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観葉植物の土が乾かない原因は?1週間以上湿ったままの対処法

湿っている鉢植えの表土 トラブル・不調・復活
【結論】鉢の土が1週間以上乾かない原因は「根が水を吸えていない」こと。
多くの場合、以下の3つが重なっています。
・根腐れ(過湿)
・低温による吸水低下
・風不足による蒸れ
まずは水やりを止め、風と温度を確保することが最優先です。

観葉植物を育てている方の中には、上記のようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
・観葉植物栽培のコツを研究&発信

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  1. 土が乾かない=水のやり過ぎとは限らない
    1. 気温が低いと、土はなかなか乾かない
    2. 表面が乾いていても、中はずっと湿っていることがある
    3. 水は控えているのに乾かない場合の原因
    4. 「水やりを減らせば解決」とは限らない
  2. 観葉植物の土が乾かない原因は?1週間以上湿ったままの対処法
    1. 鉢の土が乾かない時に考えられるのは「根腐れ」「寒さ」「蒸れ」による根の傷み
    2. 土が乾くまでは明るく風通しのよい場所で様子見。それでも改善しない場合は取り出して見る
    3. うまくいけば復活。復活の兆しが見つからないなら挿し木で発根させ育て直すのも選択肢のひとつ
    4. 水やりの失敗を防ぐ便利アイテムを活用するのがおすすめ
  3. 鉢や土が原因で、土が乾かないこともある
    1. プラスチック鉢は土が乾きにくい
    2. 鉢が大きすぎると、土はいつまでも乾かない
    3. 市販の培養土は「保水力が高すぎる」ことがある
    4. 鉢底穴・鉢底石も意外と重要
    5. 「環境+鉢+土」をセットで見直そう
  4. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 観葉植物の土が1週間以上乾かないのは異常ですか?
    2. Q2. 冬は土が乾かなくても水やりしなくて大丈夫?
    3. Q3. 表面の土だけ乾いています。水やりしていいですか?
    4. Q4. 水やりを控えているのに土が乾かないのはなぜ?
    5. Q5. 土が乾かないまま放置するとどうなりますか?
    6. Q6. 土が乾かない時、植え替えはしたほうがいいですか?
    7. Q7. 根腐れしているか見分ける方法はありますか?
    8. Q8. 土が乾かない失敗を防ぐ方法はありますか?
    9. Q9. 水やりチェッカーは本当に効果がありますか?
    10. Q10. 土が乾かない植物はもう諦めるしかありませんか?
  5. まとめ
    1. 関連topics

土が乾かない=水のやり過ぎとは限らない

土が乾かない=水のやりすぎとは限らない理由

鉢の土が乾かないと、「水をやり過ぎたかも…」と不安になりますよね。

たしかに水のやり過ぎが原因になることは多いですが、必ずしもそれだけとは限りません。

実際には、水やりを控えていても、環境や鉢の状態によって土が乾かないケースもよくあります。

気温が低いと、土はなかなか乾かない

観葉植物は、気温が15度を下回ると生育が鈍り、根の吸水力も一気に落ちます。

そのため、冬場は水をほとんど吸わず、土が長期間湿ったままになることも珍しくありません。

この場合、土が乾かないのは「異常」ではなく、季節的に起こりやすい状態です。

表面が乾いていても、中はずっと湿っていることがある

鉢の表面だけを触って「乾いた」と判断し、水やりしてしまうケースも多いです。

しかし、鉢の内部は湿ったままということも少なくありません。特に、

  • 鉢が大きい
  • 保水力の高い土を使っている
  • 風通しが悪い

といった条件が重なると、中の土が乾きにくくなります。

水は控えているのに乾かない場合の原因

「最近は水をあげていないのに、土が乾かない…」そんなときは、以下のような原因が考えられます。

  • 気温が低く、根が水を吸えていない
  • 日当たりや風通しが不足している
  • 根詰まりで水分をうまく吸収できない
  • 鉢が植物に対して大きすぎる
  • 排水性・通気性の悪い土を使っている

