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観葉植物の根が張らない原因は?成長しないときに見直す5つのポイント

観葉植物の根が張らないときの原因① トラブル・不調・復活
【結論】
・枯れていなくても、根が張っていなければ観葉植物は成長しない
・原因は土・鉢・水・光・季節のズレが重なっていることが多い
・秋〜冬は根が張らなくて普通。無理な水やりや肥料は逆効果
・根を育てるコツは、時期を待ち、光と風を整えて焦らないこと

「水もあげているし、枯れてはいない。でも全然大きくならない…」

そんなとき、見落とされがちなのが根の状態です。

葉や茎は元気そうでも、根が張れていなければ観葉植物は成長できません。

この記事では、観葉植物の根が張らない主な原因と、成長しないときに見直したい5つのポイントを分かりやすく解説します。

初心者の方でもチェックしやすい内容なので、ぜひ今の育て方と照らし合わせてみてください。

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
・観葉植物栽培のコツを研究&発信

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  1. 根が張らない=今すぐ枯れる、ではない
  2. 観葉植物の根が張らない原因① 土が合っていない
    1. よくあるNG例
    2. 対策
  3. 観葉植物の根が張らない原因② 鉢のサイズが合っていない
    1. 対策
  4. 観葉植物の根が張らない原因③ 水やりの頻度が合っていない
    1. 水が多すぎる場合
    2. 水が少なすぎる場合
    3. 対策
  5. 観葉植物の根が張らない原因④ 日当たり・置き場所が悪い
    1. 対策
  6. 観葉植物の根が張らない原因⑤ 季節・成長期を外している
    1. 対策
  7. 根が張っているかチェックする簡単な方法
    1. 鉢底穴から根が少し見える
    2. 水やり後、以前より乾きが早くなった
    3. 新芽・新葉がゆっくりでも出てくる
  8. 根が張りにくい種類・時期もある|経験者が感じるリアルな話
    1. 根が張るのに時間がかかりやすい観葉植物
    2. 正しく管理していても、根が張らない時期はある
    3. 秋〜冬に根が張らないのは「普通」
    4. 冬にやりがちなNG行動|焦りは逆効果
    5. 根を張らせたいなら「時期・光・風」を最優先に
  9. よくある質問(FAQ)|観葉植物の根が張らないとき
    1. Q1. 根が張らないまま放置すると、必ず枯れますか?
    2. Q2. 植え替えれば、必ず根は張りますか?
    3. Q3. 冬でも室内なら根は張りますか?
    4. Q4. 根を張らせたい場合、肥料は与えた方がいいですか?
    5. Q5. 水やりを増やせば、根は伸びますか?
    6. Q6. 根が張っていないかどうか、鉢から抜いて確認してもいいですか?
    7. Q7. 成長が遅い植物は、ずっと根が張らないままですか?
    8. Q8. 今できる一番安全な対処法は何ですか?
  10. まとめ|「根が張らない=育て方を見直すサイン」

根が張らない=今すぐ枯れる、ではない

観葉植物の根が張らない時の対処法

まず大前提として、根が張っていないからといってすぐに枯れるわけではありません。ただし、

  • 水や肥料をうまく吸えない
  • 新芽が出ない・葉が増えない
  • ちょっとした環境変化で調子を崩す

といった「不調の予兆」が出やすい状態です。

放置すると、根腐れや生育停止につながるため、早めの見直しが大切です。

▶観葉植物がすぐ枯れる人がやりがちな間違ったお手入れ3つ

 

観葉植物の根が張らない原因① 土が合っていない

観葉植物の根が張らないときの原因①

根が張らない原因で一番多いのが土の問題です。

よくあるNG例

  • 水はけが悪く、常に湿っている
  • 何年も同じ土を使っている
  • 園芸用培養土のみで通気性が低い

根は「酸素」を必要とします。

土がベチャベチャだったり、固く締まっていると、根が呼吸できず伸びません。

対策

  • 観葉植物用の水はけの良い土に替える
  • 赤玉土・軽石などがブレンドされた土を選ぶ
  • 表面が乾いても中が湿りすぎていないか確認する

▶観葉植物に虫がわかない方法は?虫が苦手な方におすすめの土はコレ!

