ベンジャミンを探していると、複数の幹がねじられたり、編み込まれたりした株を見かけることがあります。
見た目がおしゃれで、インテリアグリーンとして存在感がある一方、
「ベンジャミンって、そもそも幹をねじる必要があるの?」
「ねじらないで普通に育ててもいい?」
と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、ベンジャミンは幹をねじらなくても問題ありません。
私も以前、幹がねじられて編み込まれたベンジャミンを購入したことがあります。
買ったときは樹形が整っていて素敵だったのですが、実際に育ててみると、私にとっては意外と管理が大変でした。
内側に葉が密集して風通しが悪くなりやすく、成長するにつれて購入時の形も崩れやすかったです。
結局、私はうまく管理できず株を弱らせてしまいました。
もちろん、編み込み仕立てそのものを否定するつもりはありません。独特の樹形が好きな方にとっては、大きな魅力だと思います。
ただ、実際に育てた経験から、次にベンジャミンを迎えるなら、私は幹をねじっていない自然な樹形の株を選びたいと思っています。
この記事では、ベンジャミンの幹をねじる理由や、ねじらない場合との違い、自然な樹形で育てるメリットについて、私自身の経験も交えながら紹介します。
ベンジャミンはねじらないで育てても大丈夫?

ベンジャミンというと、幹がねじられた姿をイメージする方もいるかもしれません。
しかし、ベンジャミンは本来、幹をねじらなければ育たない植物ではありません。
ねじらず、そのまま自然な樹形で育てることもできます。
幹をねじるのは見た目を楽しむため
幹をねじったり、複数の幹を編み込んだりしたベンジャミンは、自然にその形になったわけではありません。
若く柔らかい幹などを使って、人の手で形を整えた仕立てです。
こうした仕立てには、普通に育てたベンジャミンとは違ったデザイン性があります。
幹そのものが目立つので、葉だけでなく株全体の形をインテリアとして楽しめるのが魅力です。
一方で、ベンジャミンの生育にねじりや編み込みが必要というわけではありません。
自然な姿が好きなら、最初からねじられていない株を選んでも問題ありません。
私は編み込みベンジャミンの管理が難しかった

私も以前、幹がねじられて編み込まれたベンジャミンを購入しました。
購入したときはきれいに形が整っていて、
「おしゃれでいいな」
と思って選んだのですが、実際に家で育て始めると、自然な樹形の観葉植物とは少し違った管理の難しさを感じました。
内側に葉が密集して風通しが悪くなった
特に気になったのが、株の内側に葉が密集しやすかったことです。
枝葉が込み合ってくると、外側はそれほど問題なさそうに見えても、内側には空気が通りにくくなります。
私が育てていた株も、真ん中あたりに葉が密集していて、風通しの悪さが気になりました。
もちろん、すべての編み込みベンジャミンが風通しの悪い株になるとは限りません。
剪定や置き場所などによっても状態は変わります。
ただ、私が実際に育てた株では、込み合った部分をどう管理するかが難しいと感じました。
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成長すると購入時の形を維持するのも難しかった
もうひとつ大変だったのが、樹形の維持です。
購入時はきれいに仕立てられていましたが、植物なので当然その後も成長します。
新しい枝や葉が伸びてくると、最初に購入したときとまったく同じ形のままではありません。
私はその状態をうまく整えることができず、次第に形が崩れてしまいました。
完成された姿を買って終わりではなく、その後も植物は成長する。
当たり前のことなのですが、実際に育ててみて、編み込み仕立ての樹形をきれいに保つ難しさを感じました。
結局、うまく育てられず弱らせてしまった
風通しや樹形の管理に苦戦しているうちに、私はそのベンジャミンを弱らせてしまいました。
もちろん、「編み込みだったから弱った」と原因をひとつに決めつけることはできません。
私自身の管理方法や置き場所など、いくつもの要因があったと思います。
ただ、少なくとも私にとっては、自然な樹形の観葉植物より管理しにくいと感じたのは確かです。
編み込みベンジャミンが悪いわけではない