水の量だけでなく、環境全体を見直すことが大切です。

「水やりを減らせば解決」とは限らない

土が乾かないからといって、「もっと水を減らせばいい」と思いがちですが、それだけでは改善しない場合もあります。

まずは、

  • 風を通す
  • 明るい場所に移す
  • 気温を確認する

といった環境改善を優先しましょう。

観葉植物の土が乾かない原因は?1週間以上湿ったままの対処法

観葉植物の土が乾かない時の原因と対処法

水やり後、一週間以上経過しても鉢の土が乾かない場合、根が傷んで水分をスムーズに吸えなくなっている可能性が高いです。

原因として挙げらるのが「根腐れ(水のやり過ぎ)」「寒さ」「蒸れ」など。くわしくみていこう。

鉢の土が乾かない時に考えられるのは「根腐れ」「寒さ」「蒸れ」による根の傷み

観葉植物の水やりは「土が乾いてからたっぷりと」が基本です。

土が乾ききらないうちに次から次へと水やりを繰り返した場合、根が常に湿った状態となります。

すると、根が呼吸できずに傷んで腐ってしまうことがあるのです。これが根腐れです。

表土に生えた白カビ

根腐れを起こした観葉植物にはさまざまな症状が現われるよ。「土が乾かない」「カビが生える」「葉の変色、しおれる」など。

「でも、土が乾いてから水を与えていたのに…」という場合は?

でも、ちゃんと土が乾いてから水を与えていたんだけど…?

そのような場合に考えられる原因は以下のとおり!

  • 気温が15度以下になっているのにも関わらず、土が乾いたタイミングで水やりをしていた
  • 夏場、水やりをの鉢を直接、熱くなったコンクリートに直置きしていた
  • 冬場、夜間に水を与えていた(葉水も含む)
  • 葉に害虫が湧いて株自体が弱っている
  • 根詰まりを起こして鉢内の根がぎゅうぎゅう詰めになっている
  • 光合成に必要な「日光」「風」が足りていない
  • その植物にとって今の環境が寒すぎるあるいは、暑すぎる 等

土が乾くまでは明るく風通しのよい場所で様子見。それでも改善しない場合は取り出して見る

根腐れが疑われる場合、しばらくは水やりを控え、風通しのよい場所に置いて様子をみましょう

室内なら南向きの窓際、真夏や真冬など窓を閉め切る時期ならサーキュレーターや扇風機を稼働して空気を動かします。

温度計を設置して寒さ・空気の乾燥に気を付けて管理を続けよう!

温度計

温度の目安 湿度の目安
人にとって快適な環境 18度~27度くらい 40%~60%くらい
観葉植物にとって好ましい環境 20度以上 60%~
観葉植物に扇風機はダメ?サーキュレーターと扇風機の違いも
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環境を見直し土が乾いても元気がない…復活の兆しが見えない場合は?

