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モンステラの気根が伸びないのはなぜ?たくさん出すための育て方と支柱のコツ

モンステラの気根 トラブル・不調・復活

モンステラを育てていると、「気根がなかなか伸びない」「ほかのモンステラのように気根がたくさん出ない」と気になることがあります。

モンステラの気根が伸びない原因には、株がまだ若い、光が不足している、空気が乾燥している、株自体の成長がゆっくりになっているなどが考えられます。

ただし、気根が少ないからといって、必ずしもモンステラの調子が悪いわけではありません。

私はモンステラを10年ほど育てていますが、株が元気に成長していれば、特別なことをしなくても気根は自然に出てくることが多いです。

一方、たくさんの気根を出して支柱に絡ませ、ワイルドな姿に育てたい場合は、明るさ・適度な湿度・風通しを意識するとよいでしょう。

この記事では、モンステラの気根が伸びない原因と、気根をたくさん出して育てるためのポイントを紹介します。

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モンステラの気根とは?

モンステラの気根

モンステラの茎から伸びてくる、茶色や緑色の根のようなものが「気根」です。

名前のとおり、土の中ではなく地上に出てくる根で、モンステラが周囲の木などにつかまりながら成長するために役立ちます。

野生のモンステラは、地面だけで自立してまっすぐ育つ植物ではありません。

気根を木などに伸ばして体を支えながら、光を求めて上へ成長していきます。

室内で育てているモンステラでも、株が大きくなるにつれて茎の節付近から気根が伸びてくることがあります。

モンステラの気根が伸びない主な原因

モンステラから気根が出てこなくても、すぐに異常だと考える必要はありません。

気根の出方は、株の大きさや成長状態、育てている環境などによって変わります。

株がまだ若い

ホームセンターで買ったモンステラ

購入したばかりの小さなモンステラや、挿し木から育て始めたばかりの株では、気根が目立たないことがあります。

株が成長して茎が太くなり、節が増えてくると、気根も目立つようになることがあります。

そのため、葉が元気に増えているのであれば、気根がないことだけを理由に心配する必要はありません。

まずはモンステラ自体をしっかり成長させることを優先しましょう。

光が足りていない

徒長気味のモンステラ

モンステラの成長が鈍っている場合は、光不足も確認してみましょう。

光が足りない環境では、葉や茎の成長そのものが弱くなり、気根の伸びも目立ちにくくなることがあります。

たとえば、

  • 新しい葉がなかなか出ない
  • 葉が以前より小さくなった
  • 茎が細長く伸びている
  • 葉と葉の間隔が広くなった

といった状態が見られる場合は、光量が不足している可能性があります。

室内では、レースカーテン越しなどの明るい場所を基本に管理するとよいでしょう。

ただし、暗い場所で育てていた株を突然強い直射日光に当てると葉焼けすることがあります。置き場所を変える場合は、徐々に明るい環境へ慣らしてください。

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空気が乾燥している

モンステラは熱帯地域に自生する植物で、気根も空気中に伸びていきます。

室内が極端に乾燥していると、気根が伸びにくかったり、伸びても途中で乾燥したりすることがあります。

たくさんの気根を出して育てたい場合は、株の周囲が乾燥しすぎないように管理するのがポイントです。

ただし、ここで注意したいのが、「湿度を上げる=蒸れた環境にする」ではないということです。

湿度だけでなく風通しも重要

私がモンステラを10年ほど育ててきて感じるのは、気根をしっかり出して育てたいなら、湿度だけでなく風通しも重要だということです。

湿度を保とうとして窓を閉め切ったり、葉が密集した状態で空気が動かなくなったりすると、モンステラにとって快適とは限りません。

特に気温が高い時期は、高湿度で空気がこもると蒸れやすくなります。

そのため、

適度な湿度がある+空気が動いている+十分な明るさがある

という環境を目指すのがおすすめです。

室内の風通しが悪い場合は、窓を開けて換気したり、必要に応じてサーキュレーターなどでやさしく空気を動かしたりする方法もあります。

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生育がゆっくりになる時期