 

観葉植物の根が張らない原因② 鉢のサイズが合っていない

観葉植物の根が張らない原因②

意外と見落とされがちなのが鉢の大きさです。

  • 大きすぎる鉢:土が乾きにくく、根が伸びる前に傷む
  • 小さすぎる鉢:根詰まりして新しい根が出ない

特に「大きく育てたいから」と最初から大鉢に植えるのは逆効果になりがちです。

対策

  • 鉢は根鉢より一回り大きいサイズが基本
  • 鉢底穴がしっかり空いているものを使う
  • 成長期(春〜初夏)にサイズアップする

▶おしゃれで機能性抜群!観葉植物好きが選ぶおすすめの鉢ポットまとめ

 

観葉植物の根が張らない原因③ 水やりの頻度が合っていない

根腐れしたマドカズラ

水の与え方も、根の成長に大きく影響します。

水が多すぎる場合

  • 根が常に湿り、酸欠状態になる
  • 細い根が腐って更新されない

水が少なすぎる場合

  • 根が伸びる前に乾燥でダメージを受ける

対策

  • 「土の表面が乾いたら、鉢底から流れるまで」が基本
  • 季節(特に冬)は水やり回数を減らす
  • 鉢の重さで乾き具合を判断する
  • 水やりチェッカー(サスティー等)を使ってみる

▶サスティーはあてにならない?青くならない時の対処法も

 

観葉植物の根が張らない原因④ 日当たり・置き場所が悪い

徒長したサンスベリア

根は見えませんが、光の量と密接に関係しています。

日光不足だと光合成ができず、

  • 根を増やすエネルギーが作れない
  • 地上部も地下部も成長が止まる

という状態になります。

対策

  • 明るい日陰〜レースカーテン越しの光を確保
  • 風通しの良い場所に置く
  • 長期間、暗い部屋に置きっぱなしにしない

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観葉植物の根が張らない原因⑤ 季節・成長期を外している

クワズイモの植え替え

観葉植物には根がよく伸びる時期があります。

  • 成長期:春〜初夏
  • 休眠・停滞期:秋〜冬

冬にいくら環境を整えても、根はほとんど動きません。

対策

  • 植え替えや土替えは春〜初夏に行う
  • 冬は無理に成長させようとしない
  • 室温が15℃以下なら根の動きは鈍いと考える

▶観葉植物は置かない方がいい?室内でも清潔にグリーンを楽しむ4つの方法

 

根が張っているかチェックする簡単な方法

根詰まり

鉢底穴から根が少し見える

鉢底穴から白っぽい根が少し見えている場合、根はしっかり活動しています。

これは「根が鉢の中に広がり、水分や養分を吸えているサイン」です。

びっしり出ている場合は根詰まり気味ですが、少し見える程度なら健康な状態と考えてOKです。

水やり後、以前より乾きが早くなった

水やり後に土が乾くスピードが早くなったと感じたら、根が増えて水を吸い上げている証拠です。

根が張っていないと、土はいつまでも湿ったままになりがちなので、乾きやすさの変化は重要なチェックポイントになります。

新芽・新葉がゆっくりでも出てくる

派手な成長でなくても、新芽や新しい葉が定期的に出ているなら、根は問題なく機能しています。

根が張らない状態では、新芽が止まったり葉が小さくなることが多いため、「ゆっくりでも増えているか」を目安にしましょう。

▶観葉植物が根詰まりしたけど鉢を大きくしたくない時の対処法

 

根が張りにくい種類・時期もある|経験者が感じるリアルな話

komame topicsの管理人

10年以上観葉植物を育ててきた中で感じるのは、そもそも根が張りにくい種類があるということです。

これは育て方が間違っているわけではありません。

根が張るのに時間がかかりやすい観葉植物

根が茶色くなった幸福の木

  • ドラセナ系:生育がゆっくりで、根の動きも控えめ
  • パキラ:見た目ほど成長が早くなく、根の更新もマイペース
  • サンスベリア:多肉質で環境変化に強い反面、根の成長は遅い

