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グリーンネックレスは室内だと枯れる?長持ちさせる3つのコツ

室内に置いたグリーンネックレス その他

グリーンネックレスを室内で長持ちさせるコツ3つ【要約】

  • 基本は屋外で管理し、日光と風通しを確保
  • 梅雨・真夏・真冬のみ室内に移動して株を保護
  • 室内では日当たりの良い窓辺で、ハンギング管理がおすすめ

グリーンネックレスは光を多く必要とするため、室内に置いたままだと少しずつ弱っていくことの多い植物です。

とはいえ、せっかくの可愛い姿を室内でも楽しみたいものですよね。

そこで今回は、グリーンネックレスを室内で楽しむためのコツを3つご紹介します。

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
・観葉植物栽培のコツを研究&発信

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グリーンネックレスは室内だと枯れる?長持ちさせる3つのコツ

室内に置きっぱなしのグリーンネックレス

室内に置きっぱなしだとどうしても姿が乱れがち…

屋外管理が基本となるグリーンネックレスではありますが、コツさえつかめば室内でも長く育てることが可能です。

今回は、グリーンネックレスを室内でも楽しむコツをご紹介します。

グリーンネックレスを室内でも楽しむコツ①あくまで基本は屋外管理

グリーンネックレスを長く楽しむなら、十分な光と風通しが不可欠です。

室内に置きっぱなしでは葉の色つやが悪くなるだけでなく、生育にも影響を及ぼします。

室内で楽しむのは時期限定(夏・冬)にして、基本は屋外で育てるのがグリーンネックレスの姿を可愛く保つコツです。

室内なら南~東向きの窓際に置くのが最低条件!

グリーンネックレスを室内でも楽しむコツ②梅雨時期や真夏、真冬のみ室内

室内に飾ったグリーンネックレス

基本は屋外の日当たりと風通しを好むグリーンネックレスですが、気を付けるべき時期もあります。それが、梅雨時期と真夏、真冬です。

特に、グリーンネックレスは多湿を嫌います。梅雨時期は高温多湿によって株が弱りやすいです。

また、30度以上の真夏は日光により葉焼けを起こす可能性も高まります。

このような時期は、半日陰に移動させたり遮光ネットを利用したり、また、一時的に室内に取り込むことで株が弱るのを防ぎます。

あわせて読みたい「グリーンネックレス 冬のお手入れ方法【たった2つのコツ】」

グリーンネックレスを室内でも楽しむコツ③ハンギングで風通し良く管理

室内に移動させたグリーンネックレスはできるだけ日当たりよく風通しのよい場所で管理を続けましょう。

おすすめはハンギングです。グリーンネックレスの垂れ下がる鈴なりの葉が楽しめるのもハンギングがおすすめな理由です。

ハンギングして室内に飾ったグリーンネックレス

また、ハンギングにすることで通気性を確保し根腐れを防ぐこともできます。

ただ、ずっと室内に置き続けるのではなく、あくまで一時的な移動が望ましいです。もちろん、室内に置いたからといってすぐに弱って枯れるというわけではありません。

しかし、室内だとどうしても日光や風が不足するため徐々に株が弱々しくなりやすいです。「ときどき室内に飾って楽しむ」というスタンスが最適でしょう。

グリーンネックレスに適した鉢の選び方は?
ポット苗で購入したグリーンネックレス。そろそろ可愛い鉢植えに植え替えたいけどグリーンネックレスに適した鉢ってどんな鉢かな?このような方のため、グリーンネックレスの性質に適したおすすめの鉢をご紹介します!

 

グリーンネックレスの室内管理に関するよくある質問

斑入りグリーンネックレス

Q1. グリーンネックレスはどれくらいの頻度で水やりすればいいの?

A. 室内管理では、土がしっかり乾いてからの水やりが基本です。目安としては春~秋は5〜7日に1回、冬は10〜14日に1回程度

ただし、環境によって土が乾くまでの速度は大きく異なるため、水やりの際は土の乾き具合を十分に確認してください。

日当たりがイマイチな場所、窓を閉め切りがちで風通しの悪い場所は、土が乾くのが極端に遅い。

Q2. 室内でLEDライトの下でも育てられる?

育成ライトを当てた多肉植物

A. はい、育成用LEDライトを使用すれば室内でも元気に育てることができます。

植物育成用(フルスペクトル)の光を1日8時間以上当てるようにし、なるべく自然光に近い環境を再現しましょう。

そうは言っても、筆者の経験上、生育に必要なのが光だけじゃない。特にグリーンネックレスの場合は、風通しの良さも必須!

