・触れるだけで落ちる→主に日光不足
・しわしわで落ちる→過度の乾燥、古い葉なら新陳代謝
・黄色、ぶよぶよ→根腐れや冷害、蒸れなど
多肉植物を育てていると一度はぶち当たる壁「葉がポロポロ落ちる問題」。
そこで今回は、多肉植物の葉が落ちる主な原因を、葉が落ちたときの状況別でまとめてみました。
多肉植物の葉がポロポロ落ちる原因は?症状別の復活方法

それでは、多肉植物の葉が落ちる主な原因をみていきましょう。
多肉植物の葉が落ちる原因はさまざまです。ひとつではなく、複数の原因が重なり合っている場合もあります。
今回は、多肉植物の葉が落ちた時の状況別でご紹介します。
少し触れただけで落ちるケース

多肉植物に少し触れただけで葉が落ちるという場合、考えられる主な原因が「日光不足」です。
多くの多肉植物は日光を好みます。特に、春から秋にかけては多肉植物の生育が旺盛になる生長期です。
多肉植物の生長が著しい春~秋の時期、日当たりの良くない場所に置き続けると、日光を求めて茎ばかりが縦に向かってひょろりと伸びます。

徒長した多肉植物は、葉と葉の間隔が伸びてひょろひょろとした姿になるのが特徴だよ。
少し触れるだけで多肉植物の葉が落ちるときに考えられる主な原因
- 日光不足による徒長
徒長した多肉植物は弱っている状態。葉が落ちやすくなるだけではなく、病害虫による被害も受けやすくなります。
黄色くなってほぼ落ちるケース

昨日まで元気だったはずの多肉植物が、ある日突然葉が黄色く変色して落葉していた…
このような場合、一番の原因として考えられるのが水のやり過ぎです。
多肉植物は肉厚の葉に多くの水分を蓄えています。
春から秋の生育期であっても、多くの多肉植物は、一週間に1回程度が水やりの目安です。
多肉植物の葉が黄色くなって落ちるときに考えられる原因
- 水のやり過ぎ
- 肥料の与えすぎ
しわしわになって落葉するケース
多肉植物の葉がシワシワになって落ちる場合、考えられるのが乾燥や強すぎる日差しです。
多肉植物の葉は水分が不足することでしわが寄ります。葉が落ちる前に水を与えることですぐに復活するでしょう。

ただ、多肉植物の根元の葉がシワシワ(カラカラ)になり落ちるのは、新陳代謝によるものがほとんどです。(上写真)
そのままにしておくと病害虫の温床となることも考えられるため、ピンセットでやさしく取り除く(はずす感じ)のがおすすめです。

多肉植物の葉がしわしわになって落ちるときに考えられる原因
- 過度な乾燥
- 根元の場合は新陳代謝
☆★しわしわの多肉植物…原因と対処法を徹底解説します!↓↓

ぶよぶよになって落ちるケース

多肉植物の葉がぶよぶよになって落ちる場合、水のやり過ぎによって根腐れを起こしている可能性があります。

多肉植物の種類によっては水やりの方法が異なる場合もあります。葉が落ちる場合は再度、その多肉植物に合った管理方法を確認してください。
また、多肉植物は風通しの悪さや寒さによっても葉を落とすことが多い。
風通しの良い場所で育てよう!気温が許す限りは屋外管理がおすすめです。
多肉植物の葉がぶよぶよになって落ちるときに考えられる主な原因
- 水のやり過ぎによる根腐れ
- 風通しの悪さ
- 寒さ
多肉植物の水やりは、「土がしっかりと乾いてから」が鉄則。
水やりの目安は、春・秋は土が乾いたら。真夏・冬は、土が乾いてさらに2~3日程経ってからやや控えめに与えてみてください。
多肉植物の葉がポロポロ落ちても復活する?

多肉植物の葉がポロポロ落ちても、必ずしも枯れるとは限りません。
実際には、葉がかなり落ちてしまっても株本体や根が生きていれば、新芽が出て復活することも珍しくありません。
まずは株の状態を確認してみましょう。
復活する可能性が高いサイン
以下のような状態であれば、復活する可能性は十分あります。
- 茎が硬くしっかりしている
- 茎が緑色を保っている
- 成長点(中心部分)が残っている
- 根が白く健康な状態
- 葉は落ちても茎が腐っていない
復活が難しいサイン
一方で、次のような状態では復活が難しいことがあります。
- 茎まで黒く変色している
- 株元がブヨブヨに腐っている
- 根が黒く溶けている
- 異臭がする
- 成長点まで腐敗している
復活までどれくらいかかる?
多肉植物の復活にかかる期間は季節によって異なります。
- 春・秋:2週間~2か月程度
- 夏・冬:休眠期のため回復が遅い
生育期である春や秋であれば、適切な管理を続けることで新芽が確認できることも少なくありません。
葉がポロポロ落ちた多肉植物が復活した実例