気温が低くなると、モンステラの成長はゆっくりになります。

葉や茎の成長が止まっている時期は、気根もほとんど変化しないことがあります。

この場合は、気根だけを無理に伸ばそうとする必要はありません。

気温が上がり、モンステラ本体が再び活発に成長し始めると、気根にも動きが出てくることがあります。

気根が出ない=モンステラが弱っているとは限らない

モンステラ|剪定|1年後

モンステラを育てていて気根が少ないと、「育て方を間違えているのかな?」と心配になるかもしれません。

しかし、葉が元気で新芽も出ているなら、気根が少ないことだけを問題視する必要はありません。

私が長く育てているモンステラでも、気根は「出させよう」として出しているというより、株が成長しているうちに自然と伸びてくることが多いです。

そのため、気根が出ないからといって霧吹きを何度もしたり、肥料を増やしたりするより、まずはモンステラ本体が元気に育つ環境を整えることを優先しましょう。

一方で、気根をたくさん出して支柱に絡ませた、野生のモンステラのような姿に育てたい場合は少し話が変わります。

その場合は、気根が伸びやすい環境を整えるだけでなく、伸びた気根がつかまれる場所を用意するのもポイントです。

モンステラの気根をたくさん出すには?

モンステラの気根は、無理に出させるものではありません。

株そのものが元気に成長していれば、茎の節から自然と気根が伸びてくることがあります。

ただ、気根をたくさん出してワイルドな姿に育てたい場合は、明るさ・湿度・風通し・つかまれる場所を意識してみましょう。

明るい場所でしっかり育てる

窓際に置いたモンステラ

まず大切なのは、気根だけではなくモンステラ本体を元気に成長させることです。

室内では、レースカーテン越しなど十分な明るさを確保できる場所で育てます。

光が不足して株自体の成長が鈍っている状態で、気根だけをたくさん伸ばそうとしてもうまくいかないことがあります。

新しい葉が定期的に出て、茎もしっかり成長している状態を目指しましょう。

適度な湿度を保つ

気根は空気中に伸びるため、周囲が極端に乾燥しているより、適度な湿度がある環境の方が管理しやすくなります。

特にエアコンを長時間使用する室内では、空気が乾燥しやすいので注意しましょう。

乾燥が気になる場合は葉水をする方法もあります。

ただし、葉水をしたからといって必ず気根が増えるわけではありません。

気根だけを見るのではなく、モンステラ全体が健康に育つ環境を整えることが基本です。

湿度を上げるなら風通しも確保する

湿度と一緒に意識したいのが風通しです。

高温多湿で空気がまったく動かない環境では、葉や株元が蒸れやすくなります。

私自身、10年ほどモンステラを育てていますが、気根を含めて元気に育てるなら、適度な湿度がありながら風も通る環境が重要だと感じています。

窓を開けて換気したり、室内の空気がこもりやすい場合はサーキュレーターなどを利用したりして、空気をやさしく動かしてあげましょう。

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気根をワイルドに育てたいなら支柱を使う

支柱仕立てのモンステラ

モンステラは、本来ほかの木などにつかまりながら上へ成長していく植物です。

室内でも、伸びた気根がつかまれる支柱を用意すると、モンステラらしい立体的な姿に仕立てやすくなります。

一般的な支柱に茎を固定する方法もありますが、気根を活かして育てたい場合は、気根が絡んだり入り込んだりできる素材を使った支柱も選択肢になります。

水苔ポールなら気根を活かして育てやすい

気根をたくさん絡ませたモンステラを目指すなら、水苔を詰めたポールを支柱として使う方法があります。

水苔ポールは、筒状のネットなどに水苔を詰めた支柱で、適度に湿らせながら使用します。

気根がポールへ伸びると、水苔に入り込んだり、ポールに沿ったりしながら成長することがあります。

私自身はまだ水苔ポールを使った栽培は試していません。

ただ、水苔を詰めたポールに気根を絡ませて、葉も大きくワイルドに育っているモンステラは何度も見たことがあります。

モンステラ本来の「何かにつかまりながら上へ伸びる」という性質を活かした仕立て方として、気根を目立たせたい場合には試してみる価値がある方法です。

ただし、水苔を常にびしょびしょにしておけばよいわけではありません。

室内環境によって乾き方も異なるため、蒸れにも注意しながら管理しましょう。

伸びた気根はどうすればいい?