Q3. グリーンネックレスが黄色くなってきました。何が原因ですか?

A. 葉が黄色くなる主な原因は水のやりすぎ・日照不足・根腐れ・肥料のやりすぎ・害虫です。

室内の場合、風通しや日当たりの不足で蒸れやすくなるため、まずは水やりの頻度を見直し、鉢底の水はけもチェックしましょう。

グリーンネックレスの元気がない!原因と対処法を症状別で解説

Q4. 室内に虫が湧きませんか?対策方法は?

A. 湿気や腐葉土の使用によってコバエなどが発生することがあります。

赤玉土や観葉植物用の清潔な土を使い、受け皿の水はこまめに捨てることが予防策です。

粒がベタベタしたり、蜘蛛の巣のようなものが這うようなら要注意。虫が耐えられないなら、フェイクグリーン(人工観葉)という選択肢もある。

Q5. グリーンネックレスに肥料は必要ですか?

A. 基本的に生長期(春〜秋)に緩効性の固形肥料を1〜2か月に1回与えるだけでOKです。

室内管理では生長も緩やかになるため、肥料のやりすぎは禁物。冬は肥料は不要です。

土の混ぜておくだけでゆっくり長く効く「マグァンプk」がおすすめ。一年ほど肥料効果が持続するので楽ちん。

Q6. グリーンネックレスを吊るせない部屋ではどう飾ればいい?

A. 吊るせない場合は、高さのある鉢スタンドや棚の端に置いて垂らすのがおすすめです。

また、鉢の下に通気性のある台(すのこなど)を敷くと通気が確保でき、蒸れ防止にもなります。

Q7. グリーンネックレスをカットしてもいいの?切り方のコツは?

グリーンネックレスの挿し芽

A. はい、伸びすぎた茎は清潔なハサミでカットしてOKです。

切った部分からは新芽が出てきます。切った茎は水差しや挿し木で増やすことも可能なので、無駄になりません。

切る際は葉の少し上でカットするのがポイントです。

グリーンネックレスを水差しで増やす方法!失敗を防ぐコツは適期におこなうこと

Q8. エアコンの風が当たる場所に置いても大丈夫?

A. 直接エアコンの風が当たると乾燥しすぎて葉がしぼむ・茶色くなる原因になります。

なるべく風が直接当たらない場所、かつ日が差し込む明るい窓辺に置きましょう。

どうしても風が避けられない場合は、風向きを変えるかガードを設置してください。

サーキュレーターで風向きを変えてみるのも対策のひとつ。

Q9. グリーンネックレスの鉢のサイズはどれくらいがいい?

A. 根が浅く広がるタイプのため、深すぎない鉢(直径10〜15cm程度)が適しています。

鉢底にしっかり排水穴があるものを選び、プラスチックよりも通気性の良い素焼き鉢が理想です。

プラ鉢は蒸れやすいので、底穴が開いていることが最低条件。小さな穴1つだけよりは、メッシュ状になっているような鉢底がおすすめ。

グリーンネックレスに適した鉢の選び方は?

Q10. 室内で葉が落ちるのはなぜ?対処法は?

A. 室内での急激な環境変化(移動や温度変化)・水のやりすぎ・日照不足などが原因で葉がポロポロ落ちることがあります。

対策としては、急な環境の変化を避ける・水やりを控える・明るい場所に移すことが効果的です。

切り戻したり植え替えたりするなら、回復力の高い春先が一番失敗しにくい。梅雨~真夏、冬場は失敗しやすいから避けて。

瀕死状態で死にかけのグリーンネックレスを復活させた方法

 

まとめ

  • 基本は屋外で管理し、日光と風通しを確保
  • 梅雨・真夏・真冬のみ室内に移動して株を保護
  • 室内では日当たりの良い窓辺で、ハンギング管理がおすすめ

今回は、グリーンネックレスを室内で楽しむためのコツを3つご紹介しました。

グリーンネックレスの可愛い姿を保つためには屋外の日光と風が欠かせません。とはいえ、ずっと外に置きっぱなしなのは寂しいですね。

そんなときは、時期を見て室内に取り込みつつ株が弱るのを防いでやりましょう。

ちなみに、グリーンネックレスは寒さには強く、マイナス3度くらいまでは耐えられることが多いです。

様子を見ながら室内でもグリーンネックレスを楽しんでみてくださいね。

グリーンネックレスを室内で楽しむコツ3つ

1.あくまで基本は屋外管理
2.梅雨時期や真夏、真冬のみ室内
3.ハンギングで風通し良く管理

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その他
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・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
・観葉植物栽培のコツを研究&発信

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