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フィットニアの元気がない理由と対処法とは?

フィットニア 観葉植物

エキゾチックな網目模様が魅力的なフィットニア(アミメグサ)。小鉢からこんもり溢れたようにすると可愛らしいフィットニアは、寒さが苦手な熱帯性の植物です。

今回は、そんなフィットニアの元気がない理由と元気がないときの対処法をご紹介します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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フィットニアの元気がない理由と対処法とは?

多くの観葉植物の中でも特に寒さを苦手とするフィットニア。美しい姿を保つためには湿度も必要になります。

今回は、フィットニアの元気がないときの症状別でそれぞれの原因と対処法をみていきましょう。

フィットニアの元気がない ケース①しおれる、葉が丸まる

フィットニアは高温多湿を好みます。原産地が南米やコロンビアなどの熱帯地方のため、暖かく湿った風通しのよい場所を好むのですね。

そのため、窓を閉め切る秋から冬場はどうしても空気中の水分量が少なくなり、乾燥しがちです。空中の湿度が低下し乾燥すると、とたんに葉がしおれてきます。

葉がしおれ気味のフィットニア

フィットニアの好む湿度は70%以上。とはいえ、室内でこれだけの高湿状態を保つのは現実的ではありません。そこで必要となるのがこまめな葉水です。

気付いたときに株全体に霧吹きで水分を吹きかけてやりましょう。加湿器を活用するのもおすすめですが、あくまでメインのお手入れは葉水にします。

フィットニアの水やり【目安】
  • 春から秋(20度~25度くらい)…もっとも生育が盛んになる時期。水切れに注意し、表土が乾いたらたっぷりと水を与える
  • 真夏(30度以上)…蒸れに気を付けつつ、できるだけ涼しい時間帯に水やり
  • 冬(15度以下)…表土が乾いて1~2日ほどしてから暖かい時間帯に常温の水を与える

※水やり後は風通しのよい場所に置き、受け皿に溜まった汚れた水はこまめに捨てる。

さらにくわしく「フィットニアがしおれる原因は?対処法を徹底解説します」はこちら

フィットニアの元気がない ケース②葉が落ちる

フィットニア

フィットニアの葉が落ちる主な原因が「寒さ」「過度の乾燥」「根腐れ」「新陳代謝によるもの」などです。

寒さに弱いフィットニアは、15度以下になると生長が徐々に緩慢になり、10~8度以下になると少しずつ葉を落として弱っていきます。

ただ、枝先の葉が元気なのに株元の葉だけが落ちてスカスカになるという場合は、新陳代謝によるものの場合がほとんどです。

さらにくわしく「フィットニアの葉が落ちる原因と葉が落ちる時の対処法とは?」はこちら

フィットニアの元気がない ケース③色が薄い

フィットニア

フィットニアの色が薄いと感じる場合に考えられるのが「寒さ」「葉焼け」「根詰まり」「病害虫」などです。

特に、葉の一部が薄くなったり、茶色く焼け焦げたように変色している場合、直射日光により「葉焼け」を起こしている可能性があります。

フィットニアはレースカーテン越しの光や半日陰を好む植物です。屋外の直射日光や西日に当てると、葉の組織が破壊され光合成ができなくなってしまいます。

葉焼けは観賞価値を下げるだけでなく、株自体をも枯らしかねないため、葉の色に異変があったらまずは強光に当たっていなかったかを確認してみましょう。

また、フィットニアを購入してから一度も植え替えていなかったり、2年以上鉢替えしていない場合、鉢内が根でいっぱいになる「根詰まり」を起こしている恐れもあります。

鉢底から根がはみ出ている場合、暖かい時期にひとまわり大きめの鉢へ植え替えましょう。根詰まりした状態で肥料を与えるのは避けます。根を傷めて根腐れを招くことがあるからですね。

ポットから取り出したフィットニア

さらにくわしく「フィットニアを冬越しさせるための3つのコツとは?」はこちら

フィットニアの元気がない ケース④ひょろひょろ、間延びしている

フィットニアの葉と葉の間隔が伸びてひょろひょろと弱々しい姿になっている場合、光線不足による徒長を起こしている可能性が高いです。

強光が苦手とはいえ、あまりにも日光が足りないと徒長を起こして株自体が弱くなってしまいます。

フィットニアの場合、室内であればレースカーテン越しの光が適しています。屋外であれば半日陰や明るい日陰です。

徒長すると、見た目が残念になるだけでなく、株自体もストレスに弱くなるため、ちょっとした環境の変化で大きなダメージを受けやすくなってしまいます。

フィットニア

フィットニアは特に寒さに弱いため、冬越しに備えるためにも春から秋の暖かい時期は、できるだけ風通しよく明るい場所(直射日光は×)に置くことで、株を丈夫に保ち冬越しに備えることができます。

さらにくわしく「フィットニアが枯れる原因は?お手入れのポイント3つ」はこちら

 

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まとめ

赤いフィットニア

今回は、フィットニアの元気がないときの主な原因と対処法をよくある症状別でご紹介しました。

フィットニアの元気がないと感じる場合、一番に確認したいのが「寒さに当たっていないか」ということです。フィットニアの場合、15度以下になると生育が緩慢になります。

また、空中湿度が足りないととたんに葉がしおれてくるのもフィットニアの特徴です。理想的な湿度は70%以上です。

さすがに一般家庭でこれだけ高湿状態を保つのは難しいので、「エアコンの風に当てない」「ときどき葉水をして葉を潤す」「土の表面が乾いたら水を与える」の3点に気を付けて管理してみてください。

葉水

フィットニアの元気がない時の理由とその対処法【よくある症状別】

  • 葉がしおれる、丸まる⇒空中湿度が足りないと葉がしおれがち。葉水や加湿器などを駆使して空中湿度を保つ。
  • 葉が落ちる⇒15度以下になると生長がほぼ止まる。10度以下に寒さに当たってないか、直射日光に当たっていなかったか、小さな虫がついていないか等を確認。
  • 色が薄くなる⇒寒さや日照不足、根詰まりなどが主な原因。管理環境の見直しが必要。
  • ひょろひょろしている⇒光線不足が主な原因。置き場所を見直す。

フィットニアのその他topics

「フィットニアの葉が丸まるのはなぜ?原因と対処法も」はこちら

「アミメグサ(フィットニア)の育て方は?置き場所、水やり、肥料など」はこちら

「ダイソーのフィットニアを大きく育てる!【生育レポート】」はこちら

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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