出ている葉の状態を確認してみましょう。
小さな株なら、切れ込みがないからといって異常とは限りません。
一方、株が大きくなっても葉の形がほとんど変わらない場合は、置き場所などの栽培環境も確認してみてください。
まだ株が小さく幼い
セロームは、幼株と成株で葉の形が大きく変化する植物です。
小さいうちは丸みのあるシンプルな葉が出ることがありますが、株が成長するにつれて、徐々に葉に切れ込みが入るようになります。
そのため、購入したばかりの小さなセロームに切れ込みがなくても、すぐに心配する必要はありません。
特に小さな苗の場合は、切れ込みを無理に出そうとするのではなく、まず株そのものを健康に大きく育てることを優先しましょう。
日照不足で十分に成長できていない
株がある程度育っているのに切れ込みの少ない葉ばかり出る場合は、日照不足になっていないか確認してみましょう。
室内では、人間には十分明るく感じる場所でも、植物にとっては光が足りないことがあります。
特に、
- 窓から離れた壁際
- 部屋の奥
- 日中でも照明が必要な場所
- カーテンなどで光が遮られている場所
では、光量が不足しやすくなります。
私はモンステラを10年ほど育てていますが、日照不足の状態が続くと、切れ込みのある葉が出にくくなることを実際に経験しています。

室内の壁際より、我が家では南向きの窓際で育てた方が、切れ込みの入った大きな葉が展開しやすいです。
セロームとモンステラは別の植物なのでまったく同じとはいえませんが、セロームでも株をしっかり成長させるためには十分な明るさを確保することが大切です。
ただし、暗い室内で長期間育てていた株を突然強い直射日光に当てると、葉焼けする可能性があります。
場所を変える場合は、徐々に明るい環境へ慣らしましょう。
寒さで生育が鈍っている
セロームは暖かい時期に生育が活発になる植物です。
気温が下がる秋から冬は生育が鈍り、新しい葉がなかなか出なかったり、葉が十分に大きくならなかったりすることがあります。
冬に切れ込みのない葉が出たからといって、すぐに肥料や水を増やす必要はありません。
寒い時期は無理に成長させるより、株を弱らせずに冬越しさせることを優先します。
暖かくなって生育が活発になってから、新しく出る葉の形を観察してみましょう。
根詰まりして生育が鈍っている
長期間同じ鉢で育てている場合は、根詰まりによって株の成長が鈍っている可能性もあります。
根詰まりすると鉢の中に新しい根を伸ばせるスペースが少なくなり、葉の成長にも影響することがあります。
たとえば、
- 鉢底から根が出ている
- 水やりをするとすぐ水が流れ出る
- 土が以前より早く乾く
- 暖かい時期なのに新しい葉がなかなか出ない
- 新しい葉が以前より小さくなっている
といった変化がある場合は、根の状態も確認してみましょう。
植え替えに適した暖かい時期であれば、必要に応じて一回り大きな鉢への植え替えを検討します。
栽培環境によって葉の形には差が出る
セロームの葉は、すべて同じ形になるわけではありません。
株の大きさや生育状態、日当たりなどによって、新しく展開する葉の大きさや切れ込み具合にも差が出ます。
そのため、「隣の家のセロームより切れ込みが少ない」「写真で見るセロームほど深く割れていない」という理由だけで、育て方に問題があるとは限りません。
大切なのは、1枚の葉だけで判断するのではなく、新しい葉が以前より大きくなっているか、株全体が成長しているかを見ることです。
小さいセロームに切れ込みがないのは普通?