ここまで読むと、
「じゃあ、ねじったベンジャミンは買わない方がいいの?」
と思うかもしれません。
でも、私はそこまで言い切るつもりはありません。
編み込みならではの見た目の魅力もある
編み込み仕立てのベンジャミンには、自然樹形にはない独特のデザイン性があります。
きれいに仕立てられた株は存在感があり、部屋のシンボルツリーとして楽しみたい方には魅力的です。
剪定などをしながら樹形を整えること自体を楽しめる方なら、編み込み仕立てを選ぶのもひとつの選択肢でしょう。
私は少しかわいそうに感じるようになった
これは完全に私個人の感覚ですが、実際に育てたあとでは、人の手で幹を曲げて固定された姿を見ると、少しかわいそうだなと思うようにもなりました。
だからといって、編み込み仕立てを否定したいわけではありません。
植物の楽しみ方や好みは人それぞれです。
ただ、私自身は一度育ててみたことで、次はベンジャミン本来の枝や幹の伸び方を楽しめる、ねじられていない株を育ててみたいと思うようになりました。
次に買うなら「ねじられていないベンジャミン」を選びたい

以前の経験があるので、次にベンジャミンを買うなら、私は自然な樹形のものを選びたいです。
見た目が多少不揃いでも、幹や枝が自然に伸びている株を、自分で剪定しながら育てていく方が私には合っていると感じています。
そして何より、最初から完成された形を維持するのではなく、育てながら少しずつ自分好みの樹形にしていく楽しさもあります。
「ねじられたベンジャミンと、ねじられていないベンジャミン。どちらを買おう?」
と迷っているなら、見た目だけでなく、購入後にどんなふうに育てていきたいかまで考えて選ぶのがおすすめです。
ねじらないベンジャミンを自然な樹形に育てる方法

ねじられていないベンジャミンは、幹や枝が伸びる姿をそのまま楽しめます。
ただし、何もしなくても必ずきれいな樹形になるわけではありません。
自然な雰囲気を残しつつ整えていくなら、光・風通し・剪定を意識して育てるのがおすすめです。
明るい場所で育てる
ベンジャミンをバランスよく育てるためには、まず光を確保します。
室内の暗い場所に置きっぱなしにすると、光を求めて枝が偏って伸びたり、葉と葉の間隔が広がったりすることがあります。
室内なら、できるだけ自然光が入る明るい場所で管理します。
ただし、室内で長期間育てていた株を突然強い直射日光に当てると、葉が傷むことがあります。
より明るい場所へ移動するときは、株の様子を見ながら徐々に慣らしていきましょう。
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ときどき鉢の向きを変える
窓際では、一方向から光が入ることが多いです。
そのまま長期間置いていると、光がある方向へ枝葉が偏っていくことがあります。
自然な樹形を保ちたいなら、株の様子を見ながらときどき鉢の向きを変えるのもひとつの方法です。
ただ、頻繁に移動させる必要はありません。
ベンジャミンは置き場所など環境が変わったあとに葉を落とすこともあるため、基本的な置き場所は安定させておく方が管理しやすいでしょう。
枝葉が混み合ったら剪定する
ねじらないベンジャミンでも、成長すれば枝葉が増えて混み合ってきます。
そんなときは剪定して、不要な枝を整理します。
特に、
- 内側へ向かって伸びている枝
- 枝同士が重なっている部分
- 極端に長く伸びて樹形を崩している枝
- 葉が密集して風通しが悪くなっている部分
などを確認してみましょう。
私自身、編み込みベンジャミンを育てたときに内側の風通しの悪さが気になった経験があります。
だからこそ次に育てるなら、最初から形を固定するというより、成長に合わせて剪定しながら風通しのよい樹形を作っていきたいと思っています。
ベンジャミンは無理にねじらなくても自分好みの形にできる

「ねじらないと、おしゃれなベンジャミンにならないのでは?」
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
まっすぐ伸びた幹や、自然に広がった枝にも十分魅力があります。
剪定しながら少しずつ樹形を整える
自然樹形のベンジャミンなら、成長を見ながら剪定して自分好みの姿へ近づけていけます。
たとえば、高さを出したいなら上方向への成長を活かし、コンパクトにしたいなら伸びすぎた枝を整理するなど、その株の成長に合わせて調整できます。
最初から完成形を求めるのではなく、
「今年はこんな形になった」
という変化そのものを楽しめるのも、生きた観葉植物を育てる面白さだと思います。
支柱を使う方法もある
若い株で幹が細く、倒れやすい場合などは、必要に応じて支柱で支える方法もあります。
ただし、支柱は幹を無理にねじるためではなく、株を安定させるために使います。
幹を固定する場合も、成長したときに食い込まないよう、ときどき状態を確認しましょう。
編み込みベンジャミンをすでに持っている場合はどうする?
すでにねじられたベンジャミンを育てている方もいると思います。
その場合、この記事を読んだからといって、無理に幹をほどいたり、形を変えたりする必要はありません。
無理に編み込みをほどかない
長期間その形で育っているベンジャミンは、幹同士が密着していたり、形が固定されていたりすることがあります。
無理にほどこうとすると、幹や根を傷める可能性があります。
そのため、現在の形を活かしながら育てる方が無難です。
葉が密集している部分をチェックする

