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ペペロミアの葉が割れるのはなぜ?原因と対処方法を解説します

ペペロミア・セルペンス 観葉植物

ぷっくりとした肉厚の葉が可愛いペペロミア。種類が豊富で選ぶのが楽しいインテリアグリーンですね。

そんなペペロミアの葉が割れたり、欠けたり、縁が黒く枯れたりする症状にお困りではありませんか?

今回は、ペペロミアの葉が割れる主な原因とその対処方法をくわしくご紹介します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ペペロミアの葉が割れるのはなぜ?原因と対処方法を解説します

キフペペロミア

ペペロミアの葉が割れたように傷む原因①風通しの悪さによる蒸れ

ペペロミアの葉が割れたように欠けたり、葉の端が傷んで黒っぽく枯れたりする場合、風通しの悪いさによって蒸れ、葉が傷んでいる可能性があります。

ペペロミアは観葉植物として知られていますが、どちらかというと多肉植物にも近い存在です。ペペロミアの葉はぷっくりとして肉厚ですね。

そのため、多肉植物と同じように葉や茎に多くの水分を蓄えています。特に気を付けたいのが梅雨時期や真夏の蒸れです。

窓を閉め切る真冬や真夏はできるだけ風通しよく管理

冷暖房の使用により、真夏や真冬は窓を閉め切ることが増えますね。

そうすると、どうしても室内の風通しが悪くなります。

とはいえ、頻繁に窓を開け閉めするのは難しいでしょう。 そんな時に活躍するのが扇風機やサーキュレーターです。

特に、水やり後は湿気が溜まりやすく蒸れを起こしやすいため、できるだけ風通しよく管理します。

サーキュレーター

 あわせて読みたい「サーキュレーターと扇風機の違い【植物に適しているのは?】」はこちら

ペペロミアの葉が割れたように傷む原因②水の与えすぎによる腐敗

水やり後のペペロミアリップル

冒頭でもお伝えした通り、ペペロミアは全体が多肉質です。そのため、観葉植物というよりは多肉植物に近い存在なのですね。

水をやり過ぎていると、葉や茎がぶよぶよと傷んで黒っぽく腐りやすいという傾向があります。

ペペロミアの水やりは土がしっかりと乾いてからが基本

多くの観葉植物の場合、春から秋にかけての暖かい時期は生長が盛んになります。

もちろん、ペペロミアも暖かい時期によく育ちます。

ただ、他の観葉植物と同じタイミングで水やりしていると、ペペロミアの場合は根腐れを起こしやすい傾向です。

もし、水やりのタイミングが分からなければ、下写真のように分かりやすくぐったりとしてからでもok。

水切れによりぐったりとしたペペロミア▲水切れによりぐったりと下を向いたペペロミア

ペペロミアの場合、水をやり忘れるより、水を与え過ぎることの方がリスクが高いといえます。 水やり後のペペロミア▲水やりして数日後のペペロミア

ペペロミアの水やり方法【目安】
20度~25度くらいの春~秋 土がしっかりと乾いたらたっぷりと水を与える。受け皿に溜まった水はこまめに捨て根腐れを防ぐ。風通し良く管理。
梅雨時期や、30度以上の真夏 土がしっかりと乾いたのを確認し、できるだけ涼しい時間帯に鉢底から水が少し染み出るくらいに水を与える。水やり後は直射日光を避け、できるだけ風通しのよい場所に置くこと。
15度以下の秋~冬 土がしっかりと乾いてさらに3~4日ほどしてから常温の水を与える。できるだけ暖かい時間帯に水やりし、その後はしっかりと水気を切って風通しのよい明るい場所へ。

さらにくわしく「ペペロミア 冬に気を付けるべきお手入れポイント3つ」はこちら

ペペロミアの葉が割れたように傷む原因③直射日光による葉焼け

傷んで落ちたペペロミアの葉▲春先、室内に置いていたペペロミアをいきなり屋外の日向にだすと高確率で葉焼けする

ペペロミアは「明るい日陰」や「半日陰」「レースカーテン越しの光」など柔らかな日光を好みます。

熱帯アメリアが原産のペペロミアは、一年を通して暖かく明るい風通しのよい場所を好みます。 これだけ聞くと、

「じゃあ、できるだけたくさんの日光を浴びせた方が、ペペロミアは元気よく育つんだね!」

と思いがちです。

しかし、自生地でのペペロミアは熱帯雨林に囲まれた木漏れ日のような場所で育ちます。つまり、下草的存在のペペロミアは直射日光は苦手なのですね。

特に気温が高い時期は直射日光で葉焼けを起こしやすいです。

すでに葉焼けによって傷んだ葉は元に戻せる?

残念ながら、すでに葉焼けによって茶色く傷んだ葉は元に戻せません。

さらに、葉焼けを起こした部分は光合成もできません。

そのため、葉焼けするような環境にペペロミアを置き続けていると、観賞価値が下がるだけでなく、株自体をも枯らしかねないのです。

葉焼けに気付いたら直射日光の当たらない場所へ移動するか、遮光ネットを使います。 遮光ネットを設置▲遮光ネットはダイソーにも売っています【筆者が購入したものは200円でした】

さらにくわしく「ペペロミアが枯れる原因とは?元気がない理由を解説します」はこちら  

 

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まとめ

素焼き鉢のペペロミア▲風通しのよい屋外に置くと徒長しにくくこんもり育つ(ただし夏場は葉焼けと蒸れに注意)

今回は、ペペロミアの葉が割れる主な原因と対処法をご紹介しました。

ぷっくりとした肉厚の葉に多くの水分を蓄えているペペロミア。

管理のコツは、「観葉植物と多肉植物の中間くらいの間隔で水やりすること」です。

今回の記事を参考に、ぜひ、可愛いペペロミアを長く楽しんでください。

※下表はあくまで目安です。ご参考までにご活用くださいね。

  温度【目安】 湿度【目安】
人が快適と感じる環境 17度~27度くらい 40%~60%くらい
ペペロミアに適した環境 20度~25度くらい、耐えられるのは10度程度まで。 70%~(風通しがよいのが条件)

温度計▲温度計を置いてときどきチェックする習慣を!

さらにくわしく「ペペロミア 葉が落ちる原因とは?対処法も解説」はこちら

ペペロミアの葉が割れる主な原因、その対処法

風通しの悪さによる蒸れ できるだけ風通しのよい場所に置く。屋外なら日陰~半日陰、室内ならレースカーテンの窓際。窓を閉め切る時期はサーキュレーターを活用するのがよい。株が混みあってきたら剪定して風通しよく仕立てることも検討。
水のやり過ぎによる腐敗 水やりの基本は土がしっかりと乾ききってから。ペペロミアは肉厚の葉に水分を蓄えているため、水の与え忘れよりも与え過ぎに要注意。冬はさらに間隔を空けて乾燥気味にする。
直射日光によるダメージ もともとが熱帯雨林の下草的存在のペペロミアは直射日光が苦手。室内なら窓際。場合によってはレースカーテンを。屋外なら半日陰。真夏は日陰。

ペペロミアのその他topics

「ペペロミアの色が薄い時の主な原因と対処法を解説します!」はこちら

「ダイソーのペペロミアをこんもり育てる方法【生育レポート】」はこちら

「ペペロミアの増やし方 初心者でも簡単にできる挿し木での増やし方」はこちら

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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