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ウンベラータが葉焼けする原因と予防する方法

ウンベラータ 観葉植物

ハート型の大きな葉と白い幹のコントラストが魅力的な観葉植物「フィカス・ウンベラータ」。室内に一鉢置くだけでおしゃれな雰囲気に変えてくれる存在感のあるインテリアグリーンです。

ただ、育てているうちに「葉が茶色く変色している…」ということはありませんか?これは、強すぎる光で葉が焦げる「葉焼け」である可能性が高いです。

そこで今回は、ウンベラータが葉焼けする主な原因と予防方法をご紹介します。

ゴムの木「フィカスウンベラータ」
大きな葉が存在感のあるウンベラータ
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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ウンベラータが葉焼けする原因とは?

まずは、ウンベラータが葉焼けする原因を見ていきましょう。

植物を枯らす原因にもなる「葉焼け」

葉焼け

葉焼けとは、植物の葉が通常の色とは違う色に変色するトラブルのことをいいます。強すぎる光を浴びることで、葉が茶色く焦げてしまったり、黄色や黒に変色してしまうのが葉焼けです。葉焼けは、植物が火傷を負ったような状態ともいえます。

葉焼け下部分は元通りにはなりません。そのため、葉焼けが進行することでうまく光合成ができなくなり、葉だけではなく株全体へのダメージとなって枯死の原因になることもあります。

葉の色から見る 葉焼けのダメージ具合

「葉の色がなんとなく薄くなる(軽度の葉焼け)」⇒「葉が黄色や白になり緑ではなくなる(中度の葉焼け)」⇒「黒や茶色に焦げる(重度の葉焼け、光合成不可)」

葉焼け気味のウンベラータの葉

あわせて読みたい「ポトスの葉が茶色になる原因と対処法を解説します」はこちら

直射日光がウンベラータの葉焼けを引き起こす

ウンベラータの原産地は熱帯アフリカの低地です。そのため、本来は大木で囲まれた木漏れ日のような場所で生育しています。

また、葉焼けを起こしやすい植物の特徴には、「葉が大き目」「葉が薄い」「色素が薄い」などが挙げられます。

葉焼けに気を付けたい観葉植物
  • フィカス・ウンベラータ
  • ポトス(特にライムやマーブルクイーンなどの色素が薄い品種や斑入り品種)
  • コーヒーの木
  • モンステラ
  • 斑入り品種の観葉植物(ベンジャミン・スターライト、オリヅルランなど)

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ウンベラータの葉焼けを防ぐ方法とは?

それでは、ウンベラータの葉焼けを防ぐ方法をご紹介します。

ウンベラータの葉
大きくて薄いウンベラータの葉は葉焼けしやすい…

ウンベラータの葉焼けを防ぐ方法①「直射日光を避ける」

ウンベラータが葉焼けする一番の原因が直射日光です。そのため、葉焼けを防ぐためには強すぎる日光を避ける必要があります。

ウンベラータを丈夫に育てるのに適しているのは「半日陰」程度の日光です。

特に真夏は要注意。高温となる夏場は葉焼けリスクが高まるからです。理由は次の項をご覧ください。

ウンベラータに適した半日陰とは?
こもれび
  • 日光の当たっている場所のすぐ隣の陰
  • 日光が当たっていたり当たっていなかったりする環境(こもれびのような場所)
  • レースカーテン越し程度の日差し(ルクス値は約1万~1万5千)

ウンベラータの葉焼けを防ぐ方法②「高温を避ける」

高温が続く真夏は、ウンベラータが葉焼けを起こす可能性が高まります。その理由のひとつが、葉の蒸散作用です。

植物は葉から水分を蒸発させることで、体内の水分量を調整しています。高温が続くことで、葉の蒸散作用が過剰になり、株自体に大きな負担を与えることになります。

その結果、光合成がうまくできずに、葉焼けやその他トラブルに発展する可能性が高まります。

ウンベラータの適温は18度~30度程度

昨今は夏場に35度を超える日も珍しくなくなりましたね。そして、暑さに強いといわれるウンベラータではありますが、適温は30度程度までです。

そのため、30度を超えそうな日は葉焼けだけではなく、株自体をも弱らせてしまう可能性もあります。あまりにも暑い日は室内の明るい場所に移動させてあげるのがおすすめです。

冷たいお水で葉水をしてあげるのも効果的。

葉水(はみず)とは…霧吹きで株全体に水を吹きかけるお手入れ方法。害虫予防にも効果的。

ウンベラータの葉焼けを防ぐ方法③「葉の色の異変に気づいたら早目に対処」

葉焼けによるダメージを最小限に抑えるためには、葉の色が薄くなったり黄色っぽくなった時点で早めに対処することが必要です。

葉の色の異変に気づいたら、置き場所を変えたり、遮光ネットを利用したりして、葉焼けしやすい強すぎる日差しを避けましょう。

ウンベラータの葉焼け
直射日光に当てると部分的に葉が薄く変色した

ウンベラータの葉焼けを防ぐ方法④「いきなり明るい場所に置かない」

室内からいきなり屋外の日当たりの良い場所へ移動するのも、葉焼けを起こしやすくさせる原因になります。

特に気を付けたいのが春先です。冬場、室内に置いていたウンベラータを、いきなり屋外の日当たりの良い場所に置くと葉が焦げて葉焼けを起こす原因になります。

移動する場合は、「数日変えて少しずつ日光に慣れさせる」ことが、葉焼けを防ぐコツです。

あわせて読みたい「虫の心配不要!ウンベラータを楽しむならフェイクグリーンもアリな理由」はこちら

 

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まとめ

今回は、ウンベラータが葉焼けする原因と予防法をご紹介しました。

葉焼けというと、見た目だけの問題と思いがちですが、実は枯れる原因にも十分になりうるトラブルということが分かりました。

ただ、葉焼けは早目に対処することでダメージを最小限に抑えることもできます。「葉の色がおかしい…」と気づいたら、直射日光が当たりすぎていないか、置き場所を見直す必要がありそうです。

ウンベラータが葉焼けする主な原因
  • 直射日光(強すぎる日差し)
ウンベラータの葉焼けを予防するポイント
  • 直射日光を避け、半日陰で管理する⇒または、遮光ネットを活用
  • 30度以上の高温を避ける⇒様子をみて室内に取り込む
  • 葉の色の異変に気づいたら早目に対処⇒半日陰へ移動
  • いきなり強い光の下に移動させない⇒数日かけてすこしずつ移動する
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