根立ちモンステラ

モンステラの気根が長く伸びてきても、基本的にはそのままにしておいて問題ありません。

見た目や育て方に合わせて、

  • そのまま伸ばす
  • 支柱に沿わせる
  • 土の方向へ誘導する
  • 水苔ポールなどに誘導する

といった方法があります。

私の場合も、気根は基本的に自然に任せて育てています。

気根を残しておくと、モンステラ特有の野性味のある姿を楽しめるのも魅力です。

気根を土に入れてもいい?

鉢の近くまで伸びた気根は、無理のない範囲で鉢土へ誘導することもできます。

土に到達した気根は、そのまま土の中で根として伸びることがあります。

ただし、硬くなった気根を無理に曲げると折れる可能性があります。

向きを変える場合は、まだ柔らかい気根を少しずつ誘導しましょう。

モンステラの気根は切っても大丈夫?

気根が長く伸びて邪魔になる場合は、切って整理することもできます。

ただ、気根はモンステラにとって本来必要な役割を持つ根です。

特に気根を支柱に絡ませて大きく育てたい場合は、むやみに切らず、そのまま活かす方がモンステラらしい姿に仕立てやすいでしょう。

切る場合は清潔なハサミを使用し、必要な部分だけを整理します。

気根を水に入れてもいい?

気根から発根したモンステラの挿し木

長く伸びた気根を水の入った容器へ入れると、水中で根が伸びることがあります。

ただし、気根を水に入れなければモンステラが育たないわけではありません。

鉢植えで元気に育っているのであれば、無理に気根を水へ入れる必要はないでしょう。

気根を活かして株を上方向へ仕立てたい場合は、水へ入れるより支柱や土へ誘導する方法もあります。

モンステラの気根についてよくある質問

気根が一本も出ないけど大丈夫?

葉や茎が元気に成長しているのであれば、気根が出ていないことだけで異常とは判断できません。

特に若い株では、まだ気根が目立たないこともあります。

気根を出すことより、まず株自体を健康に育てることを優先しましょう。

霧吹きをすれば気根は増える?

葉水などによって周囲の乾燥を和らげることはできますが、霧吹きをすれば必ず気根が増えるわけではありません。

気根のためだけに頻繁に濡らすのではなく、明るさ・湿度・風通しなど栽培環境全体を整えることが大切です。

気根が茶色いのは枯れている?

モンステラの気根は、成長するにつれて茶色く硬くなることがあります。

茶色いというだけで枯れているとは限りません。

一方、柔らかく腐っている、異臭がするなど明らかな異常がある場合は、過湿や蒸れなど栽培環境も確認してみましょう。

気根を増やすために肥料をたくさん与えてもいい?

気根を増やす目的で肥料を多く与えるのはおすすめできません。

肥料の与えすぎは根を傷めたり、株の調子を崩したりする原因になります。

肥料はモンステラの生育状況に合わせ、使用する商品の説明に従って適量を与えましょう。

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まとめ|気根が伸びなくても焦らなくて大丈夫

モンステラの気根が伸びない場合は、株がまだ若い、光が足りない、空気が乾燥している、株自体の成長がゆっくりになっているなどの原因が考えられます。

ただし、気根が少ないからといってモンステラが弱っているとは限りません。

私は10年ほどモンステラを育てていますが、株が元気に成長していれば、特別なことをしなくても気根は自然と出てくることが多いです。

そのため、普通に育てるのであれば、気根を無理に増やそうとする必要はありません。

一方、気根をたくさん出してワイルドなモンステラに育てたいなら、明るさ・適度な湿度・風通しを意識し、気根がつかまれる支柱を用意するのがおすすめです。

水苔ポールなどを利用して、モンステラ本来の「何かにつかまって上へ伸びる」という性質を活かした仕立て方に挑戦してみるのもよいでしょう。

トラブル・不調・復活
この記事を書いた人

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
・観葉植物栽培のコツを研究&発信

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