ハイドロカルチャーのマドカズラ

植え替え前

20度以上の暖かい時期なら一旦、鉢から取り出して根の状態をみてみます。

黒く傷んだ根やすでに腐ってぶよぶよになっている根は取り除きます。

根腐れによって黒く傷んだ根っこ

黒く傷んだ根っこを取り除く

その後、水はけのよい清潔な土に植え替え様子をみます。うまくいけば徐々に根が張り復活の兆しがみえてくるはずです。

根腐れで弱ったマドカズラ

植え替え直後

ただ、時期が秋~冬の場合は観葉植物の生育自体が緩慢になっているため、復活はなかなか難しいでしょう。植え替え自体も致命傷となるため、避けた方が無難です。

元気になったマドカズラ

植え替えから約1年後

元気がないからといって肥料を与えるのは避けましょう。

根が弱っている状態で養分を与えると、逆に根を傷ませてしまう恐れがあるためです。

▶「ちゃんと育てなきゃ」に疲れた人へ。水やり不要で楽しむ観葉植物

うまくいけば復活。復活の兆しが見つからないなら挿し木で発根させ育て直すのも選択肢のひとつ

復活のポイントは「どれくらい傷んでいるか?」「時期的に最適か?」ということです。

もし、鉢から取り出してみて、すでにほとんどの根が黒く腐っていたり、腐敗が根元まで進みぶよぶよに腐っているなら復活は難しいでしょう。

硬い茎や葉があるなら「挿し木」で育て直せる可能性もある

フィロデンドロンを切り戻す

葉の付け根を含む茎をカット

だからといって諦めるのは早いよ。地上部にまだ硬い茎があれば「挿し木」で育て直せる可能性もあるんだ。

やり方は簡単で、カットした茎を水や土に差して発根させるだけ。適期は多くの観葉植物の生育がさかんになる春~秋です。

水差しのフィロデンドロン

上手くいけば2週間ほどで発根。その後は土に植えつける。

水やりの失敗を防ぐ便利アイテムを活用するのがおすすめ

慣れるまではなかなか難しいのが水やりのタイミングです。

観葉植物の場合、生育がさかんな春~秋にかけては「土が乾いたタイミングで」水をたっぷりと与えます。

逆に、生育が緩慢になるのが秋から冬です。目安は15度以下。生育が鈍る時期は根が水分を吸い上げる力も弱くなります。

すると、水やり後、土が乾くまでに時間を要するようになるのです。

秋以降は「土が乾いてさらに3~4日してから」水を与えるのが基本

土が乾けば「白」、濡れていれば「青」。一目瞭然

とはいえ、慣れるまでは難しいのが寒い時期の水やりです。そんな時にあると便利なのが水やりチェッカー「サスティー」

サスティー

使い方は簡単で、スティック状のチェッカーを土に差しておくだけ。これだけでチェッカーが土の乾き具合を測定し、最適な水やりのタイミングを色で知らせてくれます。

このようなアイテムを活用することで、観葉植物の管理がグッと楽になりますよ。

水やりチェッカーを使うことで、初心者が起こしがちな「水のやり過ぎによる根腐れ」を防げるよ。

サスティー

春~秋(目安は15度以上) チェッカーが「白」になったタイミングで鉢底から水が流れ出てくるくらいにたっぷりと水を与える
秋~冬(目安は15度以下) チェッカーが「白」になってさらに3~4日してから、夜間を避けた暖かい時間帯に、常温の水を土全体が湿る程度に与える
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鉢や土が原因で、土が乾かないこともある

鉢や土が原因で、土が乾かないこともある理由

観葉植物の土が乾かない原因は、水やりや環境だけとは限りません。

使っている鉢や土の性質によって、乾きやすさは大きく変わります。

プラスチック鉢は土が乾きにくい

プラスチック鉢は軽くて扱いやすい反面、通気性が低く、土が乾きにくいという特徴があります。

特に、

  • 冬場
  • 日当たりや風通しが悪い室内

では、鉢の中に湿気がこもりやすくなります。

水やりに失敗しやすい場合は、素焼き鉢や通気性のよい鉢に替えるだけで改善することもあります。

鉢が大きすぎると、土はいつまでも乾かない

植物に対して鉢が大きすぎると、根が張っていない部分の土が余り、そこに水分が溜まり続けます。

その結果、

  • 表面は乾く
  • 中の土は湿ったまま

という状態になりやすく、根腐れの原因になります。

植え替えの際は、根鉢より一回り大きい程度の鉢が適切です。

市販の培養土は「保水力が高すぎる」ことがある

初心者向けとして売られている培養土は、水持ちを良くするために保水性が高めに作られているものが多いです。

そのため、

  • 室内管理
  • 冬場
  • 風が当たらない環境

では、土がなかなか乾かない原因になります。水はけを良くしたい場合は、

  • 赤玉土
  • 軽石
  • パーライト

などを混ぜて、通気性・排水性を補うのがおすすめです。

鉢底穴・鉢底石も意外と重要

鉢底穴が小さかったり、鉢底石が詰まりすぎていると、余分な水が排出されません。

また、受け皿に溜まった水をそのままにしていると、鉢底から常に水を吸い上げ、土が乾かなくなります。

水やり後は、受け皿に溜まった水を必ず捨てるようにしましょう。

「環境+鉢+土」をセットで見直そう

土が乾かないトラブルは、水やり・気温・風・鉢・土のどれか一つではなく、複数が重なって起こることがほとんどです。

「水やりは控えているのに乾かない…」という場合は、鉢と土の見直しもぜひチェックしてみてください。

 

よくある質問(FAQ)

Q1. 観葉植物の土が1週間以上乾かないのは異常ですか?