小さなセロームを購入した場合、「写真で見たセロームと葉の形が全然違う」と感じることがあります。
しかし、幼株のうちは成株のような深い切れ込みがないことがあります。
幼株は丸みのある葉が出やすい
小さなセロームは、成株のような複雑な葉ではなく、比較的シンプルな形の葉をつけます。
その後、株が成長するにつれて葉も大きくなり、セロームらしい切れ込みが目立つようになっていきます。
つまり、幼株に切れ込みがない場合は、病気や育て方の失敗ではなく、単純にまだ若い可能性があるということです。
葉が元気で新しい葉も出ているなら、まずは焦らず成長を待ってみましょう。
成長すると徐々に葉の形が変化する
セロームは株が成長すると、葉の形にも変化が現れます。
最初から突然、深く切れ込んだ大きな葉になるわけではありません。
新しい葉が出るたびに少しずつ大きくなり、切れ込みも目立つようになっていくことがあります。
そのため、現在ある切れ込みのない葉だけを見るのではなく、これから展開する新しい葉がどのように変化していくかを観察するのがおすすめです。
何枚目から切れ込むとは決まっていない
「何枚葉が出れば切れ込みが入る?」「購入して何年目なら割れる?」と気になるかもしれません。
しかし、切れ込みが入るタイミングは株の成長速度や栽培環境によって異なります。
「○枚目から必ず切れ込む」「○年育てれば必ず深く割れる」と考えるのではなく、株全体の成長を見ていきましょう。
暖かい生育期に新しい葉が順調に大きくなっているなら、そのまま健康に育てながら葉の変化を待ちます。
セロームの葉に切れ込みを出すために見直したいこと
セロームの切れ込みを増やしたい場合も、葉そのものに何か特別なことをするわけではありません。
株を健康に成長させ、成熟した葉を展開できる環境を整えることが基本です。
特に室内栽培では、日当たりを最初に見直してみましょう。
室内ならできるだけ明るい窓際で育てる
セロームを室内で育てる場合は、できるだけ明るさを確保できる場所で管理します。
窓から何メートルも離れた壁際では、株を維持することはできても、十分な光量を確保できていない場合があります。
特に「株は枯れていないのに、出てくる葉が小さい」「なかなか切れ込みが増えない」という場合は、置き場所を見直してみましょう。
我が家のモンステラでは、窓から離れた場所よりも、南向きの窓際で育てた方が明らかに葉が充実しやすいと感じています。

ただし、必ず南向きでなければ育たないという意味ではありません。
家の環境によって光の入り方は異なるため、室内のできるだけ明るい場所を選び、強い直射日光が当たる場合は葉焼けにも注意しましょう。
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水やりは土の状態を確認してからおこなう
切れ込みのある葉を出したいからといって、水をたくさん与える必要はありません。
土が常に湿った状態では根が弱り、かえって株の生育を妨げることがあります。
季節や置き場所によって土が乾くスピードは変わるため、「○日に1回」と決めるより、土の状態を確認しながら水やりすることが大切です。
特に冬は生育が鈍るため、暖かい時期と同じ感覚で水やりを続けないよう注意しましょう。
根詰まりしているなら適期に植え替える
何年も植え替えていない場合は、根詰まりや土の劣化も確認します。
根が鉢の中でいっぱいになっていると、株が十分に成長できず、新しく出る葉が小さくなることがあります。
暖かい時期になっても成長が鈍く、根詰まりのサインも見られる場合は、適期に植え替えを検討しましょう。
植え替える際は、いきなり極端に大きな鉢へ変えるのではなく、株や根の状態に合ったサイズを選びます。
暖かい生育期にしっかり成長させる
セロームの葉の変化を観察するなら、春から秋の暖かい生育期が分かりやすいでしょう。
十分な明るさと適切な水やりで管理し、新しい葉を健康に展開させます。
幼株の場合は、切れ込みだけを気にするよりも、「前より葉が大きくなっているか」「新しい葉が順調に出ているか」を見るのがおすすめです。
株そのものが成長していけば、葉の形にも変化が現れてくる可能性があります。
肥料だけで切れ込みを増やそうとしない
セロームの葉に切れ込みがないと、「肥料が足りないのでは?」と考えることもあるかもしれません。
しかし、肥料をたくさん与えれば葉の切れ込みが増えるわけではありません。
日照不足で十分に光合成できていなかったり、根詰まりで生育が鈍っていたりする場合は、肥料だけを増やしても根本的な解決にはならないでしょう。
まずは日当たり、水やり、根の状態など基本的な栽培環境を整えることが大切です。
春から秋の生育期に株が元気であれば、必要に応じて肥料を使用し、健康な成長をサポートします。
使用する場合は商品の説明に従い、規定以上の量を与えないようにしましょう。
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大きくなったセロームに切れ込みがない場合は?