私が育てていた株では、内側に葉が密集して風通しの悪さが気になりました。
編み込みベンジャミンを育てているなら、外側だけでなく株の中心部分もときどき確認してみてください。
枝葉が極端に混み合っているなら、適した時期に剪定して風通しを確保します。
また、葉の裏や枝の付け根なども観察して、害虫などの異変がないか確認しておくと安心です。
▶観葉植物の害虫対策と駆除方法!虫を防ぐために押さえておくべきポイント3つ
ねじったベンジャミンと自然樹形、どっちを選ぶ?
どちらが絶対に優れているというものではなく、何を重視するかで選ぶのがよいと思います。
見た目のインパクトを重視するなら編み込み
購入した時点で個性的な姿を楽しみたいなら、ねじりや編み込み仕立ては魅力的です。
幹そのものにデザイン性があるため、部屋のアクセントにもなります。
ただし、植物は購入後も成長します。
そのため、購入時の完成された樹形をずっと同じ状態で維持できるとは限りません。
育てながら樹形を作りたいならねじらない株
一方、植物本来の成長を楽しみながら自分で樹形を整えたいなら、ねじられていないベンジャミンが向いています。
私自身、以前は見た目に惹かれて編み込みベンジャミンを選びました。
でも実際に育てて管理の難しさを経験した今は、次に買うなら自然な樹形のベンジャミンを選びたいと思っています。
ベンジャミンを購入するときに確認したいポイント

ねじってあるかどうかだけでなく、購入するときは株全体の状態も確認しておきましょう。
葉の状態を見る
葉が極端に傷んでいないか、変色している部分が多くないかなどを確認します。
また、表側だけではなく葉裏も見ておくと、害虫などの異変にも気づきやすくなります。
幹や枝の状態を見る
自然樹形の株を選ぶなら、幹や枝がどの方向へ伸びているかも見ておきます。
完璧に左右対称である必要はありません。
むしろ少し不揃いでも、その株らしい形として育てていく楽しみがあります。
葉が密集しすぎていないか確認する
私のように風通しの悪さが気になる場合は、購入時に株の中心部分も見ておくとよいでしょう。
葉や枝が極端に密集していないか、内側まで確認してから選ぶと、その後の管理をイメージしやすくなります。
ベンジャミンをねじらないことについてよくある疑問

ベンジャミンはねじらないと育たない?
いいえ。ベンジャミンは、幹をねじらなくても育てられます。
ねじりや編み込みは主に樹形を楽しむための仕立てで、ベンジャミンを育てるために必須のものではありません。
ねじらないベンジャミンは見た目が悪い?
好みによります。
自然に伸びた幹や枝にも、編み込みとは違った魅力があります。
剪定しながら育てれば、自分好みの樹形を目指すこともできます。
編み込みベンジャミンは育てにくい?
必ず育てにくいとは言えません。
ただ、私が実際に育てた株では内側に葉が密集して風通しが悪くなりやすく、樹形を維持する難しさも感じました。
株の仕立て方や育てる環境によっても違うため、編み込みだから必ず弱るというわけではありません。
編み込みをほどいてもいい?
すでに形が固定されている株を、無理にほどくのはおすすめしません。
幹同士が密着している場合もあるため、傷つけないことを優先しましょう。
自然樹形のベンジャミンは放っておいてもきれいに育つ?
自然樹形でも、枝葉が伸びれば形は変化します。
明るさや風通しを確保し、必要に応じて剪定しながら整えていくとよいでしょう。
まとめ|私は次に買うなら、ねじらないベンジャミンを選びたい
ベンジャミンは、幹をねじらなくても問題なく育てられます。
編み込み仕立てには、自然樹形にはない個性的な見た目という魅力があります。
私も以前はその姿に惹かれて購入しました。
ただ、実際に育ててみると、内側に葉が密集して風通しが悪くなったり、成長とともに樹形が崩れたりして、私には管理が難しく感じました。
最終的にはうまく育てられず、株を弱らせてしまった経験もあります。
だからこそ、次にベンジャミンを迎えるなら、私はねじられていない自然な樹形の株を選びたいです。
編み込みを否定する必要はありません。
見た目の好みだけでなく、「購入したあと、どんなふうに育てたいか」まで考えて、自分に合ったベンジャミンを選んでみてください。