多くの場合は異常です。
1週間以上土が湿ったままの場合、根が水を吸えていない可能性が高く、根腐れ・低温・蒸れが原因として考えられます。ただし、冬場で気温が15度以下の環境では、植物の生育が鈍り乾きにくくなることもあります。

Q2. 冬は土が乾かなくても水やりしなくて大丈夫?

はい、問題ありません。
気温が15度以下になると根の吸水力が低下します。土が乾かない状態で水を与えると根腐れの原因になるため、冬は「土が乾いてさらに数日待ってから」水やりするのが基本です。

Q3. 表面の土だけ乾いています。水やりしていいですか?

いいえ、まだ水やりは控えましょう。
表面だけ乾いていても、鉢の中は湿っていることが多いです。割り箸や水やりチェッカーを使って、鉢の内部まで乾いているか確認してから水を与えましょう。

Q4. 水やりを控えているのに土が乾かないのはなぜ?

水のやり過ぎ以外にも、以下の原因が考えられます。

  • 気温が低い
  • 日当たりや風通しが悪い
  • 鉢が大きすぎる
  • 根詰まりを起こしている
  • 通気性・排水性の悪い土を使っている

Q5. 土が乾かないまま放置するとどうなりますか?

根が呼吸できず、根腐れが進行して枯れるリスクが高まります。
「葉がしおれる」「変色する」「カビ臭がする」などの症状が出た場合は、早めの対処が必要です。

Q6. 土が乾かない時、植え替えはしたほうがいいですか?

時期によります。
気温が20度以上ある春〜初夏であれば、根の状態を確認し植え替えが有効な場合があります。
秋〜冬は植物への負担が大きく、植え替えが逆効果になることもあるため基本的には避けましょう。

Q7. 根腐れしているか見分ける方法はありますか?

鉢から取り出して確認します。

  • 健康な根:白〜薄茶色で硬い
  • 傷んだ根:黒く変色し、ぶよぶよ柔らかい

傷んだ根が多い場合は、植え替えや挿し木を検討します。

Q8. 土が乾かない失敗を防ぐ方法はありますか?

以下を意識すると失敗を防ぎやすくなります。

  • 鉢底穴のある鉢を使う
  • 風通しのよい場所で管理する
  • 冬は水やり間隔を大幅にあける
  • 水やりチェッカーなどのアイテムを活用する

Q9. 水やりチェッカーは本当に効果がありますか?

初心者の方には特におすすめです。
土の乾き具合が色で分かるため、「まだ湿っているのに水をあげてしまう」失敗を防げます。

Q10. 土が乾かない植物はもう諦めるしかありませんか?

いいえ、まだ可能性はあります。
地上部に硬い茎や葉が残っていれば、挿し木で育て直せる場合もあります。状況を見極めて判断しましょう。

まとめ

ということで、今回は鉢の土が乾かない理由と、その場合の対処法をご紹介しました。

土が濡れているまま長期間放置していると、そのまま腐敗が進んで植物が弱ってしまうことが多いです。

根腐れを起こしたシンゴニウム

根腐れしたシンゴニウム…土は濡れたままです。

もちろん、しばらくは水を控えて風通しのよい場所に置き、様子を見るのがよいでしょう。

それでも改善が見られないという場合、今回ご紹介した方法を試してみるのもおすすめ。

ただし、植え替えをする場合は注意が必要になります。体力が低下している上、気温の低い時期は植え替えしても、そのまま弱ってしまうことも多いです。

植え替え自体、植物にとっては大きな負担となります。

シルクジャスミンを植え替え中

植物にとっての植え替えは、人にとっての「手術」のようなもの。弱っている時におこなうとそのまま枯れてしまうリスクも。

まずは植物をよく観察してみることが大事です。

「放っておいたらこのまま枯れてしまう…」という場合、最後の賭けとして植え替えや挿し木を試してみるのも良いでしょう。

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トラブル・不調・復活
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