小さなセロームなら切れ込みがなくても珍しくありませんが、ある程度株が育っているのに丸い葉ばかり出る場合は、栽培環境を確認してみましょう。
特にチェックしたいのが、新しく出ている葉の大きさと日当たりです。
新しく出る葉の形を確認する
すでに展開している古い葉ではなく、新しく出てくる葉を観察してみましょう。
セロームの葉は株の成長とともに変化していくため、古い葉に切れ込みがなくても、新しい葉には切れ込みが入ることがあります。
新しい葉が以前より大きくなり、少しずつ切れ込みも増えているのであれば、株が順調に成熟していると考えられます。
反対に、新しく出る葉も小さく、以前より切れ込みが少なくなっている場合は、生育環境を見直してみましょう。
日照不足になっていないか確認する
ある程度大きくなったセロームで切れ込みが少ない場合は、室内が暗すぎないか確認します。
特に窓から離れた壁際や部屋の奥は、植物にとって光量が不足しやすい場所です。
「枯れていないから明るさは十分」とは限りません。
植物が生きていける明るさと、大きな葉を次々展開できる明るさには違いがあります。
私はモンステラを長く育てていますが、日照不足が続くと、以前は切れ込みのある葉を出していた株でも、切れ込みの少ない葉が出ることがあります。
セロームでも新しい葉がなかなか成熟した形にならない場合は、まず置き場所を確認してみましょう。
株の成長そのものが止まっていないか確認する
切れ込みだけではなく、株全体が成長しているかも重要です。
暖かい時期なのに新しい葉がほとんど出ない、出ても以前より小さいという場合は、日照不足だけでなく根詰まりや水やり、土の状態なども確認します。
葉の切れ込みは株の成長にともなって現れるため、「どうすれば葉を割れるようにできるか」より、「なぜ株が十分に成長していないのか」を考えると原因を見つけやすくなります。
セロームの新しい葉に切れ込みが減ったのはなぜ?
以前は深く切れ込んだ葉が出ていたのに、最近の葉は切れ込みが浅いという場合もあります。
この場合、幼株だからという理由だけでは説明できないため、以前と現在で栽培環境が変わっていないか確認してみましょう。
以前より暗い場所に移していない?
引っ越しや模様替えなどで、セロームを以前より暗い場所へ移していないでしょうか。
特に室内では、窓際から数メートル離れるだけでも植物が受ける光の量は大きく変わります。
「同じ部屋だから大丈夫」と考えず、以前と比べて窓から遠くなっていないか確認してみましょう。
暗い場所へ移してから新しい葉が小さくなった場合は、日照不足が影響している可能性があります。
冬などで生育が鈍っていない?
秋から冬に気温が下がると、セロームの生育も鈍くなります。
暖かい時期のように勢いよく葉を展開しなくなることがあるため、冬に葉の形が変化したからといって焦る必要はありません。
この時期は水や肥料を増やして無理に成長させるのではなく、寒さを避けながら冬越しさせることを優先します。
暖かくなって生育が再開してから、新しく出る葉を観察してみましょう。
根や株が弱っていないか確認する
新しい葉が以前より小さくなり、株全体にも元気がない場合は、根の状態も確認します。
根詰まりだけでなく、水の与えすぎによって根が弱っている可能性もあります。
葉が黄色くなる、土がなかなか乾かない、新しい葉がほとんど出ないといった症状も見られる場合は、切れ込みだけの問題として考えない方がよいでしょう。
葉の形だけでなく、葉色や土の状態、新芽の動きなど株全体を観察することが大切です。
セロームの切れ込みがないときにやってはいけないこと
切れ込みのあるセロームらしい葉を早く見たいからといって、無理に成長を促す必要はありません。
特に小さな株の場合は、時間をかけて健康に育てることを優先しましょう。
肥料を大量に与える
肥料を増やしても、幼株が突然大きな切れ込みのある葉を出すわけではありません。
むしろ規定以上の肥料を与えると、根に負担をかける可能性があります。
肥料は葉を切れ込ませるためではなく、生育期の健康な成長をサポートするものとして適切に使いましょう。
急に強い直射日光へ当てる
日照不足が疑われる場合でも、室内の暗い場所から突然強い直射日光へ移すのは避けましょう。
特に強い日差しに慣れていない葉は、葉焼けを起こすことがあります。
明るい窓際へ移動させる場合も、現在の環境から少しずつ慣らしていくと安心です。
切れ込みのない葉を切る
切れ込みがないからといって、その葉を切り落とす必要はありません。
健康な緑色の葉は光合成をおこない、株の成長を支えています。
現在ある丸い葉を切っても、そのこと自体が次の葉の切れ込みを増やすわけではありません。
傷んだ葉などを整理する場合を除き、葉の形だけを理由に剪定する必要はないでしょう。
セロームの切れ込みについてよくある質問
セロームは何年くらいで葉に切れ込みが入る?