これらは「枯れにくい=よく育つ」と思われがちですが、根が一気に張るタイプではありません

一方で、

  • カポック(シェフレラ)のように、生育旺盛で根も張りやすい種類

もあります。植物ごとの性質差は、どうしても出ます。

正しく管理していても、根が張らない時期はある

ザミオクルカスの植え替え

もう一つ大事なのが、時期の問題です。観葉植物の多くは熱帯・亜熱帯原産で、

  • 気温20℃以上
  • 日照時間が長い
  • 風通しが確保できる

この条件でようやく、根も活発に動きます。

秋〜冬に根が張らないのは「普通」

冬場のハナキリン

秋から冬にかけては、

  • 室内でも15℃以下になることが多い
  • 日照時間が短くなる
  • 窓を閉め切り、風が通らなくなる

この環境では、枯れなくても根はほとんど伸びません

「枯れないこと」と「根が張ること」は、別問題です。

冬にやりがちなNG行動|焦りは逆効果

アンプルタイプの活力剤

根が張らないと不安になり、

  • 水やりの回数を増やす
  • すぐに肥料を足す

こうした対応をしてしまうと、かえって根を傷めます。

根が動かない時期は、水も栄養も吸えません。焦って与えても、吸収されずトラブルの原因になるだけです。

根を張らせたいなら「時期・光・風」を最優先に

クロトンを窓際へ移動

根を育てたいなら、まず意識したいのは次の3つです。

  • 時期:春〜初夏まで待つ
  • :できるだけ明るい場所に置く
  • 風通し:空気が動く環境をつくる

冬は「成長させる時期」ではなく、調子を落とさず越冬させる時期と割り切るのが正解です。

ゆっくりでも、春になれば根は動き出します。

 

よくある質問(FAQ)|観葉植物の根が張らないとき

Q1. 根が張らないまま放置すると、必ず枯れますか?

いいえ、すぐに枯れるとは限りません。実際、根があまり増えなくても長期間「現状維持」のまま生きている観葉植物は多いです。ただし、根が張っていない状態は水や養分を吸う力が弱いため、環境変化(寒さ・蒸れ・水の与えすぎ)にとても弱くなります。枯れない=問題なし、ではない点には注意が必要です。

Q2. 植え替えれば、必ず根は張りますか?

必ずしもそうとは言えません。植え替えは根が動く「成長期(春〜初夏)」に行ってこそ効果があります。秋〜冬に植え替えても、根がほとんど伸びず、かえってダメージになることもあります。植え替えは万能ではなく、「時期+環境」が揃って初めて意味を持つと考えてください。

Q3. 冬でも室内なら根は張りますか?

室内でも、気温が15℃前後まで下がる環境では根の動きはかなり鈍ります。観葉植物は暖かい地域の植物が多く、20℃を下回ると生育スイッチが入りにくくなります。暖房が効いた部屋でも、夜間の冷えや床付近の低温には注意が必要です。

Q4. 根を張らせたい場合、肥料は与えた方がいいですか?

根が動いていない時期に肥料を与えても、ほとんど吸収されません。それどころか、肥料分が土に残り、根を傷める原因になることもあります。肥料は「新芽が動き始めた」「気温が安定して20℃前後ある」など、明らかに成長期に入ってから少量ずつ与えるのが安全です。

Q5. 水やりを増やせば、根は伸びますか?

逆効果になるケースがほとんどです。根が張らない原因の多くは「水不足」ではなく、「根が動けない環境」にあります。水やりを増やすと、土中の酸素が減り、根腐れを起こしやすくなります。根を育てたいときほど、水は控えめにし、乾湿のメリハリを意識しましょう。

Q6. 根が張っていないかどうか、鉢から抜いて確認してもいいですか?

頻繁に抜いて確認するのはおすすめしません。根は刺激に弱く、鉢から外すだけでもダメージを受けます。確認したい場合は、鉢底穴・水の乾き方・新芽の有無など、外から判断できるサインを優先してください。本格的な確認は、植え替え時だけで十分です。

Q7. 成長が遅い植物は、ずっと根が張らないままですか?

いいえ、時間はかかりますが、適した環境と時期が来れば少しずつ根は増えます。ドラセナやサンスベリアなどは成長スピードが遅いため、変化が分かりにくいだけです。他の植物と同じ感覚で比較せず、「その植物なりのペース」で見守ることが大切です。

Q8. 今できる一番安全な対処法は何ですか?

無理に何かを足すことではなく、「環境を整えて待つ」ことです。明るさ・風通し・水やりの間隔を見直し、成長期が来るまで状態をキープする。それだけで、春以降に根が自然と動き出すケースはとても多いです。

 

まとめ|「根が張らない=育て方を見直すサイン」

観葉植物の根が張らない原因は、1つではなく複数が重なっていることがほとんどです。

  • 土は合っているか
  • 鉢のサイズは適切か
  • 水やりは多すぎないか
  • 光と風は足りているか
  • 今は成長期か

この5つを順番に見直すだけで、根の状態は大きく変わります。

葉ばかりを見るのではなく、「見えない根」を意識することが、観葉植物を元気に育てる一番の近道です。

トラブル・不調・復活
この記事を書いた人

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
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・観葉植物栽培のコツを研究&発信

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