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ポインセチアを挿し木で増やす方法!切って挿すだけ、簡単

ポインセチアの挿し木 観葉植物

クリスマスになると多く出回る真っ赤な花が特徴のポインセチア。

花後、そのままにしていると茎ばかりが伸びてひょろひょろとした見た目になりがちです。

そこで今回は、ポインセチアを剪定したあとの茎を使って「挿し木」でポインセチアを増やす方法をご紹介します。

茎が伸びすぎてひょろひょろになったポインセチアの剪定については、こちらの記事を読んでみてね!

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ポインセチアを挿し木で増やす方法!初心者でも簡単にできる

下写真は、購入から約1年経過しひょろひょろに伸びたポインセチアです。今回はこの株の剪定のついでに、挿し木をおこないましょう。

ひょろひょろのポインセチア

ポインセチアの挿し木 手順①適期は5月~6月頃

ポインセチアは暖かい時期に生長がさかんになります。そのため、挿し木するなら気温が上がり始める春が最適です。

春に挿し木をすることで、冬までの間により長く生育期間を確保して多くの根を張らせることができます。

目安は天気予報。最低気温が15度以上になってきたら挿し木のベストタイミング

天気予報を確認し、最低気温が15度以上になってきたらポインセチアの挿し木に挑戦してみましょう。

しおれ気味のポインセチア

花がしおれてきたタイミングでもok。ただし、気温が低い場合は挿し木を寒さに当てないようにしよう。個人的には5月~6月頃がおすすめ。

あわせて読みたい「ポインセチアの花が終わったらどうする?長く楽しむための方法」

ポインセチアの挿し木 手順②茎を3~4cmほどカット

ポインセチアの切り戻し

伸びきった茎を中心に、長さ約3~4cmほどの茎をカットしましょう。

カットの際、白い樹液が断面から滲み出てくるので、素手で触れないように気を付けます。かぶれる恐れがあるためです。

白い樹液は水でサッと洗い流しておく

ポインセチアの挿し木

切り口から滲み出る白い樹液は水でサッと洗い流しておきます。断面が塞がってしまうと吸水できず発根しにくくなるためです。

ポインセチアの挿し木 手順③花芽のカット、葉数の調整

花芽が付いている場合は花の根元からカットしておきます。花がついたままだとそちらに栄養が取られてしまい、発根しにくくなるためです。

また、葉が多すぎる場合も同じ。頂点の葉を2~3枚程残し、それ以外の葉はカットしてきます。

ポインセチアの挿し木

発根を促すためにも花芽は取っておくのが◎

切り戻したポインセチアの花や葉や茎

  • 花芽が付いたまま➡栄養が花に取られて発根しにくくなる恐れがあるためカットしておく
  • 葉数が多すぎる➡葉が多いと蒸散により水分が排出され乾燥により枯死してしまう恐れがあるため、頂点にある2~3枚程の葉を残してそれ以外は取っておく

ポインセチアの挿し木 手順④土or水に差して発根させる

ポインセチアの挿し木

葉数を調整し、花芽をカットした茎は水または土に差して発根を待ちます。

  • 水差しの場合…水を張った容器に茎の1/3程度が浸かるくらいで挿しておく。水道水でok。水替えは3日に1回程度。十分に発根したら、水はけのよい清潔な土に植え付ける。しっかりと根がはるまでは土が乾きすぎないよう注意。
  • 土に差す場合…水はけのよい清潔で養分を含まない土を用意。市販の「種まき用土」でok。小さめの鉢に土を入れ、あらかじめ湿らせておく。割りばし等で穴を開け、そこに先ほどの茎を優しく挿し込む。まわりを指で軽く押さえて安定させる。

土の場合は受け皿に水を張り、20日程は水を切らさないようにするのが◎

土に差す場合は、発根まで土を乾かさないように気を付けましょう。

あらかじめ受け皿に水を張っておくとよいです。20度程度を保てる風通しのよい場所に置いていれば、20日程で発根します。

葉が落ちたり、1か月ほどしても新芽がでない場合、残念ながら失敗の可能性が高いです。

 

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まとめ

植え替え後のポインセチア暖かくなると新芽が次々と芽吹き青々とした葉を茂らす

ということで、今回はポインセチアを挿し木で増やす方法をくわしくご紹介しました。

クリスマスに出回ることの多いポインセチアは「冬の花=寒さに強い」と思われている方も多いのではないでしょうか?

しかし、実際は暖かな場所を好むメキシコ原産の植物です。また、ポインセチアは花ではなく樹木に分類されます。

その証拠に、長く育てていくと根元が木質化してくるんですね。

切り戻し後のポインセチア剪定後のポインセチア。気温の上昇とともに新芽が芽吹く。

挿し木を成功させるコツは「適期(5月~6月頃)におこなうこと」。これに尽きます。

地域によって時期はことなりますが、天気予報を見て最低気温が15度以上になるくらいがベストタイミングでしょう。

とっても簡単なので、ぜひ、挑戦してみてくださいね!

ポインセチアの挿し木【手順】

  1. 適期は5月~6月頃
  2. 茎を3~4cmほどカット
  3. 花芽のカット、葉数の調整
  4. 水or土にさして発根を待つ

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「ポインセチアを植え替える方法を画像付きで解説します!」

「冬のポインセチア!より長く楽しむための3つのコツとは?」

「ポインセチアを大きくする方法を分かりやすく解説します!」

「ポインセチアを赤くする方法を分かりやすくご紹介します」

「ポインセチアが枯れる主な原因2つ!ポインセチアの意外な事実も」

「ポインセチアの葉が落ちる原因とは?美しい姿を保つコツも」

「ポインセチアの元気がない…原因は?対処法まで解説」

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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