我が家でも、日光不足が原因と思われる多肉植物の葉がポロポロ落ちてしまったことがあります。
当時は窓から離れた壁際に置いていたため、十分な光が当たっていませんでした。
復活前の状態

葉が次々と落ち、株全体が徒長していました。
本来は葉がぎゅっと詰まっているはずなのに、葉と葉の間隔が広がり、スカスカな見た目ですよね。
行った対処法

まずは徒長した部分の茎をカット。挿し芽として元の鉢に挿して発根させようとしたのですが、土がカチコチ💦
なので、土も多肉用のものに交換。

あらかじめカットしていた茎を元株の脇に挿し、置き場所は壁際から南向きの窓際へチェンジ。
2週間ほどは水やりせず、このままの状態で放置します。
約一年後

しばらく管理を続けたところ、挿し木した茎は無事に発根。
さらに、元の株からも新しい葉が出始めました。

現在は葉がぎゅっと締まり、ロゼット状のきれいな姿に回復。
落葉が続いたときは「もうダメかも」と思いましたが、原因だった日光不足を改善したことと、土を交換したことで状態が大きく改善しました。
多肉植物の葉が落ちる原因で多いのが「水のやり過ぎ」

それぞれの状況別で葉が落ちる原因とをご紹介しましたが、やはり、多肉植物が葉を落とす原因として非常に多いのが水のやり過ぎによる根腐れです。
もちろん、寒さや日光不足によって葉を落とすケースもありますが、圧倒的に多いのが水のやり過ぎによるものでしょう。
多くの多肉植物の原産地は水の少ない乾燥地帯です。そのため、肉厚の葉には多くの水分を蓄えています。
多肉植物に必要以上の水を与えることで起こるのが「根腐れ」です。根腐れに至った株はそのほとんどが腐って枯れてしまいます。
多肉植物の水やりは季節によって異なる
多肉植物の水やりは季節によって微妙に異なります。特に注意したいのが真夏と真冬です。この時期は多くの多肉植物が生長が緩慢になる「休眠期」に入っています。そのため、水分をあまり必要としません。
吸いきれない程の水を与えることで、鉢内に水分が長くて停滞します。一週間以上土が湿り続けていると根腐れに発展しやすいです。
- 春・秋⇒生長が旺盛な時期。水は土が乾いてからたっぷりと与える。
- 真夏・真冬⇒生長が緩慢になる休眠期。水は土が乾いて2~3日程してからやや控えめに与える。ほぼ断水気味に管理。
土が乾いたかどうかの確認方法
- 鉢を持ち上げて軽い
- 鉢底から見える土が乾いている
- 土の色が薄い(乾燥している)
- 土に指を3cm程差して湿気を感じない←一番確実
水やりの失敗を防ぐ便利アイテムもある
「いちいち土の湿り気を確認するのは面倒」「なるべく枯らせたくない」
このような場合に重宝するのが水やりチェッカーです。特に、根腐れを起こしやすい夏場と冬場の管理が難しいのが多肉植物。
水やりチェッカーは土に差しておくだけで、色で水やりのタイミングを教えてくれるため、管理が楽になるだけでなく、根腐れによる失敗も防いでくれます。
- ブルー⇒まだ水分が足りている
- ホワイト⇒土が乾いている
真夏と真冬の休眠期であれば、ホワイトになってから2~3日経過後、水を控えめに与える感じです。
お世話がかなり楽になるので、「植物をすぐ枯らしてしまう」という方にもお勧めのアイテムです。
▶サスティーはあてにならない?青くならない時の対処法も解説!
多肉植物の葉が真夏に落ちる主な理由3つ
「多肉植物は暖かく日当たりの良い場所を好む」というのは、ご存じの方も多いでしょう。
しかし真夏は別で、強すぎる日光は高温により株がダメージを受け、そのまま葉を落とし、傷んで枯れる原因にがちです。
ここでは、多肉植物の葉が真夏に落ちる主な理由3つをご紹介します。
直射日光
真夏は直射日光を避けます。できるだけ風通しのよい場所に置くことで暑さによるダメージを防ぎます。

遮光ネットを利用するか、35度を超えそうな日は室内に取り込むと安心。もちろん、エアコンの室外機近くは厳禁。
水のやりすぎ
真夏の水やりは控え目にします。断水気味にするくらいの方が根腐れを回避できる可能性が高いです。
通常、「土が乾いてからたっぷりと水やり」が基本の多肉植物ですが、真夏に関してはこれも別です。いつまでも土の中が湿っていると根が煮えて根腐れに発展します。

なるべく早朝か夜間の涼しい時間帯に、土の表面が湿る程度の水を与えるよ。様子をみて週に1~2回程度。多肉植物は乾燥に強いため、水をやり忘れるよりも水を与えすぎることによるリスクの方が高い。
風通しが悪い

