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シンゴニウムがしおれる原因とは?しおれた時の対処法も!

鉢植えのシンゴニウム 観葉植物

さわやかな色味が涼し気なサトイモ科の観葉植物「シンゴニウム」。白味がかった明るい葉色からピンクに艶めく葉色など、お部屋の雰囲気に合わせて種類を選べるのも人気の秘密ですね。

そんなシンゴニウムですが、葉がしおれて弱った様子にお悩みではありませんか?

そこで今回は、シンゴニウムがしおれる理由とその対処法についてくわしくご紹介します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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シンゴニウムがしおれる原因とは?しおれた時の対処法も!

昨日まで元気だったはずのシンゴニウムがしおれている場合、まずは、これまでの管理方法を思い出してみましょう。

また、目の前の株をよく観察して考えられる原因から対処法を導き出します。

また「しおれる」といってもその症状ばさまざまですね。そこで今回は、症状別で主な原因と対処法をみていきましょう。

シンゴニウムがしおれる ケース①根元から曲がるようにぐったり

シンゴニウムの生育がもっとも盛んになるのが20度~30度未満程度の暖かい時期です。この時期は土の表面が乾いたタイミングでの水やりが必要になります。

しおれたシンゴニウム▲過度の乾燥により葉が根元から曲がっている

水が足りないとすぐに根元からぐにゃっと曲がり、上写真のようにぐったりとした姿になります。

この姿を目にして、最初はビックリするかもしれません。まずは落ち着いて土の様子を観察してみましょう。

土がカラカラに乾いているようならたっぷりと水を与えて数日待ちます。できるだけ風通しのよい場所に置き、直射日光の当たらない半日陰やレースカーテン越しの窓際に置いて様子を見ましょう。

生育期であれば1~2日ほどすれば、また元気が姿に戻るはずですよ。

シンゴニウムの葉焼け▲水やりして半日ほど経過した様子

また、ぐったりとしおれている状態で、かつ土が濡れている場合は根腐れも考えられます。土が乾かないうちに、次から次へと水やりを続けていた場合は要注意です。

根腐れが疑われる場合、しばらくは水やりを控えて風通しのよい涼しい場所に置いて様子をみましょう。

すでに根元がぶよぶよに腐っている場合は復活が難しいです。ただ、まだ硬い茎があれば2~3節ほどカットし挿し木で育て直すこともできます。

こちらもご参考にどうぞ「ポトスの増やし方【初心者でも簡単に増やせる!】」はこちら

25度前後は育ち盛り!水は土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと

葉水後のシンゴニウム

シンゴニウムが一年の中でもっとも元気なのが、気温25度前後の暖かい時期です。

この時期は特に水切れを起こしやすく、サンスベリアやゴムの木などと同じタイミングで水やりしていると、根元からぐにゃっとたおれて水切れの症状が出やすくなります。

とはいえ、水切れにすぐに気づいてたっぷりと水を与えれば特に問題はありません。高温多湿を好むので、葉水もしてやると喜びます。

シンゴニウムがしおれる ケース②葉が茶色く変色し萎縮している

シンゴニウムはポトスやモンステラなどと同じサトイモ科の植物ですね。そして、サトイモ科の観葉植物にはある共通点が。

それが「直射日光で葉焼けを起こしやすい」ということです。

葉焼けを起こしたシンゴニウム

元々がジャングルの下草的存在のため、強光に当たると対応しきれずに葉の組織が破壊され、茶色く焼け焦げたように変色ししおれます。

シンゴニウムの魅力は何といってもその美しい葉です。茶色く焦げると観賞価値を下げてしまうことはもちろん、葉焼けした部位は光合成ができなくなるため、株自体をも弱らせる原因になります。