セロームの葉に切れ込みが入るタイミングは、株の成長速度や栽培環境によって異なります。
そのため、「購入から○年で必ず切れ込む」とは一概にいえません。
栽培年数よりも、新しく出る葉が以前より大きくなっているか、株そのものが順調に成長しているかを確認するのがおすすめです。
切れ込みのない葉はあとから切れる?
すでに展開して形が完成した葉に、成長後から新しい切れ込みが増えていくわけではありません。
株が成長すると、これから出てくる新しい葉の形が変化していきます。
そのため、現在ある丸い葉を見続けるのではなく、次に展開する新しい葉を観察してみましょう。
切れ込みのない葉は切った方がいい?
切れ込みがないという理由だけで切る必要はありません。
健康な葉は株の光合成に役立っています。
「丸い葉を切れば次は切れ込んだ葉が出る」というわけでもないため、葉の形だけを理由に剪定するのは避けましょう。
切れ込みを増やすために肥料は必要?
肥料だけで葉の切れ込みを増やすことはできません。
株が健康に成長するためには、日当たりや温度、水やり、根の状態なども重要です。
特に室内栽培で切れ込みが少ない場合は、肥料を増やす前に十分な明るさを確保できているかを確認してみましょう。
生育期に株が元気なら、適切な肥料を使って成長をサポートすることはできます。
セロームはモンステラのように葉に穴が開く?
セロームとモンステラは、どちらも特徴的な葉を楽しめるサトイモ科の植物ですが、葉の形は異なります。
モンステラは成長すると葉に切れ込みだけでなく穴が開くことがあります。

一方、セロームは葉の縁から深く切れ込んだ独特の形になるのが特徴です。
モンステラのような穴が開かないからといって、セロームの生育に問題があるわけではありません。
まとめ|セロームに切れ込みがないなら株の大きさと日当たりを確認しよう
セロームの葉に切れ込みがない場合、まず考えられるのは株がまだ小さく幼いことです。
幼株の葉は丸みのあるシンプルな形をしていることがあり、株が成長するにつれて新しく出る葉に切れ込みが目立つようになります。
そのため、小さなセロームなら切れ込みがないからといって焦る必要はありません。
一方、ある程度大きく育っているのに切れ込みの少ない葉ばかり出る場合は、
- 日照不足になっていないか
- 根詰まりしていないか
- 寒さで生育が鈍っていないか
- 水やりに問題がないか
- 新しく出る葉が以前より小さくなっていないか
などを確認してみましょう。
特に室内栽培では、窓から離れた壁際などは思っている以上に光量が不足することがあります。
私はセローム自体は育てていませんが、モンステラを10年ほど育てる中で、日照不足が続くと切れ込みのある葉が出にくくなることを何度も経験しています。
我が家では南向きの窓際で育てた方が、葉が大きくなり、切れ込みもしっかり入りやすいです。
セロームでも「切れ込みを増やすこと」だけを目的にするのではなく、まず株そのものを健康に成長させることを意識しましょう。
小さな株なら成長を待つ。ある程度育っているのに切れ込みがないなら、まず明るさを見直す。
この2つを目安に、新しく展開する葉の変化を観察してみてください。