意外と忘れがちなのが風通しです。植物にとって欠かせないのが「光」「水」そして、「風」になります。
風通しの悪い状態が続くことで、株の生長が緩慢になるだけではなく、根腐れの可能性も高くなります。
さらに、病害虫の被害を受けやすいのも風通しの悪さが原因の一つです。

室内で管理する場合はサーキュレーターや扇風機を活用してみて。また、屋外であればなるべく風通しの良い場所に置くことが大事!
☆★サーキュレーターと扇風機の違い【植物に適しているのは?】はこちら↓↓

よくある質問(FAQ)
Q. 多肉植物の葉がポロポロ落ちても復活しますか?
葉が落ちても、茎や根が健康な状態であれば復活する可能性があります。特に茎が緑色で硬く、成長点が残っている場合は新芽が出てくることも多いです。
Q. 多肉植物の葉が全部落ちたらもうダメですか?
必ずしも枯れたとは限りません。葉がなくなっても茎や根が生きていれば、新芽が出て再び成長することがあります。
Q. 多肉植物の葉が少し触れただけで落ちるのはなぜですか?
日光不足による徒長が主な原因として考えられます。徒長すると株が弱り、葉が落ちやすくなります。
Q. 黄色くなった葉は元に戻りますか?
一度黄色く変色した葉が元の緑色に戻ることはほとんどありません。黄色くなった葉は自然に落ちることが多いです。
Q. 多肉植物の葉がしわしわになるのは水不足ですか?
水不足が原因の場合もありますが、根腐れによって水を吸えなくなっている可能性もあります。土の状態や根の様子も確認しましょう。
Q. 落ちた葉は葉挿しできますか?
健康な葉であれば葉挿しできる可能性があります。傷んでいない葉を乾かしてから土の上に置いて管理しましょう。
Q. 多肉植物の葉が夏に落ちるのはなぜですか?
高温によるダメージや蒸れ、水のやり過ぎが主な原因です。真夏は風通しを確保し、直射日光を避けて管理しましょう。
Q. 冬に葉が落ちるのは寒さが原因ですか?
多くの多肉植物は寒さに弱いため、低温障害で葉が落ちることがあります。耐寒温度を下回る場合は室内へ移動させましょう。
Q. 多肉植物が復活するまでどれくらいかかりますか?
春や秋の生育期であれば、早ければ2〜3週間ほどで新芽が出ることがあります。状態によっては1〜2か月以上かかることもあります。
Q. 多肉植物の葉が落ちる原因で最も多いのは何ですか?
最も多いのは水のやり過ぎによる根腐れです。特に真夏や冬は水を吸う量が減るため、乾燥気味に管理することが大切です。
まとめ

- 触れて落ちる: 日光不足の徒長。日当たりの良い場所へ徐々に移動し、風通しを良くしましょう。
- 黄色く変色し落ちる: 水のやりすぎや肥料過多。水やりは土が完全に乾いてから。
- しわしわになり落ちる: 過度な乾燥。水やりを。根元の場合は新陳代謝なので除去。
- ぶよぶよになり落ちる: 水のやりすぎによる根腐れ、風通し不良、寒さ。乾燥気味に管理し、風通しと温度を確保しましょう。
多肉植物の葉が落ちるのは、主に水のやり過ぎが原因していることが多いです。
株の状態をよく観察して、適切に対処しましょう。
多肉植物の葉が少し触れただけで落ちるときの主な原因と対処法
- 日光不足による徒長⇒数日かけて日当たりの良い場所へ移動。葉焼けを防ぐため少しずつ日光に慣らす。管理環境の見直し。風通しのよい場所がベスト。気温が許す限りは屋外に置くのが望ましい。
多肉植物の葉が黄色くなって落ちるときの主な原因と対処法
- 水のやり過ぎ⇒生長期は土が乾いたら。真夏と冬場は生長が緩慢になり水を吸う速度が落ちるためできるだけ乾燥気味にすることで根腐れを防ぐ
- 肥料過多⇒品種によって異なる。再確認。ただ、多肉植物の場合、特別肥料を必要としないことが多い。
多肉植物の葉がしわしわになって落ちるときの主な原因と対処法
- 過度の乾燥⇒土が乾いたら水やり(生長期)。葉にシワがよってからでもよい。
- 根元の場合は新陳代謝⇒カラカラになった葉をピンセットで左右に揺らすようにやさしく引っ張り取り除く。植え替えの際に作業するのがおすすめ。
多肉植物の葉がブヨブヨになって落ちるときの主な原因と対処法
- 多湿による根腐れ⇒根腐れに至ると高確率で腐る。乾かし気味にして様子見。
- 風通しが悪い⇒室内であればサーキュレーターや扇風機を活用
- 寒さ⇒耐寒温度を再確認(0度以下で傷むものが多い)