葉焼けが疑われる場合は出来るだけ早めに置き場所を見直すことで、被害を最小限に抑えることが出来ます。

あわせて読みたい「シンゴニウムが葉焼けしたときの対処法とは?」はこちら

30度を超えるようになったら日陰orレースカーテン越しへ

そして、葉焼けが生じやすいのが夏場の高温期です。特に屋外でシンゴニウムを管理している場合、気温が25度以上になったら葉焼けに気を付けます。

半日陰でも葉焼けを起こすことがあるため、遮光ネットを利用するか、日陰に置くのが無難でしょう。

遮光ネット▲ダイソーの遮光ネット(200円)

とはいえ、屋外だとうっかり西日が当たってしまうこともあります。真夏は室内のレースカーテン越しの窓際に置くのがおすすめです。

暑さによる蒸れで根腐れを起こすこともあるため、できるだけ涼しい場所で管理してやるのがよいでしょう。

シンゴニウムは耐陰性が強いため、一年を通して室内での管理がしやすいです。とはいえ、日光不足が続くと葉と葉の間隔が伸びてひょろひょろとしがち。

かわいい株姿を保つためにも、柔らかい光が当たる場所に置いてやります。

シンゴニウムがしおれる ケース③秋から冬場にかけて弱る

シンゴニウム

秋から冬にかけての時期にシンゴニウムがしおれる場合、まずは、「寒さ(約10度~15度以下)に当たっていなかったか」「水をやり過ぎていなかったか」の2点を確認してみましょう。

シンゴニウムが弱りやすいのが秋口から冬にかけてです。何といっても寒さが苦手なシンゴニウムは、18度以下になると徐々に生長が緩慢になります。

そのため、18度を下回るようになったら徐々に水やりの間隔を空ける必要があるのですね。

屋外が15度以下になっても、暖かい時期と同じように「表土が乾いたタイミングでたっぷりと水やり」を続けていた場合、

下写真のように根腐れを起こして手遅れになることも少なくありません。

根腐れを起こしたシンゴニウム▲根腐れを起こしたシンゴニウム(近畿地方・10月上旬ころ)

難しい冬場の水やりは家庭用水分計を使うのもおすすめ

「とはいっても土の乾き具合がイマイチ分からない」「どうしても冬場に植物を弱らせがち」「できるだけ枯らしたくない!」

このような場合に重宝するのが家庭用水分計です。

サスティー

スティック状のチェッカーを土に挿しておくだけで、土の濡れ具合を測定し、水やりの最適なタイミングを色で教えてくれるアイテムですね。

「これだけは枯らしたくない…!!」というお気に入りの一鉢に使うのもおすすめですよ。

サスティー▲土が濡れているときは青、乾いたら白!

 

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まとめ

元気なシンゴニウム

今回は、シンゴニウムがしおれる時の主な原因と対処法を症状別でご紹介しました。

植物を元気に育てるために欠かせないのが「水」「光」「風」の3つです。室内管理の場合に気を付けたいのは「風」ですね。

特に、窓を閉め切る真夏や真冬は、どうしても室内の風通しが悪くなりがちです。

また、窓を閉め切ったまま長期の旅行で家を空けると懸念されるのが、「根腐れ」や「病害虫」などのリスクです。

特に、窓を閉め切りがちな冬場はサーキュレーターや扇風機を活用することで厄介なトラブルを防ぐこともできますよ。

梅雨時期に活躍するサーキュレーター▲一年を通して大活躍サーキュレーターは一台は持っておきたい

あわせて読みたい「サーキュレーターと扇風機の違い【植物に適しているのは?】」はこちら

シンゴニウムがしおれる時の主な原因と対処法【症状別】

  • 根元から曲がるようにぐったりしている時…
  • 葉が茶色く変色し萎縮している時…
  • 秋から冬にかけての時期に弱る時…寒さ・水のやり過ぎに注意。置き場所、管理方法を見直す。室内であれば朝晩の窓際に注意し、水やりは表土が乾いて2~3日ほどしてから常温の水を与えてしっかりと水気を切ること。

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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